『Echoes of Mystralia(ミストラリアの反響)』Steam早期アクセス開始|記憶100種超で魔法を自作するローグライトARPG
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「記憶」を組み合わせて呪文そのものを自分の手で設計するスペルクラフトARPG
出典:Steamストア「Echoes of Mystralia」公式ページ、Borealys Games公式サイト、Borealys Games公式プレスリリースにもとづきます。本記事の情報は2026年8月13日時点のものです。
ローグライト系のアクションRPGでは、あらかじめ用意されたスキルツリーから選ぶだけ、既存の呪文を強化するだけという設計が主流です。プレイヤーが自由に手を加えられる余地は、スキルの取得順やビルドの組み合わせ程度にとどまることが少なくありません。
『Echoes of Mystralia(ミストラリアの反響)』は、この前提を覆すタイトルです。探索で集めた「記憶」を炎・氷・雷といった魔法エレメントに組み合わせ、呪文そのものの中身を自分の手で設計します。2026年8月11日にSteam早期アクセスを開始し、価格は2,600円。開発は、2017年発売の『ミストラリアの魔術師』を手がけたカナダ・モントリオールのBorealys Gamesです。
この記事では、Steam公式ストアページと開発元Borealys Gamesの公式発表にもとづき、スペルクラフトの具体的な仕組み、前作との関係、早期アクセス版でどこまで遊べるか、そして今買うべきか正式版まで待つべきかの判断材料まで整理します。
目次
要点まず何が起きたか
スペルクラフト「記憶」を組み合わせて魔法を自作する仕組み
『Echoes of Mystralia』のローグライト部分を支えているのが、「記憶」を使った呪文作成システムです。Steam公式の早期アクセスQ&Aによると、早期アクセス開始時点で用意されているのは、7つの魔法エレメント、16種類の初期呪文、そして呪文をカスタマイズする100種類以上の記憶です。
開発元Borealys Gamesの公式発表では、呪文作成キャンバス上でパーツをどう配置するかによって出力が変わる設計だと説明されており、組み合わせは事実上無限に近いとされています。実際の呪文作成画面では、六角形のキャンバスの上に炎・氷・風といった要素のノードを線でつなぎ、そこに記憶を差し込んでいく形式になっており、ダメージ・持続時間・追加効果が数値としてリアルタイムに反映されます。

記憶の中には、ダメージや効果量を変えるだけでなく、呪文の挙動そのものを変化させるモディファイアも存在します。公式スクリーンショットで確認できる「LOOSE CANNON」は、呪文の着弾点をランダム化する代わりに威力を下げる効果を持っており、状況に応じてリスクとリターンを選ぶ設計になっています。
前作続編ではなく、同じ世界を舞台にした新しい物語
『Echoes of Mystralia』は、2017年にPC・Xbox One・PS4で発売された『Mages of Mystralia(ミストラリアの魔術師)』と同じ世界を舞台にした作品です。開発元のBorealys Gamesは、本作を前作の続編(sequel)ではなく、記念すべきデビュー作の魔法クラフトシステムを進化させた作品と位置づけています。
主人公も前作から変わりました。前作の主人公はジアという少女でしたが、本作で操作するのは記憶のサイクルの守護者(原語ではWatcher)「マザリム」です。忘却によってミストラリア全土が覆われていくなか、住民と出会い、過去の影に立ち向かいながら、世界の記憶を取り戻す旅に出ます。
開発元のBorealys Gamesは、モントリオールを拠点に2014年に設立された独立系スタジオです。デビュー作『ミストラリアの魔術師』は2017年のSXSWとPAX SouthでBest in Show賞を獲得したほか、BIC Awardsでも音響・ゲームデザイン部門のノミネートとグランプリ候補に選ばれるなど、高く評価されました。現在は25名以上のチームに成長し、カナダメディア基金や民間投資家の支援を受けながら、本作を2作目の作品として送り出しています。
探索3つの地域とアジマス神殿
早期アクセス版で探索できる地域は3つです。冒険の起点となるのは「アジマス神殿(Azimuth Temple)」で、Steam公式の説明と開発元の公式発表によると、ここは各地への旅の合間を過ごす拠点にあたります。新しい技を解放したり、戦闘スタイルを調整したりできるほか、千年の齢を重ねた女神の知恵を求めることもできるとされています。神殿の外に広がる世界には、乗り越えるべき原始の守護者(Guardians)や、まだ見ぬ記憶、そして苦難を乗り越えてきた住民たちが待っています。


神殿からは、恒久的な成長システム「ロータス」にもフルアクセスできます。周回を重ねるたびに蓄積した強化を次の冒険に持ち越せる仕組みで、祭壇のアップグレードは50種類以上、冒険を助けるレリックは40種類以上が用意されています。ゲーム進行中にアンロックできるSteam実績は25種類です。
現状早期アクセス版で何がどこまで遊べるか
Steam公式ページの早期アクセスQ&Aで、開発元は早期アクセスを選んだ理由について「開発の最終段階はコミュニティと共に形作っていくのが最善」と説明しています。早期アクセス開始時点で、中核となるゲーム体験とメインストーリーはすでに完全にプレイ可能とされており、この期間を通じて新コンテンツの追加や既存システムの改善、エンドゲーム体験の完成、物語最終章の実装を進めていく計画です。
開発元は早期アクセス期間について、「目標は、早期アクセス期間を比較的短くし、コミュニティを重視した形で進め、正式リリースに先立ってゲームを完成させ、磨き上げること」とし、正式版は1年以内のリリースを目指すと説明しています。ただしこれはあくまで開発元の目標であり、確定した発売日ではない点には注意が必要です。
バージョン1.0では、新しい呪文やパズル、レリック、ボス戦の追加に加えて、新たなストーリーラインや会話選択肢、物語の最終章、そしてまったく新しい地域が実装される予定です。プレイ体験を充実させる利便性向上機能や外観のカスタマイズオプションも計画されています。
2026年8月13日時点のSteamレビューは227件で、好評率は73%の「やや好評」です。早期アクセス開始からまだ2日というタイミングを踏まえると、今後の推移を注視する必要がある段階です。
スペック最低GTX 1060・推奨RTX 2060の動作環境
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64-bit | Windows 10 64-bit |
| CPU | クアッドコア 2.4GHz | クアッドコア 2.4GHz |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| GPU | GeForce GTX 1060 / Radeon RX 580 | GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT |
| ストレージ | 10GB | 10GB |
| 備考 | Low相当のグラフィック設定が前提 | 1080p解像度・SSD推奨 |
※Steam公式ストアページの動作環境(2026年8月13日確認)にもとづきます。
最低・推奨ともにCPUはクアッドコア2.4GHz、必要ストレージは10GBで共通です。分かれるのはメモリとGPUで、最低環境はGeForce GTX 1060/Radeon RX 580という中堅クラス、推奨環境はGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XTという水準になっています。インディー規模のローグライトARPGとしては標準的な要求水準で、極端に重いタイトルではありません。
価格早期アクセス中がいちばん安い理由
『Echoes of Mystralia』のSteam価格は2,600円です。2026年8月13日時点でローンチセールなどの値引きは行われておらず、通常価格のまま販売されています。
Steam公式の早期アクセスQ&Aでは、正式版(バージョン1.0)でコンテンツの拡充を反映して価格が変更される予定だと明言されています。開発元は「早期アクセス期間中の今、ゲームを購入することは、最低価格でミストラリアの冒険に飛び込む絶好の機会である」としており、今の2,600円が早期アクセス期間を通じていちばん安いタイミングになる見込みです。
判断今買うべき人・様子見でよい人
- 記憶を組み合わせて呪文そのものを設計する、深いスペルクラフトに興味がある人
- 開発中のタイトルをフィードバックしながら追いかけたい人
- 早期アクセス中の最安値のうちに始めたい人
- 前作『ミストラリアの魔術師』のファンで、進化した魔法クラフトを確かめたい人
- 物語の最終章まで含めて、完成した状態で通しプレイしたい人
- 呪文やパズル、ボス戦のボリュームが増えるバージョン1.0を待ちたい人
- フル音声での日本語プレイを重視する人(現状は字幕・UIのみ日本語対応)
- 早期アクセス特有のバランス調整や仕様変更を受け入れたくない人
スペルクラフトの土台とメインストーリーは、すでに早期アクセス時点で遊べる状態にあります。一方で、新しい地域や物語の最終章、細部の調整はこれからのアップデートに委ねられている段階です。開発元が目標に掲げる「1年以内」の正式版に向けて、記憶と呪文がどこまで広がっていくのかを追いかける価値があるタイトルです。
呪文ではなく童話キャラクターの得意武器で殴るタイプのローグライトアクションが気になる場合は、『Swords & Slippers』の解説記事もあわせて参考にしてください。
FAQよくある質問
総括まとめ|骨格は完成、あとは記憶と呪文を積み増す段階
『Echoes of Mystralia』は、探索で見つけた「記憶」を組み合わせて呪文そのものを設計するスペルクラフトを軸にした、ローグライトアクションRPGです。2017年の前作『ミストラリアの魔術師』で評価された魔法クラフトを大きく作り込み直し、続編ではなく同じ世界を舞台にした新しい物語として、2026年8月11日にSteam早期アクセスを開始しました。
早期アクセス時点で、中核のゲーム体験とメインストーリーはすでにプレイ可能です。3つの地域、7つの魔法エレメント、16種類の初期呪文、100種類以上の記憶、40種類以上のレリック、50種類以上の祭壇アップグレードが用意されており、恒久的な成長システム「ロータス」で周回を重ねるほど強くなれます。開発元は正式版を1年以内にリリースする目標を掲げており、バージョン1.0では新地域や物語の最終章が追加される予定です。価格は2,600円で、早期アクセス期間中がいちばん安いタイミングになる見込みです。
Borealys Gamesが手がけるローグライトアクションRPG『Echoes of Mystralia(ミストラリアの反響)』が2026年8月11日にSteam早期アクセスを開始しました。探索で見つける「記憶」を魔法エレメントと組み合わせ、呪文そのものを自分の手で設計するスペルクラフトが最大の特徴です。2017年発売の前作『ミストラリアの魔術師』の続編ではなく、同じ世界を舞台にした新しい物語で、主人公も新キャラクターのマザリムに変わりました。早期アクセス時点で3つの地域、7つの魔法エレメント、16種類の初期呪文、100種類以上の記憶、40種類以上のレリック、50種類以上の祭壇アップグレードが用意され、恒久成長システム「ロータス」も利用できます。2026年8月13日時点のSteamレビューは227件中73%が好評で「やや好評」。価格は2,600円で、開発元は正式版でのコンテンツ拡充にあわせた価格改定を予告しており、早期アクセス期間中の今がいちばん安いタイミングです。正式版は1年以内のリリースを目標に開発が続けられています。



