『EthrA』とは?ドット絵×3DオープンワールドRPG|BobとVeilの2人同時操作、Steamプレイテスト申請受付中

『EthrA』とは?ドット絵×3DオープンワールドRPG|BobとVeilの2人同時操作、Steamプレイテスト申請受付中

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GAME GUIDE / 2026-08
『EthrA』とは?
3Dの世界を2Dドット絵キャラが旅するオープンワールドRPG、Steamプレイテスト申請受付中
StoneLab Gamesが開発する『EthrA』は、3Dで作り込まれた広大なフィールドを、2Dドット絵のキャラクターが駆け回るオープンワールドRPGです。近接戦闘の「Bob」と魔法を扱う「Veil」、2人を同時に操作する戦闘システムが最大の特徴で、現在Steamでプレイテストの参加申請を受け付けています。
Steamプレイテスト申請受付中Bob&Veil 2人同時操作日本語UI・字幕対応

出典:Steamストア公式ページ「EthrA」開発元StoneLab Games公式サイト。本記事の情報は2026年8月13日時点のものです。

3Dで構築された広大な地形の上を、2Dドット絵のキャラクターが歩き回る——そんな見た目のちぐはぐさが最初の印象に残るオープンワールドRPGが『EthrA』です。開発を手がけるのは、2019年頃から本作を作り続けてきたStoneLab Games。Steamウィッシュリストは2025年6月時点で累計12万件を突破しており、長く注目を集めてきたインディータイトルでもあります。

見た目のユニークさだけでなく、ゲームシステムを調べていくと、近接戦闘を担当する「Bob」と、魔法を扱う「Veil」という2人のキャラクターを同時に操作する戦闘が本作の核だと分かります。Veilを背中に乗せて安全に戦うか、地面へ降ろして敵を挟み撃ちにするか——この判断そのものが戦闘の駆け引きになる設計です。

この記事では、現在Steamで参加申請を受け付けているプレイテストの位置づけから、BobとVeilの戦闘システム、EthrAという世界観、日本語対応やPC版の必要スペックまでSteam公式情報にもとづいて解説します。

目次

要点プレイテストは申請制、完成版に近い内容ではない

Steamで参加申請を受け付けているプレイテスト段階です

『EthrA』は現在、Steamストアページから参加をリクエストできるプレイテストを実施しています。「アクセスをリクエスト」を選ぶと、開発者が参加枠を広げ次第メールで通知が届く仕組みで、申請すればすぐに遊べるオープンテストではありません。開発チーム自身も、これは完成度を見せるためのものではなく「探索」と「戦闘」というゲームの核が面白いかを確かめるための初期プロトタイプと位置付けています。製品版の発売日は「発表予定」のままで、まだ確定していません。

概要ドット絵キャラで3D世界を旅するオープンワールドRPG

『EthrA』は、StoneLab Gamesが開発・パブリッシングを手がけるアクション・アドベンチャー・RPGです。Steamでは「Open World」「Pixel Graphics」「2.5D」「Exploration」といったタグが付けられており、3Dで構築されたフィールドと2Dドット絵風のキャラクターを組み合わせた表現が特徴です。

物語の中心となるのは、農家の少年Bobと、希少な種族の子どもVeilです。Bobは退屈な生活から抜け出し、より刺激的な人生を求めて故郷を離れます。その旅の中でVeilと出会い、2人で大陸を巡ることになります。2人が追っていくのは、世界から忘れ去られてしまった「1000年前から続く嘘」。この嘘を少しずつ解き明かしていくことが、物語における大きな軸としてSteam公式ページで紹介されています。

EthrA 公式スクリーンショット 古代遺跡の前で焚き火をするBob
蔦に覆われた古代遺跡の前で焚き火をするBob。3Dの地形に2Dドット絵のキャラクターが立つ独特の構図(Steam公式スクリーンショット)

世界設定世界そのものを動かしているエネルギー「EthrA」

タイトルになっている「EthrA」は、単なる地名ではありません。この世界に存在する特殊なエネルギーそのものを指しています。『EthrA』の世界には、かつてテクノロジーと魔法を組み合わせ、高度な文明を築き上げた「Ancients」と呼ばれる古代人がいました。しかし彼らは数百年前、理由も分からないまま姿を消しています。残されたのは遺跡、読み解けない記号、奇妙な機械、そして巨大な「Monolith」です。

Monolithは現在もEthrAと呼ばれるエネルギーを生成し続けています。EthrAは自然状態ではガスのように存在し、高濃度になると濃い青色の霧として確認できます。人間はEthrAをそのまま操ることができず、結晶へ凝縮して蓄えることでエネルギー源として利用しています。すでに滅びてしまった文明が残した正体不明の装置を、現在の人類がよく分からないままインフラとして利用している——ここに本作の世界設定の面白さがあります。

さらにEthrAは便利なだけではありません。高濃度のEthrAに長期間さらされた生物は徐々に結晶化してしまい、「Permanent Crystallization Syndrome(PCS)」と呼ばれる症状を引き起こします。Steamの説明によれば、一度進行すると患部を切断しても結晶化を止められず、現在のところ治療法も発見されていません。明るいドット絵調の見た目に対し、世界の背景にはかなり不穏な設定が用意されています。

戦闘システムBobとVeilを同時に使う駆け引き

『EthrA』のゲームシステムで特に面白そうなのが、BobとVeilの2人を使った戦闘です。Bobは剣や盾などを使う近接戦闘担当、Veilは魔法による攻撃やバフなどの支援を担当します。一般的なRPGであれば仲間キャラクターをAIに任せる形式を想像しますが、本作ではプレイヤーがBobとVeilの両方を同時に扱うことが前提になっています。

EthrA 公式スクリーンショット 森の中で敵と対峙するBob
俯瞰視点で敵と対峙する戦闘シーン。画面左上にはHP・スタミナ・魔力ゲージが並ぶ(Steam公式スクリーンショット)

面白いのはここからです。VeilはBobの背中に乗せた状態でも戦わせられます。この状態なら2人をほぼ1キャラクターとして扱えるため、Bobを操作しながらVeilの魔法を利用でき、Veilを敵の攻撃から守りやすいのもメリットです。反対にVeilをBobの背中から下ろせば、別行動させることも可能です。敵から見れば攻撃対象が2つに増えるため、BobとVeilで注意を分散させたり、異なる方向から攻撃したりできます。ただしVeilが倒されてしまえばBobは魔法支援を失うため、一気に不利になります。

つまり本作では、「Veilを安全な背中に乗せたまま戦うか」「危険を承知で分離させ、2方向から攻めるか」という判断そのものが戦闘システムになっています。単に「2人のキャラクターを操作できます」というだけではない、本作らしい部分です。2キャラクター同時操作と聞くと操作の忙しさが心配になりますが、Veilにはオートモードも用意されており、Steam公式では複雑に感じるプレイヤーだけでなく経験者にもオートモードを推奨する旨が記載されています。常に細かくマイクロマネジメントするのではなく、必要な場面だけVeilへの指示を増やすような遊び方もできそうです。

武器・装備2セットの武器を瞬時に切り替え

Bobは2種類の武器セットを持つことができ、各セットでは左右の手へ別々に装備を設定でき、戦闘中にセットを切り替えられる仕組みです。現時点では剣、盾、槍、大剣、弓が実装されており、今後は二刀流のダガーを追加する予定で、その後もさらに武器を増やしていく方針です。Veilについても使用する魔法を変更でき、Bobの近接ビルドとVeilの魔法構成を組み合わせることで、自分なりの戦い方を作る形式です。物語を進めれば、新しい近接アクション、魔法、アーティファクト、装備などもアンロックされていきます。

探索・生活要素戦うだけでなく、農業や釣りも用意

今回のプレイテストでは戦闘と並んで「探索」が重要視されています。世界各地には遺跡や街が存在し、そこでクエストを受けたり、噂を追いかけたりしながら大陸を旅していきます。フィールドに存在する資源を集めることもでき、集めた素材はクラフト、装備強化、冒険に使うツールの製作などに利用できます。単にマーカーを追いながらメインクエストを進めるだけでなく、大陸を歩き回る行為そのものをゲームの一部にしたいという設計がうかがえます。

EthrA 公式スクリーンショット 商店の店内を歩くBob
木造の商店内部。武器や薬瓶が棚に並ぶ(Steam公式スクリーンショット)

『EthrA』はアクションだけを続けるゲームでもありません。Steam公式には、冒険の合間に釣り、料理、農業、自宅での作業なども楽しめることが記載されています。戦闘やメインストーリーから一度離れて、世界の中でゆっくり過ごすための要素として位置付けられており、オープンワールドRPGに生活系コンテンツを組み合わせる方向性です。Steamのゲーム機能には「Single-player」に加えて「Online Co-op」も掲載されており、将来的にはオンライン協力プレイにも対応する構想です。

ただし、今回のプレイテストは開発初期段階のプロトタイプです。重点的にテストされているのは探索と戦闘の2つの中核部分で、農業や拠点建設、サバイバル、協力プレイについては、今後のプレイテストを通じて拡張していく予定とされています。現在遊べる内容と、完成版で想定されている内容は分けて考えたほうがよいでしょう。

日本語対応インターフェース・字幕は対応、フル音声は英語のみ

日本のPCゲーマーにとって気になる日本語対応も確認しておきます。Steamの対応言語表では、日本語はインターフェースと字幕に対応しています。フル音声については英語のみの対応です。海外インディーRPGでは言語が壁になることも多いため、日本語UI・字幕に対応している点は素直に評価できるポイントです。

動作環境PC版の必要スペックは軽め、推奨環境は未掲載

PC版をこれからチェックしたい場合には、要求スペックも確認しておきましょう。Steamに掲載されている最低動作環境は次のとおりです。

項目最低スペック
OSWindows 7以降
CPUCore i5(型番・世代は未指定)
メモリ4GB
GPUGeForce GTX 960
DirectXVersion 11
ストレージ20GB

※出典:Steamストアページ「EthrA」のシステム要件(2026年8月13日時点)。推奨環境は現時点で掲載されていません。

GPUだけを見るならGeForce GTX 960とかなり軽量で、現在販売されている一般的なゲーミングPCであれば、最低要件を超える構成は珍しくありません。一方でCPUは単に「I5」としか書かれておらず、世代や型番までは指定されていない点には注意が必要です。推奨スペックも現時点では掲載されていないため、製品版でどの程度のPC性能が必要になるかについては、今後変更される可能性があります。なおSteamでは「Controller recommended(コントローラー推奨)」とも案内されています。ローリングを使ったアクション戦闘や2人のキャラクター操作を考えると、ゲームパッドとの相性を重視した設計になっている可能性があります。

開発の経緯実は長期間開発されているインディーゲーム

今回初めて『EthrA』を知った人も多いかもしれませんが、突然出てきた新作ではありません。StoneLab Gamesは2019年頃から本作の開発を続けており、途中でキャラクターデザインや3Dグラフィックが大きく変化した経緯もあります。2025年6月時点ではSteamウィッシュリスト登録数が累計12万件を突破したと伝えられており、小規模なインディー作品としては以前から一定の注目を集めてきたタイトルです。プレイテストの申請受付まで到達したことで、長期間温められてきたコンセプトが、実際のゲームとして評価される段階に入ったともいえます。

Q&Aよくある質問

プレイテストは申請すればすぐに遊べますか
すぐには遊べません。Steamで「アクセスをリクエスト」を選んで申請する形式で、開発者が参加枠を広げ次第、メールで通知が届く仕組みです。承認までの期間は明らかにされていません。
BobとVeilはどちらか一方だけを操作できますか
基本は2人を同時に扱う設計です。VeilをBobの背中に乗せれば1人に近い感覚で操作できます。地面に降ろして別行動させることもでき、状況に応じて使い分けます。マイクロマネジメントが不安な場合は、Veilのオートモードも利用できます。
日本語には対応していますか
インターフェースと字幕は日本語に対応しています。フル音声は英語のみです。
発売日はいつですか
本記事執筆時点では未発表です。Steamストアページのリリース日欄も「発表予定」となっています。現在は探索と戦闘という中核システムを検証するプレイテスト段階です。
まとめ

『EthrA』は、StoneLab Gamesが開発する3Dフィールド×2Dドット絵キャラクターのオープンワールドRPGです。近接戦闘のBobと魔法のVeil、2人を同時に操作する戦闘システムが最大の特徴で、背中に乗せて守るか、分離させて挟撃するかという判断が戦闘の駆け引きになっています。武器セット2種の切り替え、EthrAエネルギーと結晶化症候群という不穏な世界設定、そして将来的な農業・拠点・オンラインCo-opの構想まで、見た目以上に欲張りな作品です。

現在Steamで受け付けているのは申請制のプレイテストで、完成版に近い内容を確認できるものではありません。開発チームが検証しているのは、あくまで探索と戦闘というゲームの核が面白いかどうかです。発売日も未発表ですが、2019年頃から開発が続けられ、Steamウィッシュリストが12万件を超えてきた実績のあるタイトルでもあります。ドット絵RPGや探索型オープンワールドが好きなら、今の段階から動向を追っておきたいインディー作品です。

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