『マーセナリーズグレイス』Steam版は2026年11月ごろ発売|シリーズ8作目は一手交代制、過去作から見る必要スペックとSteam Deck
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味方と敵が1体ずつ交互に動く「一手交代制」へ、シリーズの戦い方が変わります
出典:株式会社ライドオンジャパン公式プレスリリース(2026年9月25日)、PlayStation Store 商品ページ、Gematsu(2026年9月25日)、Steam『マーセナリーズラメント』、Steam『Mercenaries Blaze』、Steam『マーセナリーズウィングス』
『マーセナリーズサーガ』は、マス目で区切られたクォータービューのマップで傭兵隊を動かすタクティカルシミュレーションRPGのシリーズです。Steamでも過去作が日本語対応で配信されています。
その8作目となる『マーセナリーズグレイス 黒い羽根と黄金の右腕』が、2026年11月ごろにPS5・Nintendo Switch・Steamで発売されます。シリーズでいちばん大きな変更は戦闘の進み方です。味方全員を動かしてから敵の番になる方式をやめ、味方1体・敵1体が交互に動く「一手交代制」を採ります。
PCで遊ぶつもりの人にとっては、動作要件と操作方法も気になるところです。Steam版の要件はまだ公開されていないので、Steamで配信中の過去3作の要件、Steam Deckの判定、操作デバイスの注意書きを並べ、今のうちに確認しておけることをまとめます。
目次
要点発表された内容と未定の項目
2026年9月28日時点で確定している情報と、まだ発表されていない情報を分けて整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | マーセナリーズグレイス 黒い羽根と黄金の右腕 |
| シリーズ | マーセナリーズサーガ 8作目(物語は独立) |
| メーカー | 株式会社ライドオンジャパン |
| 対応機種 | PlayStation 5 / Nintendo Switch / PC(Steam) |
| 販売形態 | ダウンロード専用 |
| 発売時期 | 2026年11月ごろ予定(正確な日付は未発表) |
| 価格 | 未発表 |
| Steamストアページ | 未公開(PS5版の商品ページのみ公開済み) |
| PC版の必要スペック | 未発表 |
| 英語版 | 予定あり(時期は未発表) |
PlayStation Storeの商品ページはすでに公開されていますが、発売日の欄は「未定」のままです。Steamではシリーズ名や英語タイトルで検索してもまだ本作のページは出てきません。Steam版を待つ人は、ストアページが公開された時点でウィッシュリストに入れておくと、発売日と価格の通知を受け取れます。
シリーズ過去作を遊んでいなくても本作から始められる
8作目と聞くと過去作の予習が必要に思えますが、その必要はありません。ライドオンジャパンは、シリーズ各作品の物語はそれぞれ独立しており、過去シリーズをプレイしていなくても本作から楽しめると説明しています。タイトルにも「8」のような番号は付いていません。
シリーズ共通の土台は、傭兵隊を編成し、レベルを上げ、スキルと装備を整えてステージを攻略する流れです。本作でも、近接攻撃が得意なファイター、遠距離攻撃が得意なガンナー、回復と支援を担うプリーストといった役割の違うキャラクターを組み合わせて戦います。

マップには高低差があり、敵を正面から攻めるか、横や背後から攻めるかで戦闘結果が変わります。味方キャラクターの立ち位置による援護効果もあるため、「どこに置くか」がシリーズを通しての基本です。キャラクターデザインはイラストレーターのmitsu_plus氏が担当しています。
一手交代制味方と敵が1体ずつ交互に動く戦闘へ
従来のシリーズは、プレイヤー側のキャラクターが全員行動してから敵側が全員行動する、いわゆる完全ターン制でした。本作では将棋やチェスのように、味方1体が動いたら次は敵1体が動くという交互の進行に変わります。

| 項目 | 従来のシリーズ | マーセナリーズグレイス |
|---|---|---|
| 進み方 | 味方全員が動いてから敵全員が動く | 味方1体と敵1体が交互に動く |
| 集中攻撃 | 敵の番が来る前に複数人で1体を倒しきれる | 攻撃のたびに敵の一手が挟まる |
| 前に出たユニット | 後続の味方で守りを固めてから敵の番を迎えられる | 動かした直後に反撃されうる |
| 考えること | ターン全体の配置 | 誰から動かすか、次に敵の誰が動くか |
ライドオンジャパンは、「味方全員を動かして安全を確保する」という定石が通用しないため、1手ごとに敵の即時反撃のリスクを考える必要があると説明しています。PlayStation Storeの紹介文でも、誰から行動させるか、敵側が誰から行動するかを把握することで戦闘が奥深くなると書かれています。
アタッカーを先に突っ込ませて、後から回復役や壁役を寄せる動かし方は、間に敵の一手が入るぶん危険になります。守りを固める役を先に置く、倒しきれる相手にだけ攻撃役を当てる、といった順番の組み立てが大事になりそうです。行動順を決める細かなルール(素早さの影響の有無など)はまだ公開されていません。
育成8系統のラダークラスと必殺技ソウルエクシード
育成の仕組みも変わります。従来のシリーズでは、1人のキャラクターが初期職から2つの中級職に分かれ、上級職・特級職まで合わせて7つのクラスを持つ形でした。
本作は戦士・盗賊・神官・魔術師といった大枠をまたぐ8系統の「ラダークラス」を採用します。初級・中級・上級・特級とクラスアップする際に、直系のクラスだけでなく両隣の系統へも移れます。戦闘で得たスキルポイントでスキルの修得・強化やクラスチェンジを行う仕組みです。

もう1つの新要素が必殺技「ソウルエクシード」です。戦闘の攻防で画面右上のゲージがたまり、ストックを消費して発動します。敵に大ダメージを与えるもの、味方全員のHPと状態異常を回復するものなど、ラダークラスごとに性質が異なります。
物語若き傭兵スワンと望まれぬ女王ベルタ
舞台は、国王代行オニールの圧政と重税に長く苦しんできたグラウセス王国です。オニールの戦死をきっかけに、国民は先王の遺児であるセレナ姫の即位を待ち望んでいました。
そのころ、王国北部の禁足地にある「禁断の塔」を、鉄の義手を持つ傭兵ガーシュが率いる「鉄腕傭兵隊」が襲撃します。主人公のスワンたちが塔から救い出したのは、オニールの実妹で女将軍のベルタでした。解放されたベルタはオニール派の臣下に次の女王として担ぎ上げられ、セレナの即位を覆す王位争いが始まります。

スワンは幼いころにオニールの圧政で故郷を失い、少年兵を経て傭兵になった人物です。ベルタは兄への反発から武芸の道に進んだ将軍で、政治に不慣れなまま家臣たちに翻弄されていきます。

PC版Steam版の必要スペックは未発表、過去作の要件は軽い
本作のPC版の必要スペックは、2026年9月28日時点で発表されていません。ここではSteamで配信中の過去3作の最低要件を並べます。いずれも同じ開発体制(ESQUADRAとライドオンジャパン)の作品で、Steam版はFlyhigh Worksが販売しています。
| 作品(Steam発売日) | 最低要件 |
|---|---|
| Mercenaries Blaze(2021年6月10日) | Windows 10 64bit / Core i5 / メモリ8GB / VRAM 4GB / 800MB |
| マーセナリーズウィングス 偽りの不死鳥(2023年10月11日) | Windows 10 64bit / Core i5 / VRAM 4GB / 800MB |
| マーセナリーズラメント 銀狼と巫女を廻る七つ星(2025年1月22日) | Windows 10 64bit / Core i5 / VRAM 4GB / 865MB |
要件はいずれもCPUの世代やGPUの型番を指定しない大まかな書き方で、容量も1GBに届きません。ウィングスとラメントのメモリ欄はストアページ上で「8 MB」と表記されているため、表には載せていません。
本作も同じクォータービューのマップで戦う作品ですが、エンジンや描画の中身が過去作と同じだという発表はないので、要件が同程度になるとは言い切れません。いま手元のPCで判断できるのは、「VRAM 4GB以上のGPUとメモリ8GBがあれば、過去作の水準は満たしている」というところまでです。正式な要件はSteamストアページの公開とあわせて出るはずなので、そこで改めて照らし合わせてください。
操作過去のSteam版はマウス非対応、コントローラー前提
PC版で見落としやすいのが操作方法です。過去作のSteam版は、Blazeが「Xboxコントローラーまたはキーボードが必要」、ラメントが「キーボード操作とXboxコントローラーの部分対応」とストアページに書いており、どちらもマウスとタッチスクリーンには対応していないと明記しています。
本作の操作仕様はまだ発表されていませんが、PS5とSwitchで同時に展開されるタイトルなので、ゲームパッドで遊ぶ設計になっている可能性は高いと考えられます。マウスとキーボードだけで遊ぶつもりの人は、Steamストアページの対応デバイス欄を必ず確認してください。手元にゲームパッドがない場合は、Windowsが標準で認識するXInput対応のものを選ぶと設定の手間がかかりません。
Steam Deck本作の判定はまだ、過去作は「確認済み」が2本
本作のSteam Deck対応状況は発表されていません。Steam Deckの互換性判定はValveのテストを経てストアページに表示されるものなので、ストアページ自体がまだない現時点では確認できません。
参考として、過去作の判定はMercenaries Blazeとマーセナリーズラメントが「確認済み」、マーセナリーズウィングスが「プレイ可能」です。ウィングスは画面上のボタン表示がSteam Deckのボタン配置と一致しない点が指摘されています。シリーズとしては携帯型PCとの相性が悪くない実績がありますが、本作の判定は公開を待つ必要があります。
判断いま決められることと待つべきこと
- 過去作を知らなくても本作から始めてよい
- PS5・Switch・Steamのどれで買うかは、遊ぶ場所で決めてよい
- ゲームパッドを持っていない場合は今のうちに用意できる
- VRAM 4GB・メモリ8GBのPCなら過去作の水準は満たしている
- 正確な発売日と価格
- Steam版の必要スペック
- マウス操作に対応するかどうか
- Steam Deckの互換性判定
- 英語版の発売時期
準備PC版をゲームパッドで遊ぶなら
過去のSteam版がXboxコントローラーでの操作を案内していたことから、Windowsが標準で認識するXInput対応の2機種を挙げます。純正で迷いたくない人はXbox ワイヤレス コントローラー、有線でよいので価格を抑えたい人はXbox公認のGameSir G7 SEが向いています。
FAQよくある質問
まとめまとめ|未経験でも入りやすく、戦い方は経験者ほど変わる
『マーセナリーズグレイス 黒い羽根と黄金の右腕』は、2026年11月ごろにPS5・Nintendo Switch・Steamでダウンロード発売される予定のシリーズ8作目です。物語は独立しているので、シリーズを初めて遊ぶ人も本作から入れます。
一方で、味方と敵が1体ずつ交互に動く一手交代制と、8系統をまたいで育てるラダークラスにより、過去作の定石はそのままでは通じにくくなります。PC版の必要スペック、価格、正確な発売日、Steam Deckの判定はまだ出ていないため、Steamストアページの公開を待つ段階です。
シリーズ未経験でも本作から始めて問題ありません。PCで遊ぶなら、過去作の水準(VRAM 4GB・メモリ8GB)を満たしているかと、ゲームパッドが手元にあるかを先に確認しておき、Steamストアページが公開されたらウィッシュリストに入れて発売日と正式な要件を待つのが確実です。



