Clair Obscur: Expedition 33 PC推奨スペック|UE5 Lumenを活かす最適GPUとシェーダースタッター対処法

(更新: 2026.10.5)
Clair Obscur: Expedition 33 PC推奨スペック|UE5 Lumenを活かす最適GPUとシェーダースタッター対処法

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PC REQUIREMENTS / UE5 LUMEN
Clair Obscur: Expedition 33 PC推奨スペック
重さの正体はLumen。GPU選びとカクつき対策
公式推奨はRTX 3060 Ti。1440pで60fpsを狙うなら、RTX 4070クラスにDLSSかFSR 4を組み合わせるのが現実的です。
推奨 RTX 3060 Ti / RX 6800 XTストレージ55GB・SSD必須FSR 4 対応済み(Patch 1.5.0)

「Clair Obscur: Expedition 33」は、Unreal Engine 5のLumenとNaniteで描かれる世界が魅力の一方、PCにはそれなりの余力が求められます。公式の推奨スペックを満たしていても、Epic設定で60fpsを保てるのか、初めて入るエリアで起きるカクつきは何が原因なのか、が分かりにくいゲームです。

ネイティブ解像度のEpic設定で60fpsに届くのは、1080pならRTX 4060 Ti・RX 7700 XTクラス、1440pならRTX 5080・RTX 4080クラスです。RTX 4070前後の1440pは、DLSS QualityやFSR 4などのアップスケーリングを前提にすると安定して60fpsを超えます。

判断の分かれ目は、使えるアップスケーラーとストレージの余裕です。AMDのRadeonは2025年12月のPatch 1.5.0でFSR 4に対応し、RX 9000系はXeSSに頼らなくても済むようになりました。インストールには55GBが必要で、SSDは必須です。カクつきの多くはシェーダーコンパイル由来で、GPUを替える前にキャッシュの作り直しで軽くなることがあります。

目次

概要30人のチームが作った大作RPGのPC版

フランスのSandfall Interactiveが開発した本作は、ターン中にも回避・パリィ・反撃をリアルタイムで入力する「リアクティブターン制バトル」が特徴です。2025年4月24日の発売後、The Game Awards 2025で9冠、GDC Awards 2026で5冠を獲得しました。Steamでは約28万件のレビューのうち95%が好評で、開発元は2026年4月に累計800万本の販売を発表しています。

Lumenによる間接光が美術の核になっているため、設定を下げたときの画質の落ち込みが大きく、アップスケーリングで負荷を逃がす使い方が主流です。Patch 1.4.0(2025年7月)でDLSS・XeSSのフレーム生成とLow Latency Modeが、Patch 1.5.0(2025年12月)でFSR 4が追加され、どのメーカーのGPUでも選べる手段が揃っています。

公式要件Steamに載っている最低・推奨スペック

項目最低(1080p 30fps Low)推奨(1080p 60fps High)
OSWindows 10Windows 11
CPUCore i7-8700K/Ryzen 5 1600XCore i7-12700K/Ryzen 7 5800X
GPUGTX 1060 6GB/RX 5600 XT 6GB/Arc A380 6GBRTX 3060 Ti 8GB/RX 6800 XT 16GB
メモリ8GB16GB
ストレージ55GB・SSD必須55GB・SSD必須
DirectXDirectX 12DirectX 12

推奨のRTX 3060 Tiは、ゲーム内の高設定で1080p・60fpsを狙う想定です。1440p以上やEpic設定は公式の保証範囲の外なので、GPU別fpsと、アップスケーリングの使い分けで判断してください。

GPU別fpsEpic設定・ネイティブ解像度での目安

アップスケーリングを使わない、Epic設定・ネイティブ解像度での目安です。複数の検証データを総合した参考値で、実際のfpsはエリアやCPUで上下します。

60fps以上45〜60fps45fps未満60fpsライン
GPU1080p Epic1440p Epic4K Epic
RTX 5090
135+ fps
121 fps
80〜90 fps
RTX 5080
120+ fps
86 fps
60〜65 fps
RTX 5070 Ti
85〜95 fps
65〜70 fps
40〜48 fps
RTX 5070
75〜85 fps
55〜60 fps
—
RTX 5060 Ti
70〜80 fps
50〜58 fps
—
RTX 4090
150+ fps
92 fps
58 fps
RTX 4080
115〜125 fps
80 fps
48〜52 fps
RTX 4070 Ti
108〜115 fps
90〜95 fps
—
RTX 4070
98〜104 fps
78〜82 fps
—
RTX 4060 Ti
70〜75 fps
58〜62 fps
—
RTX 4060
43〜47 fps
33〜37 fps
—
RX 9070 XT
FSR 4未使用時の値
75〜85 fps
55〜65 fps
—
RX 7900 XTX
93〜97 fps
58〜62 fps
—
RX 7700 XT
53〜57 fps
33〜37 fps
—
数字は「ネイティブ」の値

DLSSやFSR 4を有効にするとfpsは大きく上がります。ネイティブで60fpsに届かないGPUは、アップスケーリングで補うのが基本です。

解像度別1080p・1440p・4Kで選ぶGPU

目標GPUの目安使い方
1080p 60fpsRTX 4060 Ti/RTX 5060 Ti/RX 7700 XTEpic設定のネイティブで60fps前後。RTX 4060はDLSS Quality前提にします
1440p 60fpsRTX 4070/RTX 5070/RX 9070 XTDLSS QualityかFSR 4・XeSSのQualityを使って60fpsを超えます。ネイティブならRTX 4080・RTX 5080クラスが必要です
4K 60fpsRTX 5090/RTX 5080+DLSS Qualityネイティブ60fpsはRTX 5090が安定します。RTX 4090は58fps前後で、場面により60fpsを下回ります

対応技術DLSS・FSR 4・XeSS・TSRの対応状況

技術アップスケーリングフレーム生成向いている人
DLSS対応対応(Patch 1.4.0〜)。Low Latency Modeも対応GeForce RTX。フレーム生成はRTX 40・50系が対象です
FSR 4対応(Patch 1.5.0〜)対応(Patch 1.5.0〜)FSR 4に対応するRadeon(RX 9000系)。旧世代は下のXeSS・TSRが選択肢です
XeSS対応対応(Patch 1.4.0〜)。対応GPUのみIntel Arc。他社GPUではアップスケーリングの選択肢になります
TSR対応(UE5標準)なし全GPU。フレーム生成を使わないときの標準的な選択です

Patch 1.4.0の告知では、フレーム生成とLow Latency Modeが「対応するNVIDIAとIntelのGPU向け」と案内されました。Radeonのフレーム生成は、Patch 1.5.0のFSR 4で対応しています。

フレーム生成DLSSのフレーム生成でどこまで伸びるか

DLSS Qualityにフレーム生成を重ねたときの目安です。ネイティブ60fps未満の構成ほど、数字の伸びが目立ちます。

GPU/解像度ネイティブ EpicDLSS QualityDLSS Quality+フレーム生成
RTX 5070/1440p55〜60 fps88〜95 fps160〜175 fps
RTX 5070 Ti/1440p65〜70 fps100〜110 fps185〜200 fps
RTX 5070 Ti/4K40〜48 fps62〜72 fps115〜130 fps
RTX 5080/4K60〜65 fps88〜95 fps160〜180 fps
RTX 4070/1440p78〜82 fps110〜118 fps190〜205 fps
ターン制の本作は入力遅延が気になりにくい

フレーム生成の弱点は入力遅延です。本作はターン制で、パリィのタイミングも演出に余裕があるため、アクションゲームほど影響は出にくい作りです。使うなら、ネイティブで60fps前後を確保したうえで重ねてください。

カクつきシェーダーコンパイルのスタッターを減らす

PC版で最も不満が出やすいのが、初めて訪れるエリアでの一瞬のカクつきです。起動時のシェーダー準備のあとも、ゲーム内でシェーダーのコンパイルが走るUE5の仕組みによるもので、同じ場所を2回目に通ると軽くなります。GPUドライバの更新後やインストール直後は特に目立ちます。

  1. シェーダーキャッシュを作り直す。%LOCALAPPDATA%\Sandfall\ClairObscur\Saved\ShaderCacheの中身だけを削除して再起動します。SaveGamesは削除しないでください。次の起動で5〜10分ほど再コンパイルが走り、終われば軽くなります。
  2. GPUドライバをクリーンインストールする。DDU(Display Driver Uninstaller)でドライバを消してから最新版を入れ直すと、キャッシュとドライバの整合が取れます。
  3. フレームレート上限を外す。ゲーム内で60fpsなどの上限をかけていると、カメラ移動時の引っ掛かりが悪化することがあります。上限を外すか、V-Syncとモニターのリフレッシュレートで制御しましょう。
  4. メモリとストレージに余裕を持たせる。メモリ8GBでバックグラウンドアプリが多いと、カクつきが出やすくなります。インストール先は空きのあるNVMe SSDが安定します。
CPUを替える前に、設定とキャッシュを先に直す

シェーダーコンパイルはCPUでも走るため、X3Dなどの高性能CPUで頻度が減る場合もあります。ただし、費用がかかる買い替えより、キャッシュの作り直しとドライバの入れ直しのほうが先に試しやすい手順です。

クラッシュ・起動起動しない・落ちるときの公式の案内

開発元はパッチのたびに、PC環境で起きるクラッシュにも触れています。当てはまるものがあれば、買い替えの前に試してください。

症状開発元の案内時期
Reacher・Manorの出入りで落ちる一部のPC構成で発生。Global Illuminationを「Epic」未満にすると回避できますPatch 1.5.6(2026年6月)
Sirene撃破後にクラッシュ社内では再現できなくなったため、Windowsを最新に更新して改善しなければ報告を求める案内ですPatch 1.5.3(2026年3月)
Windows 11で起動できないセキュリティソフトの誤検知は1.5.1で修正。Smart App Controlによる起動失敗は調査中と案内されました(オフにすると元に戻せないため非推奨)Hotfix 1.5.1(Patch 1.5.0の直後)

メモリ・ストレージRAM16GBと、55GBの空きのあるSSD

推奨のメモリは16GBです。8GBでも最低要件には入りますが、シェーダーコンパイルのスタッターが悪化しやすい構成なので、Windows 11で遊ぶなら16GBを確保しておくと安心です。ストレージは公式が「SSD必須」と明記しており、必要容量は55GBです。HDDではロードが大幅に遅くなります。

ハンドヘルドSteam DeckとROG Xbox Allyでは遊べるか

Patch 1.5.0で、Steam DeckとROG Xbox Allyでの動作認定を取得しました。同パッチでSteam Deckの30fps固定が解消され、V-Syncも設定から切れるようになり、グラフィック設定もDeck向けに調整されています。常にEpic級の画質で遊ぶゲームではないので、ハンドヘルドでは設定を落として、ストーリーを進める遊び方が向いています。

おすすめ構成遊ぶ解像度で選ぶGPUと完成品PC

1080pはRTX 5060 Ti、1440pはRTX 5070、4Kや高fpsを狙うならRTX 5070 Tiが目安です。FSR 4を使えるRadeonなら、RX 9070 XTが選択肢に入ります。

MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS
1080p 60fpsの本命MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUSVRAM 16GBで、Epic設定のテクスチャにも余裕があります。1080pはネイティブ、1440pはDLSSとフレーム生成で届きます。Amazonで価格を見る
ASUS PRIME GeForce RTX 5070 12GB 非OC
1440p 60fpsの本命ASUS PRIME GeForce RTX 5070 12GB(非OC・国内正規代理店品)DLSS Qualityを使えば1440pで60fpsを超えます。ネイティブでは55〜60fps前後なので、アップスケーリングと組み合わせる前提です。Amazonで価格を見る
ASUS PRIME GeForce RTX 5070 Ti OC 16GB
4K・高fps向けASUS PRIME GeForce RTX 5070 Ti OC 16GB(国内正規代理店品)1440pのネイティブが65〜70fps、DLSSとフレーム生成を重ねれば4Kも視野に入ります。Amazonで価格を見る
GIGABYTE Radeon RX 9070 XT GAMING OC 16G(GV-R9070XTGAMING OC-16GD)
Radeonで遊ぶ人向けGIGABYTE Radeon RX 9070 XT GAMING OC 16G(GV-R9070XTGAMING OC-16GD)FSR 4に対応するRadeonです。Patch 1.5.0以降、アップスケーリングもフレーム生成もFSR 4で選べます。Amazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

GPUだけを替えるのが難しいときは、完成品のゲーミングPCから選ぶ方法もあります。Ryzen 7 9800X3Dを積んだ構成は、シェーダーコンパイル時のCPU負荷にも余裕があります。

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GD
完成品|9800X3D+RTX 5070パソコンショップSEVEN ZEFT R61GD(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070)1440pをDLSSで60fps超えにしたい人向けの標準構成です。472,780円税込/2026年8月15日時点・変動ありSEVENで構成を確認
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GE
完成品|9800X3D+RTX 5070 TiパソコンショップSEVEN ZEFT R60GE(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti)4KやDLSSのフレーム生成まで使いたい人向けの上位構成です。527,780円税込/2026年8月15日時点・変動ありSEVENで構成を確認

※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。

FAQPC版でよくある質問

FSRは使えますか?Radeonで快適に遊ぶには?
Patch 1.5.0(2025年12月)でFSR 4に対応し、アップスケーリングとフレーム生成が使えます。FSR 4はRX 9000系向けの技術なので、RX 7000系以前のRadeonはXeSSかTSRで負荷を下げてください。
シェーダーキャッシュを削除しても改善しないときは?
DDUでのドライバのクリーンインストールと、フレームレート上限の解除を試してください。それでも残るスタッターは、ゲーム内で走るコンパイルの分で、同じ場所を通るほど軽くなります。
Steam Deckでは動きますか?
Patch 1.5.0でSteam DeckとROG Xbox Allyの動作認定を取得しています。30fps固定の問題も同パッチで直りました。画質を落として遊ぶ前提のゲームです。
フレーム生成は使うべきですか?
ネイティブで60fps前後を確保できる構成なら、使う価値があります。本作はターン制なので入力遅延が影響しにくく、NVIDIAならLow Latency Modeも使えます。
LumenとNaniteの設定は下げるべきですか?
fpsが足りないときは、Lumenを下げるのが効きます。ただしLumenの間接光が美術の核なので、下げすぎると見た目が大きく変わります。まず影の設定を下げ、それでも足りなければLumenを一段階下げましょう。

まとめ1440p以上はアップスケーリング前提で選ぶ

推奨スペックはRTX 3060 Ti、ストレージは55GBのSSDです。ネイティブEpicで60fpsを超えるのは1080pならRTX 4060 Ti前後から、1440pならRTX 4080・5080クラスなので、RTX 4070前後の1440pはDLSS QualityかFSR 4を使いましょう。カクつきはシェーダーキャッシュの作り直しとドライバの入れ直しを先に試してください。

出典 Steamストアページ(動作環境・レビュー数) / Patch 1.4.0 公式告知 / Patch 1.5.0 公式告知 / Patch 1.5.6 公式告知 / 発売1周年の公式告知(800万本)。動作環境・パッチ内容は2026年10月5日に確認しました。GPU別fpsとフレーム生成の数値は、公開されている複数の検証データを基にした目安です。

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