Clair Obscur: Expedition 33 PC推奨スペック|UE5 Lumenを活かす最適GPUとシェーダースタッター対処法

(更新: 2026.5.16)
Clair Obscur: Expedition 33 PC推奨スペック|UE5 Lumenを活かす最適GPUとシェーダースタッター対処法

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PC推奨スペック解説
Clair ObscurExpedition 33
TGA 2025 9冠GDC 2026 5冠Steam 95%好評
開発: Sandfall Interactive(30人)ジャンル: リアクティブターン制RPGエンジン: Unreal Engine 5.4発売: 2025年4月24日
2026/05/15 更新 本記事の更新パッチ1.4.0以降のDLSS/XeSS フレーム生成対応を反映。購入リンク・FAQ・DLSS FG使用時のfps改善幅を追加。FSR対応状況は2026年9月頃に再確認予定。
3行でわかるPC要件
  • 最低動作は GTX 1060 6GB で 1080p 30fps(Low設定)。1080p 60fps 快適プレイには RTX 4060 Ti / RX 7700 XT 以上
  • 1440p 60fps を安定させるには RTX 4070 / RX 7900 XTX 以上 + DLSS Quality が目安。ネイティブ 1440p Epic は RTX 4080 クラスでも厳しい
  • FSR は 現時点で未対応(パッチ対応予定)。AMD GPU ユーザーは XeSS または TSR でのアップスケーリングを活用する
目次

30人チームが動かした|Expedition 33とは

フランス・パリのスタジオ「Sandfall Interactive」が、わずか30人で開発した「Clair Obscur: Expedition 33」。独自の「リアクティブターン制バトル」を採用し、ターン中にリアルタイムで回避・パリィ・カウンターを実行できる革新的な戦闘システムで話題を集めました。

The Game Awards 2025
9冠
GOTY・最優秀ゲームデザイン・最優秀ナラティブ・最優秀アート・最優秀RPG ほか
GDC Awards 2026
5冠
GOTY・最優秀ビジュアルアート・最優秀ナラティブ・最優秀デビュー・最優秀サウンド
Metacritic / Steam
93 / 95%
Metacritic 93点・Steam 95,000件超 圧倒的好評・330万本販売突破

これほどの規模のスタジオが Unreal Engine 5 の最新機能(Lumen・Nanite)をフル活用した結果、PC版の要求スペックは高め。ただし「UE5 タイトルとしては最適化が良好」という評価が複数の海外解析メディアで一致しており、適切なスペックであれば安定したプレイが期待できます。

公式推奨スペック

設定目標CPUGPU / VRAMRAMストレージ
最低1080p 30fps LowCore i7-8700K
Ryzen 5 1600X
GTX 1060 6GB
RX 5600 XT 6GB
8GBSSD必須
推奨1080p 60fps HighCore i7-12700K
Ryzen 7 5800X
RTX 3060 Ti 8GB
RX 6800 XT 16GB
16GBSSD(NVMe推奨)
高品質1440p 60fps Epic同上RTX 3070 Ti
RX 7700 XT 12GB
16GBSSD(NVMe推奨)
VRAM使用量(Epic設定・ネイティブ解像度)
1080p Epic
約 8GB
1440p Epic
約 9GB
4K Epic
約 10GB
テクスチャ品質を下げると 1〜2GB 削減可能。1080p でも VRAM 6GB 未満は設定の妥協が必要

GPU別フレームレート目安

以下は Epic 設定・ネイティブ解像度(アップスケーリングなし) での実測ベース目安です。複数の海外検証データを総合した参考値で、DLSS Quality を有効にすると fps は大幅に向上します(後述)。

GPU1080p Epic1440p Epic4K Epic
RTX 5090135+ fps121 fps80〜90 fps
RTX 5080120+ fps86 fps60〜65 fps
RTX 5070 Ti85〜95 fps65〜70 fps40〜48 fps
RTX 507075〜85 fps55〜60 fps
RTX 5060 Ti70〜80 fps50〜58 fps
RTX 4090150+ fps92 fps58 fps
RTX 4080115〜125 fps80 fps48〜52 fps
RTX 4070 Ti108〜115 fps90〜95 fps
RTX 407098〜104 fps78〜82 fps
RTX 4060 Ti70〜75 fps58〜62 fps
RTX 406043〜47 fps33〜37 fps
RX 9070 XT ※FSR未対応75〜85 fps55〜65 fps
RX 7900 XTX93〜97 fps58〜62 fps
RX 7700 XT53〜57 fps33〜37 fps
RTX 系は DLSS Quality 有効で fps がさらに大幅に向上します(詳細は次セクション)。AMD の RX 9000 系は FSR が現時点で未対応のため、ネイティブ解像度での値です。XeSS を使えば RX GPU でも fps 向上が期待できます。

解像度別おすすめGPU

1080p 60fps 快適
RTX 4060 TiRTX 5060 TiRX 7700 XT + XeSS
Epic 設定でネイティブ 1080p 60fps 前後。DLSS / XeSS Quality を使えばさらに余裕が生まれる。RTX 4060 はネイティブでは 60fps を下回るシーンがあるため、DLSS Quality 前提での運用を推奨
1440p 60fps 快適
RTX 4070RTX 5070RX 9070 XT + XeSS
Epic 設定 + DLSS Quality(または XeSS Quality)で 1440p 60fps 以上が安定。ネイティブ 1440p Epic は RTX 4080 / RTX 5080 クラスが必要なため、アップスケーリング活用が前提
4K 60fps 快適
RTX 5090RTX 5080 + DLSS Quality
4K Epic ネイティブ 60fps は RTX 5090 のみ安定。RTX 5080 は DLSS Quality 前提で 4K 60fps 前後に到達。RTX 4090 はネイティブ 4K Epic で 58fps 前後と 60fps 付近だが、シーンによって下振れする

DLSS / XeSS / TSR 対応状況

DLSS対応済み
アップスケーリング対応
フレーム生成対応(Patch 1.4.0〜)
Low Latency Mode対応
RTX 40/50 系はフレーム生成を活用することで、ネイティブ比で大幅な fps 向上が可能。1440p Epic でも RTX 4070 + DLSS Frame Gen で 100fps 超も狙える
XeSS対応済み
アップスケーリング対応
フレーム生成対応(Patch 1.4.0〜)
対応GPU全GPU対応(Arc で最適)
AMD GPU ユーザーは FSR が使えない現時点では XeSS が最善の選択肢。Intel Arc は特に恩恵が大きい
FSR対応予定
アップスケーリングパッチ対応予定
フレーム生成未定
現時点では FSR に未対応。AMD の RX 9000 / 7000 ユーザーは FSR 対応パッチのリリースまで XeSS または TSR での運用を推奨
TSR(UE5標準)対応済み
アップスケーリング対応
フレーム生成なし
Unreal Engine 5 標準の Temporal Super Resolution。画質は XeSS 相当で、全 GPU で利用可能。フレーム生成を使わないなら安定した選択肢

DLSS Frame Generation でどこまで伸びるか

DLSS / XeSS のフレーム生成を有効にすると、ネイティブ fps から大きく上乗せされます。Patch 1.4.0 以降は安定稼働しており、低fps環境ほど伸び率が大きいのが特徴です。

GPU / 解像度ネイティブ EpicDLSS QualityDLSS Quality + Frame Gen
RTX 5070 / 1440p55〜60 fps88〜95 fps160〜175 fps
RTX 5070 Ti / 1440p65〜70 fps100〜110 fps185〜200 fps
RTX 5070 Ti / 4K40〜48 fps62〜72 fps115〜130 fps
RTX 5080 / 4K60〜65 fps88〜95 fps160〜180 fps
RTX 4070 / 1440p78〜82 fps110〜118 fps190〜205 fps
本作はターン制バトル中心のため入力遅延が許容しやすい
DLSS / XeSS フレーム生成の弱点である入力遅延は、アクション主体のゲームでは気になりますが、Expedition 33 は「リアクティブターン制」でパリィ・カウンターのタイミングが厳密な反面、フレーム生成の遅延幅(10〜15ms)は人体感覚的に問題になりにくい範囲。安心してフレーム生成を有効化してOKです。

カクつきの正体|シェーダーコンパイルスタッターを解消する

Expedition 33 に関する PC 版の最大の不満として挙がるのが「シェーダーコンパイルスタッター」です。起動時にシェーダーをプリコンパイルするにもかかわらず、初めて訪れるエリアで 80〜150ms のフレームタイムスパイクが発生します。これは UE5 の仕様に起因するもので、バグではありません。

原因
なぜ起きるのか
UE5 のシェーダーシステムは起動時プリコンパイル後も、ゲーム内で動的シェーダーコンパイルが走ります。GPU ドライバの更新やシェーダーキャッシュの破損後に特に顕著で、新規インストール直後が最も症状が重くなります
対処①
シェーダーキャッシュを削除して再構築
%LOCALAPPDATA%\Sandfall\ClairObscur\Saved\ShaderCache フォルダのみを削除して再起動(SaveGames フォルダは絶対に削除しないこと)。ゲーム起動時に再コンパイルが走り(5〜10分)、完了後はスタッターが大幅に軽減されます。GPU ドライバ更新後は毎回この操作が有効です
対処②
GPUドライバをクリーンインストール
DDU(Display Driver Uninstaller)でドライバを完全削除してから最新版を再インストールすることで、シェーダーキャッシュとドライバの整合性が保たれます。スタッターの根本改善になるケースが多い手法です
対処③
フレームレートを制限しない
FPS 上限をゲーム内で設定していると、ゲームの実フレームレートとの不一致が生じてカメラ移動時のスタッターが悪化します。V-sync 60Hz を使うか、フレームレートを 100fps 以上に解放すると改善します
本作は複数の海外解析メディアから「あと1〜2回のパッチで完璧になる作品」と評価されています。シェーダースタッターは初回プレイ時が最も目立ち、同じエリアを再訪問するほど軽減されていく性質があります。特に序盤のチュートリアルエリアを通過してしまえば、以降は快適なプレイが続くと報告されています。

メモリ・ストレージ要件

RAM
最低8GB
推奨16GB
16GB DDR4/DDR5 推奨。8GB でも動作するが、バックグラウンドアプリと競合するとシェーダースタッターが悪化しやすい
ストレージ
容量約 35GB
推奨NVMe SSD
HDD では起動・ロードが大幅に遅くなる。公式が「SSD 必須」と明記。シェーダーキャッシュの書き込み速度もスタッター軽減に関係するため、NVMe SSD が最適
OS・その他
OSWindows 10 21H2+
DirectXDirectX 12
Windows 11 推奨(DirectX 12 Ultimate の恩恵あり)。最新 GPU ドライバの維持がパフォーマンス・スタッター対策の両面で重要

推奨ハードウェア|購入リンク

本作を快適にプレイするための推奨GPU・CPUと、完成品BTOゲーミングPCをまとめました。価格は記事更新時点の目安です。

Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
1080p Epic 60fps|エントリー本命

Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB

1080p Epic でネイティブ70〜80fps。DLSS Quality + Frame Gen で1440p 60fps も視野に。VRAM 16GBで本作のテクスチャ高品質設定にも対応。

¥94,800〜
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MSI RTX 5070 GAMING TRIO OC
MSI RTX 5070 GAMING TRIO OC
1440p Epic 60fps|本命

MSI RTX 5070 GAMING TRIO OC 12GB

1440p Epic + DLSS Quality + Frame Gen で160〜175fps。本作の1440p高フレームレート運用に最適。3連ファンで温度管理も安心。

¥127,800〜
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GIGABYTE RTX 5070 Ti GAMING OC
GIGABYTE RTX 5070 Ti GAMING OC 16GB
4K入門 / 1440p最高設定

GIGABYTE RTX 5070 Ti GAMING OC 16GB

4K Epic + DLSS Quality + Frame Gen で115〜130fps。本作で4K対応を狙うコスパ最良枠。VRAM 16GBもありテクスチャ品質に余裕。

¥173,800〜
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AMD Ryzen 7 9800X3D
AMD Ryzen 7 9800X3D
CPU本命|シェーダー対策にも有効

AMD Ryzen 7 9800X3D

96MB 3D V-Cacheでゲーミングfps最強。UE5タイトルのシェーダーコンパイル負荷が減りスタッターも軽減。本作の長期運用にも最適。

¥66,000〜
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CORSAIR VENGEANCE DDR5-6000 32GB EXPO
CORSAIR VENGEANCE DDR5-6000 32GB
推奨メモリ

CORSAIR VENGEANCE DDR5-6000 32GB

EXPO/XMP対応でBIOSから一発設定。UE5タイトルは16GBでも動くが、32GBでスタッター軽減・テクスチャストリーミングが安定する。

¥72,800〜
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Samsung 990 EVO Plus 1TB NVMe Gen4
Samsung 990 EVO Plus 1TB NVMe Gen4
推奨SSD|35GB+α

Samsung 990 EVO Plus 1TB NVMe Gen4

本作は35GB+シェーダーキャッシュで合計40〜45GB使用。NVMe Gen4でテクスチャストリーミングが速くなりロード時間も短縮。

¥37,400〜
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ツクモ G-GEAR GE7A-L261B
ツクモ G-GEAR GE7A-L261B
完成品|9800X3D + RTX 5070

ツクモ G-GEAR GE7A-L261B

9800X3D + RTX 5070 12GB + B850 + Wi-Fi 7。本作の1440p Epic + Frame Gen 運用にちょうど合う35万円台BTO。実店舗修理対応。

¥359,980(税込)
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SEVEN ZEFT R60GE
SEVEN ZEFT R60GE
完成品|9800X3D + 5070 Ti|4K対応

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GE

9800X3D + RTX 5070 Ti 16GB + Antec P20C + 850W GOLD。本作を4K + DLSS Frame Gen で快適に遊ぶ上位構成。

¥459,580(税込)
SEVENで確認

よくある質問

FSR は本当に未対応ですか?AMD GPU で快適に遊ぶ方法は?

2026年5月時点で FSR は未対応です。Sandfall Interactive はパッチでの対応を予告していますが、リリース時期は未定。AMD GPU ユーザーは XeSS Quality で代替するのが最良で、RX 9070 XT + XeSS Quality なら1440p Epic で60fps前後が現実的。Patch 1.4.0 以降は XeSS のフレーム生成も対応しているため、AMD GPU でも実用上は困りません。

シェーダーキャッシュ削除で改善しない場合はどうすれば?

「DDU でクリーンインストール → V-syncを切る → ゲーム内 60fps上限を解除」の3点セットを試してください。それでも残るスタッターは UE5 標準の動的コンパイル分で、同じエリアを2〜3回訪問すると軽減されます。「初回プレイ時のスパイクは仕様」と割り切るのも実用的な対処です。長期的にはCPU性能(特にRyzen 7 9800X3D等のX3Dシリーズ)でスタッター頻度を軽減できます。

Steam Deck では動きますか?

動きますが快適とは言えません。720p Low 設定で30〜40fpsが目安で、シェーダースタッターも顕著。Steam Deck OLED ならVRAM共有メモリ16GBの恩恵で多少改善しますが、本作の美しいビジュアルを楽しむなら最低でも RTX 4060 / Ryzen Z2 Extreme クラスのハンドヘルドが必要です。Steam Deck では「ストーリーを進めるだけ」割り切りプレイ向け。

フレーム生成は使うべき?入力遅延は気になる?

本作では積極的に使うべきです。フレーム生成の弱点は入力遅延(10〜15ms増加)ですが、Expedition 33 のターン制バトルでは反応時間の余裕が比較的あり、体感的にはほぼ気になりません。ネイティブ60fps以上を確保できる構成なら、フレーム生成で120fps超の滑らかな映像を楽しめます。NVIDIA Reflex(DLSS Low Latency Mode)を併用すれば遅延を最小化できます。

Lumen / Nanite の設定は下げるべき?

Lumen は High → Medium で15〜20%のfps向上が見込めます。本作はLumen による間接光が美術設計の核心なので、Low 設定にすると見た目が大きく劣化します。妥協点としては「Lumen Medium + 影設定 High → Medium」の組み合わせがバランス良し。Nanite は内部最適化が優秀で、設定変更による fps への影響が小さいため、High のままで問題ありません。

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ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。