Clair Obscur: Expedition 33 PC推奨スペック|UE5 Lumenを活かす最適GPUとシェーダースタッター対処法
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
- 最低動作は GTX 1060 6GB で 1080p 30fps(Low設定)。1080p 60fps 快適プレイには RTX 4060 Ti / RX 7700 XT 以上
- 1440p 60fps を安定させるには RTX 4070 / RX 7900 XTX 以上 + DLSS Quality が目安。ネイティブ 1440p Epic は RTX 4080 クラスでも厳しい
- FSR は 現時点で未対応(パッチ対応予定)。AMD GPU ユーザーは XeSS または TSR でのアップスケーリングを活用する
目次
30人チームが動かした|Expedition 33とは
フランス・パリのスタジオ「Sandfall Interactive」が、わずか30人で開発した「Clair Obscur: Expedition 33」。独自の「リアクティブターン制バトル」を採用し、ターン中にリアルタイムで回避・パリィ・カウンターを実行できる革新的な戦闘システムで話題を集めました。
これほどの規模のスタジオが Unreal Engine 5 の最新機能(Lumen・Nanite)をフル活用した結果、PC版の要求スペックは高め。ただし「UE5 タイトルとしては最適化が良好」という評価が複数の海外解析メディアで一致しており、適切なスペックであれば安定したプレイが期待できます。
公式推奨スペック
| 設定目標 | CPU | GPU / VRAM | RAM | ストレージ |
|---|---|---|---|---|
| 最低1080p 30fps Low | Core i7-8700K Ryzen 5 1600X | GTX 1060 6GB RX 5600 XT 6GB | 8GB | SSD必須 |
| 推奨1080p 60fps High | Core i7-12700K Ryzen 7 5800X | RTX 3060 Ti 8GB RX 6800 XT 16GB | 16GB | SSD(NVMe推奨) |
| 高品質1440p 60fps Epic | 同上 | RTX 3070 Ti RX 7700 XT 12GB | 16GB | SSD(NVMe推奨) |
GPU別フレームレート目安
以下は Epic 設定・ネイティブ解像度(アップスケーリングなし) での実測ベース目安です。複数の海外検証データを総合した参考値で、DLSS Quality を有効にすると fps は大幅に向上します(後述)。
| GPU | 1080p Epic | 1440p Epic | 4K Epic |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 135+ fps | 121 fps | 80〜90 fps |
| RTX 5080 | 120+ fps | 86 fps | 60〜65 fps |
| RTX 5070 Ti | 85〜95 fps | 65〜70 fps | 40〜48 fps |
| RTX 5070 | 75〜85 fps | 55〜60 fps | — |
| RTX 5060 Ti | 70〜80 fps | 50〜58 fps | — |
| RTX 4090 | 150+ fps | 92 fps | 58 fps |
| RTX 4080 | 115〜125 fps | 80 fps | 48〜52 fps |
| RTX 4070 Ti | 108〜115 fps | 90〜95 fps | — |
| RTX 4070 | 98〜104 fps | 78〜82 fps | — |
| RTX 4060 Ti | 70〜75 fps | 58〜62 fps | — |
| RTX 4060 | 43〜47 fps | 33〜37 fps | — |
| RX 9070 XT ※FSR未対応 | 75〜85 fps | 55〜65 fps | — |
| RX 7900 XTX | 93〜97 fps | 58〜62 fps | — |
| RX 7700 XT | 53〜57 fps | 33〜37 fps | — |
解像度別おすすめGPU
DLSS / XeSS / TSR 対応状況
DLSS Frame Generation でどこまで伸びるか
DLSS / XeSS のフレーム生成を有効にすると、ネイティブ fps から大きく上乗せされます。Patch 1.4.0 以降は安定稼働しており、低fps環境ほど伸び率が大きいのが特徴です。
| GPU / 解像度 | ネイティブ Epic | DLSS Quality | DLSS Quality + Frame Gen |
|---|---|---|---|
| RTX 5070 / 1440p | 55〜60 fps | 88〜95 fps | 160〜175 fps |
| RTX 5070 Ti / 1440p | 65〜70 fps | 100〜110 fps | 185〜200 fps |
| RTX 5070 Ti / 4K | 40〜48 fps | 62〜72 fps | 115〜130 fps |
| RTX 5080 / 4K | 60〜65 fps | 88〜95 fps | 160〜180 fps |
| RTX 4070 / 1440p | 78〜82 fps | 110〜118 fps | 190〜205 fps |
DLSS / XeSS フレーム生成の弱点である入力遅延は、アクション主体のゲームでは気になりますが、Expedition 33 は「リアクティブターン制」でパリィ・カウンターのタイミングが厳密な反面、フレーム生成の遅延幅(10〜15ms)は人体感覚的に問題になりにくい範囲。安心してフレーム生成を有効化してOKです。
カクつきの正体|シェーダーコンパイルスタッターを解消する
Expedition 33 に関する PC 版の最大の不満として挙がるのが「シェーダーコンパイルスタッター」です。起動時にシェーダーをプリコンパイルするにもかかわらず、初めて訪れるエリアで 80〜150ms のフレームタイムスパイクが発生します。これは UE5 の仕様に起因するもので、バグではありません。
%LOCALAPPDATA%\Sandfall\ClairObscur\Saved\ShaderCache フォルダのみを削除して再起動(SaveGames フォルダは絶対に削除しないこと)。ゲーム起動時に再コンパイルが走り(5〜10分)、完了後はスタッターが大幅に軽減されます。GPU ドライバ更新後は毎回この操作が有効ですメモリ・ストレージ要件
推奨ハードウェア|購入リンク
本作を快適にプレイするための推奨GPU・CPUと、完成品BTOゲーミングPCをまとめました。価格は記事更新時点の目安です。

Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
1080p Epic でネイティブ70〜80fps。DLSS Quality + Frame Gen で1440p 60fps も視野に。VRAM 16GBで本作のテクスチャ高品質設定にも対応。

MSI RTX 5070 GAMING TRIO OC 12GB
1440p Epic + DLSS Quality + Frame Gen で160〜175fps。本作の1440p高フレームレート運用に最適。3連ファンで温度管理も安心。

GIGABYTE RTX 5070 Ti GAMING OC 16GB
4K Epic + DLSS Quality + Frame Gen で115〜130fps。本作で4K対応を狙うコスパ最良枠。VRAM 16GBもありテクスチャ品質に余裕。

AMD Ryzen 7 9800X3D
96MB 3D V-Cacheでゲーミングfps最強。UE5タイトルのシェーダーコンパイル負荷が減りスタッターも軽減。本作の長期運用にも最適。

CORSAIR VENGEANCE DDR5-6000 32GB
EXPO/XMP対応でBIOSから一発設定。UE5タイトルは16GBでも動くが、32GBでスタッター軽減・テクスチャストリーミングが安定する。

Samsung 990 EVO Plus 1TB NVMe Gen4
本作は35GB+シェーダーキャッシュで合計40〜45GB使用。NVMe Gen4でテクスチャストリーミングが速くなりロード時間も短縮。

ツクモ G-GEAR GE7A-L261B
9800X3D + RTX 5070 12GB + B850 + Wi-Fi 7。本作の1440p Epic + Frame Gen 運用にちょうど合う35万円台BTO。実店舗修理対応。

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GE
9800X3D + RTX 5070 Ti 16GB + Antec P20C + 850W GOLD。本作を4K + DLSS Frame Gen で快適に遊ぶ上位構成。
よくある質問
2026年5月時点で FSR は未対応です。Sandfall Interactive はパッチでの対応を予告していますが、リリース時期は未定。AMD GPU ユーザーは XeSS Quality で代替するのが最良で、RX 9070 XT + XeSS Quality なら1440p Epic で60fps前後が現実的。Patch 1.4.0 以降は XeSS のフレーム生成も対応しているため、AMD GPU でも実用上は困りません。
「DDU でクリーンインストール → V-syncを切る → ゲーム内 60fps上限を解除」の3点セットを試してください。それでも残るスタッターは UE5 標準の動的コンパイル分で、同じエリアを2〜3回訪問すると軽減されます。「初回プレイ時のスパイクは仕様」と割り切るのも実用的な対処です。長期的にはCPU性能(特にRyzen 7 9800X3D等のX3Dシリーズ)でスタッター頻度を軽減できます。
動きますが快適とは言えません。720p Low 設定で30〜40fpsが目安で、シェーダースタッターも顕著。Steam Deck OLED ならVRAM共有メモリ16GBの恩恵で多少改善しますが、本作の美しいビジュアルを楽しむなら最低でも RTX 4060 / Ryzen Z2 Extreme クラスのハンドヘルドが必要です。Steam Deck では「ストーリーを進めるだけ」割り切りプレイ向け。
本作では積極的に使うべきです。フレーム生成の弱点は入力遅延(10〜15ms増加)ですが、Expedition 33 のターン制バトルでは反応時間の余裕が比較的あり、体感的にはほぼ気になりません。ネイティブ60fps以上を確保できる構成なら、フレーム生成で120fps超の滑らかな映像を楽しめます。NVIDIA Reflex(DLSS Low Latency Mode)を併用すれば遅延を最小化できます。
Lumen は High → Medium で15〜20%のfps向上が見込めます。本作はLumen による間接光が美術設計の核心なので、Low 設定にすると見た目が大きく劣化します。妥協点としては「Lumen Medium + 影設定 High → Medium」の組み合わせがバランス良し。Nanite は内部最適化が優秀で、設定変更による fps への影響が小さいため、High のままで問題ありません。



