『THRONE AND LIBERTY』運営移管はサービス終了じゃない|PURPLE対応・データ移行・オプトアウトを解説【2026年8月】
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サービス終了ではなく、2026年第4四半期に移行完了予定
出典:プレイスローンアンドリバティ公式「THRONE AND LIBERTY in the West」にもとづきます。本文中の日付・時期はすべて発表時点(2026年8月12日)の情報です。
Amazon Game Studiosが『THRONE AND LIBERTY』(スローン・アンド・リバティ)の欧米運営から退くというニュースを見て、「またサービス終了か」と身構えたプレイヤーは少なくないはずです。2026年に入ってからAmazon Games関連の大型プロジェクト縮小が相次いでいただけに、その不安はなおさらでしょう。
実際に発表されたのは、サービス終了ではなく運営元の交代です。Amazon Game Studiosは2026年8月12日、基本プレイ無料のMMORPG『THRONE AND LIBERTY』について、欧米地域のパブリッシング業務を開発元のNC(韓国NCSOFTの子会社FirstSpark Gamesが運営を担当)へ移管すると発表しました。移管の完了時期は2026年第4四半期の予定で、公式発表にはオプトアウトをしない限りアカウントやキャラクター、進行状況に変更はないと明記されています。
この記事では公式発表の原文にもとづき、今回の移管が具体的に何を意味するのかを整理します。PC版で新たに使えるようになるNCのプラットフォーム「PURPLE」の対応範囲、クロスプログレッションの適用先、リージョン・サーバー構成の扱い、オプトアウトを選んだ場合に失うもの、問い合わせ窓口の切り替えまで、プレイヤーが実際に確認すべきポイントに絞って解説します。
目次
要点『THRONE AND LIBERTY』の運営がAmazon GamesからNCへ移る
Amazon Game Studiosは今回、『THRONE AND LIBERTY』の欧米向け運営から退きますが、ゲーム自体のサービスが止まるわけではありません。開発元のNC(子会社FirstSpark Gamesが運営を担当)が2026年第4四半期をめどにパブリッシング業務を引き継ぎ、以降はプレイヤーがNCの運営のもとでプレイを続ける形になります。
公式発表では、オプトアウトを選ばない限り「アカウント、キャラクター、進行状況、インベントリ、プラットフォーム、ゲームデータ、ゲームへのアクセスについて変更はありません」と明記されています。『THRONE AND LIBERTY』は開発元NCSOFTがアジア圏を含む複数地域で運営してきたタイトルで、欧米地域についてはこれまでAmazon Game Studiosがパブリッシングを担当していました。今回の発表は、この欧米向けパブリッシング業務を開発元側へ戻す形の移管です。
経緯Amazon Gamesで相次ぐ大型プロジェクトの縮小
今回の移管の背景には、Amazon Games全体の体制縮小があるとみられます。2025年10月、Amazonは全社的に約1万4000人規模とされる人員削減を実施したと報じられており、これ以降Amazon Game StudiosによるファーストパーティのMMORPG・大型プロジェクトの開発は縮小が続いているとみられます。
実際に、『New World』の新規コンテンツ開発終了、「ロード・オブ・ザ・リング」を題材にしたMMORPGの開発中止、Maverick Gamesとのパブリッシング契約終了といった動きが相次いで報じられてきました。今回の『THRONE AND LIBERTY』の運営移管についても、Amazon自身がこうした一連の流れとの直接の因果関係を明言しているわけではありませんが、同じ延長線上にある動きと見る向きが多いようです。
継続オプトアウトしなければアカウント・進行状況はそのまま
プレイヤーにとって最も気になるのは、自分のアカウントやこれまでの進行状況がどうなるかという点でしょう。公式発表では、移行日までにオプトアウトの手続きをしない限り、現在のプレイ環境がそのまま引き継がれるとされています。
- アカウント・キャラクター・進行状況・インベントリ
- 現在使っているSteam・コンソールアカウントとゲームライブラリ、プレイ履歴
- Americas・中央ヨーロッパ・アジア太平洋の各リージョンとサーバー構成
- カスタマーサポートの問い合わせ窓口(過去の履歴は引き継がれない)
- 大型アップデート「Nix」の配信時期(延期の可能性がある)
- オプトアウトを選んだ場合の進行状況とギルド所属
Steam版・コンソール版を利用しているプレイヤーについても、NCが提供する新しい利用規約に同意すれば、現在使っているアカウントでそのままプレイを継続できます。アカウント本体やゲームライブラリ、これまでのプレイ履歴も維持される方針です。
追加PC版はPURPLEにも対応|クロスプログレッションはSteamとの間のみ
移管にともなう変化として明確に示されているのが、PC版のプラットフォーム対応です。PURPLEはNCが提供するPC向けゲームプラットフォームで、移管後は『THRONE AND LIBERTY』もPURPLE経由でプレイできるようになります。すでにSteamでプレイしているプレイヤーにとっては、遊べる窓口が単純に増える形です。
ただし範囲には注意が必要です。公式発表によれば、キャラクターや進行状況を引き継ぐクロスプログレッションが対応するのはSteamとPURPLEの間のみで、コンソール版などほかのプラットフォームとの間では対応していません。PC版だけの機能追加であり、全プラットフォームを横断する仕組みではない点は押さえておく必要があります。
現状維持リージョンやサーバーの区分けは変わらない
Americas、中央ヨーロッパ、アジア太平洋の各リージョンとサーバーについては、統合や個別の変更なく現状のまま維持されると発表されています。運営元が変わったことでリージョンをまたいだサーバー統合が起きるのではと心配するプレイヤーもいるかもしれませんが、今回の発表を見る限りその予定はありません。
一方で、移行日までであれば「ゲーム内のサーバー移転プロセス」を利用して、プレイヤー側の任意でリージョンを変更することも可能とされています。フレンドやギルドの拠点に合わせてリージョンを移したい場合は、この移転プロセスを移行日までに済ませておく必要があります。
手続きオプトアウトを選ぶと進行状況とギルド所属を失う
アカウントや進行状況をそのまま引き継ぎたくない場合は、移行日までオプトアウトを選択できます。ただしオプトアウトを選ぶと、キャラクターや進行状況、インベントリは引き継がれません。ギルドに所属していた場合は、そのギルドから除名される扱いになります。
大多数のプレイヤーにとっては、これまで積み上げてきたキャラクターや所持アイテムを手放す選択になるため、オプトアウトは基本的に慎重な判断が必要です。特別な事情がない限り、何もしなければアカウントはそのまま引き継がれる仕組みだと理解しておけば十分でしょう。
窓口カスタマーサポートの問い合わせ先が切り替わる
移行前は、これまでどおりAmazon Game Studiosのカスタマーサポート(help.playthroneandliberty.com)が問い合わせ窓口です。移行後はNCのカスタマーサービスへ窓口が切り替わります。
注意したいのは、この切り替えにともない問い合わせ履歴は引き継がれない点です。過去にサポートへ問い合わせた内容やチケットの経緯を参照したい場合は、移行前の段階で必要な情報を控えておいたほうが安心です。
今後大型アップデート「Nix」は移管後まで延期の可能性
コンテンツ面では、開発が進められている大型アップデート「Nix」について、NCへのデータ移行対応を優先するため、移管完了後まで配信が延期される可能性があると公式発表内で言及されています。通常のコンテンツ更新やバグ修正の扱いについても発表内で別途触れられていますが、具体的にどこまでの範囲が移行期間中も継続されるのかは、現時点の発表文からは詳細まで読み取れません。
移行作業そのものがプレイヤーの目に見える形でアップデートの進行に影響する可能性がある、という点は事前に理解しておいたほうがよさそうです。今後の詳細は公式発表ページで随時更新される見通しです。
Q&Aよくある質問
総括まとめ|プレイヤーが今すぐすべきことは基本的にない
今回の発表を整理すると、『THRONE AND LIBERTY』の欧米運営がAmazon GamesからNCへ移るというニュースは、見出しの印象ほど大きな混乱をもたらすものではありません。オプトアウトを希望しない大多数のプレイヤーは、2026年第4四半期の移行日を待つだけで、アカウントもキャラクターもそのまま引き継がれます。
変化として押さえておきたいのは、PC版でPURPLEが新たな選択肢に加わること、クロスプログレッションの対象がSteamとPURPLEの間に限られること、そしてサポート窓口がNCへ切り替わり過去の問い合わせ履歴は引き継がれないことです。大型アップデート「Nix」の配信時期についても、移行作業の影響で延期される可能性がある点は覚えておくとよいでしょう。
いま何かを急いで手続きする必要があるプレイヤーはほとんどいません。リージョンを変更したい、あるいはオプトアウトを検討しているプレイヤーだけが、2026年第4四半期の移行日までに公式発表ページで最新情報を確認しながら判断すればよい状況です。



