『ロストアーク』欧米版でAmazon撤退、2027年初頭にSmilegateへ移管|引き継がれないデータと注意点【2026年8月】
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2027年初頭にSmilegate直営へ、引き継がれないデータに要注意
出典:Amazon Games公式「Lost Ark in the West」発表ページ。本文中の内容は同発表ページの記載にもとづき、2026年8月14日時点で確認したものです。
『ロストアーク』を欧米サーバーで遊んでいるプレイヤーの間で、Amazon Game Studios(Amazon Games)による発表が話題になっています。「Amazonが撤退する」という見出しだけを見ると、ゲームそのものが終わってしまうように感じるかもしれません。
実際に公式発表を確認すると、話はもう少し込み入っています。2027年初頭を境に、欧米向けのライブサービス運営はAmazon Game Studiosから、『ロストアーク』を開発した韓国のSmilegate(スマイルゲート)へと引き継がれます。キャラクターやアイテムなど大半のデータは移行されますが、一部のデータは移行の対象外となっており、長期のサブスクリプション契約にも注意が必要です。
この記事では、Amazon Games公式の発表内容にもとづき、いつ何が起きるのか、プレイヤーのデータのうち何が引き継がれて何が引き継がれないのか、そして今のうちに確認しておきたいサブスクリプションの注意点まで整理します。
目次
要点まず何が起きたのか
Amazon Game Studiosは、『ロストアーク』欧米版のライブサービス運営を2027年初頭に終了し、以降は開発元のSmilegateが運営を引き継ぐと発表しました。サービス終了ではなく、運営元の交代にあたります。
時期2027年初頭にAmazonからSmilegateへ運営が移る
公式発表によると、2027年初頭を境にAmazon Game Studiosは『ロストアーク』欧米版のライブサービス運営を終了し、以降はSmilegateが運営を担います。Smilegateはこれまでも『ロストアーク』の開発元として関わってきた会社で、Amazon Gamesは数年にわたり欧米向けのパブリッシングと運営を担当してきました。
移行後は、プレイヤーはSteamアカウントをSmilegateのシステムにリンクする初回ログイン手続きを済ませることで、引き続きゲームへアクセスできるようになります。具体的な移行日や手続きの詳細については、今後Amazon GamesおよびSmilegateから追加の案内が予定されているとみられます。
移行引き継がれるデータ、引き継がれないデータ
今回の移管でプレイヤーが最も気になるのは、これまで積み上げてきたデータがどうなるかでしょう。公式発表では、移行される項目と移行されない項目がそれぞれ具体的に示されています。
- キャラクター、進行状況、インベントリ、アイテム
- 権利(entitlements)や購入済みのコンテンツ
- ウォレット残高(Royal Crystals・Blue Crystals・Gold・Silver)
- 装備・ジェム・スキン・スキルなどのプリセット名、船の名前、拠点のスロット・プレイリスト名
- マップ・コンバットメモ、チャットマクロ、NPCの改名
- Steamアカウントをリンクする初回ログイン以降のアクセス権
- ゲーム内メールの件名・本文
- フレンドリストに登録したメモやグループ名
- ブラックリストのメモ
- ギルドメンバーのニックネームやメモ
- 拠点(Stronghold)のギフトメッセージ・クイズデータ
- チャット履歴
SmilegateはRoyal Crystals・Blue Crystals・Gold・Silverを含む既存のウォレット残高について、移行日時点の金額を100%の価値でそのまま尊重すると公式に説明しています。課金分が目減りする心配はありません。
一方で、ゲーム内メールの本文やチャット履歴といった、いわば「その場限りのやり取り」に近いデータは移行対象外です。フレンドやギルドメンバーに関するメモなど、個人的に管理してきた情報も引き継がれないため、必要なものがあれば移行前に手元へ控えておくと安心です。
契約長期サブスクリプションは新規購入を控えるよう案内
Amazon Gamesは今回の発表の中で、新規の長期サブスクリプション購入を推奨しないと明言しています。残っているプリペイド期間の扱いは、記事執筆時点でSmilegateとの間で調整中とされており、詳細はまだ確定していません。
Crystalline Auraなど現在有効なサブスクリプションについては、移行前に適切な事前通知のうえキャンセルされる予定です。あわせて、12か月契約の「Crystalline Plus」サブスクリプションはすでに販売が終了しています。長期契約を組んでいる、またはこれから組もうと考えているプレイヤーは、移行のタイミングと契約期間の兼ね合いを意識しておく必要がありそうです。
背景Amazon Game Studiosで相次ぐ大型タイトルの縮小
Amazon Game Studiosをめぐっては、2025年10月にAmazon全体で発表された大規模な人員削減(1万4000人規模とされます)を境に、自社開発タイトルの体制縮小が相次いでいます。オープンワールドMMO『New World』は新規コンテンツの開発を終了し、「ロード・オブ・ザ・リング」を題材にした新作MMORPGは開発中止となったほか、Maverick Gamesとのパブリッシング契約終了も明らかになっています。
今回の『ロストアーク』欧米版の運営移管も、こうした一連の流れの延長線上にあると見られます。ただし、今回の公式発表の中でAmazon Games側は、人員削減との直接的な関連については言及していません。
補足日本版への言及はなく、今回はあくまで欧米が対象
今回の公式発表はあくまで欧米(West)向けサービスに関するものです。発表ページの中に、日本版『ロストアーク』についての記載はありません。なお、日本ではゲームオンが運営していた『ロストアーク』のサービスがすでに終了しています。今回の欧米版の移管とは別の話として区別しておく必要があります。
Q&Aよくある質問
総括まとめ|遊べなくなるわけではないが、確認しておきたいことは多い
今回の発表で変わるのは、あくまで運営元です。『ロストアーク』そのものがサービスを終了するわけではなく、キャラクターや進行状況、購入済みのコンテンツ、そしてウォレット残高もSmilegateへそのまま引き継がれます。
一方で、ゲーム内メールやチャット履歴といった一部のデータは移行対象外となるため、必要な情報があれば早めに控えておくと安心です。長期のサブスクリプションについても、公式が新規購入を控えるよう案内している以上、2027年初頭の移行が完了するまでは様子を見るのが無難といえます。
2027年初頭、『ロストアーク』欧米版の運営はAmazon Game StudiosからSmilegateへ移ります。サービス終了ではなく、キャラクターやウォレット残高は引き継がれますが、一部データの移行対象外と長期サブスクの新規購入には注意が必要です。



