KTC 24M1は買いか|2万円台の23.8型WQHD 240Hz、タルコフで出るfpsと必要なPC【2026年10月】

(更新: 2026.10.3)
KTC 24M1は買いか|2万円台の23.8型WQHD 240Hz、タルコフで出るfpsと必要なPC【2026年10月】

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MONITOR / 2026-10
KTC 24M1は買いか
2万円台の23.8型WQHD・240Hz、タルコフで効くのは解像度

KTCの23.8型ゲーミングモニター「24M1」は、WQHD(2560×1440)・240Hz(オーバークロック時260Hz)のFast IPSパネルに、高さ調整と回転に対応したスタンドと遮光フードを組み合わせたモデルです。2026年10月3日時点の価格はKTC日本公式ストアで2万4,980円、Amazon.co.jpで約2万7,000円です。タルコフ(Escape from Tarkov)で効くのは240Hzよりも解像度で、WQHDの大型マップは高性能なPCでも平均100〜200fps前後に収まります。

公式24,980円/Amazon約27,000円(10/3時点)23.8型WQHD・240Hz(OC260Hz)高さ150mm・回転対応スタンド+遮光フード

出典(確認日2026年10月3日):KTC日本公式「24M1」製品ページ、KTCプレスリリース「24M1」発売(PR TIMES)、『Escape from Tarkov』Steamパッチノート1.0.2.5・1.0.5.0・1.1.0.0、WQHD実測動画Streets(RTX 5080)・Streets(RTX 4070 SUPER)・Customs(RTX 5080)・Interchange(RTX 5070 Ti)

WQHD・240Hzのゲーミングモニターは27型が中心で、24型前後のサイズでWQHDと240Hzを両立した機種は、Mini LEDの上位機を除くとわずかです。24M1はこの組み合わせを23.8型に収め、2万円台で買えます。

タルコフのように遠くの敵を見つけて撃つゲームでは、解像度の差がそのまま見え方の差になります。一方で、WQHDで240fpsを出し続けられるかどうかはモニターではなくPC側、とくにCPUで決まります。

買う前に押さえたいのは、発売時から変わった価格、WQHDのタルコフで実際に出ているfps、応答速度1ms(MPRT)の意味、同じ予算で買える27型WQHD・フルHD 240Hzとの違いの4点です。

KTC 24M1 遮光フードを装着した外観
KTC 24M1 遮光フードを装着した外観(画像:KTCプレスリリース)
目次

要点24M1を選ぶ理由と、期待しすぎない点

  • 選ぶ理由 23.8型でWQHDを使え、同じ視野なら遠くの敵の描画に使われる画素はフルHDの約1.78倍になります。高さ150mm・スイベル・ピボットに対応したスタンドと遮光フードまで付いて2万円台です。
  • 期待しすぎない点 タルコフの大型マップは、WQHDでは高性能なPCでも平均100〜200fps前後です。240Hzを使い切れる場面は限られます。
  • 買う前の確認 240HzはDisplayPort接続のときだけで、HDMI 2.0は144Hzまでです。発売時の大幅なポイント還元は付いておらず、10月3日時点ではKTC日本公式ストアがAmazon.co.jpより約2,000円安く買えます。

仕様23.8型WQHD・240Hz、スタンドは高さ150mmとピボットに対応

24M1(型番H24E8)は、23.8型・2560×1440のFast IPSパネルを積んだKTC「MASTER」シリーズのモデルです。ネイティブ240Hz、オーバークロック時260Hzで、公表されている応答速度は1ms(MPRT)です。

ゲームで使ううえで最初に見ておきたいのは端子です。240Hz・260Hzが出るのはDisplayPort 1.4接続のときだけで、HDMI 2.0では144Hzが上限です。付属するのはDisplayPortケーブルで、HDMIケーブルは付属しません。

スタンドの調整幅は2万円台では広い部類です。チルト−5〜35°、スイベル±60°、ピボット90°、高さ調整150mmに対応し、VESA 100×100mmのモニターアームにも付け替えられます。

項目仕様
画面サイズ・解像度23.8型・2560×1440(WQHD)
パネルFast IPS(非光沢)
リフレッシュレート240Hz(オーバークロック時260Hz)。HDMI接続時は144Hz
応答速度1ms(MPRT)
輝度・コントラスト比450cd/m²(標準値)・1000:1
色域sRGB 99%・DCI-P3 95%・Adobe RGB 90%(8bit+FRC)
端子DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2、USB 2.0、イヤホン出力
同期機能Adaptive Sync
スタンドチルト−5〜35°、スイベル±60°、ピボット90°、高さ調整150mm
VESAマウント100×100mm
サイズ・重量546×367×243mm・4.6kg(スタンド込み)
付属品着脱式遮光フード、DisplayPortケーブル、ACアダプター・電源ケーブル
保証3年(購入後12か月は交換対応)

実測WQHDのタルコフは大型マップで平均100〜200fps

WQHDのタルコフでは、Ryzen 7 9800X3Dを使った構成でもStreets of Tarkovで平均約100〜110fps、Customsで約155〜160fps、Interchangeで約200fpsです。いずれも平均は240fpsを下回り、240Hzの上限まで届くのは瞬間的な場面に限られます。

マップと構成平均fps(1% Low)GPU使用率
Streets of Tarkov
RTX 5080+Ryzen 7 9800X3D
約100〜110fps(約50〜60fps)約35〜45%
Streets of Tarkov
RTX 4070 SUPER+Ryzen 7 7800X3D・最高画質+DLSS品質
約65fps(約45〜50fps)約53%
Customs
RTX 5080+Ryzen 7 9800X3D
約155〜160fps(約75〜80fps)約55〜60%
Interchange
RTX 5070 Ti+Ryzen 7 9800X3D・最高画質ネイティブ
約200fps(約130fps)約80〜85%

数値はいずれも2025年11月の1.0初期版で計測されたもので、計測者・画質設定はそれぞれ異なります。横並びで優劣を比べる表ではなく、マップごとのfpsがどのくらいの帯に収まるかの目安として見てください。1% Lowは、計測中に最も重かった1%の場面の平均fpsです。

その後、2026年5月の1.0.5.0では一部の光源の処理をCPUからGPUへ移す試験的な設定とアニメーション処理のCPU負荷削減が入り、8月の1.1.0.0ではStreetsの描画範囲の計算方法が変わってCustomsにも最適化が入りました。現行版では大型マップのfpsが上の表より上振れしている可能性があります。

表で注目したいのはGPU使用率です。StreetsとCustomsでは、RTX 5080でも使用率が4〜6割にとどまり、GPUにはまだ余力があります。この場面のfpsの上限を決めているのはGPUではなく、CPUとゲーム側の処理です。GPUを上位に替えても、大型マップの平均fpsはほとんど伸びません。

それでも240Hzが無駄になるわけではありません。Interchangeのように200fpsを超える場面ではリフレッシュレートの余裕が生き、Adaptive Syncでfpsが上下しても表示の乱れ(ティアリング)を抑えられます。

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タルコフで240Hzに近づけたいなら先にCPU

大型マップのfpsはCPUで頭打ちになりやすく、Ryzen 7 9800X3Dのような大容量キャッシュのCPUが効きやすいゲームです。CPUごとの違いはタルコフのX3D CPU比較、GPUの選び方はタルコフのグラボ選びにまとめています。

解像度の効き遠くの敵に使える画素はフルHDの約1.78倍

タルコフで24M1が効くのは、240Hzよりも解像度です。同じFOV(視野角)の設定なら、WQHDは同じ範囲を縦横それぞれ約1.33倍の画素で描くため、遠くにいる敵1人に使われる画素数はフルHDの約1.78倍になります。

画素が増えると、茂みや暗がりの中にいる敵の輪郭や頭の形が細かく描かれます。画面上の大きさが変わるわけではありませんが、同じ大きさのまま情報量が増えるので、遠距離の見分けがしやすくなります。

モニター画素密度遠くの敵1人の画素数
24M1
23.8型WQHD
約123ppi約1.78倍
27型WQHD
27M1 Proなど
約109ppi約1.78倍
24.5型フルHD
一般的な240Hz機
約90ppi1倍(基準)

23.8型と27型のWQHDは画素数が同じなので、画面に映る情報量は変わりません。違いは物理的な大きさで、27型は敵も文字も約1.13倍大きく見える一方、23.8型は机に近い距離でも画面の端まで視線を動かしやすいサイズです。

WQHDにすると描く画素が約1.78倍に増えるので、GPUが上限のゲームではfpsが下がります。ただしタルコフの大型マップのようにGPU使用率が4〜6割にとどまる場面では、WQHDにしてもfpsの下がり方は小さくなります。解像度を上げる代償が比較的軽いゲームです。

Windowsの文字は小さめになります。123ppiは24型フルHD(約92ppi)より3割ほど細かいので、表示スケールを125%にすると24型フルHDに近い文字の大きさで使えます。

応答速度公表値は1ms(MPRT)だけ、GtGは非公表

24M1の応答速度として公表されているのは1ms(MPRT)だけで、液晶の色が切り替わる速さを示すGtG(Gray to Gray)の値は公表されていません。

MPRTは、動く物体がどれだけぼやけて見えるかを表す指標です。バックライトを常に点けたままの通常表示では、MPRTは1コマの表示時間(240Hzで約4.2ms)より短くなりません。1msという値は、一般にバックライトを点滅させて残像を減らす機能を使った状態のものです。

実際の残像感はオーバードライブ(応答速度の設定)で大きく変わります。強すぎると動く物の縁に白や黒の縁取りが出るため、買ったら中間の段階から試して決めるのが確実です。調整の手順はゲーミングモニターの残像対策で解説しています。

必要なPC240fpsを狙えるかはゲームで変わり、タルコフはCPUが先

24M1の240Hzをどこまで使えるかは、遊ぶゲームとPCの組み合わせで変わります。目安は次のとおりです。

  • タルコフ中心 CPUを優先し、Ryzen 7 9800X3D級でも大型マップは平均100〜200fps帯と考えておきます。GPUはRTX 5070 Tiで、Interchangeの最高画質ネイティブが平均約200fpsです。DLSS 4.5にも対応していますが、GPUに余力がある大型マップでは効果が小さくなります。
  • 軽い競技タイトル中心 VALORANTやCS2のような軽いタイトルは、WQHDでも240fpsに届きやすい部類です。GPUごとの目安は240fpsに必要なPCの解説を参考にしてください。
  • GPUがWQHDに力不足 WQHDで100fps前後しか出ないなら、240Hzの恩恵は小さくなります。フルHD 240Hzのモニターのほうが安く、fpsも出しやすくなります。

接続したら、Windowsのディスプレイ設定でリフレッシュレートが240Hz(または260Hz)になっているかを確認します。144Hzまでしか選べないときは、HDMIでつないでいるか、ケーブルや設定に原因があります。確認の順番はリフレッシュレートが上がらないときの直し方にまとめています。

価格発売時の高率還元はなく、公式ストアが約2,000円安い

24M1の通常価格は2万9,980円です。発売時はAmazon.co.jpで40%のポイント還元(実質1万7,988円相当)、8月中旬は20%還元(実質2万3,984円相当)が付いていました。

2026年10月3日時点では大幅なポイント還元はなく、代わりに価格そのものが下がっています。KTC日本公式ストアのセール価格は2万4,980円、Amazon.co.jpは約2万7,000円で、公式ストアのほうが約2,000円安くなっています。

KTC日本公式ストアは、購入後30日以内に店頭価格が下がった場合の差額返金と、商品到着から15日以内の未開封・未使用品の返品に対応しています。Amazon.co.jpは出荷元がAmazonで、Amazonのポイントや返品窓口を使いたい人に向きます。

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価格とセールは変わりやすい

発売から2か月半で、還元率と価格は何度も変わっています。購入前に、公式ストアとAmazon.co.jpの両方で現在の価格を確かめてください。

比較同じ予算で選べる3機種との違い

24M1と迷いやすいのは、差額数千円で選べる27型WQHD、タルコフ向けに割り切った27型WQHD 180Hz、安いフルHD 240Hzの3通りです。価格はいずれも2026年10月3日時点のAmazon.co.jpです。

KTC 27M1 Pro(約3万円)27型WQHD・240Hz(オーバークロック時275Hz)のFast IPSで、遮光フードと高さ調整・回転対応のスタンドも付きます。差額約3,000円で、同じ画素数のまま画面を一回り大きくできるモデルです。机の奥行きに余裕があり、大きく見たい人はこちらが候補です。
AOC Q27G40E/11(約1万9,000円)27型WQHD・180HzのFast IPSです。StreetsやCustomsの平均fpsは180Hzの範囲に収まるので、タルコフ中心なら約8,000円安く、同じWQHDの画素数で遊べます。Interchangeのように200fpsを超える場面では180Hzが上限になります。
Xiaomi G25i 2026(約1万8,000円)24.5型フルHD・240HzのFast IPSで、VESA DisplayHDR 400に対応します。GPUがWQHDに力不足でも240fpsを出しやすいのが利点で、24M1より約9,000円安く買えます。遠距離の見分けやすさではWQHDに及びません。

3機種と並べると、24M1は「24型前後のサイズ」「WQHD」「240Hz」「高さ・回転調整」「遮光フード」を2万円台でまとめて取れる点が強みです。どれか1つを譲れるなら、譲る項目に合わせて上の3機種のほうが安く済むこともあります。

適性向いている人・不向きな人

✓
向いている人
  • タルコフで遠くの敵や暗がりの見分けやすさを上げたいが、24型前後のサイズは変えたくない人
  • 机の奥行きが浅く、27型だと画面の端まで視線が届きにくい人
  • 高さ・回転調整のできるスタンドと遮光フードまで、2万円台でそろえたい人
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不向きな人
  • タルコフで常に240fpsを使い切ることを期待している人(大型マップは平均100〜200fps帯)
  • GPUがWQHDに力不足で、まずフルHDで240fpsを出したい人
  • HDMI接続で240Hzを使いたい人(240HzはDisplayPortのみ)

おすすめ24M1と比較した3機種の購入先

サイズとWQHDを両立したいなら24M1、画面を大きくしたいなら27M1 Pro、タルコフ中心で予算を抑えるならAOC Q27G40E/11、GPUに余裕がないならXiaomi G25i 2026が候補です。

KTC 24M1 23.8型WQHDゲーミングモニター
23.8型でWQHD 240Hzを使いたい人にKTC 24M1(23.8型・WQHD・240Hz/OC260Hz・Fast IPS)24型前後のサイズのままWQHDにしたい人向け。高さ・回転対応のスタンドと遮光フードが付き、240HzはDisplayPort接続で使えます。Amazonで価格を見る
KTC 27M1 Pro 27型WQHD 240Hzゲーミングモニター
差額約3,000円で27型にするならKTC 27M1 Pro(27型・WQHD・240Hz/OC275Hz・Fast IPS・遮光フード付属)同じWQHD・240Hzを27型で使いたい人向け。画素数は24M1と同じで、敵も文字も一回り大きく表示されます。遮光フードも付属します。Amazonで価格を見る
AOC Q27G40E/11(27型 WQHD・Fast IPS・180Hz)
タルコフ中心で予算を抑えるならAOC Q27G40E/11(27型 WQHD・Fast IPS・180Hz)27型WQHD・180Hzを2万円以下で選びたい人向け。StreetsやCustomsの平均fpsは180Hzの範囲に収まり、差額をCPUに回せます。Amazonで価格を見る
Xiaomi ゲーミングモニター G25i 2026(24.5インチ・240Hz)
GPUに余裕がないならフルHD 240HzXiaomi ゲーミングモニター G25i 2026(24.5インチ・240Hz)WQHDでは高fpsを出しにくいPC向け。24.5型フルHD・240Hz・DisplayHDR 400で、240fpsを出しやすい構成です。Amazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

FAQよくある質問

タルコフで240Hzは無駄になりますか
無駄にはなりませんが、使い切れる場面は限られます。WQHDの大型マップは平均100〜200fps前後で、240Hzの上限に届くのは瞬間的な場面です。200fpsを超える場面のリフレッシュレートの余裕と、Adaptive Syncでティアリングを抑えられる点が240Hzの役割になります。
HDMIでつないでも240Hzになりますか
なりません。HDMI 2.0での上限は144Hzで、240Hz・260HzはDisplayPort 1.4接続のときだけです。DisplayPortケーブルは付属しています。
23.8型でWQHDだと文字が小さくないですか
表示スケール100%では小さめです。画素密度は約123ppiで、Windowsの表示スケールを125%にすると、24型フルHDに近い文字の大きさになります。ゲーム画面は表示スケールの影響を受けません。
どこで買うのが安いですか
2026年10月3日時点ではKTC日本公式ストアのほうが安く、セール価格は2万4,980円です。Amazon.co.jpは約2万7,000円です。価格は頻繁に変わるため、購入前に両方を確認してください。
応答速度の1ms(MPRT)は信用できますか
MPRTはGtGとは別の指標で、通常表示の速さをそのまま表す数字ではありません。通常表示ではMPRTは1コマの表示時間(240Hzで約4.2ms)より短くならず、1msはバックライトを点滅させる残像低減を使った状態の値です。実際の残像感はオーバードライブの設定で調整します。

まとめタルコフの見え方を2万円台で底上げする一台

結論

24M1は、24型前後のサイズのままWQHDにしたい人にとって、2万円台で選べる数少ない候補です。タルコフでは遠くの敵に使われる画素がフルHDの約1.78倍になり、高さ・回転調整のできるスタンドと遮光フードも付きます。

一方で、WQHDのタルコフは大型マップで平均100〜200fps前後にとどまり、240Hzを使い切れる場面は限られます。fpsを伸ばしたいならモニターよりCPUが先で、240HzはDisplayPort接続が前提です。価格は公式ストアとAmazon.co.jpで差があるため、両方を見てから決めてください。

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。