RTX 5090の中古は100万円目前、落札は5月から約1.6倍|新品との差・保証・買い時の判断【2026年10月】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
落札は96〜100万円で、ZOTAC直販の97.5万円(在庫切れ)と同じ水準です
中古のRTX 5090が100万円に迫っています。Yahoo!オークションの落札では、2026年10月12日にGIGABYTE AORUS MASTERが99万9,800円、10月9日にはINNO3D X3(新品未開封)が100万100円で決まりました。
動作品の落札は、5月の中央値約59.7万円から10月は約98万円まで上がっています。ただしZOTAC直販のRTX 5090は97万5,000円(税込)の設定で、いまは在庫切れです。中古が新品の直販価格と同じ水準まで来たことになり、在庫のある新品の通販価格(約115万円)との差は15〜19万円しかありません。
中古に払う理由があるのは、新品が手に入らず、32GBのVRAMか4Kの最高性能がどうしても要る人です。落札例は返品不可で、メーカー保証も引き継げない可能性が高く、ゲーム用途なら33万円ほどの新品RTX 5080で足ります。
目次
落札例10月の落札は95万〜100万円
落札ページを開いて、価格・状態・返品条件を確認できたのは次の4件です。いずれも終了済みで、出品者の説明は申告にすぎず、動作を第三者が検証したものではありません。
| 終了日と製品 | 落札価格 | 状態・条件 |
|---|---|---|
| 10月12日 GIGABYTE AORUS MASTER 32G GV-N5090AORUS M-32GD | 999,800円(2入札) | 個人出品。2026年6月にAmazonで新品購入、3DMark Steel Nomadなどを実施と記載。返品不可 |
| 10月9日 INNO3D RTX 5090 X3 | 1,000,100円(税込・1入札) | 新品未開封のストア出品。国内正規代理店品で、出品者の発送日から2年保証と記載。初期不良は返品交換を受け付ける |
| 10月13日 Palit RTX 5090 GameRock NE75090019R5-GB2020G | 980,000円(1入札) | 個人出品。2025年9月ごろに新品で購入し、約1年使用。不具合はなかったと記載。返品不可 |
| 10月4日 GIGABYTE AORUS MASTER ICE | 957,000円(10入札) | 個人出品。2026年2月購入で、数回のAI動作確認のみと記載。返品不可・ノークレーム |
出典:Yahoo!オークション AORUS MASTER 32G、Yahoo!オークション INNO3D X3、Yahoo!オークション AORUS MASTER ICE(いずれも2026年10月15日に確認)
INNO3D X3は新品未開封なので、中古の相場とは分けて見る必要があります。10月2日にはASUS ROG Astralが100万円(1入札)で落札されましたが、こちらも外箱未開封の未使用品で、返品・キャンセルは不可でした。使用歴のある3件に絞ると、95万7,000円〜99万9,800円です。ストア出品の落札価格は、税抜909,182円に消費税10%が加わった額でした。
推移5月から約1.6倍、落札の中央値は98万円に
動作品の落札は、2026年4月22日の約58万円から、10月13日の98万円まで切れ目なく上がっています。集計は「RTX5090 32GB」で検索できる落札のうち、題名にジャンク・訳あり・基板・クーラー・水冷・未動作とあるものと、45万円未満の落札を除いたものです。
| 終了月 | 落札価格の中央値 | 件数と幅 |
|---|---|---|
| 4月(22日〜) | 589,990円 | 2件|58.0万〜60.0万円 |
| 5月 | 596,500円 | 10件|55.5万〜64.9万円 |
| 6月 | 665,000円 | 9件|63.0万〜70.1万円 |
| 7月 | 665,833円 | 8件|66.0万〜69.0万円 |
| 8月 | 720,000円 | 5件|62.0万〜77.0万円 |
| 9月 | 880,650円 | 4件|84.0万〜92.0万円 |
| 10月(13日まで) | 980,000円 | 3件|95.7万〜100.0万円 |
出典:Yahoo!オークション 落札相場(RTX5090 32GB)(2026年10月15日に確認。出品者が付けた題名による絞り込みで、全件の集計ではありません)
月ごとの件数は少なく、4月は2件、10月も3件です。それでも5月から10月にかけて、中央値は約59.7万円から約98万円へ上がり続けました。いちばん上がったのは8月から9月で、中央値が72万円から88万円へ動いています。
10月12日の99万9,800円と10月9日の100万100円は、題名の表記が違うためこの検索に含まれません。10月の中央値は、この2件を足すと表より高くなります。
新品新品の直販価格は97.5万円、買える在庫は約115万円
国内の新品RTX 5090は在庫が薄くなっています。ZOTAC公式直販は、RTX 5090 SOLID OCとWhite Editionをどちらも975,000円(税込)で掲載していますが、2製品とも「在庫切れ」です。
10月15日に価格が付いている新品の通販掲載は1製品だけで、1,149,800円でした。落札価格との差は、AORUS MASTERの999,800円なら15万円、AORUS MASTER ICEの957,000円なら19.3万円です。この差で、メーカー保証と返品の可否が変わります。
| 入手先 | 価格 | 買えるか |
|---|---|---|
| ZOTAC直販(SOLID OC) | 975,000円(税込) | 在庫切れ |
| 通販の新品(価格が付く1製品) | 1,149,800円 | 掲載あり(10月15日)。在庫は注文時に確認 |
| Yahoo!オークション 使用歴のある個体 | 957,000〜999,800円 | 終了済みの落札。次に同じ価格で出るとは限らない |
出典:ZOTAC JAPAN RTX 5090(2026年10月15日に確認)。通販の掲載価格は同日の集計です
新品の価格高騰の全体像はグラボ高騰はいつまで続くのかで扱っています。RTX 5090の生産終了説と買い時はRTX 5090は生産終了なのかが詳しいです。
保証中古だとメーカー保証は使えない可能性が高い
100万円の買い物で最も差が出るのは保証です。落札例の個人出品は2件とも返品不可で、1件は「ノークレーム・ノーリターン」を条件にしていました。メーカー側の規定は次のとおりです。
| 窓口 | 中古・二次流通の扱い | 注意点 |
|---|---|---|
| アスク(国内代理店) | 中古販売・オークションなど二次流通を経て購入された場合は、保証期間内でも修理受付不可または有償修理 | 購入日がわかる書類のコピーも必要。納品書があっても、二次流通は対象外 |
| ZOTAC | 中古・非正規店で買った製品はメーカー保証の対象外。購入した店へ相談する | 落札した個人には相談先の店がない |
| 中古ショップ(ドスパラ) | 店独自の中古保証が3ヶ月(ジャンク・一部商品を除く) | メーカー保証とは別の、店の保証。5090の在庫があるかは店頭・通販で確認 |
出典:アスク 保証規定、ZOTAC 修理窓口、ドスパラ 中古保証
メーカーによって規定が違うので、すべての中古が保証対象外とは言い切れません。10月4日の落札例でも、出品者は自分で4年延長保証の登録を済ませていると書いたうえで、保証の可否はメーカー・代理店の規定に従うよう求めていました。購入証明書があれば引き継げる、という前提では買えません。
初期不良に備えるなら、個人間の落札より、返品や初期不良の交換を受け付けるストア出品、または中古ショップの店舗保証を選ぶほうが安全です。INNO3D X3の例は、ストア出品で初期不良の返品交換を受け付けていました。
比較中古RTX 5090と新品RTX 5080の違い
落札価格の96〜100万円は、新品RTX 5080の3倍前後です。ゲーム用途なら、比較する相手はこちらになります。
| 項目 | RTX 5090(中古) | RTX 5080(新品) |
|---|---|---|
| 価格 | 約96万〜100万円(落札) | 329,800円(ZOTAC直販・税込、送料無料) |
| VRAM | 32GB GDDR7 | 16GB GDDR7 |
| Total Graphics Power | 575W | 360W |
| システム電力要件 | 1,000W | 850W |
| 保証 | 個人出品は返品不可。メーカー保証は引き継げない可能性が高い | メーカー保証が付く(ZOTACの延長保証は有償) |
出典:NVIDIA GeForce RTX 5090、NVIDIA GeForce RTX 5080、ZOTAC GAMING RTX 5080 SOLID CORE OC(2026年10月15日に確認。カートに追加でき、決済から3営業日以内に出荷と表示)
4Kでの性能差は、発売時の海外レビューの検証で、RTX 5090がRTX 5080より30〜68.9%高速でした。多くのゲームでは45〜55%の範囲です。Final Fantasy XIVの4K平均fpsは5090が182、5080が112で、5090が62%速い結果でした。測定は2025年1月の発売時点のもので、いまの中古個体を測ったものではありません。
出典:GamersNexus RTX 5080 Founders Edition Review
平均5割の差に、価格は3倍近く払うことになります。ゲームだけが目的なら、中古のRTX 5090を選ぶ理由はほぼありません。詳しい比較はRTX 5090とRTX 5080の比較記事にまとめています。
32GBが必要な場合
RTX 5080の16GBに収まらない用途だけ、中古の5090が残ります。ローカルでAIモデルを動かす、重い3D・動画制作をする、といった作業です。実際に必要なVRAM量はモデルやシーンで決まるので、いま使っている環境で使用量を確かめてから決めてください。電源は1,000W以上、ケースは大型カードが入る余裕も確認が要ります。
買い時落札相場を見て、いま買うか待つか
落札価格は5月から上がり続けていますが、今後も上がるかどうかは確認できません。新品の在庫が戻れば、中古の落札も落ち着く可能性があります。値上がりを見込んで買うのではなく、必要な理由があるかで決めてください。
- 新品を買えるうちは、ZOTAC直販など正規ルートの再入荷を待つほうが保証の面で安全
- どうしても急ぐなら、返品交換を受け付けるストア出品や中古ショップの店舗保証を選ぶ
- 個人間の落札は、出品者の説明と写真で動作確認の範囲を読み、返品不可を前提に予算を組む
- 落札前に、電源端子(12V-2×6)の焼けや変色、付属品の有無を質問できるか確認する
結論中古RTX 5090を買ってよい人・見送る人
- 32GBのVRAMが業務や制作で必要で、新品の在庫が見つからない人
- 返品不可・メーカー保証なしを許容できる予算がある人
- 1,000W以上の電源と、大型カードが入るケースを持っている人
- ゲーム用途だけで、4Kの最高fpsまでは求めない人
- メーカー保証や返品条件を重視する人(新品のRTX 5080が向く)
- 値上がりを見込んで買い、あとで転売する前提の人
ゲーム用途なら、新品のRTX 5080が現実的な選び先です。32GBが必要で新品を探す場合は、RTX 5090の新品も確認できます。
※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
32GBが必要で、新品のRTX 5090の在庫を探す場合は、販路ごとの価格と在庫が日々動くので、注文時に表示を確認してください。
FAQよくある質問
まとめ中古RTX 5090は、保証を捨てて32GBに払える人だけの選択肢
中古のRTX 5090は10月に95万7,000円〜99万9,800円で落札され、5月の約1.6倍です。新品の直販価格97万5,000円と同じ水準なので、割安とは言えません。
ゲーム用途なら、新品のRTX 5080(329,800円)で足ります。32GBのVRAMが要る人も、返品不可・メーカー保証なしの個人落札より、返品交換のあるストア出品か店舗保証を優先してください。







