GPUの値下がりはいつまで続く?2026年の買い時グラボ3選——RTX 5070・RX 9070 XT最新価格

(更新: 2026.5.5)
GPUの値下がりはいつまで続く?2026年の買い時グラボ3選——RTX 5070・RX 9070 XT最新価格

本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。

GPU PRICE TREND — 2026
GPUの値下がりはいつまで続く?
2026年の買い時グラボ3選

2026年4月時点の国内実勢価格(複数の価格比較サイト基準)と、5月以降の値上げ予告を踏まえた「いつ・どれを買うべきか」の判断基準を整理しました。RTX 5070・RX 9070 XT・RTX 5060 Ti 16GBが現時点の買い時です。

¥92,980〜RX 9070 XT
1月比 -35%
¥102,800〜RTX 5070
発売価格割れ
¥89,800〜RTX 5060 Ti 16GB
先月比 -¥12,000
-5.4%ハイエンド帯
週次下落幅

「グラボの値下がりはいつまで続くのか」「いま買って大丈夫なのか」——2026年に入ってから繰り返し聞かれるこの疑問に、最新の価格データで答えます。結論からいえば、4月時点で全セグメントが下落しており、RTX 5070・RX 9070 XT・RTX 5060 Ti 16GBの3モデルは「現時点の買い時」と呼べる水準まで落ちています。一方で、この下落は短期調整であり、5月以降は再上昇シナリオが現実味を帯びている点も押さえておく必要があります。

価格の根っこを辿ると、GDDR7メモリの供給不足・円安の長期化・トランプ関税という三重の構造的圧力はいずれも解消されていません。MSI・ASUS・ZOTACは今後9ヶ月で製品価格を15〜30%引き上げると予告しており、現在の下落は「サプライサイドの構造改善」ではなく「需要側の一時的な調整」と読むのが妥当です。本レポートでは、実勢価格の整理とともに、どのモデルが本当に買い時で、どのモデルを避けるべきかを明確にします。


目次

価格高止まりの3つの構造的要因

「なぜGPUはこんなに高いのか」という疑問への答えは、1つではありません。複数の要因が重なって今の価格水準を作っています。

GDDR7・DRAM高騰
AI向けサーバー需要がHBMおよびGDDR7を大量に吸収しており、ゲーミングGPU向けの供給が慢性的に不足しています。市場調査会社Counterpointは2026年第2四半期までにメモリ価格がさらに40%以上上昇すると予測。RTX 5060 Ti 8GB版の供給が停止に追い込まれたのも、メモリ部材の調達難が直接の引き金です。
円安の長期化
2026年に入ってからのドル円は153〜159円台で推移しており、3月平均は158.72円でした。ドル建てのGPU卸値が据え置きでも、円換算の実勢価格は発売時より高くなります。RTX 5090の発売時想定価格は¥393,800でしたが、今や¥600,000近い水準です。
トランプ関税の余波
台湾(合計42%)、韓国(35%)、ベトナム(56%)への高率関税がグローバルサプライチェーンを直撃しています。日本向けGPUへの直接課税ではありませんが、製造コストの上昇分がメーカー→代理店→小売へと転嫁される構造が出来上がっています。

主要GPUの3ヶ月価格推移

2026年1月のピーク時から現在までの3ヶ月で、ミドルレンジ・ハイエンドGPUの実勢価格は明確に下落しています。代表的な3モデルの推移を可視化しました。

RX 9070 XT
1月: ¥143,000
3月: ¥107,800
4月: ¥92,980
-35%
RTX 5060 Ti 16GB
1月: ¥118,000
3月: ¥101,800
4月: ¥89,800
-24%
RTX 5070
1月: ¥128,000
3月: ¥112,800
4月: ¥102,800
-20%

※複数の価格比較サイトの月次最安値スナップショットから集計した代表値。下落幅は1月→4月の3ヶ月変化。実勢は日次で変動するため、購入直前に必ず最新価格を確認してください


GPU実勢価格一覧(2026年4月時点)

以下の価格は主要な価格比較サイトの最安値を基準にしています。価格は日々変動するため、購入前に必ず最新価格を確認してください。

RTX 50シリーズ(NVIDIA)

GPUVRAM最安値(税込)前月比評価
GeForce RTX 509032GB GDDR7¥599,800〜様子見
GeForce RTX 508016GB GDDR7¥199,800〜検討可
GeForce RTX 5070 Ti16GB GDDR7¥158,000〜様子見
GeForce RTX 507012GB GDDR7¥102,800〜買い時
GeForce RTX 5060 Ti 16GB16GB GDDR7¥89,800〜-¥12,013買い時
GeForce RTX 5060 Ti 8GB8GB GDDR7¥62,980〜-¥2,476非推薦
GeForce RTX 50608GB GDDR7¥55,980〜様子見

RTX 5090は発売時想定¥393,800から50%以上も値上がりしており、純粋な性能への対価として払える価格ではありません。RTX 5070は発売時想定¥108,800を下回る¥102,800まで落ちており、数少ない「定価以下で買えるRTX 50」です。RTX 5060 Ti 16GBは先月比で約¥12,000下落しており、下落トレンドが続いています。

RTX 5060 Ti 8GBは16GBモデル(¥89,800〜)との差が¥27,000程度まで縮まっており、性能差・VRAM差を考えると8GBを選ぶ積極的な理由がありません。RTX 5060(無印)は2025年5月20日発売で約11ヶ月経過し価格は落ち着いていますが、5月以降の値上げ予告対象に含まれる可能性があるため、狙うなら4月中がおすすめです。

RX 9000シリーズ(AMD)

GPUVRAM最安値(税込)参考(比較)評価
Radeon RX 9070 XT16GB GDDR6¥92,980〜1月ピーク比 -35%買い時
Radeon RX 907016GB GDDR6¥79,800〜買い時
Radeon RX 9060 XT 16GB16GB GDDR6¥57,979〜様子見

RX 9070 XTは2026年1月の品薄ピーク時に¥143,000台まで高騰しましたが、その後の増産で¥92,980台まで戻っています。この価格水準は2025年末の想定小売価格とほぼ同等で、コスパ評価が最も高い状態です。RX 9060 XTは2025年6月発売のRDNA 4世代GPUで、発売から約10ヶ月経過し価格は落ち着き始めていますが、後発ロットでさらに値下がりする可能性も残っています。

旧世代——RTX 40・RX 7000系の今

GPUVRAM最安値(税込)比較対象評価
GeForce RTX 4060 Ti 8GB8GB GDDR6¥65,640〜RTX 5060 Ti 8GB(¥62,980〜)より高い非推薦
GeForce RTX 4060 8GB8GB GDDR6¥85,000〜RTX 5060(¥55,980〜)より¥30,000高い非推薦
Radeon RX 7900 GRE 16GB16GB GDDR6¥99,980〜RX 9070(¥79,800〜)より高い非推薦
Radeon RX 7800 XT 16GB16GB GDDR6¥74,980〜RX 9060 XT(¥57,979〜)と性能ほぼ同等非推薦

旧世代の状況は厳しく、現行世代との価格逆転が相次いでいます。RTX 4060が後継のRTX 5060より3万円高い・RTX 4060 Tiが後継の5060 Tiより高いというのは、在庫処分が進んでいないことを示しています。RX 7800 XTも後継のRX 9060 XTに性能・価格ともに抜かれており、今から旧世代を選ぶ理由はほぼありません。


編集部ピックアップ——今月の注目モデル3選

価格・性能・在庫状況・今後の見通しを総合的に判断し、2026年4月に購入を検討する価値が高い3モデルを深掘り紹介します。後半の予算別おすすめも合わせて参考にしてください。

ASRock AMD Radeon RX 9070 XT Challenger 16GB
Pick 01 — コスパ最良
Radeon RX 9070 XT 16GB
ASRock AMD Radeon RX 9070 XT Challenger 16GB
¥92,980〜(参考価格)
1月の高騰ピークから35%下落した現在、WQHD〜4K環境での最高コスパモデルです。RTX 5070 Ti比で性能差は5%以内という実測データもあり、「フルスペックのRDNA 4を十万円以下で」という需要を満たします。AMDプラットフォーム統一環境ではSmart Access Memoryによる対応タイトルの性能上乗せも期待できます。
WQHD〜4Kに最適16GB VRAMコスパ最良
MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC
Pick 02 — NVIDIA勢の最有力
GeForce RTX 5060 Ti 16GB
MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC
¥89,800〜(参考価格)
先月比で¥12,000以上下落しており、NVIDIA勢では最も買いやすいポジションに入ってきました。DLSS 4.5のマルチフレーム生成(MFG最大4倍)に対応しており、フレーム生成を活用すれば表示fpsはRTX 5070クラスに迫ります。VRAMはRX 9070 XTと同じ16GB容量(GDDR7で帯域はやや有利)で、2026年以降のVRAM要求増加にも対応できます。
FHD〜WQHD向けDLSS 4.5 MFG対応下落トレンド
ASUS Dual GeForce RTX 5070 OC Edition
Pick 03 — ハイバランス
GeForce RTX 5070 12GB
ASUS Dual GeForce RTX 5070 OC Edition
¥102,800〜(参考価格)
発売時の想定価格¥108,800を下回る数少ない「値下がりしたRTX 50」です。WQHD最高設定で平均100fpsを超え、RTX 5070 Tiとの差は20%程度。4K環境ではDLSS Quality + MFGを使えば十分実用的です。「もう少し予算を足してWQHD〜4Kもカバーしたい」というユーザーの最有力候補です。
WQHD〜4K対応発売価格以下バランス型

DLSS 5との混同注意:2026年3月GTC 2026でNVIDIAが発表した「DLSS 5」はマルチフレーム生成(MFG)の延長ではなく、ニューラルレンダリングという別系統の新技術です(正式配信は2026年秋予定)。「fpsを上げる技術」ではなく「AIが映像品質を写真レベルに引き上げる技術」で、DLSS 4.5 MFGと共存する設計です。本記事のRTX 50対応機能はDLSS 4.5 MFGを指します。


5月以降の価格見通し

今月の下落を「そのまま底値に向かう兆候」と読むのは早計です。現在の価格調整は需要側の一時的な調整によるものであり、サプライサイド(部材コスト・為替・関税)の構造は何も変わっていません。

短期(2026年4〜6月)の見通し

MSI・ASUS・ZOTACがすでに今後9ヶ月で15〜30%の値上げを予告しており、5月以降に再び上昇局面が来るシナリオは十分あります。GDDR7の供給状況が改善しない限り、ミドルレンジ(RTX 5060 Ti・RX 9070系)の値下がりには限界があります。今月の調整局面はむしろ「比較的価格が落ち着いているうちに買える期間」として活用する考え方が現実的です。

中期的には、RTX 50 SUPERシリーズが2026年Q3(7〜9月)投入予定ですが、GDDR7供給制約で遅延リスクがあります。仮に投入されても、既存の50シリーズが劇的に値崩れするとは考えにくい状況です。為替については各金融機関が2026年末にかけて146〜150円台への円高を予測していますが、GPUの価格への影響は5〜8%程度の改善にとどまる見込みです。

RX 9060 XT 16GB購入の注意点:現在¥57,979〜ですが、5月以降の値上げ予告対象に含まれる可能性があります。急ぎでなければ4〜5月の価格トレンドを見極めてから判断するのが無難です。


予算別おすすめGPU——4月のベストチョイス

「結局どれを選べばいいか」を予算別に整理しました。性能と将来性のバランスを考えた選び方の指針です。

〜¥60,000
RTX 5060(¥55,980〜)
または RX 9060 XT 待機
FHD中心ならRTX 5060(2025年5月発売で価格は既に落ち着き済み)。RTX 5060 Ti 8GBは16GB版との価格差が縮まり選ぶ理由なし。予算余裕があれば¥60,000〜ゾーンのRX 9060 XT 16GBが賢い選択
¥60,000〜¥90,000
RX 9060 XT 16GB(¥57,979〜)
または RX 9070(¥79,800〜)
FHD〜WQHD用途。VRAM 16GB搭載でコスパに優れる。RX 9070はコスト重視ながらAMDの中堅性能を確保できる選択
¥90,000〜¥110,000
RX 9070 XT(¥92,980〜)
または RTX 5070(¥102,800〜)
今月の最有力ゾーン。RX 9070 XTは1月比-35%でWQHD〜4Kコスパ最強。RTX 5070はDLSS 4.5 MFG重視・配信用途向け
¥150,000〜¥230,000
RTX 5070 Ti(¥158,000〜)
または RTX 5080(¥199,800〜)
4Kメイン・パストレーシング向け。5080と5070 Tiの差は性能14%・価格差6万円のため、コスパ重視なら5070 Tiが正解

Conclusion April 2026

2026年4月の総括
と買うべきタイミング

2026年4月は全セグメントで週次値下がりが続いていますが、DRAM高騰・円安・関税という構造的要因は継続中で、「底値」への到達はまだ先です。使う予定が今あるなら買うべき月です。理由は2つで、(1) MSI・ASUS・ZOTACが5月以降に15〜30%の値上げを予告していること、(2) ¥92,980のRX 9070 XT・¥102,800のRTX 5070といった「2026年に入って最も低い水準」に複数モデルが同時に到達していること。一方、半年以上待てる人は、為替の改善(146〜150円台への円高予測)と RTX 50 SUPER(2026年Q3予定)の動向を確認してから判断するのも合理的です。旧世代(RTX 40・RX 7000系)の新品は現行世代との価格逆転が解消されない限り選択肢にはなりません。


よくある質問

Q. GPUは今買うべき?それとも値下がりを待つべき?

使う予定が今あるなら買うべきです。2026年4月は週次で値下がりしていますが、5月以降にMSI・ASUS・ZOTACが15〜30%の値上げを予告しており、再び上昇局面になる可能性が高い状況です。一方、半年〜1年以上待てるなら、為替(146〜150円台への円高予測)とRTX 50 SUPER投入(2026年Q3予定)次第で5〜8%の改善は期待できます。

Q. 2026年中にGPU価格は底値に到達する?

構造的に困難です。GDDR7供給不足が続く限り部材コストが下がる見込みは限定的で、底値というよりは「今の水準が当面の標準」と捉えるのが現実的です。詳細は本記事の「5月以降の価格見通し」セクションを参照してください。

Q. RTX 5070は¥102,800で発売価格を下回ったが、本当に買い時?

買い時です。発売時想定価格¥108,800を下回る状況は数少ない「定価以下のRTX 50」です。WQHD最高設定で平均100fps以上、4K + DLSS 4.5 MFGで実用的なfpsを確保できる性能を持っています。今後の値上げ予告もあり、今の価格が長く維持される保証はありません。

Q. RTX 5060 Ti 8GBと16GBではどちらを選ぶべき?

迷わず16GBです。価格差は約¥27,000で、性能差・将来性・VRAM容量を考えると8GBを選ぶ積極的な理由がありません。NVIDIA自身も8GB版を実質供給停止しており、市場でも非推薦が定着しています。詳細はRTX 5060 Ti 8GBのマザーボード税問題記事を参照してください。

Q. 旧世代(RTX 4060・RX 7800 XT等)の中古や新品を狙うのは賢い?

新品はほぼ非推奨です。RTX 4060(¥85,000超)が後継のRTX 5060(¥55,980〜)より3万円高い・RX 7800 XT(¥74,980)が後継のRX 9060 XT(¥57,979)と性能ほぼ同等で価格逆転——という逆転状態が続いています。中古であれば価格次第ですが、保証期間や使用履歴を必ず確認してください。

Q. RX 9070 XTが1月比-35%で底値というけど、さらに下がる可能性は?

短期的には限定的です。¥92,980という価格水準は2025年末の想定小売価格とほぼ同等で、AMDの価格戦略上これ以上の下落幅は期待しづらい状況です。むしろ5月以降の値上げ予告で再上昇するリスクの方が大きく、迷っているなら今月中に決断する方が後悔は少なそうです。詳細はRX 9070 XT価格分析記事を参照してください。

2026 BEST BUY — GPU 部門
MSI GeForce RTX 5070 16G VENTUS 2X OC
WQHD定番

RTX 5070 12GB

¥105,855前後

Amazon
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT 16GB
コスパ最強

RX 9070 XT 16GB

¥110,000前後

Amazon
MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OC
ミドルハイ

RTX 5070 Ti 16GB

¥169,980前後

Amazon
Writer
管理人アバター

ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。