OneXPlayer Super X ProとROG Flow Z13はどちらを選ぶ?価格・画面・電力の違い【2026年10月】
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内蔵GPUは同じ40基、価格は国内の目安でFlow Z13の約1.7〜1.9倍
出典:ONEXPLAYER公式ストア「Super X Series」、OneXPlayer日本公式サイト「Super X」、ASUS ROG Flow Z13(GZ302EA)国内仕様書、ROG日本公式「ROG Flow Z13 (2025)」、Windows Central「ASUS ROG Flow Z13 (2025) review」(価格・仕様は2026年10月16日に確認)。
OneXPlayerの14型2in1「Super X Pro」は、Ryzen AI Max+ PRO 495と128GB以上のメモリを積む上位機で、ASUSの13.4型2in1「ROG Flow Z13」の対抗として海外で売り出されました。ゲーム機として迷う人が知りたいのは、価格差に見合う速さがあるのかと、日本で買えるのかの2点です。
答えは、ゲーム中心ならFlow Z13です。内蔵GPUはProのRadeon 8065SもZ13のRadeon 8060Sも40基で、最大クロックの差は約3%にとどまります。価格は海外のPro(128GB)が4,699ドル、国内のZ13はASUS estoreの表示で449,800円(通常509,800円)で、Proは国内で買えません。
Proが上回るのは、14型の有機EL、85.58Whのバッテリー、128GB以上のメモリ、最大120Wの電力の4点です。ただし120Wは別売の水冷ボックスをつないだときの値で、Proのゲーム性能は実機レビューを待って判断する段階です。メモリと画面を重視し、国内発売を待てるならPro、国内で正規販売されている機種で遊ぶならZ13が選択肢になります。
目次
要点目的別の答え
| 目的 | 選ぶ機種 |
|---|---|
| 国内で2in1でゲームをしたい | ROG Flow Z13です。国内で正規販売されており、日本語配列のキーボードが付きます。ゲームの速さを決める内蔵GPUはProと同じ40基です |
| 大きな有機ELの画面で遊びたい | Proの14型有機ELが向きます。ただし国内発売は未発表です。国内で買える旧Super X(税込468,000円)でも同じ画面サイズです |
| 128GB以上のメモリが要る | Proだけが候補です。Z13の国内モデルは64GBで、メモリを後から増やせません |
| 持ち運びを優先したい | Z13です。本体は約1.2kgで、キーボードを付けても約1.59kgです。Proの重量は10月16日時点で公表されていません |
仕様Super X ProとROG Flow Z13の違い


| 項目 | Super X Pro | ROG Flow Z13(GZ302EA) |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen AI Max+ PRO 495(16コア32スレッド・最大5.2GHz) | Ryzen AI Max+ 395(16コア32スレッド・最大5.1GHz) |
| 内蔵GPU | Radeon 8065S(40基・最大3,000MHz) | Radeon 8060S(40基・最大2,900MHz) |
| メモリ | 128GBまたは192GB(LPDDR5X-8533) | 64GB(LPDDR5X-8000) |
| SSD | 4TB | 1TB |
| 画面 | 14型 2,880×1,800 有機EL・120Hz | 13.4型 2,560×1,600 液晶・180Hz・タッチ対応 |
| バッテリー | 85.58Wh(240W充電器付属) | 70Wh(200W ACアダプター) |
| 重量 | 未公表(旧Super Xは約1.3kg) | 本体約1.2kg、キーボード込み約1.59kg |
| 主な端子 | USB4×2、USB Type-A、HDMI 2.1、microSD、3.5mm | USB4×2、USB Type-A(USB3.2)、HDMI、microSD |
| 日本での買い方 | 国内発売・価格とも未発表 | 国内で正規販売(ASUS estoreの表示449,800円から) |
※Proの重量欄の旧Super Xは、日本公式サイトに載るスタンダード版の値です。
画面の差は大きさだけではありません。Proの2,880×1,800はZ13の2,560×1,600より画素数が約27%多く、同じ内蔵GPUで描くなら負荷はその分重くなります。Z13は解像度を抑える代わりに180Hzまで出せるので、フレームレートを稼ぐ遊び方に向きます。Proは高解像度で画質を取る代わりに、重いゲームでは解像度を下げるか超解像を使う前提になります。
バッテリー容量はProが約22%大きい数字です。ただし容量の差は駆動時間の差とは限りません。Z13を試したWindows Centralのレビューでは、ブラウザや常駐アプリを使った普段使いで平均5時間弱、負荷によっては3〜4時間でした。Proの駆動時間は公表されていません。
価格Proの海外価格とZ13の国内価格
| 機種・構成 | 買える場所 | 価格 |
|---|---|---|
| Super X Pro・128GB・4TB スタンダード | 海外公式ストア | 4,699ドル |
| Super X Pro・128GB・4TB 水冷版 | 海外公式ストア | 4,779ドル |
| Super X Pro・192GB・4TB スタンダード | 海外公式ストア | 7,999ドル |
| Super X Pro・192GB・4TB 水冷版 | 海外公式ストア | 8,079ドル |
| ROG Flow Z13 GZ302EA・64GB・1TB | 国内正規販売(ASUS estoreは入荷通知の表示) | ASUS estore表示449,800円(通常509,800円) |
※Proは税と送料を含まない海外公式ストアの表示価格で、各構成にマグネット式キーボードと保護バッグが付きます。10月16日時点で、192GBのスタンダード版と128GBの水冷版は売り切れ表示です。ASUS estoreは10月16日時点で入荷通知の表示のため、在庫は購入ページで確認してください。Z13はROG日本公式ページに載る「ASUS estoreの最低価格」と通常価格で、ページ内のシリーズ表示のため、型番ごとの価格は購入ページで確認してください。
国内の公式サイトと国内正規ストアに、10月16日時点でProの掲載はありません。国内価格の手がかりは旧Super Xで、388・48GB構成が海外2,599ドル、国内正規版が税込468,000円でした。この比率(1ドルあたり約180円)をProの128GB版に当てはめると約85万円で、Z13の表示価格の約1.7〜1.9倍です。実際の国内価格は販売元が決めるため、あくまで目安です。旧Super Xとの違いと国内発売の状況はSuper X Proの日本発売と価格の記事で扱っています。
メモリの違いも考えると、価格差の中身が見えます。Proの128GB・4TBは、Z13の64GB・1TBに比べてメモリとSSDが倍以上です。ゲームのフレームレートはメモリ容量では上がらないので、この差額で買うのは「速さ」ではなく「容量」です。
ゲームゲーム性能は同じ40基のGPUが決める
内蔵GPUのRadeon 8065SとRadeon 8060Sは、どちらも40基のグラフィックスコアです。AMDの仕様上の最大クロックは2,900MHzから3,000MHzへ約3%、メモリは8,000MT/sから8,533MT/sへ上がり、理論帯域は約256GB/sから約273GB/sへ約7%広がります。GPUの規模が同じなので、Proが同じ電力で動いても、Z13とのフレームレート差は小さいと見込まれます。
Proの実機レビューが出るまでの目安は、同じ40基のGPUを積むZ13の実測です。ミニPCの実測はRyzen AI Max+搭載ミニPCの比較記事で見られます。Windows Centralのレビュー機(Ryzen AI Max+ 395)は、画面の1200p(1,920×1,200)で次の数値でした。
| ゲーム | 平均fps | 設定 |
|---|---|---|
| Gears 5 | 147 | Medium・1200p |
| Forza Horizon 5 | 139 | Medium・1200p・超解像なし |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 118 | Balanced・1200p・FSR 3 Balanced・フレーム生成なし |
| Cyberpunk 2077 | 65 | レイトレーシングLow・1200p・FSR 3 Balanced・フレーム生成なし |
※Windows Centralのレビュー機での計測です。垂直同期は有効で、画面は180Hzでした。国内モデル(64GB)やProの数値ではありません。
同じレビューは、Z13が熱く、音が大きくなり、サーマルスロットリングも起きると指摘しています。3DMarkのTime Spyを25回続けた安定度は91.6%で、レビューは「優れたゲーミングノートの97〜98%には届かない」としています。薄い2in1に、消費電力の大きいチップを詰めた構造の限界です。ProはZ13より筐体に余裕があるかは、実測が出るまで分かりません。
電力Proの120Wは水冷ボックスがあるときの値
電力の上限は、Proの強みになりうる点です。日本公式サイトの旧Super X(スタンダード版)は最大75Wで、水冷版は内蔵ファンだけなら最大75W、別売の水冷ボックス「フロストベイ」をつなぐと最大120Wです。Proにも水冷版があり、OneXPlayerは水冷時に120Wで動く性能モードを備えるとしています。Proのスタンダード版の上限は公表されていません。
水冷ボックスの効果は、日本公式サイトの旧Super Xの比較表に出ています。『黒神話:悟空』を約1時間動かしたテストで、電力が同じ80Wのとき、シャーシの最高温度は水冷ボックスの利用時が38.8℃、冷却ファンのみが48.1℃でした。電力を上げる効果だけでなく、本体を冷ます効果もあります。
水冷ボックスは本体とホースでつなぐ据え置き用の装備です。持ち歩いて遊ぶときは内蔵ファンだけの電力上限になり、この場面ではZ13と大きな差が出るとは限りません。
Z13はASUSの公式ページで、ステンレス製ベイパーチャンバー、液体金属、第2世代のArc Flow Fansによる冷却構造を示しています。外付けの水冷装置はなく、本体だけで使う設計です。持ち運びのしやすさと、机で電力を引き上げられる余地の、どちらを取るかが分かれ目になります。
判断Proを待つ人、Z13を選ぶ人
- 128GB以上のメモリで、大きな言語モデルを手元で動かしたい
- 14型の有機ELと大きなバッテリーを重視する
- 机では水冷ボックスで120Wまで引き上げたい
- 国内保証付きの正規版が出るまで待てる
- 国内で正規販売されている2in1がほしい
- 180Hzの画面で、解像度を抑えてフレームレートを稼ぎたい
- 約1.2kgの本体で持ち運びたい
- 国内保証と日本語配列のキーボードがほしい
おすすめ日本で買える2in1
Proは国内で買えないため、今選べるのはZ13と、Proと同じデザインの旧Super Xです。ゲーム中心でフレームレートを取るなら13.4型のZ13、大きな有機ELで遊ぶなら国内正規版の旧Super Xが候補です。
FAQよくある質問
まとめまとめ|ゲーム中心なら、国内で正規販売されているFlow Z13
Super X ProとROG Flow Z13は、内蔵GPUが同じ40基で、ゲームの速さに大きな差は見込めません。Proが上回るのは14型の有機EL、85.58Whのバッテリー、128GB以上のメモリ、水冷ボックス利用時の120Wで、価格は国内の目安でZ13の約1.7〜1.9倍、国内発売は未発表です。
ゲームが中心なら、国内で正規販売され持ち運びやすいFlow Z13を選んでください。128GB以上のメモリが要る、または大きな有機ELにこだわるなら、Proの国内発売を待つ価値があります。



