MINIX ER937-AIの価格・スペック|Ryzen AI 9 HX 370搭載ミニPCはゲーム用に買い?【2026年10月】
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税込219,800円、軽いゲームと設定を下げた3Dゲームまで遊べる

リビングや机の隅に置ける小型PCで、PCゲームも遊べるのか。MINIXのER937-AIは、国内代理店のリンクスインターナショナルが10月14日に発表したミニPCで、Ryzen AI 9 HX 370、DDR5-5600の32GBメモリ、1TBのSSDを積み、推奨価格は税込219,800円です。
ゲーム用のGPUは単体ではなく、CPUに内蔵されたRadeon 890Mです。同じHX 370と890Mを積むBeelinkのミニPCの海外実測では、Forza Horizon 5が1080p・中設定・品質アップスケーリングで95fps、Cyberpunk 2077が中設定とアップスケーリングで59.7fpsでした。一方、Borderlands 4は高設定にアップスケーリングを使っても16.1fpsにとどまります。
この数値はER937-AIそのものの実測ではなく、あくまで目安です。軽めのゲームや、設定を下げて遊ぶ前提なら使えます。重い最新タイトルを画質を保って遊びたい人は、ほぼ同じ予算でRTX 5060搭載のゲーミングPCが買えるため、そちらを先に比べてください。
目次
要点価格と発売状況はどこまで分かっているか
推奨価格は税込219,800円で、リンクスインターナショナルの直販サイト「リンクスダイレクト」で2026年10月上旬から順次発売されます。在庫と納期は購入ページで確かめてください。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 型番 | ER937-AI-32/1T-W11Pro(HX 370) | JANコードは4529327829058 |
| 推奨価格 | 219,800円(税込) | 32GBメモリ、1TB SSD、Windows 11 Pro込み |
| 販売先 | Amazonで見る リンクスダイレクト(直販) | 在庫と納期は購入ページで確認が必要 |
| 保証 | 2年(直販ページの表記) | 代理店の製品ページでは1年で、購入前に確認が必要 |
仕様と価格は予告なく変わることがあるため、購入前にリンクスダイレクトの商品ページで構成と価格を見直してください。
仕様ゲームに関わる仕様を押さえる
ゲームの動きに効くのは、CPU、内蔵GPU、メモリの3つです。ER937-AIは12コア24スレッドのCPUで、仕事や動画編集に使うぶんには余裕があります。ゲームでは内蔵GPUのRadeon 890Mとメモリの速さが上限を決めます。
| 項目 | ER937-AIの仕様 | ゲームでの意味 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen AI 9 HX 370(12コア24スレッド、最大5.1GHz) | CPUが足を引っ張る場面は少なく、GPUが先に頭打ちになる |
| GPU | CPU内蔵のRadeon 890M | 単体GPUは非搭載。重い3Dゲームは設定を下げる前提 |
| メモリ | DDR5-5600、32GB(デュアルチャネル)、最大96GB、空きスロットなし | 増設は搭載済みのメモリを差し替える形になる |
| SSD | 1TB(M.2 2280 PCIe 4.0 x4)。増設用スロット1基、合計最大8TB | ゲームの保存先を後から足せる |
| 映像出力 | HDMI 2.1、DisplayPort 2.0、USB4×2。最大4画面 | 8K@60Hzは出力の仕様で、ゲームの描画性能とは別 |
| 通信 | 2.5GbE×2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 | オンライン対戦でも有線で安定して使える |
| サイズ・重量 | 140.3×139.6×56mm、約935g。VESAマウント対応 | モニターの背面に取り付けられる |
仕様の「最大8K@60Hz」は、モニターに映像を出力できる上限です。内蔵GPUで8Kのゲームを60fpsで描画できるという意味ではありません。ゲームは1080pか1440pで遊ぶ前提で考えてください。
メモリはDDR5-5600です。内蔵GPUはメインメモリを映像用にも使うため、メモリが速いほどゲームに有利です。同じRadeon 890Mでも、LPDDR5X-7500を積むGMKtecのEVO-X1のほうがメモリの速度は高くなっています。ER937-AIの利点は、メモリを交換して96GBまで増やせることと、2.5GbEが2口あることです。容量選びはDDR5メモリは32GBと64GBどちらを選ぶべきかで整理しています。
ゲームゲームはどこまで遊べるか
同じHX 370とRadeon 890Mを積むミニPC2機種の海外実測では、3DMark Time SpyのグラフィックススコアはBeelink SER9が3,202、Geekom A9 MAXが3,200で、海外版のElite ER937-AIの3,143との差は2%以内です。GPUの性能は同じ水準と見てよく、ゲームのfpsも2機種の実測が目安になります。
| ゲーム(1080p)と設定 | Beelink SER9(HX 370) | Geekom A9 MAX(HX 370) |
|---|---|---|
| Forza Horizon 5(中設定・品質アップスケーリング) | 95fps | 93fps |
| Horizon Zero Dawn(品質優先・FSR 2バランス) | 70fps | 68fps |
| Cyberpunk 2077(中設定・バランスのアップスケーリング) | 59.7fps | 58.6fps |
| The Callisto Protocol(中設定・FSR 2) | 56.0fps | 53.8fps |
| Metro Exodus(高設定・レイトレーシングNormal) | 33.3fps | 31.9fps |
| Borderlands 4(高設定・品質アップスケーリング) | 16.1fps | 16.1fps |
いずれも平均fpsで、電力設定は両機種とも70Wです。ER937-AIは電力設定を3段階から選べ、最大でPL1が65W、PL2が70Wです。メモリや冷却の違いで数値は上下するため、国内版の実測値とは受け取らないでください。
数字から見えるのは、遊べるゲームの線引きです。アップスケーリング込みでForza Horizon 5(95fps)とHorizon Zero Dawn(70fps)は60fpsを超え、中設定のCyberpunk 2077(59.7fps)もほぼ60fpsで、ここまでは実用になります。レイトレーシングを使うMetro Exodusは30fps前後、最新のBorderlands 4は高設定でアップスケーリングを使っても16fps前後と、重い最新作は画質を大きく下げる必要があります。内蔵GPUでアップスケーリングがどこまで効くかは、一世代前のRadeon 780Mを使ったFSR 4でのCyberpunk 2077の検証で詳しく整理しています。
Hollow Knightのような軽い2Dゲームや、設定を下げて遊ぶ対戦ゲームなら、小型PCでも困りません。どのゲームがどの設定で動くかをもっと具体的に見たい場合は、同じ890Mを積む機種を測ったGMKtec EVO-X1 Proの検証記事が参考になります。
比較ミニPCとゲーミングPCの比較|同じ予算ならどちらか
ER937-AIの219,800円は、ゲーム目的で見ると単体GPU搭載のBTO PCと同じ価格帯です。FRONTIERの直販では、Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 5060 Ti(8GB)を積むFRGKB550/A/NTKが同じ税込219,800円で掲載されています(受注生産、10月14日確認)。メモリは16GBが1枚です。
| 機種 | GPUと構成 | 価格(10月14日時点) |
|---|---|---|
| MINIX ER937-AI | Radeon 890M(内蔵)、DDR5-5600 32GB、約935g | 219,800円(税込・推奨価格) |
| GMKtec EVO-X1 Ryzen AI 9 HX 370 | Radeon 890M(内蔵)、LPDDR5X 32GB(増設不可) | 171,999円(GMKtec公式) |
| FRONTIER FRGKB550/5060 | GeForce RTX 5060、Ryzen 7 5700X、DDR4 16GB | 204,800円(税込) |
| FRONTIER FRGKB550/A/NTK | GeForce RTX 5060 Ti(8GB)、Ryzen 7 5700X、DDR4 16GB×1枚 | 219,800円(税込・受注生産) |
単体GPUを積むPCは、デスクトップ用のGPUで描画するため、重いゲームを高い画質で動かす力が内蔵GPUとは別次元です。ミニPCが勝つのは、置き場所と静かさ、仕事やローカルAIにも使える点です。ゲームだけを目的に219,800円を使うなら、ER937-AIより単体GPU機のほうが手元に残る性能は大きくなります。
同じ内蔵GPUで安く済ませたい場合は、EVO-X1がより安く、メモリも速い選択肢です。ただしメモリは32GBで増設できず、容量が足りなくなったら買い替えになります。ER937-AIはこの点で、メモリを差し替えて96GBまで増やせます。もっと強い内蔵GPUが欲しい場合は、Ryzen AI Max+搭載ミニPCの比較で上位のGPUを見られます。
判断ER937-AIを選ぶ人、別の機種を選ぶ人
- 机や棚に置ける小型PCで、軽いゲームから中設定のゲームを遊びたい
- 仕事、動画編集、ローカルAIにも1台で使いたい
- メモリを後から96GBまで増やしたい
- 有線LANを2口使うなど、ネットワークまわりを重視する
- 最新の重いゲームを高画質で遊びたい
- 1440pや4Kで60fps以上を狙いたい
- 同じ内蔵GPUで価格を抑えたい(EVO-X1が安い)
- ゲームだけが目的で、置き場所に制約がない
おすすめゲーム目的で同じ予算を使うなら
ミニPCで内蔵GPUのゲームを遊ぶなら、同じRadeon 890Mでより安い機種が現実的です。重いゲームを遊ぶなら、単体GPU搭載のPCを選んでください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|省スペースと軽めのゲームなら候補、重いゲームは単体GPU機
MINIX ER937-AIは税込219,800円の小型PCで、Ryzen AI 9 HX 370、Radeon 890M、32GBメモリ、1TB SSDを積みます。同じ890Mを積む他機種の実測(1080p)では、Forza Horizon 5が中設定・品質アップスケーリングで95fps、中設定のCyberpunk 2077が59.7fpsと、設定を選べば3Dゲームも遊べます。
最新の重いゲームを高画質で遊びたいなら、同じ予算でRTX 5060やRTX 5060 Tiを積むゲーミングPCが買えます。ER937-AIは、置き場所を取らず、仕事やAIにも使いながら、ゲームもほどほどに遊びたい人向けの1台です。
出典:リンクスインターナショナル(発売発表) / リンクスインターナショナル(ER937-AI製品ページ) / Wccftech(EVO-X1 Pro検証) / BenchLife(Elite ER937-AI検証) / FRONTIER(FRGKB550/A/NTK)






