MSI Raider A18 HX A9Wは買いか|RTX 5090・5080搭載18型4K+の11月12日発売モデルと選び方【2026年11月】
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RTX 5090・5080の18型4K+は11月12日発売
MSIは2026年11月5日、ゲーミングノート「Raider A18 HX A9W」の新しい2型番を、11月12日から順次発売すると発表しました。ノート向けRTX 5090を積む「A9WJG-0163JP」と、ノート向けRTX 5080を積む「A9WIG-0173JP」で、価格はオープンです。
結論は、据え置きで18型4Kの大画面と24GBのVRAMを使いたい人には最上位の選択肢、持ち運びたい人には向かない、ということです。同じCPUとRTX 5080を積んだ2025年モデルは、海外のレビューでCyberpunk 2077の4K最高設定が46.3fpsでした。120Hzは重い新作ではDLSSなどを使ってはじめて活きます。
選ぶ軸はVRAMです。生成AIや4K編集でVRAMを使う人はRTX 5090(24GB)、ゲーム中心ならRTX 5080(16GB)で差額を他に回せます。どちらも英語配列のキーボードで、2025年モデルは電池が約2時間しか持ちませんでした。

目次
結論先に結論|A18 HX A9Wを選ぶ人、他を選ぶ人
- 据え置きで18型の4K+(3,840×2,400)画面を使い、デスクトップ代わりにしたい人
- 画像生成・動画生成などでVRAM 24GBがほしい人(RTX 5090のA9WJG-0163JP)
- 3D V-Cache搭載のRyzen 9 9955HX3Dで、高fpsが要るゲームを動かしたい人
- 2.5GbE、USB4を2基、SDカードリーダーを1台でそろえたい人
- 毎日持ち歩く人(2025年モデルは約3.6kgで、電源も約1.4kgあります)
- 電池駆動や静かな動作を重視する人
- 日本語配列のキーボードが必須の人(SteelSeriesの英語配列です)
- 4Kで重いゲームを常に高fpsで遊びたい人(DLSSなどの併用が前提です)
スペック0163JPと0173JPの違い|GPUとVRAMが分かれ目
2型番はGPU以外の骨格が共通で、CPUはRyzen 9 9955HX3D(16コア32スレッド、最大5.4GHz)、画面は18型の4K+ Mini LED(120Hz、DisplayHDR 1000、DCI-P3相当)です。GPUはどちらも最大175Wで、差はRTX 5090の24GBとRTX 5080の16GBというVRAM容量にあります。
| 項目 | A9WJG-0163JP | A9WIG-0173JP |
|---|---|---|
| GPU | ノート向けRTX 5090(最大175W) | ノート向けRTX 5080(最大175W) |
| VRAM | 24GB GDDR7 | 16GB GDDR7 |
| CPU | Ryzen 9 9955HX3D | Ryzen 9 9955HX3D |
| メモリ・SSD | DDR5 64GB・M.2 NVMe 2TB | 発表資料に記載なし |
| 画面 | 18型4K+ Mini LED・120Hz | 18型4K+ Mini LED・120Hz |
| 価格・発売 | オープン・11月12日から順次 | オープン・11月12日から順次 |
※MSIの発表(PR TIMES、2026年11月5日)の記載です。最大175WはGPUの上限値で、実際の消費電力ではありません。

接続はUSB4 Type-Cが2基(映像出力とUSB Power Delivery対応)、USB Type-Aが3基、HDMI、2.5Gbps有線LAN、SDカードリーダー、Wi-Fi 7です。キーボードはSteelSeriesのPer-Key RGBで、英語配列です。スピーカーはステレオ4基とウーファー2基です。
この系統は新シリーズではなく、2025年に国内で発売された同名モデルの追加構成です。2025年モデルの実測は次の節にあり、今回の2型番そのものの実測は、発売前のためまだありません。
性能4Kでどこまで動くか|2025年モデルの実測
同じCPUとRTX 5080を積んだ2025年モデル「A9WIG-080」の実測では、Cyberpunk 2077の3,840×2,160・Ultra(FSRなし)で46.3fps(最低37.7fps)でした。同じテストで、RTX 5090を積むASUS ROG Strix Scar 18(Core Ultra 9 275HX)は52.1fpsで、約1割強の差です。
| 機種(実測時) | GPU | Cyberpunk 2077・4K Ultra |
|---|---|---|
| Raider A18 HX A9WIG-080 | ノート向けRTX 5080(TDP 165W) | 46.3fps(最低37.7fps) |
| ROG Strix Scar 18 G835LX | ノート向けRTX 5090 | 52.1fps(最低43.9fps) |
※FSRなし、2025年6月公開のレビュー。CPUと冷却が違う機種どうしの比較で、今回のA9WJG-0163JP/A9WIG-0173JP(最大175W)の保証値ではありません。出典:海外の実機レビュー(MSI Raider A18 HX A9W、2025年6月)
4Kの重いゲームでは、画面が120Hzでも60fpsに届かない場面があります。DLSSを使うと同じレビューのBaldur’s Gate 3(4K Ultra)は70.6fpsから114.6fpsに上がっており、4Kで高fpsを出すにはアップスケーラーの併用が前提です。ゲームごとのfpsはゲーミングノートのGPU別fps早見表で比べられます。
携帯性と動作音も2025年モデルの実測で押さえておくべき点です。Wi-Fiでのウェブ閲覧(輝度150cd/m²)は2時間4分、Cyberpunk 2077の負荷時の騒音は最大55dB(A)でした。本体は約3.6kg(実測3.64kg)、電源アダプタは1.375kgで、持ち運ぶ前提の機種ではありません。
選び方RTX 5090とRTX 5080のどちらを選ぶか
ゲームだけならRTX 5080で十分に戦えます。前の節の実測(Cyberpunk 2077の4K最高設定)では、RTX 5090機が約13%上回りましたが、CPUと冷却が違う機種どうしの比較で、1本のゲームの結果です。価格差がその差に見合うかを見て決めます。
RTX 5090を選ぶ理由は、VRAMの8GB差です。ローカルでの画像生成・動画生成や、4Kの高解像度テクスチャを使うゲーム、3DCGの制作ではVRAM容量が足りるかどうかで動くか動かないかが分かれるので、24GBは性能差の1割以上の価値があります。ローカルLLMの例では、Qwen2.5-32B-InstructのQ4_K_M(4bit量子化)の配布ファイルは合計約19.9GB(約18.5GiB)で、24GBなら重みを全部GPUに載せても数GiB残ります。同じ形式の14B-Instructは約9.0GB(約8.4GiB)で、16GBに収まります。16GBでは32B級の重みが収まらず、KVキャッシュ分の余裕は文脈長で変わります。一部をCPU側のメモリに回せば大きなモデルも動かせますが、速度は落ちます。出典:Qwen2.5-32B-Instruct-GGUFのファイル一覧、14B-Instruct-GGUF。ほかのモデルの計算はRaider 16 Max HX B2Wの記事にあります。ゲーム中心で、4Kより低い解像度に落とすことも許せるなら、RTX 5080の16GBで不足しにくいでしょう。
価格はオープンで、2型番の販売ページはまだ出ていません。価格が出るまでの物差しは、下の比較で見るAmazonの18型4K機(RTX 5090が約105万8,000円、RTX 5080が94万9,800円)です。
他社比較18型4Kの他社機と比べた位置づけ
Amazon.co.jpで買える18型4K・240HzのASUS ROG Strix SCAR 18は、同じRTX 5090と5080の2構成で比べられます。画面の更新は240Hzと、A18 HX A9Wの120Hzの2倍で、競技系のゲームを4K付近で遊ぶなら有利です。一方、A18 HX A9Wは3D V-Cacheと2.5GbE、SDカードリーダーを備え、制作やローカルAIの据え置き機として組みやすい構成です。
| 機種 | 主な構成 | 価格 |
|---|---|---|
| Raider A18 HX A9WJG-0163JP | Ryzen 9 9955HX3D・RTX 5090・64GB・2TB・18型4K+ 120Hz | オープン(11月12日発売) |
| ROG Strix SCAR 18 RTX 5090 | Core Ultra 9 290HX Plus・RTX 5090・64GB・2TB・18型4K 240Hz | 1,058,232円(Amazon・11月5日時点) |
| ROG Strix SCAR 18 RTX 5080 | Core Ultra 9 290HX Plus・RTX 5080・64GB・2TB・18型4K 240Hz | 949,800円(Amazon・11月5日時点) |
| Raider 16 Max HX B2WJ-2661JP | Core Ultra 9 290HX Plus・RTX 5090・64GB・2TB・16型有機EL 240Hz | 919,800円(MSIストア・11月5日時点) |
※価格は変動します。Amazonの価格は購入カードの商品ページ、MSIストアはMSIストア Raider 16 Max HX B2WJ-2661JPの表示です。
16型でRTX 5090を選ぶ場合は、持ち運びとVRAMの両立が焦点です。
確認買う前に見ておきたい4点
| 確認する点 | 理由 | 対処 |
|---|---|---|
| キーボード配列 | SteelSeriesの英語配列で、日本語配列ではありません | かな表記や変換キーが要るなら別機種を選ぶ |
| 重さと電源 | 2025年モデルは約3.6kgで、電源も約1.4kgあります | 据え置き前提で、持ち運びは月数回までと考える |
| 電池 | 99.9Whでも、2025年モデルはウェブ閲覧で約2時間でした | 外出先ではACアダプタを持つ |
| 0173JPの構成 | メモリとSSDの容量が発表資料にありません | 個別ページが出たら容量を確かめてから決める |
※電池・重さ・動作音は海外の実機レビュー(2025年モデル)、キーボードはMSIの発表によります。
まとめまとめ|VRAMが要るならRTX 5090、ゲーム中心ならRTX 5080
Raider A18 HX A9Wの0163JPと0173JPは、Ryzen 9 9955HX3Dと最大175WのGPUを18型4K+ Mini LEDに載せた据え置き向けの2型番で、11月12日から順次発売されます。価格はオープンです。Cyberpunk 2077の4K最高設定では、2025年の実測でASUSのRTX 5090機が約52fps、MSIのRTX 5080機が約46fpsで、120Hzを活かすにはDLSSなどが要ります。VRAM 24GBが要る人はRTX 5090、ゲーム中心の人はRTX 5080、持ち運ぶ人は16型のRaider 16 Max HXや軽い機種が候補です。






