パルワールド 専用サーバーの立て方|自宅PCとVPSどっちが正解?必要メモリ16GBの壁と手順【2026年版】
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最終更新: 2026年6月14日
友達とパルワールドをマルチで遊びたいのに、誰かのPCがホストになるとその人が落ちた瞬間に全員切断される——そんな経験はないでしょうか。パルワールドはサバイバル系のなかでも特にサーバーが重く、ホスト役のPCに大きな負担がかかるため、「立て方は難しそう」と最初の一歩で止まってしまう人がとても多いです。
ですが、今のゲーム用VPS(仮想専用サーバー)はこの悩みをほぼ解消してくれます。パルワールド専用のテンプレートが用意されていて、サーバープログラムごと自動で構築され、ボタン数回でサーバーが立つところまで来ています。Linuxのコマンドをほとんど打たずに、24時間動き続ける専用サーバーが手に入ります。
この記事では、公式が示すサーバーの重さ(必要メモリの目安)から、自宅のゲーミングPCで立てる場合との損得、遊び方で大きく変わる料金の総額、ConoHa・Xserverでの具体的な構築手順、フレンドの接続とクロスプレイ、つまずいたときの対処まで、初めての人がそのまま真似できる流れで一気通貫に解説します。
目次
結論|完全管理型・VPS・自宅PC どれで立てるか
パルワールドをマルチで遊ぶ方法は1つではありません。手軽さと自由度のどちらを取るかで最適解が変わります。まずは全体像を押さえましょう。
VPSの操作が不安で、とにかく手軽に始めたい人に
本格的に・大人数で遊びたい人に。自由度とコストのバランスが最良
32GB級の余裕あるPCと知識がそろっている人に
多くの人にとっての落としどころはVPSです。パルワールドは公式が16GB以上を推奨するほど重く、自宅PCでホストとプレイを兼ねるなら実質32GB級のメモリと強いCPUが要ります。サーバー操作そのものが不安なら完全管理型、すでに環境がそろっているなら自宅PCも選択肢になりますが、本記事は自由度とコストのバランスが最も良いVPSでの立て方を中心に解説します。その前に、まずはパルワールドのサーバーがどれくらい重いのか、公式の必要環境を確認しておきましょう。
パルワールドのサーバーは重い|公式の必要環境
パルワールドの専用サーバーは、サバイバル系のなかでも特にメモリを食います。「とりあえず安いプランで」と軽く考えて立てると、人数が増えた途端にクラッシュする——というのが定番の失敗です。まずは公式が示すサーバーの必要環境を押さえましょう。
| 項目 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| メモリ | 16GB以上を推奨 | 大規模・拠点が増えると32GB超も視野 |
| 最小メモリ | 8GBでも起動は可能 | 公式が「メモリ不足でサーバークラッシュの確率が上がる」と明記 |
| CPU | 4コア以上を推奨 | 人数が増えるほどCPU負荷も上がる |
| 最大同時接続 | 32人 | ServerPlayerMaxNum の既定かつ上限 |
| ストレージ | SSD推奨 | 公式は容量を明記していない(VPSテンプレなら標準で十分) |
ポイントは、マインクラフトなどと比べてベースのメモリ要求が桁違いに高いという点です。マイクラなら少人数で2GBから立てられますが、パルワールドは少人数でも16GBを基準に考えるのが安全です。8GBでも一応は起動しますが、拠点が増えたり同時接続が重なったりすると一気に不安定になります。
自宅のゲーミングPCでパルワールドサーバーは立てられるか
ゲーミングPCを持っていると、「わざわざ借りなくても自分のPCでサーバーを立てれば無料では」と考えるはずです。結論から言うと技術的には可能ですが、パルワールドの場合はマイクラ以上に現実的な壁が大きくなります。
最大の理由がメモリです。前述のとおり、パルワールドはサーバーだけで16GBの確保が推奨されます。つまり自分も同じPCでプレイするなら、サーバー用に16GB+ゲームクライアント用に16GB前後で、実質32GB級のメモリと強いCPUが必要になる計算です。さらにサーバー処理は重く、メモリリークで時間とともに膨らむため、自分のプレイとリソースを取り合ってカクつきやすくなります。
もう一つの問題が常時起動です。ホストである自分が寝たりPCを切ったりすると、その瞬間に全員が切断されます。24時間ワールドを生かし続けるにはPCを点けっぱなしにする必要があり、電気代・発熱・騒音が続くうえ、ルーターのポート開放と固定IPの確保、自宅グローバルIPの露出といった手間やリスクも自分持ちになります。
| 判断軸 | 自宅PCで十分なケース | VPSにすべきケース |
|---|---|---|
| 遊ぶ頻度 | たまに少人数で短時間集まる程度 | 24時間いつでも入れるようにしたい |
| PCの余裕 | メモリ32GB級・強いCPUに余裕がある | 自分のプレイとサーバーで重さを取り合う |
| ホストの扱い | 自分が常にホストでよい | 自分が抜けてもワールドを維持したい |
| 環境・手間 | 固定IP・光回線・設定知識がある | ルーター設定や電気代を避けたい |
つまり、手持ちのゲーミングPCは自分のプレイに専念させ、サーバーはVPSに分離してしまうのが結局いちばん快適です。「でも自宅PCのほうが安いのでは」という点は、次の章で遊び方ごとに総額を実際に計算して確かめます。
料金の総額シミュレーション|遊び方でこんなに変わる
パルワールドはマイクラと違って16GBが基準になるため、VPSを24時間つけっぱなしにすると料金はそれなりに高くなります。ところが「遊ぶ時だけ起動」という遊び方なら、逆に激安になるのがパルワールドのおもしろいところです。電気料金を1kWhあたり31円、ひと月を720時間(24時間×30日)として、遊び方別に総額を並べてみます。
時間課金(16円/時)。週末に数時間×月8回=約24時間で約384円。たまに集まる派は最安
36ヶ月契約時の月額目安。24時間つけっぱなし派向き
電気代のみ(消費電力80〜150W想定)。別途32GB級の機材・PC占有・ホスト依存
ポイントは、同じ16GBでも遊び方で料金が10倍以上変わるという点です。VPSを24時間張りっぱなしにすると、16GBプランは月7,000〜9,600円とそれなりの金額になります。ところがConoHaの時間課金なら「遊ぶ時だけ起動」して終わったら止められるので、たまに集まる遊び方なら月数百円に収まり、自宅PCを24時間動かす電気代よりむしろ安く、しかも32GB級の機材も要りません。
逆に、いつでも誰かが入れるよう24時間張りっぱなしにしたいなら、長期契約で月額が下がるXserverのほうが割安です。自宅PCは一見「電気代だけ」で安く見えますが、32GB級のメモリが前提でPCをサーバーに占有されてしまう点がネックになります。「たまに集まる」ならConoHaの時間課金、「常に立てておく」ならXserverの長期契約が、パルワールドでは費用対効果の高い組み合わせです。
必要メモリの目安|人数別
方針が固まったら、次は何GBのプランを選ぶかです。公式は人数別の細かい目安までは示していないため、下表はサーバー業者の運用知見をもとにした目安として参考にしてください。基準は「公式推奨の16GB+同時接続1人あたり1〜2GBを上乗せ」という考え方です。
| 同時接続 | 推奨メモリ | 対応プランの目安 |
|---|---|---|
| 1〜4人 | 8〜16GB | 8GBは起動可だがクラッシュ余地・16GBが安全 |
| 〜8人 | 16GB | 16GBプランで安定して遊べる |
| 〜16人 | 16GB以上 | 拠点が多いなら一段上を検討 |
| 最大32人・大規模 | 32GB | 上限の32人や大型拠点なら32GB帯 |
パルワールドは公式が16GB推奨・最大32人としています。少人数でも基礎が16GBと重いため、迷ったら16GBプランを選んでおけば、たいていの遊び方で安定します。8GBは費用を抑えたいときの最小ラインですが、拠点が増えたり人が集まったりするとクラッシュのリスクが上がるので、長く遊ぶつもりなら最初から16GBを選んでおくほうが結果的に快適です。
VPSでの立て方|テンプレならほぼ自動
ここから実際の構築手順です。基本の考え方はどのVPSでも共通で、パルワールド用のテンプレートを選ぶと、サーバープログラムが申込と同時に自動で構築されます。自分でコマンドを打ってサーバーを設定する必要は基本的にありません。以下、代表的な2社の流れを順番に見ていきます。
ConoHa for GAME の手順
ConoHaのコントロールパネルにログインし、「サーバー追加」を開きます。ここから専用サーバーを作成します。
イメージタイプ(テンプレート)の「ゲーム」から「Palworld」を選択し、メモリプランを選びます。前章の早見を基準に、迷ったら16GBを選んでおくと安心です。
サーバーを追加すると、パルワールドの専用サーバーが自動でセットアップされます。コマンド操作は不要です。
構築が終わると、サーバーリストにIPアドレスが表示されます。この数字をメモしておきます。
パルワールドを起動し、メニューの「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」を選びます。
確認したIPアドレスとポート番号を入力すれば接続できます。これで専用サーバーが立ち上がりました。
構築後は「Palworld manager」を使えば、サーバーの起動・停止・バックアップ・バージョンアップ・各種設定までブラウザだけで操作でき、コマンドは不要です。最大32人までの設定もここから行えます。他社サーバーからの「かんたんデータ移行」にも対応しているので、すでにどこかでサーバーを運用している人の乗り換え先としても使えます。
Xserver VPS for Game の手順
契約後、Xserver VPSのコントロールパネルにログインし、「サーバー追加」を開きます。
アプリイメージの一覧から「パルワールド(Palworld)」を選びます。これでサーバープログラムの導入まで自動化されます。
メモリプランを選択すると、サーバーが自動で構築されます。公式マニュアルでは約5〜10分で起動できる目安が案内されています。
構築後、コントロールパネルにIPアドレスが表示されます。Xserverのパルワールドは接続ポートが既定でUDP 16020です。
パルワールドの「専用サーバーに参加」で、IPアドレスとポート番号(16020)を入力すれば接続できます。
Xserverの「Palworldマネージャー」も、サーバー設定の変更やバックアップ、バージョン管理をブラウザから操作できます。他社からの「Palworld簡単移行」にも対応しているため、乗り換え組でも使いやすい構成です。
フレンドの接続方法とクロスプレイ
サーバーが立ったら、あとはフレンドに入ってもらうだけです。基本の流れと、機種が混ざるときのクロスプレイの注意点を押さえておきましょう。
つまずいたときの対処
初めての構築でよくつまずくポイントと、その対処をまとめました。多くは「機種」「メモリ」「ポート・バージョン」のどれかが原因です。下から自分の症状に近いものを確認してください。
Xbox本体版とPS5はIPアドレスの直接入力ができないため、IPを渡しても入れません。サーバーを「コミュニティサーバー」として公開し、ゲーム内のサーバー一覧から参加してもらってください。Steam版とMicrosoft Store版(PC)はIPで直接つなげます。
8GB以下のプランや、拠点が増えてメモリが足りなくなるとクラッシュしやすくなります。16GB以上のプランに上げるのが確実な対処です。少人数でも16GBを基準にしておくと安定します。
パルワールドはメモリリークでじわじわ重くなる特性があり、セーブデータの肥大化も重さの原因になります。GUIの管理ツールで定期的な自動再起動とバックアップを設定しておけば、リークが顕在化する前にリフレッシュできます。
標準ポートは8211ですが、XserverのテンプレートはUDP 16020など、VPSによって異なります。コントロールパネルに表示された実際のポート番号を使ってください。IPの打ち間違いも多いので、コピー&ペーストで正確に渡すのが安全です。
サーバーと参加者のバージョンが違うと接続できません。全員を同じバージョンに揃え、サーバー側はGUIの管理ツールから更新します。アップデート直後はクライアントの更新待ちでズレやすいので注意してください。
パルワールドの同時接続上限は32人です。それ以上を入れる設定は非公式の改変になり、不具合が出てもサポート対象外になります。基本は32人以内で運用してください。
どのVPSで立てるか|おすすめ
ここまでの手順を踏まえ、パルワールドの専用サーバーを立てる人に向けて、遊び方別のおすすめを整理します。料金は2026年6月時点の目安で、いずれも変動する可能性があります。詳しい料金の横並び比較はゲームサーバー用VPSおすすめ比較にまとめているので、金額を細かく見たい人はそちらも確認してください。
「IPやポート、再起動と聞くだけで不安」という人には、サーバー管理そのものを丸ごとお任せできる完全管理型のサービスもあります。遊びたいゲームを選ぶだけで始められ、無料で試せる枠も用意されているため、まずは雰囲気をつかみたい入門用途にぴったりです。自分で構築するVPSに比べると細かいカスタマイズの自由度は控えめですが、その手軽さは大きな魅力です。
サーバーの知識不要!簡単にマルチプレイを始められる『XServer GAMEs』Palworld v1.0(2026年7月10日)でサーバーはどうなるか
パルワールドは2026年7月10日に正式版(v1.0)がリリースされます(開発元のPocketpairが公式発表。Steam・PS5・Xbox・Game Pass・Macで同時)。正式版では「世界樹(World Tree)」をはじめとする新エリアの追加でプレイ可能面積が初期の約2倍に広がり、新たなパルやエンドコンテンツが多数加わる大型アップデートです。サーバーを立てる前に、正式版に向けて押さえておきたいポイントを整理します。
運用面で意識したいのはメモリです。マップが約2倍に広がるぶん、サーバーのメモリやCPUの負荷は上がると見られます(正式版向けの公式な要件改定は本記事の時点では未発表です)。少人数なら引き続き16GBで足りる見込みですが、大人数や大型拠点で長く遊ぶなら、正式版を機に32GBプランも視野に入れておくと安心です。プランを変更しやすいVPSなら、人が増えてからメモリを上げる対応も簡単です。
もう1点、アップデート直後はサーバーとクライアントのバージョンを揃えるのを忘れないようにしましょう。メジャーアップデートではバージョンが食い違うと接続できなくなるため、まずサーバー側をv1.0へ更新してから入るのが安全です。クロスプレイ(Steam・Xbox・PS5・Mac)は2025年3月の大型アップデートで対応済みで、正式版での仕様変更は現時点で発表されていません。
まとめ
パルワールドの専用サーバーは、最初に「16GBの壁」さえ理解すれば、立て方そのものは難しくありません。テンプレートで自動構築し、IPとポートをフレンドに共有する——この流れで、24時間いつでも集まれる自分たちのワールドが手に入ります。Xbox本体やPS5のフレンドがいる場合だけ、コミュニティサーバーとして公開するのを忘れないようにしましょう。
出典: ConoHa for GAME 公式 / Xserver VPS for Game 公式 / Palworld 公式ドキュメント(2026年6月14日時点)



