マイクラ マルチサーバーの立て方|自宅PCとVPSどっちが正解?人数別メモリと失敗しない手順【2026年版】

マイクラ マルチサーバーの立て方|自宅PCとVPSどっちが正解?人数別メモリと失敗しない手順【2026年版】

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最終更新: 2026年6月14日

友達とマインクラフトをずっとマルチで遊びたいのに、ホストのPCを点けっぱなしにするのが面倒で結局シングルプレイに戻ってしまう——そんな経験はないでしょうか。誰かが寝たり外出したりするたびにワールドへ入れなくなり、「サーバーの立て方は難しそう」という先入観で一歩を踏み出せない人がとても多いです。

ですが、今のゲーム用VPS(仮想専用サーバー)はこの悩みをほぼ解消してくれます。マインクラフト専用のテンプレートが用意されていて、Java環境ごと自動で構築され、ボタン数回でサーバーが立つところまで来ています。Linuxのコマンドをほとんど打たずに、24時間動き続けるマルチサーバーが手に入ります。

この記事では、Java版と統合版どちらで立てるかの選び方から、人数別の必要メモリ、ConoHa・Xserverでの具体的な構築手順、フレンドの接続方法、つまずいたときの対処まで、初めての人がそのまま真似できる流れで一気通貫に解説します。

目次

結論|Realms・完全管理型・VPS・自宅PC どれで立てるか

マルチで遊ぶ方法は1つではありません。手軽さと自由度のどちらを取るかで最適解が変わります。まずは全体像を押さえましょう。

立てる方法手軽さMOD・自由度月額の目安こんな人に
Realms(公式)◎ すぐ始まる△ 本格MOD不可・最大10人ほど月1,000円前後少人数・MODなしでとにかく手軽に
完全管理型(XServer GAMEs等)◎ ゲームを選ぶだけ○ ある程度は対応無料枠〜数百円VPSは不安だが少し自由度も欲しい
VPS(ConoHa・Xserver)○ テンプレで簡単◎ MOD・種別が自由約500円〜MODや大人数で本格的に遊びたい
自宅のゲーミングPC△ 設定が必要◎ 何でも自由電気代のみ(機材は手持ち)高性能PC・固定IP・知識がそろっている

多くの人にとっての落としどころはVPSです。MODを使わず少人数で手軽さ最優先ならRealms、サーバー操作が不安なら完全管理型、すでに環境がそろっているなら自宅PCも選択肢になります。本記事は、この中で自由度と拡張性のバランスが最も良いVPSでの立て方を中心に解説します。その前に、ゲーミングPCを持つ人が必ず気になる「自宅PCで立てる選択肢」を先に検討しておきましょう。

自宅のゲーミングPCでマイクラサーバーは立てられるか

ゲーミングPCを持っていると、「わざわざ借りなくても自分のPCでサーバーを立てれば無料では」と考えるはずです。結論から言うと技術的には可能ですが、24時間の常時マルチを目的にするといくつか現実的な壁があります。

まず、マインクラフトのサーバー処理はCPUのシングルスレッド性能に強く依存します。最近のミドル〜ハイクラスのゲーミングPC(Ryzen 7/Core i5以上)なら、少人数のバニラなら自分もプレイしながらホストを兼ねることは十分可能です。ただし大人数やMOD・影を入れると、自分のクライアント側と処理を取り合ってカクつきやすくなります。

より大きい問題が常時起動です。ホストである自分が寝たりPCを切ったりすると、その瞬間に全員が切断されます。24時間ワールドを生かし続けるにはPCを点けっぱなしにする必要があり、電気代・発熱・騒音が続くうえ、ルーターのポート開放と固定IPの確保、自宅グローバルIPの露出といった手間やリスクも自分持ちになります。

判断軸自宅PCで十分なケースVPSにすべきケース
遊ぶ頻度たまに少人数(〜4人)で集まる程度24時間いつでも入れるようにしたい
MOD・人数バニラ中心でMODは軽めMODや大人数でPCが重くなる
ホストの扱い自分が常にホストでよい自分が抜けてもワールドを維持したい
環境・手間固定IP・光回線・設定知識があるルーター設定や電気代を避けたい

つまり、手持ちのゲーミングPCは自分のプレイに専念させ、サーバーは月数百円のVPSに分けてしまうのが結局いちばん快適です。「でも自宅PCのほうが安いのでは」という点は、次の章で1年間の総額を実際に計算して確かめます。

料金の総額シミュレーション|VPSと自宅PCで1年いくら違うか

「自宅PCなら無料」という印象は、24時間つけっぱなしにする電気代を計算に入れると変わってきます。電気料金を1kWhあたり31円、ひと月を720時間(24時間×30日)として、ゲーミングPCをサーバー用に常時起動した場合と、VPSを借りた場合の年間総額を並べてみます。

VPS 2GB(〜4人)
月の目安約500〜1,700円
年間の目安約6,000〜20,000円

機材不要・24時間安定稼働

VPS 4GB(5〜10人)
月の目安約1,000〜3,500円
年間の目安約12,000〜42,000円

機材不要・24時間安定稼働

自宅ゲーミングPC 24時間
月の目安約1,800〜3,400円
年間の目安約21,000〜40,000円

電気代のみ(消費電力80〜150W想定)。機材代・消耗・発熱・占有は別

ポイントは、自宅PCを24時間動かす電気代だけで、小〜中規模のVPS料金とほぼ並ぶという点です。しかも自宅PCはその間ずっと占有され、パーツの消耗や発熱・騒音も抱えます。常時マルチが前提なら、電気代でVPS代がほとんど賄えてしまう計算になり、PCを自分のプレイに使えるVPSのほうが総合的に得になりがちです。

逆に、月に数回・数時間だけ少人数で遊ぶ程度なら、その間の電気代はわずかなので自宅PCでも十分です。遊ぶ頻度が高く常時起動に近づくほど、VPSのコスト優位がはっきりしてくると覚えておきましょう。方針が固まったところで、次はJava版と統合版のどちらで立てるかを決めます。

Java版と統合版どちらで立てるか

サーバーを立てる前に、最初に決めなければいけないのがJava版で立てるか統合版(Bedrock)で立てるかです。ここを間違えると、せっかくサーバーを用意しても参加者が入れません。両者はサーバーソフトもポートも違うため、まず下表で違いを押さえましょう。

項目Java版統合版(Bedrock)
サーバーソフトVanilla・Paper・Spigot・Purpur・Forge・Fabric など豊富Bedrock Dedicated Server が基本
Javaの要否必要(ただしVPSテンプレが自動で用意)不要
既定ポートTCP 25565UDP 19132
MOD・プラグイン圧倒的に豊富で自由度が高いアドオン中心で範囲は限定的
クロスプレイJava勢どうしで遊ぶ統合版勢どうしで遊ぶ(基本Java勢とは一緒に遊べない)

判断の基準はシンプルです。MODやプラグインで遊びを広げたいならJava版、PC・スマホ・家庭用ゲーム機が混在するメンバーで気軽に集まりたいなら統合版、という分け方になります。どちらを選ぶにしても、いちばん大事なのは「参加者全員のエディションを先に確認しておく」ことです。

必要メモリの目安|人数別早見

エディションが決まったら、次は何GBのプランを選ぶかです。マインクラフトのサーバーは同時接続人数でメモリの目安がはっきり変わります。下表を基準に、自分たちの人数に合うプランを選びましょう。

同時接続バニラ推奨MOD導入時月額の目安(バニラ時)
2人まで2GB4GB〜約500〜1,700円/月
4人まで2GB4〜6GB〜約500〜1,700円/月
8人まで4GB8GB〜約1,000〜3,500円/月
16人まで8GB16GB〜約1,560〜7,000円/月

これはConoHa公式が示す「メモリ1GBにつき2〜3人」という目安に沿った人数別の早見です。バニラ(標準のサーバー)を前提にしていますが、ここで知っておくと得をするのがサーバーソフトの選び方です。Paper・Purpurといった軽量サーバーソフトはバニラを最適化したもので、メモリ使用量を10〜30%ほど減らしつつTPS(処理の安定度)を上げてくれます。同じ人数ならバニラより軽く動くため、10人規模を4GBで安定させたい、といった場面で効いてきます。逆にMODや大型のmodpackを入れる場合は、上表より一段上のプランを見ておくと安心です。

VPSでの立て方|テンプレならほぼ自動

ここから実際の構築手順です。基本の考え方はどのVPSでも共通で、ゲーム用テンプレートを選ぶと、Java環境やサーバープログラムが申込と同時に自動で構築されます。自分で手動でJDK(Java開発環境)を入れる必要は基本的にありません。以下、代表的な2社の流れを順番に見ていきます。

ConoHa for GAME の手順

1
イメージタイプで「Minecraft」を選択

申込画面のイメージタイプ(テンプレート)で「Minecraft」を選びます。これでサーバーソフトの導入まで自動化されます。

2
プラン(メモリ)を選ぶ

前のセクションの人数別早見を基準に、必要メモリのプランを選択します。迷ったら一段上を選んでおくと拡張で困りません。

3
ルートパスワード・ネームタグを設定して登録

ルートパスワードとネームタグ(サーバー名)を設定し、ユーザー登録・本人認証・支払い手続きを済ませます。

4
自動構築後にIPアドレスを確認

自動構築が終わると、コントロールパネルにサーバーのIPアドレスが表示されます。この数字をメモしておきます。

5
クライアントにIPを入力して接続

マインクラフトの「マルチプレイ>サーバー追加」でサーバーアドレスにIPを入力すれば接続できます。これでサーバーが立ち上がりました。

構築後は「Minecraft manager」を使えば、バージョン変更(1.21.8などへの切り替え)・自動バックアップ(最大3スケジュール)・ホワイトリスト・OP(権限者)の設定・難易度・PvPの可否・ゲームモードまで、すべてブラウザから操作できます。Java版・統合版どちらにも対応しています。ホワイトリストはONにしたあとサーバーを再起動して初めて反映される点だけ覚えておきましょう。

Xserver VPS for Game の手順

1
コントロールパネルにログイン

契約後、Xserver VPSのコントロールパネルにログインします。サーバー管理はここから行います。

2
「アプリケーション追加」を開く

メニューから「アプリケーション追加」を選びます。ここでゲーム用テンプレートを指定します。

3
「Minecraft(Paper)」などの種別を選択

立てたいサーバーの種別を選びます。Xserverは対応種別が幅広く、用途に合わせて細かく選べます。

4
自動インストールを待つ

選択するとサーバーソフトが自動でインストールされます。公式マニュアルでは約5〜15分で起動できる目安が案内されています。

5
コントロールパネルでIPを確認

構築後、コントロールパネルにIPアドレスが表示されます。接続ポートは既定で25565です。

6
クライアントからIP+ポートで接続

マインクラフトの「サーバー追加」にIPとポート(25565)を入力すれば接続できます。

Xserverの「Minecraft Manager」は、Java版・統合版に加えてPaper・Spigot・Purpur・Forge・Fabric・Mohist・SpongeVanilla・NeoForgeまで合計10種類のサーバー種別に対応しており、ConoHaより選べる幅が広いのが特徴です。バージョン変更・バックアップ・ホワイトリスト・OP設定なども一通り揃っています。MODや特定のサーバーソフトで遊びたい人ほど扱いやすい構成です。

フレンドの接続方法と初期設定

サーバーが立ったら、あとはフレンドに入ってもらうだけです。やることは大きく「接続情報の共有」と「初期設定」の2つだけで、どちらも難しくありません。

接続情報を共有する 割り当てられたIPアドレス(必要ならポートも)を参加者に共有します。各自がゲームの「マルチプレイ>サーバー追加」に入力すれば参加できます。Java版のポートは25565(既定なら省略可)、統合版は19132です。
ホワイトリストで参加者を登録する 知らない人の侵入を防ぐなら、参加者のユーザー名をホワイトリストに登録してONにし、サーバーを再起動します。これで登録した人だけが入れる状態になります。
信頼できる人をOPにする サーバーを一緒に管理してほしい人はOP(オペレーター)に設定します。OPはコマンドや管理操作が使えるため、信頼できる人だけに付与するのが基本です。
難易度・人数上限を調整する 難易度や参加人数の上限などは管理画面から変更できます。とはいえ最初は初期設定のままでも問題なく遊べるので、まずは集まってから少しずつ調整していけば十分です。

つまずいたときの対処

初めての構築でよくつまずくポイントと、その対処をまとめました。多くは「バージョン」「エディション」「IP・ポート」のどれかが原因です。下から自分の症状に近いものを確認してください。

1
フレンドが入れない(バージョン不一致)

最も多い原因が、サーバーとクライアントのバージョン違いです。全員を同じバージョンに揃えれば解決します。最新の26.1はJava 25、1.21系はJava 21が必要ですが、VPSのテンプレートが自動で対応するため利用者が意識する必要はありません。大事なのは「サーバーとクライアントのバージョンを一致させる」ことです。

2
Java版と統合版を取り違えている

サーバーはJava版なのに参加者が統合版、という取り違えだと接続できません。全員のエディションを事前に確認しておきましょう。ポートが25565か19132かでも見分けがつきます。

3
ホワイトリストで弾かれる

ホワイトリストをONにしているのに入れない場合は、参加者のユーザー名が正しく登録されているかを確認してください。登録後はサーバーの再起動で反映されます。

4
ポート・IPの共有ミス

IPの打ち間違いや、ポート違いが原因のことも多いです。Java版は25565、統合版は19132で接続します。IPアドレスはコピー&ペーストで正確に渡すのが安全です。

5
低スペックでラグが出る

人数やMODに対してメモリが足りないとラグが出ます。人数に見合うプランへ上げるか、Paper・Purpurといった軽量サーバーソフトに切り替えると改善します。

6
バックアップ未取得でワールドが壊れた

ワールドのデータ破損は最悪のトラブルです。ConoHa・Xserverともに自動バックアップ機能があるので、構築したら最初に必ず有効化しておきましょう。これだけで大半の事故は取り返しがつきます。

どのVPSで立てるか|初心者へのおすすめ

ここまでの手順を踏まえ、初めてマインクラフトのマルチサーバーを立てる人に向けて、目的別のおすすめを整理します。料金は2026年6月時点の目安で、いずれも変動する可能性があります。詳しい料金の横並び比較はゲームサーバー用VPSおすすめ比較にまとめているので、金額を細かく見たい人はそちらも確認してください。

初めてのマイクラサーバーにおすすめのVPS
短時間プレイ・初めての1台に
ConoHa for GAME
「Minecraft manager」でバージョン更新からホワイトリスト、自動バックアップまでブラウザだけで完結します。時間課金が選べるので、週末や夜だけ数時間遊ぶスタイルなら料金の無駄が出にくいのも強みです。とにかく手軽に始めたい、初めての1台にちょうどよい構成です。
2GB 687円〜/月(2026年6月時点・変動あり)
公式サイトで料金を見る
サーバー種別が豊富・乗り換えも安心
Xserver VPS for Game
Java版・統合版に加えPaper・Forge・Fabricなど10種類のサーバー種別に対応し、MODや特定のサーバーソフトで遊びたい人に強い構成です。全プランに無料バックアップが付き、他社からのワールド移行にも対応しているので、本格的に長く運用したい人や乗り換え組に向きます。
2GB 990円〜/月(36ヶ月時・2026年6月時点・変動あり)
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VPSの操作が不安なら 完全管理型という近道

「IPやポート、再起動と聞くだけで不安」という人には、サーバー管理そのものを丸ごとお任せできる完全管理型のサービスもあります。遊びたいゲームを選ぶだけで始められ、無料で試せる枠も用意されているため、まずは雰囲気をつかみたい入門用途にぴったりです。自分で構築するVPSに比べると細かいカスタマイズの自由度は控えめですが、その手軽さは大きな魅力です。

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まとめ

マインクラフトのマルチサーバーは、流れさえ押さえれば初めてでも難しくありません。Java版か統合版かを決め、人数から必要メモリを選び、テンプレートで自動構築して、IPをフレンドに共有する——この4ステップで、24時間いつでも集まれる自分たちのワールドが手に入ります。

出典: ConoHa for GAME 公式 / Xserver VPS for Game 公式 / Minecraft Wiki(Server Requirements)(2026年6月13日時点)

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