『Way of the Hunter 2』推奨スペックはRTX 4060 Ti|軽くする設定とCPUの注意点【2026年10月】

(更新: 2026.10.2)
『Way of the Hunter 2』推奨スペックはRTX 4060 Ti|軽くする設定とCPUの注意点【2026年10月】

本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。

PC SPEC GUIDE / 2026年9月29日 正式リリース
『Way of the Hunter 2』推奨スペックはRTX 4060 Ti
CPUもRyzen 5 7600X系と新しめ、GPUだけで判断すると足りない構成
狩猟オープンワールドゲーム『Way of the Hunter 2』は、2026年3月26日から約半年の早期アクセスを経て、2026年9月29日に正式版(バージョン1.0)がリリースされました。Steam公式のPC必要スペックは正式版でも早期アクセス時と同じで、最低がGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT、推奨がGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XTです。推奨GPUの世代換算だけでなく、前作からの引き上げ幅や、見落とされがちなCPU要件(Ryzen 5 7600X/Core i5-14600K)、重いときに下げる設定の順番まで整理します。
最低RTX2060・推奨RTX4060Ti系CPU推奨Ryzen5 7600X/i5-14600K日本語表示対応(日本語音声なし)

Steamの必要スペック欄で「推奨:GeForce RTX 4060 Ti」という表記を見て、手持ちのGPUで足りるのか、あるいはこれから組むPCの目安をどこに置けばいいのか迷っている人は多いと思います。

『Way of the Hunter 2』はNine Rocks Gamesが開発し、THQ Nordicが発売する狩猟オープンワールドゲームです。2026年3月26日にSteamで早期アクセスを開始し、2026年9月29日に全プラットフォームで正式版(バージョン1.0)がリリースされました。Steam公式ストアページのPC必要スペックは、最低がGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT、推奨がGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XTで、早期アクセス時から変わっていません。

推奨GPUのRTX 4060 Tiが現行世代のどのクラスに相当するか、2022年発売の前作『Way of the Hunter』から必要スペックがどれだけ上がったか、そして推奨CPUがRyzen 5 7600XやCore i5-14600Kと狩猟ゲームとしてはかなり新しめに指定されている点、さらに重いときにどの設定から下げればよいかまで、順に見ていきます。

先に結論

『Way of the Hunter 2』は2026年9月29日に正式版がリリースされ、PC必要スペックは早期アクセス時の数値のまま確定しました。最低がGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT・メモリ16GB、推奨がGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XT・メモリ16GBです。CPUは最低がRyzen 5 3600X/Core i5-9600K、推奨がRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kで、前作(最低GTX 960・メモリ8GB)から推奨メモリ以外の全項目が引き上げられています。特にCPUの要求が重く、GPUだけを強化しても足りない構成です。日本語は表示のみ対応で、日本語音声はありません。

描画はUnreal Engine 5.7のLumenを使う重めの作りで、推奨のRTX 4060 Ti級で高い設定を使うなら、DLSSかFSRを併用する前提で考えるのが安全です。重いときはアップスケーラー、反射・影、草木・描画距離、GIの順に下げ、VRAM 8GBのGPUはテクスチャを1段下げて始めます。

基本情報9月29日に正式リリース、早期アクセスは約半年で終了

『Way of the Hunter 2』はスロバキアのNine Rocks Gamesが開発し、THQ Nordicが発売する狩猟オープンワールドゲームです。北米の広大な荒野「ニューローレンシア」と、アフリカの野生動物が生息する「キリマヤ保護区」という、実在の地域を取材して作られた2つの狩猟エリアを舞台に、リアルな動物のAI行動やダイナミックな生態系、危険な野生動物との遭遇を描き、仕留めた獲物のトロフィーを自分のロッジにコレクションしていく作品です。

本作は2026年3月26日にSteamで早期アクセスを開始し、2026年9月29日にPC・家庭用ゲーム機の全プラットフォームで正式版(バージョン1.0)がリリースされました。公式の正式リリース告知では、早期アクセス期間中のフィードバックを反映して機能を広げてきたと説明しています。早期アクセス版を遊んでいたプレイヤーには、感謝として追加コンテンツ「Heirloom Pack」が無料で配布されます。

Steamのユーザーレビューは、2026年10月2日時点で1,761件中1,291件が好評、総合評価は「やや好評」(73.3%)です。早期アクセス期間を通じて評価は大きく崩れていません。

公式スクリーンショットで雰囲気を確認。広大な保護区と動物の作り込みがつかめます。

画像:© Nine Rocks Games / THQ Nordic(Steamストアページより)。クリックで拡大表示できます。

気になったらSteamでチェックを

出典:開発元公式ニュース「Way of the Hunter 2 | Release Date Trailer」、開発元公式ニュース「Take the Shot – Way of the Hunter 2 Leaves Early Access and Launches on PC!」

PC要件PC必要スペック完全表

Steam公式ストアページで公開されているPC必要スペックを、最低・推奨の2階層で整理します。

項目最低推奨
OSWindows 11Windows 11
CPURyzen 5 3600X/Core i5-9600KRyzen 5 7600X/Core i5-14600K
メモリー16GB16GB
GPUGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XTGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XT
DirectXVersion 12Version 12
空き容量38GB38GB

いずれの項目もWindows 11が前提で、64ビットのプロセッサ・OSが必須です。メモリは最低・推奨とも16GBで共通、ストレージも38GBで変わりません。差が付くのはCPUとGPUの2項目で、特にCPUは後述するとおり、狩猟ゲームとしては比較的新しい世代の構成が推奨に指定されています。

出典:Steam公式ストアページ「Way of the Hunter 2」PC必要システム要件欄

前作比較前作『Way of the Hunter』から必要スペックはどう変わったか

2022年8月に発売された前作『Way of the Hunter』と比べると、推奨メモリが16GBで据え置きになっている以外は、最低・推奨ともすべての項目で要求が上がっています。前作を快適に遊べていたPCでも、そのままでは推奨に届かない可能性が高い点に注意が必要です。

項目前作(Way of the Hunter)本作(Way of the Hunter 2)
最低GPUGeForce GTX 960/Radeon R9 380GeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT
推奨GPUGeForce RTX 2070 SUPER 8GBGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XT
最低CPURyzen 3 3100/Core i3-8100Ryzen 5 3600X/Core i5-9600K
推奨CPUIntel Core i7(4コア)Ryzen 5 7600X/Core i5-14600K
最低メモリー8GB16GB
OSWindows 10(64bit)Windows 11
DirectXVersion 11Version 12
空き容量19GB38GB

引き上げ幅が大きいのは最低ラインです。前作はGTX 960とメモリ8GBで起動できましたが、本作はRTX 2060とメモリ16GBが下限になり、GTX 1060やGTX 1660 SUPERクラスでは最低スペックに届かなくなりました。ストレージも19GBから38GBへほぼ倍増しています。

一方で推奨GPUは、前作のRTX 2070 SUPERから2世代新しいRTX 4060 Tiへの移行で、最低ラインほどの大きな跳ね上がりではありません。むしろ目立つのはCPUで、前作は「Core i7の4コア」という大まかな指定だったのに対し、本作はRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kと具体的な現行世代近くのCPUを名指ししています。前作の推奨を満たしていたPCで本作を遊ぶ場合、まずCPUの世代を確認するのが近道です。

出典:Steam公式ストアページ「Way of the Hunter」

CPU要件なぜCPUもRyzen 5 7600X・Core i5-14600Kと新しめなのか

推奨スペックでひときわ目を引くのが、CPUの新しさです。推奨CPUに指定されているRyzen 5 7600XはAMDが2022年9月に発売した「Zen 4」世代のミドルクラスCPU、Core i5-14600Kはインテルが2023年10月に発売した第14世代Coreです。いずれも発売から2〜3年程度しか経っていない、現行世代に近い6コア以上のCPUにあたります。

最低スペックのRyzen 5 3600X(2019年発売)・Core i5-9600K(2018年発売)と比べると、GPUの引き上げ幅(RTX 2060→RTX 4060 Ti)よりも、CPUの世代としての新しさのほうが目立つ組み合わせです。狩猟ゲームは一見するとGPU負荷が中心に見えるジャンルですが、本作は動物ごとの個別のAI行動パターン、ダイナミックな生態系シミュレーション、広大な保護区のストリーミング読み込みを同時に処理する必要があり、こうした処理はGPUよりもCPU(特にコア数とシングルスレッド性能)の影響を受けやすい部分です。

GPUだけ強化してもCPUが足を引っ張ることがある

手持ちのCPUが第9〜10世代Core i5やRyzen 5 3000番台以前の場合、GPUをRTX 4060 Ti以上に強化しても、CPU側が処理落ちの原因になりやすい構成です。GPUの世代換算だけで判断せず、CPUが推奨ラインのRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kに近い世代に届いているかも、あわせて確認しておくことをおすすめします。

GPU換算推奨のRTX 4060 Tiは現行世代のどのクラスに相当するか

推奨スペックのGeForce RTX 4060 Tiは、NVIDIAが2023年5月に発売したミドルクラスGPUです。最低スペックのRTX 2060(2019年発売)と比べると、RTX 4060 Tiは1080p・1440pで約58%、4Kで約60%高速です(比較サイトの試算値)。最低ラインから推奨ラインへの引き上げ幅は、GPU単体で見ても小さくありません。

なお、RTX 4060 TiにはVRAM 8GBモデルと16GBモデルの2種類が存在しますが、Steam公式の必要スペック欄ではVRAM容量までは指定されていません。広大な保護区を高解像度テクスチャで描画する構造上、VRAM容量に余裕があるほど快適に遊びやすい傾向があるため、これから購入するなら16GBモデルを選んでおくと安心です。

現行世代のGPUに置き換えると、RTX 4060 Tiに相当するのはRTX 5060〜RTX 5060 Tiあたりが目安になります。RTX 5060 TiはRTX 4060 Tiより解像度帯によって約16〜21%高速で(21タイトルの横断比較)、RTX 5060 Ti以上のGPUであれば推奨スペックを余裕を持って上回ります。

出典:GPU性能比較データ(technical.city「RTX 4060 Ti vs 2060」、HyperCyber「RTX 5060 Ti vs RTX 4060 Ti Benchmarks」)

fps目安RTX 5090・RTX 5070の実プレイfpsとVRAM確保量

最高設定の本作は、RTX 5090でも4KではGPUをほぼ使い切り、RTX 5070はWQHDでフレーム生成に頼る重さです。公開されているプレイ動画のモニタリング表示に出ていた値は次のとおりです。

構成解像度と設定表示されたfpsVRAM確保量
RTX 5090
Ryzen 7 9800X3D
4K・最高設定
体験版(2026年2月)
平均98〜112fps
1% Low 78〜90fps(一瞬止まった場面を除く)
約9.2〜10.1GB
RTX 5070
Ryzen 7 5800X
WQHD・DLAA・最高設定・マルチフレーム生成4倍
早期アクセス開始直後(2026年3月)
141〜175fps
生成フレームを含む
約9.5〜9.9GB

RTX 5090でも4K・最高設定では平均100fps前後で、GPU使用率は93〜97%とほぼ使い切っています。描画の重さとしては、最上位のGPUでも余裕があるとは言えない部類です。

RTX 5070の値はマルチフレーム生成4倍の表示fpsなので、実際に描画しているのは単純計算で毎秒35〜44フレーム程度です。フレーム生成そのものにも処理がかかるため、生成を切ればこれより少し上がりますが、WQHDでアップスケールをかけない最高設定はRTX 5070でも余裕のある設定ではありません。

推奨GPUのRTX 4060 TiはRTX 5070より下のクラスです。WQHDで高い設定を使うなら、DLSSかFSRの併用が前提になります。

VRAMはどちらの構成でも最高設定で9〜10GB前後が確保されていました。確保量は必要量そのものではありませんが、RTX 4060 Tiの8GBモデルやRTX 5060のようなVRAM 8GBのGPUにとっては、8GBを超える数字です。8GBのGPUはテクスチャを1段下げたところから始めると安全です。

どちらも正式版より前の版での値です。その後のアップデートで、水辺での大きなfps低下(6月のアップデート0.3.0)や、夜間のロッジでの性能低下(9月のアップデート0.5.0)などが修正されているため、正式版では数字が変わっている可能性があります。

出典:YouTube「Way of the Hunter 2 (DEMO) RTX 5090 OC & R7 9800X3D | 4K Maxed Out」、YouTube「Way of the Hunter 2 Early Access RTX 5070 & R7 5800X | 1440p DLAA 4.5 MFG 4x Maxed Out」(いずれも画面のモニタリング表示から読み取り)

購入判断正式版で必要スペックは変わったか、今PCを用意してよいか

早期アクセス期間中、Steam公式ストアページの必要スペックには「Requirements are subject to change during Early Access(早期アクセス期間中、要件は変更される可能性があります)」という注記が付いていました。正式版のリリースに合わせてこの注記は外れ、最低・推奨の数値は早期アクセス時とまったく同じまま確定しています。

正式版の要件が確定したことで、「リリースを待ってから判断する」理由はなくなりました。推奨スペック(RTX 4060 Ti・Ryzen 5 7600X/Core i5-14600K)をそのまま目安にしてPCを用意して問題ありません。ただし推奨スペック付近のGPUで高めの設定を使うなら、DLSSかFSRの併用が前提です。これから新しくGPUを買うなら、推奨を明確に上回るRTX 5060 Ti 16GBクラス以上を選んでおくと、今後配信される新しい保護区や動物の追加にも余裕を持って対応できます。

選び方推奨スペックを満たすGPUの選択肢

推奨スペック(RTX 4060 Ti/RX 7600 XT)を新規に用意するなら、現行世代でこれを明確に上回るRTX 5060 Ti 16GBまたはRTX 5070クラスが現実的な選択肢です。特にVRAM容量に余裕を持たせたい場合は16GBモデルがおすすめです。価格・在庫は変動するため、購入前にリンク先で確認してください。

MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS
推奨スペックを明確に上回るVRAM16GBMSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS推奨GPUのRTX 4060 Tiより世代が新しく、VRAMも16GBを確保した構成です。広大な保護区を高解像度テクスチャで描画する本作との相性が良好です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
さらに余裕を持たせたいならMSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC推奨スペックに対してより大きな余裕を持たせたいならの選択肢です。VRAM12GBを確保しながら、推奨スペックを大きく上回る描画性能が見込めます(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)Amazonで価格を見る

完成品PC自作せず揃えるならおすすめゲーミングPC

GPU単体の交換ではなく、これから1台まるごと組みたい場合は、推奨スペックを上回るBTOデスクトップPCが現実的な選択肢です。推奨CPUがRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kと比較的新しい構成のため、CPU側も見劣りしないモデルを選んでおくと安心です。

OZ GAMING 木目調ケース Ryzen7 9700X RX9070XT ゲーミングPC
推奨GPU・CPUとも上回るAMD構成OZ GAMING 木目調ケース(Ryzen 7 9700X + RX 9070 XT 16GB)推奨スペックのRX 7600 XTを上回るRX 9070 XT 16GBと、推奨CPUより新しいRyzen 7 9700Xを搭載した構成です。メモリ32GB・SSD 1TBと、推奨スペックに対して余裕のある構成です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)339,800円税込/2026-09-12時点・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る
OZ GAMING 木目調ケース Ryzen7 9800X3D RTX5070Ti ゲーミングPC
長く使いたい人向けの上位構成OZ GAMING 木目調ケース(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti 16GB / 32GB DDR5 / 1TB Gen4 SSD / Win11 Home)推奨スペックを大きく上回るRTX 5070 Ti・Ryzen 7 9800X3D搭載の上位構成です。本作はもちろん、他の重量級タイトルも長く戦える性能を確保できます(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)533,800円税込/2026年11月1日時点・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る

設定グラフィック設定の項目と、重いときに下げる順番

本作はUnreal Engine 5.7製で、草木や樹木の細かい形状はNanite、日中から朝夕までの自然光の回り込み(動的なグローバルイルミネーション)はLumenで描いています。アップスケーラーはDLSS 4.5とFSR 4に対応し、解像度スケーリング、複数の画質プリセット、フレーム生成も使えます。ウルトラワイドモニターにも対応しています。

グラフィック設定の主な項目は次のとおりです(項目名は英語表示の画面のもの)。

項目(英語表示)何を決める設定か本作での注意点
Anti-aliasing and resolution scaling modeアンチエイリアスと解像度を拡大する方式。DLSS・FSR・TSR・TAAUから選ぶ正式版ではFSRを選んでも反映されないことがあり、いったんTSRにしてからFSRを選び直すと直る。雪の天候ではTSRとTAAUで表示が乱れることがある
DLSS mode内部で描画する解像度の割合。DLAA(100%)からUltra performance(33.3%)までの6段階と、自動で切り替えるAutomatic下の表のとおり、Quality(66.7%)でも描画する画素数は44%まで減る
NVIDIA Frame Generation
NVIDIA Reflex
フレーム生成は描画したフレームの間に生成フレームを挟んで表示fpsを上げる。Reflexは入力遅延を抑えるフレーム生成の設定が正しく機能しない不具合があり、5月のUpdate 2で修正が告知された
Global illuminationLumenによる光の回り込み。画面には「Lumen high」など段階が出るUnreal Engine 5の標準の段階では、1段下げるごとにLumenの処理はおよそ半分の重さになる。Lumenをすべて切ったときの照明の不具合は4月のUpdate 1で修正済み
Reflections反射の方式。画面に映っている物だけを使うScreen spaceと、Lumenによる反射があるLumenの反射のほうが負荷が大きい。Screen spaceは画面に映っている情報だけを使うので軽い代わりに、画面外の物は映り込まない
Shadows quality影の細かさLowでも影そのものは消えず、輪郭が甘くなる程度
Foliage quality草木の量と細かさ開発元は体験版の時点から、森の密集地をfpsが落ちやすい場所に挙げている
View distance range遠くの地形や物を描く距離5月のUpdate 2で選択肢が追加された。遠くまで見渡す本作では下げたくない項目
Textures quality地面・植物・動物の表面の細かさVRAMの消費に直結する。VRAM 8GBのGPUでは最初に下げる候補
Effects quality
Post processing quality
エフェクトの細かさと、画面全体にかける後処理の品質Effects qualityには、8月のアップデート0.4.0までGIの設定を誤って変えてしまう不具合があった

このほかにモーションブラーと垂直同期のオン・オフ、フレームレートの上限があります。DLSSの各モードで実際に描画される解像度は、ゲーム内の割合から計算すると次のとおりです。

DLSS mode(割合)フルHDWQHD4K
DLAA(100%)
描画する画素数 100%
1920×10802560×14403840×2160
Ultra quality(77%)
描画する画素数 約59%
1478×8321971×11092957×1663
Quality(66.7%)
描画する画素数 約44%
1280×7201707×9602560×1440
Balanced(58%)
描画する画素数 約34%
1114×6261485×8352227×1253
Performance(50%)
描画する画素数 25%
960×5401280×7201920×1080
Ultra performance(33.3%)
描画する画素数 約11%
640×360853×4801280×720

4KのPerformanceは内部でフルHD、WQHDのQualityは内部で960pを描いています。一方でフルHDはQualityの時点で内部720pまで下がるため、フルHDで遊ぶ人はアップスケーラーだけで稼ごうとせず、ほかの項目と組み合わせて調整するほうが画質を保てます。

重いときに下げる順番

効きやすく、見た目が崩れにくい順に並べると次のとおりです。VRAM 8GBのGPUは、手順1の前にテクスチャを1段下げておきます。

  1. アップスケーラーのモードを1段ずつ下げる。描画する画素数が減るので、影・草木・Lumenを含むほぼすべての処理がまとめて軽くなります。
  2. 反射をScreen spaceに、影とポストプロセスをLowにする。影はLowでも消えず、輪郭が甘くなる程度で済みます。
  3. 草木(Foliage)と描画距離を1段下げる。開発元は体験版の時点から、森の密集地をfpsが落ちやすい場所に挙げてきました。
  4. Global illuminationを1段下げる。朝夕の光の表現に直結するので後回しにしますが、Unreal Engine 5の標準の段階では1段ごとにLumenの処理がおよそ半分になります。
  5. VRAM 12GB以上なら、テクスチャは最後まで下げない。VRAMに余裕があればfpsへの影響は小さく、下げると地面や動物の質感が目に見えて落ちます。

フレーム生成は、表示されるfpsを増やす機能です。描画そのものが速くなるわけではないので、上の手順で描画fpsを確保してから最後に足すと、操作の遅れが目立ちにくくなります。表示fpsと操作の遅れの関係はフレーム生成の表示fpsと操作遅延の関係で詳しく扱っています。

設定を決めるときは、開発元が重い場所として挙げてきた森の密集地、大きな水辺の近く、車の運転中で確かめると、実際の狩りでカクつきにくくなります。正式版の既知の問題には「夕暮れ時、特定の場所でfpsが落ちる」も残っています。

RTX 4080で4K・DLSS Performanceを使う設定例(早期アクセス版)

Ryzen 9 7950X3DとRTX 4080のPCで、4Kで録画しながら70〜80fpsを保つために海外のプレイヤーが2026年4月に公開した設定です。表示モードはボーダーレスフルスクリーン(フルスクリーンでは画面を切り替えたときに黒いちらつきが出るため)、フレームレート上限はオフ、DLSSはPerformance、フレーム生成とReflexはオフ。描画距離・テクスチャ・エフェクト・草木はHigh、ポストプロセスと影はLow、Global illuminationはLumen high、反射はScreen space、モーションブラーと垂直同期はオフです。カクつきが気になるときは、次の節の手順どおりフレームレート上限をモニターのリフレッシュレートに合わせます。

出典:Nine Rocks Games「Way of the Hunter 2 FAQ」、Nine Rocks Games「Way of the Hunter 2: Known Issues (Version 1.1)」、開発元公式ニュース「Update 2 Is Out Now」、Epic Games「Lumen Performance Guide」、YouTube「The Ultimate 4K Settings For 60+ FPS | Way of the Hunter 2 Early Access」(設定項目は同動画の早期アクセス版の設定画面より)、開発元公式ニュース「Way of the Hunter 2 Demo is out!」

不具合対策カクつく・fpsが急に落ちるときの対処

設定を下げても改善しないときは、本作のSteam技術サポート掲示板で公式モデレーターが案内している手順を上から試します(2026年5月28日の投稿)。

  1. Steamのライブラリで本作を右クリックし、「プロパティ」→「インストール済みファイル」→「ゲームファイルの整合性を確認」を実行する
  2. NPUを積んだPCでは、デバイスマネージャーでAI Boost(NPU)を無効にする。AMD Software: Adrenalin Editionのようなブースト機能を持つソフトも切る
  3. GPUドライバーを最新にする
  4. SteamとWindowsのバックグラウンド録画を切る
  5. fpsの上限をモニターのリフレッシュレートに合わせる

体験版を入れたことがあるPCで、解像度の選択肢がおかしい、数値や表示の拡大率が崩れる、画面に粒のようなノイズが出るときは、体験版の古い設定ファイルが引き継がれているのが原因です。ゲームを終了し、Windowsキー+Rで「%LocalAppData%\WOTH2\Saved」を開いて「Config」フォルダだけを削除します。セーブデータは消えず、次の起動で設定ファイルが作り直されます。グラフィック設定も初期値に戻るので、前の節の順番で設定し直してください。

NPUの項目は、2026年5月のUpdate 2で「AI Boostを有効にしたNPU搭載機は起動時にクラッシュすることがある」と既知の問題に挙がっていたものです。Core Ultraを積んだノートPCやデスクトップPCで遊ぶ人は、最初にNPUの設定を確かめてください。

それでも直らない場合は、dxdiagの出力を添えてTHQ Nordicのバグ報告データベースに報告します。

長く遊ぶうちに少しずつ重くなる症状は、開発元も体験版の時点から挙げています。VRAMの使用量が増え続けているかどうかの見分け方は長時間プレイでVRAM使用量が増え続ける原因の切り分けで確認できます。

出典:Steamコミュニティ「Improve Performance Advice」(公式モデレーターの回答)

正式版の内容2人協力プレイと正式版で加わった要素

2人協力プレイ対応のマルチプレイヤー機能は、2026年9月1日のアップデート0.4.1で全プレイヤー向けの通常ブランチに実装され、正式版にもそのまま含まれています。友人と同じ保護区を探索しながら狩猟できる点は、早期アクセス期間中に加わった大きな要素です。

正式版の告知では、獲物の追跡を手伝う猟犬、暗い環境で使えるサーマル暗視装置、発砲音を抑えるサプレッサー、生息地の回復や外来種の駆除で群れの質を高めるインフラ改善などが、主な要素として挙げられています。THQ Nordicと開発元はリリース後も長期的に運営する方針で、1年目に8本のDLCを配信するシーズンパス「Season One」を予定しています。新しい保護区が加わると描画・シミュレーションの負荷が変わる可能性もあるため、推奨ぎりぎりより少し余裕のある構成を選んでおくと安心です。

出典:開発元公式ニュース「Multiplayer is now available for all players!」、開発元公式ニュース「The Road to 1.0 and Beyond」

FAQよくある質問

『Way of the Hunter 2』はいつ発売されましたか
2026年9月29日に正式版(バージョン1.0)がリリースされました。Steamでは2026年3月26日から早期アクセスで配信されていました。開発はNine Rocks Games、発売はTHQ Nordicです。
最低スペックのRTX 2060でも遊べますか
Steam公式の最低スペックには対応しています。正式版でも最低スペックはRTX 2060/RX 5600 XTのまま変わっていません。ただし最低ラインは画質を下げて動かす目安なので、高めの画質で遊ぶならRTX 4060 Ti以上に、DLSSかFSRの併用が目安です。
なぜ推奨CPUがRyzen 5 7600XやCore i5-14600Kと新しいのですか
動物ごとの個別AI行動、ダイナミックな生態系シミュレーション、広大な保護区のストリーミング読み込みなど、GPUよりもCPU(コア数・シングルスレッド性能)の影響を受けやすい処理が多いためと考えられます。GPUの強化だけでなく、CPUが推奨ラインに近い世代かどうかも確認しておくことをおすすめします。
前作『Way of the Hunter』が動いたPCで遊べますか
前作の最低スペック(GTX 960・メモリ8GB)付近のPCでは、本作の最低スペックに届きません。前作の推奨(RTX 2070 SUPER)を満たしていたPCならGPUは最低ラインを超えていますが、推奨CPUがRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kと新しいため、CPUの世代も確認してください。
重いときはどの設定から下げればよいですか
まずDLSSかFSRのモードを1段ずつ下げます。それでも足りなければ、反射をScreen spaceに、影とポストプロセスをLowにし、次に草木(Foliage)と描画距離、最後にGlobal illumination(Lumen)を下げます。VRAM 8GBのGPUはテクスチャを1段下げたところから始めると安全です。
DLSSやFSR、フレーム生成には対応していますか
DLSS 4.5とFSR 4に対応し、フレーム生成も使えます。アンチエイリアスの欄ではTSRとTAAUも選べます。正式版ではFSRを選んでも反映されないことがあり、いったんTSRにしてからFSRを選び直すと直ります。
Steam Deckで遊べますか
ValveによるSteam Deckの互換性判定は「プレイ可能」です。ただし開発元は公式FAQで、Steam Deckを正式にサポートする予定は今のところないとしています。Valveの判定項目にも、標準の設定のままではSteam Deckで十分な性能が出ないことが含まれているため、画質を下げる調整が前提です。
Windows 10でも遊べますか
動作環境はWindows 11だけです。Steamの必要スペックは最低・推奨ともWindows 11です。前作はWindows 10でも遊べましたが、本作はWindows 10が動作環境に含まれていません。
マルチプレイヤーには対応していますか
対応しています。2026年9月1日のアップデート0.4.1で2人協力プレイに対応するマルチプレイヤー機能が全プレイヤー向けに実装され、正式版にも含まれています。なお、PCと家庭用ゲーム機のクロスプレイには、バージョン1.0の時点で対応していません。
日本語には対応していますか
Steam公式の対応言語一覧に日本語が含まれており、表示(インターフェース)は日本語に対応しています。フル音声は英語・フランス語・ドイツ語など6言語で、日本語音声には対応していません。
Steamの評価はどうですか
2026年10月2日時点で、1,761件のレビュー中1,291件が好評、総合評価は「やや好評」(73.3%)です。
まとめ

『Way of the Hunter 2』は2026年9月29日に正式版(バージョン1.0)がリリースされました。Steam公式のPC必要スペックは早期アクセス時のまま確定し、最低がGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT、推奨がGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XTです。前作からは推奨メモリ以外の全項目が引き上げられ、特にCPUは推奨でRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kと比較的新しい世代が指定されているため、GPUだけを強化してもCPU側がボトルネックになりうる構成です。

推奨スペックは、DLSSかFSRを併用して高めの設定で遊ぶ目安です。WQHD以上の最高設定ではVRAMが9〜10GB前後確保されるため、これからGPUを買うならRTX 5060 Ti 16GBクラス以上を選び、手持ちが8GBならテクスチャを1段下げてから調整を始めてください。

2026 BEST BUY — GPU 部門
ASRock Challenger Radeon RX 9060 XT 16GB OC (RX9060XT CL 16GO/AX)
16GB VRAM

RX 9060 XT 16GB

Amazon
玄人志向 Radeon RX 9070 XT 16GB(RD-RX9070XT-E16GB/TP)
WQHD高画質

RX 9070 XT 16GB

Amazon
ASUS Dual GeForce RTX 5070 OC 12GB
WQHD定番

RTX 5070 12GB

Amazon
MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OC
ミドルハイ

RTX 5070 Ti 16GB

Amazon
Amazon PICK UP — ゲーマー必携アイテム
CORSAIR RM850x 2024年モデル 850W ATX3.1 PCIe5.1 フルモジュラー電源
電源定番

CORSAIR RM850x 2024

Amazon
HyperX Cloud III ゲーミングヘッドセット 有線 53mmドライバー DTS空間オーディオ
定番ヘッドセット

HyperX Cloud III

Amazon
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 ワイヤレス ゲーミングマウス 60g 8000Hz
競技定番

G PRO X SL2

Amazon
CORSAIR VENGEANCE RGB DDR5 64GB(32GB×2)6400MHz デスクトップ用メモリ
64GB

Vengeance RGB DDR5 64GB

Amazon
Pixio スリムモニターアーム ホワイト 17〜32インチ対応 ガススプリング式
スリム設計

Pixio スリムモニターアーム

Amazon
Writer
管理人アバター

ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。