『Way of the Hunter 2』推奨スペックはRTX 4060 Ti|軽くする設定とCPUの注意点【2026年10月】
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CPUもRyzen 5 7600X系と新しめ、GPUだけで判断すると足りない構成
Steamの必要スペック欄で「推奨:GeForce RTX 4060 Ti」という表記を見て、手持ちのGPUで足りるのか、あるいはこれから組むPCの目安をどこに置けばいいのか迷っている人は多いと思います。
『Way of the Hunter 2』はNine Rocks Gamesが開発し、THQ Nordicが発売する狩猟オープンワールドゲームです。2026年3月26日にSteamで早期アクセスを開始し、2026年9月29日に全プラットフォームで正式版(バージョン1.0)がリリースされました。Steam公式ストアページのPC必要スペックは、最低がGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT、推奨がGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XTで、早期アクセス時から変わっていません。
推奨GPUのRTX 4060 Tiが現行世代のどのクラスに相当するか、2022年発売の前作『Way of the Hunter』から必要スペックがどれだけ上がったか、そして推奨CPUがRyzen 5 7600XやCore i5-14600Kと狩猟ゲームとしてはかなり新しめに指定されている点、さらに重いときにどの設定から下げればよいかまで、順に見ていきます。
『Way of the Hunter 2』は2026年9月29日に正式版がリリースされ、PC必要スペックは早期アクセス時の数値のまま確定しました。最低がGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT・メモリ16GB、推奨がGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XT・メモリ16GBです。CPUは最低がRyzen 5 3600X/Core i5-9600K、推奨がRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kで、前作(最低GTX 960・メモリ8GB)から推奨メモリ以外の全項目が引き上げられています。特にCPUの要求が重く、GPUだけを強化しても足りない構成です。日本語は表示のみ対応で、日本語音声はありません。
描画はUnreal Engine 5.7のLumenを使う重めの作りで、推奨のRTX 4060 Ti級で高い設定を使うなら、DLSSかFSRを併用する前提で考えるのが安全です。重いときはアップスケーラー、反射・影、草木・描画距離、GIの順に下げ、VRAM 8GBのGPUはテクスチャを1段下げて始めます。
基本情報9月29日に正式リリース、早期アクセスは約半年で終了
『Way of the Hunter 2』はスロバキアのNine Rocks Gamesが開発し、THQ Nordicが発売する狩猟オープンワールドゲームです。北米の広大な荒野「ニューローレンシア」と、アフリカの野生動物が生息する「キリマヤ保護区」という、実在の地域を取材して作られた2つの狩猟エリアを舞台に、リアルな動物のAI行動やダイナミックな生態系、危険な野生動物との遭遇を描き、仕留めた獲物のトロフィーを自分のロッジにコレクションしていく作品です。
本作は2026年3月26日にSteamで早期アクセスを開始し、2026年9月29日にPC・家庭用ゲーム機の全プラットフォームで正式版(バージョン1.0)がリリースされました。公式の正式リリース告知では、早期アクセス期間中のフィードバックを反映して機能を広げてきたと説明しています。早期アクセス版を遊んでいたプレイヤーには、感謝として追加コンテンツ「Heirloom Pack」が無料で配布されます。
Steamのユーザーレビューは、2026年10月2日時点で1,761件中1,291件が好評、総合評価は「やや好評」(73.3%)です。早期アクセス期間を通じて評価は大きく崩れていません。
公式スクリーンショットで雰囲気を確認。広大な保護区と動物の作り込みがつかめます。
画像:© Nine Rocks Games / THQ Nordic(Steamストアページより)。クリックで拡大表示できます。
出典:開発元公式ニュース「Way of the Hunter 2 | Release Date Trailer」、開発元公式ニュース「Take the Shot – Way of the Hunter 2 Leaves Early Access and Launches on PC!」
PC要件PC必要スペック完全表
Steam公式ストアページで公開されているPC必要スペックを、最低・推奨の2階層で整理します。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 | Windows 11 |
| CPU | Ryzen 5 3600X/Core i5-9600K | Ryzen 5 7600X/Core i5-14600K |
| メモリー | 16GB | 16GB |
| GPU | GeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT | GeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XT |
| DirectX | Version 12 | Version 12 |
| 空き容量 | 38GB | 38GB |
いずれの項目もWindows 11が前提で、64ビットのプロセッサ・OSが必須です。メモリは最低・推奨とも16GBで共通、ストレージも38GBで変わりません。差が付くのはCPUとGPUの2項目で、特にCPUは後述するとおり、狩猟ゲームとしては比較的新しい世代の構成が推奨に指定されています。
出典:Steam公式ストアページ「Way of the Hunter 2」PC必要システム要件欄
前作比較前作『Way of the Hunter』から必要スペックはどう変わったか
2022年8月に発売された前作『Way of the Hunter』と比べると、推奨メモリが16GBで据え置きになっている以外は、最低・推奨ともすべての項目で要求が上がっています。前作を快適に遊べていたPCでも、そのままでは推奨に届かない可能性が高い点に注意が必要です。
| 項目 | 前作(Way of the Hunter) | 本作(Way of the Hunter 2) |
|---|---|---|
| 最低GPU | GeForce GTX 960/Radeon R9 380 | GeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT |
| 推奨GPU | GeForce RTX 2070 SUPER 8GB | GeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XT |
| 最低CPU | Ryzen 3 3100/Core i3-8100 | Ryzen 5 3600X/Core i5-9600K |
| 推奨CPU | Intel Core i7(4コア) | Ryzen 5 7600X/Core i5-14600K |
| 最低メモリー | 8GB | 16GB |
| OS | Windows 10(64bit) | Windows 11 |
| DirectX | Version 11 | Version 12 |
| 空き容量 | 19GB | 38GB |
引き上げ幅が大きいのは最低ラインです。前作はGTX 960とメモリ8GBで起動できましたが、本作はRTX 2060とメモリ16GBが下限になり、GTX 1060やGTX 1660 SUPERクラスでは最低スペックに届かなくなりました。ストレージも19GBから38GBへほぼ倍増しています。
一方で推奨GPUは、前作のRTX 2070 SUPERから2世代新しいRTX 4060 Tiへの移行で、最低ラインほどの大きな跳ね上がりではありません。むしろ目立つのはCPUで、前作は「Core i7の4コア」という大まかな指定だったのに対し、本作はRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kと具体的な現行世代近くのCPUを名指ししています。前作の推奨を満たしていたPCで本作を遊ぶ場合、まずCPUの世代を確認するのが近道です。
出典:Steam公式ストアページ「Way of the Hunter」
CPU要件なぜCPUもRyzen 5 7600X・Core i5-14600Kと新しめなのか
推奨スペックでひときわ目を引くのが、CPUの新しさです。推奨CPUに指定されているRyzen 5 7600XはAMDが2022年9月に発売した「Zen 4」世代のミドルクラスCPU、Core i5-14600Kはインテルが2023年10月に発売した第14世代Coreです。いずれも発売から2〜3年程度しか経っていない、現行世代に近い6コア以上のCPUにあたります。
最低スペックのRyzen 5 3600X(2019年発売)・Core i5-9600K(2018年発売)と比べると、GPUの引き上げ幅(RTX 2060→RTX 4060 Ti)よりも、CPUの世代としての新しさのほうが目立つ組み合わせです。狩猟ゲームは一見するとGPU負荷が中心に見えるジャンルですが、本作は動物ごとの個別のAI行動パターン、ダイナミックな生態系シミュレーション、広大な保護区のストリーミング読み込みを同時に処理する必要があり、こうした処理はGPUよりもCPU(特にコア数とシングルスレッド性能)の影響を受けやすい部分です。
手持ちのCPUが第9〜10世代Core i5やRyzen 5 3000番台以前の場合、GPUをRTX 4060 Ti以上に強化しても、CPU側が処理落ちの原因になりやすい構成です。GPUの世代換算だけで判断せず、CPUが推奨ラインのRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kに近い世代に届いているかも、あわせて確認しておくことをおすすめします。
GPU換算推奨のRTX 4060 Tiは現行世代のどのクラスに相当するか
推奨スペックのGeForce RTX 4060 Tiは、NVIDIAが2023年5月に発売したミドルクラスGPUです。最低スペックのRTX 2060(2019年発売)と比べると、RTX 4060 Tiは1080p・1440pで約58%、4Kで約60%高速です(比較サイトの試算値)。最低ラインから推奨ラインへの引き上げ幅は、GPU単体で見ても小さくありません。
なお、RTX 4060 TiにはVRAM 8GBモデルと16GBモデルの2種類が存在しますが、Steam公式の必要スペック欄ではVRAM容量までは指定されていません。広大な保護区を高解像度テクスチャで描画する構造上、VRAM容量に余裕があるほど快適に遊びやすい傾向があるため、これから購入するなら16GBモデルを選んでおくと安心です。
現行世代のGPUに置き換えると、RTX 4060 Tiに相当するのはRTX 5060〜RTX 5060 Tiあたりが目安になります。RTX 5060 TiはRTX 4060 Tiより解像度帯によって約16〜21%高速で(21タイトルの横断比較)、RTX 5060 Ti以上のGPUであれば推奨スペックを余裕を持って上回ります。
出典:GPU性能比較データ(technical.city「RTX 4060 Ti vs 2060」、HyperCyber「RTX 5060 Ti vs RTX 4060 Ti Benchmarks」)
fps目安RTX 5090・RTX 5070の実プレイfpsとVRAM確保量
最高設定の本作は、RTX 5090でも4KではGPUをほぼ使い切り、RTX 5070はWQHDでフレーム生成に頼る重さです。公開されているプレイ動画のモニタリング表示に出ていた値は次のとおりです。
| 構成 | 解像度と設定 | 表示されたfps | VRAM確保量 |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 Ryzen 7 9800X3D | 4K・最高設定 体験版(2026年2月) | 平均98〜112fps 1% Low 78〜90fps(一瞬止まった場面を除く) | 約9.2〜10.1GB |
| RTX 5070 Ryzen 7 5800X | WQHD・DLAA・最高設定・マルチフレーム生成4倍 早期アクセス開始直後(2026年3月) | 141〜175fps 生成フレームを含む | 約9.5〜9.9GB |
RTX 5090でも4K・最高設定では平均100fps前後で、GPU使用率は93〜97%とほぼ使い切っています。描画の重さとしては、最上位のGPUでも余裕があるとは言えない部類です。
RTX 5070の値はマルチフレーム生成4倍の表示fpsなので、実際に描画しているのは単純計算で毎秒35〜44フレーム程度です。フレーム生成そのものにも処理がかかるため、生成を切ればこれより少し上がりますが、WQHDでアップスケールをかけない最高設定はRTX 5070でも余裕のある設定ではありません。
推奨GPUのRTX 4060 TiはRTX 5070より下のクラスです。WQHDで高い設定を使うなら、DLSSかFSRの併用が前提になります。
VRAMはどちらの構成でも最高設定で9〜10GB前後が確保されていました。確保量は必要量そのものではありませんが、RTX 4060 Tiの8GBモデルやRTX 5060のようなVRAM 8GBのGPUにとっては、8GBを超える数字です。8GBのGPUはテクスチャを1段下げたところから始めると安全です。
どちらも正式版より前の版での値です。その後のアップデートで、水辺での大きなfps低下(6月のアップデート0.3.0)や、夜間のロッジでの性能低下(9月のアップデート0.5.0)などが修正されているため、正式版では数字が変わっている可能性があります。
出典:YouTube「Way of the Hunter 2 (DEMO) RTX 5090 OC & R7 9800X3D | 4K Maxed Out」、YouTube「Way of the Hunter 2 Early Access RTX 5070 & R7 5800X | 1440p DLAA 4.5 MFG 4x Maxed Out」(いずれも画面のモニタリング表示から読み取り)
購入判断正式版で必要スペックは変わったか、今PCを用意してよいか
早期アクセス期間中、Steam公式ストアページの必要スペックには「Requirements are subject to change during Early Access(早期アクセス期間中、要件は変更される可能性があります)」という注記が付いていました。正式版のリリースに合わせてこの注記は外れ、最低・推奨の数値は早期アクセス時とまったく同じまま確定しています。
正式版の要件が確定したことで、「リリースを待ってから判断する」理由はなくなりました。推奨スペック(RTX 4060 Ti・Ryzen 5 7600X/Core i5-14600K)をそのまま目安にしてPCを用意して問題ありません。ただし推奨スペック付近のGPUで高めの設定を使うなら、DLSSかFSRの併用が前提です。これから新しくGPUを買うなら、推奨を明確に上回るRTX 5060 Ti 16GBクラス以上を選んでおくと、今後配信される新しい保護区や動物の追加にも余裕を持って対応できます。
選び方推奨スペックを満たすGPUの選択肢
推奨スペック(RTX 4060 Ti/RX 7600 XT)を新規に用意するなら、現行世代でこれを明確に上回るRTX 5060 Ti 16GBまたはRTX 5070クラスが現実的な選択肢です。特にVRAM容量に余裕を持たせたい場合は16GBモデルがおすすめです。価格・在庫は変動するため、購入前にリンク先で確認してください。
完成品PC自作せず揃えるならおすすめゲーミングPC
GPU単体の交換ではなく、これから1台まるごと組みたい場合は、推奨スペックを上回るBTOデスクトップPCが現実的な選択肢です。推奨CPUがRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kと比較的新しい構成のため、CPU側も見劣りしないモデルを選んでおくと安心です。
設定グラフィック設定の項目と、重いときに下げる順番
本作はUnreal Engine 5.7製で、草木や樹木の細かい形状はNanite、日中から朝夕までの自然光の回り込み(動的なグローバルイルミネーション)はLumenで描いています。アップスケーラーはDLSS 4.5とFSR 4に対応し、解像度スケーリング、複数の画質プリセット、フレーム生成も使えます。ウルトラワイドモニターにも対応しています。
グラフィック設定の主な項目は次のとおりです(項目名は英語表示の画面のもの)。
| 項目(英語表示) | 何を決める設定か | 本作での注意点 |
|---|---|---|
| Anti-aliasing and resolution scaling mode | アンチエイリアスと解像度を拡大する方式。DLSS・FSR・TSR・TAAUから選ぶ | 正式版ではFSRを選んでも反映されないことがあり、いったんTSRにしてからFSRを選び直すと直る。雪の天候ではTSRとTAAUで表示が乱れることがある |
| DLSS mode | 内部で描画する解像度の割合。DLAA(100%)からUltra performance(33.3%)までの6段階と、自動で切り替えるAutomatic | 下の表のとおり、Quality(66.7%)でも描画する画素数は44%まで減る |
| NVIDIA Frame Generation NVIDIA Reflex | フレーム生成は描画したフレームの間に生成フレームを挟んで表示fpsを上げる。Reflexは入力遅延を抑える | フレーム生成の設定が正しく機能しない不具合があり、5月のUpdate 2で修正が告知された |
| Global illumination | Lumenによる光の回り込み。画面には「Lumen high」など段階が出る | Unreal Engine 5の標準の段階では、1段下げるごとにLumenの処理はおよそ半分の重さになる。Lumenをすべて切ったときの照明の不具合は4月のUpdate 1で修正済み |
| Reflections | 反射の方式。画面に映っている物だけを使うScreen spaceと、Lumenによる反射がある | Lumenの反射のほうが負荷が大きい。Screen spaceは画面に映っている情報だけを使うので軽い代わりに、画面外の物は映り込まない |
| Shadows quality | 影の細かさ | Lowでも影そのものは消えず、輪郭が甘くなる程度 |
| Foliage quality | 草木の量と細かさ | 開発元は体験版の時点から、森の密集地をfpsが落ちやすい場所に挙げている |
| View distance range | 遠くの地形や物を描く距離 | 5月のUpdate 2で選択肢が追加された。遠くまで見渡す本作では下げたくない項目 |
| Textures quality | 地面・植物・動物の表面の細かさ | VRAMの消費に直結する。VRAM 8GBのGPUでは最初に下げる候補 |
| Effects quality Post processing quality | エフェクトの細かさと、画面全体にかける後処理の品質 | Effects qualityには、8月のアップデート0.4.0までGIの設定を誤って変えてしまう不具合があった |
このほかにモーションブラーと垂直同期のオン・オフ、フレームレートの上限があります。DLSSの各モードで実際に描画される解像度は、ゲーム内の割合から計算すると次のとおりです。
| DLSS mode(割合) | フルHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| DLAA(100%) 描画する画素数 100% | 1920×1080 | 2560×1440 | 3840×2160 |
| Ultra quality(77%) 描画する画素数 約59% | 1478×832 | 1971×1109 | 2957×1663 |
| Quality(66.7%) 描画する画素数 約44% | 1280×720 | 1707×960 | 2560×1440 |
| Balanced(58%) 描画する画素数 約34% | 1114×626 | 1485×835 | 2227×1253 |
| Performance(50%) 描画する画素数 25% | 960×540 | 1280×720 | 1920×1080 |
| Ultra performance(33.3%) 描画する画素数 約11% | 640×360 | 853×480 | 1280×720 |
4KのPerformanceは内部でフルHD、WQHDのQualityは内部で960pを描いています。一方でフルHDはQualityの時点で内部720pまで下がるため、フルHDで遊ぶ人はアップスケーラーだけで稼ごうとせず、ほかの項目と組み合わせて調整するほうが画質を保てます。
重いときに下げる順番
効きやすく、見た目が崩れにくい順に並べると次のとおりです。VRAM 8GBのGPUは、手順1の前にテクスチャを1段下げておきます。
- アップスケーラーのモードを1段ずつ下げる。描画する画素数が減るので、影・草木・Lumenを含むほぼすべての処理がまとめて軽くなります。
- 反射をScreen spaceに、影とポストプロセスをLowにする。影はLowでも消えず、輪郭が甘くなる程度で済みます。
- 草木(Foliage)と描画距離を1段下げる。開発元は体験版の時点から、森の密集地をfpsが落ちやすい場所に挙げてきました。
- Global illuminationを1段下げる。朝夕の光の表現に直結するので後回しにしますが、Unreal Engine 5の標準の段階では1段ごとにLumenの処理がおよそ半分になります。
- VRAM 12GB以上なら、テクスチャは最後まで下げない。VRAMに余裕があればfpsへの影響は小さく、下げると地面や動物の質感が目に見えて落ちます。
フレーム生成は、表示されるfpsを増やす機能です。描画そのものが速くなるわけではないので、上の手順で描画fpsを確保してから最後に足すと、操作の遅れが目立ちにくくなります。表示fpsと操作の遅れの関係はフレーム生成の表示fpsと操作遅延の関係で詳しく扱っています。
設定を決めるときは、開発元が重い場所として挙げてきた森の密集地、大きな水辺の近く、車の運転中で確かめると、実際の狩りでカクつきにくくなります。正式版の既知の問題には「夕暮れ時、特定の場所でfpsが落ちる」も残っています。
Ryzen 9 7950X3DとRTX 4080のPCで、4Kで録画しながら70〜80fpsを保つために海外のプレイヤーが2026年4月に公開した設定です。表示モードはボーダーレスフルスクリーン(フルスクリーンでは画面を切り替えたときに黒いちらつきが出るため)、フレームレート上限はオフ、DLSSはPerformance、フレーム生成とReflexはオフ。描画距離・テクスチャ・エフェクト・草木はHigh、ポストプロセスと影はLow、Global illuminationはLumen high、反射はScreen space、モーションブラーと垂直同期はオフです。カクつきが気になるときは、次の節の手順どおりフレームレート上限をモニターのリフレッシュレートに合わせます。
出典:Nine Rocks Games「Way of the Hunter 2 FAQ」、Nine Rocks Games「Way of the Hunter 2: Known Issues (Version 1.1)」、開発元公式ニュース「Update 2 Is Out Now」、Epic Games「Lumen Performance Guide」、YouTube「The Ultimate 4K Settings For 60+ FPS | Way of the Hunter 2 Early Access」(設定項目は同動画の早期アクセス版の設定画面より)、開発元公式ニュース「Way of the Hunter 2 Demo is out!」
不具合対策カクつく・fpsが急に落ちるときの対処
設定を下げても改善しないときは、本作のSteam技術サポート掲示板で公式モデレーターが案内している手順を上から試します(2026年5月28日の投稿)。
- Steamのライブラリで本作を右クリックし、「プロパティ」→「インストール済みファイル」→「ゲームファイルの整合性を確認」を実行する
- NPUを積んだPCでは、デバイスマネージャーでAI Boost(NPU)を無効にする。AMD Software: Adrenalin Editionのようなブースト機能を持つソフトも切る
- GPUドライバーを最新にする
- SteamとWindowsのバックグラウンド録画を切る
- fpsの上限をモニターのリフレッシュレートに合わせる
体験版を入れたことがあるPCで、解像度の選択肢がおかしい、数値や表示の拡大率が崩れる、画面に粒のようなノイズが出るときは、体験版の古い設定ファイルが引き継がれているのが原因です。ゲームを終了し、Windowsキー+Rで「%LocalAppData%\WOTH2\Saved」を開いて「Config」フォルダだけを削除します。セーブデータは消えず、次の起動で設定ファイルが作り直されます。グラフィック設定も初期値に戻るので、前の節の順番で設定し直してください。
NPUの項目は、2026年5月のUpdate 2で「AI Boostを有効にしたNPU搭載機は起動時にクラッシュすることがある」と既知の問題に挙がっていたものです。Core Ultraを積んだノートPCやデスクトップPCで遊ぶ人は、最初にNPUの設定を確かめてください。
それでも直らない場合は、dxdiagの出力を添えてTHQ Nordicのバグ報告データベースに報告します。
長く遊ぶうちに少しずつ重くなる症状は、開発元も体験版の時点から挙げています。VRAMの使用量が増え続けているかどうかの見分け方は長時間プレイでVRAM使用量が増え続ける原因の切り分けで確認できます。
出典:Steamコミュニティ「Improve Performance Advice」(公式モデレーターの回答)
正式版の内容2人協力プレイと正式版で加わった要素
2人協力プレイ対応のマルチプレイヤー機能は、2026年9月1日のアップデート0.4.1で全プレイヤー向けの通常ブランチに実装され、正式版にもそのまま含まれています。友人と同じ保護区を探索しながら狩猟できる点は、早期アクセス期間中に加わった大きな要素です。
正式版の告知では、獲物の追跡を手伝う猟犬、暗い環境で使えるサーマル暗視装置、発砲音を抑えるサプレッサー、生息地の回復や外来種の駆除で群れの質を高めるインフラ改善などが、主な要素として挙げられています。THQ Nordicと開発元はリリース後も長期的に運営する方針で、1年目に8本のDLCを配信するシーズンパス「Season One」を予定しています。新しい保護区が加わると描画・シミュレーションの負荷が変わる可能性もあるため、推奨ぎりぎりより少し余裕のある構成を選んでおくと安心です。
出典:開発元公式ニュース「Multiplayer is now available for all players!」、開発元公式ニュース「The Road to 1.0 and Beyond」
FAQよくある質問
『Way of the Hunter 2』は2026年9月29日に正式版(バージョン1.0)がリリースされました。Steam公式のPC必要スペックは早期アクセス時のまま確定し、最低がGeForce RTX 2060/Radeon RX 5600 XT、推奨がGeForce RTX 4060 Ti/Radeon RX 7600 XTです。前作からは推奨メモリ以外の全項目が引き上げられ、特にCPUは推奨でRyzen 5 7600X/Core i5-14600Kと比較的新しい世代が指定されているため、GPUだけを強化してもCPU側がボトルネックになりうる構成です。
推奨スペックは、DLSSかFSRを併用して高めの設定で遊ぶ目安です。WQHD以上の最高設定ではVRAMが9〜10GB前後確保されるため、これからGPUを買うならRTX 5060 Ti 16GBクラス以上を選び、手持ちが8GBならテクスチャを1段下げてから調整を始めてください。














