自分で操作しないRPG『Algolemeth』体験版が本日無料配信|行動をノードで組んで全自動攻略、BGMは古代祐三のFM音源
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戦闘も探索も、ノードで組んだ設計図どおりに進みます
出典:Steam「Algolemeth」ストアページ、Steam「Algolemeth Demo」ストアページ、架け橋ゲームズ 東京ゲームショウ2026特設サイト、架け橋ゲームズ公式サイト、Raw Fury公式サイト(いずれも2026年9月10日取得)。
『Algolemeth』は、錬金術師となって自律駆動するゴーレムを作り、ダンジョンへ送り込むRPGです。開発はMedium-Rare Games、販売は架け橋ゲームズとRaw Furyが担当します。発売は2026年内を予定しています。
最大の特徴は、プレイヤーがキャラクターを直接操作しないことです。ノードを繋いで「どういう状況で、誰に、何をするか」という行動のロジックを先に組み、あとはその設計図どおりに動くのを見ているだけになります。
オートバトル機能が付いたRPGとは意味が違います。自動化されるのは戦闘だけではなく、進む方向・罠の解除・撤退の判断といった探索行動まで含まれるからです。本日配信が始まった無料体験版で、この仕組みがどこまで遊べるのかを整理します。
目次
要点先に結論だけ押さえる
仕組みノードを繋いで「誰に何をするか」を決めます
ゲームの中心にあるのが「ブループリント(設計図)」です。ストアページのチュートリアル画面にある説明が、いちばん分かりやすい要約になっています。
左上のSTARTポートから始まり、ACTIONノードとTARGETノードを繋げることで行動とその対象を決定します。
たとえばACTIONに「アタック」、TARGETに「敵:現在HPが低い順」を置けば、そのゴーレムは毎ターン、いちばん体力の減った敵を殴りにいきます。
ノードは「何をするか」と「誰に対してか」の2種類に分かれていて、これを繋いだものが1体分の行動指針になります。パーティーはナイト・シーフ・プリースト・メイジという構成で、それぞれに別の設計図を持たせられます。
ダンジョンを探索すると、ゴーレムの能力を変える「触媒」と、新しい行動を可能にする「ノード」が手に入ります。できることが増えるのは、レベルが上がるからではなく、書ける命令が増えるからという構造です。
画像はSteamストアページの公式スクリーンショットです。
範囲自動化されるのは戦闘だけではありません
ここが「オートバトル付きのRPG」との決定的な違いです。
ストアページの説明によると、全自動で進むのは戦闘だけではありません。進む方向、罠の解除、撤退の判断まで、パーティーの行動はプレイヤーが作ったブループリント次第とされています。
つまり「体力が半分を切ったら引き返す」といった撤退条件も、あらかじめ設計図に書いておく必要があります。書き忘れれば、ゴーレムたちは全滅するまで奥へ進みます。実際の進行ログにも「探索アクション: ダンジョンを撤退」という行が残ります。
ストアページには「一度ゴーレムを送り出したら、あなたに出来るのは見守ることだけ」と書かれています。危ない場面で操作を代わることはできない設計です。
そのため、うまくいかない原因は操作の失敗ではなく、必ず設計図の側にあります。この割り切りが合うかどうかが、向き不向きの分かれ目になります。
遊び方失敗を読み解いて、組み直すのが本体です
送り出したあとは結果を見るしかないので、遊びの中心は「なぜ失敗したかを読み解く作業」になります。
そのための画面が2つ用意されています。ひとつが「進行軌跡」で、ダンジョンの経路と踏破率、探索開始から撤退までのログを並べて確認できます。もうひとつが「探索レポート」で、経過ターン数を戦闘と探索に分けた内訳、敵パーティの撃破数、開けた宝箱の数、与ダメージと被ダメージの合計、そしてキャラクターごとの数値まで表示されます。
編集画面には「仮想戦闘」というボタンもあり、組んだ設計図を試せるようになっています。本番に送り出す前に確かめられる仕組みです。
この「組む→送り出す→数値で結果を見る→組み直す」というループ自体を楽しむゲームなので、試行錯誤そのものが面倒だと感じる人には向きません。逆にその作業が好きなら、パズルゲームに近い手応えがあります。
同じ「自動化の考え方」を扱う作品としては、『If 赤 Then 停止』の体験版も無料配信中です。あちらは信号機をステートマシンで制御する内容で、扱う題材は違いますが「ロジックを先に書いて動かす」という骨格は共通しています。
体験版ダンジョン第2層まで無料で遊べます
本日配信が始まった体験版の収録範囲は、ストアページに明記されています。
| 体験版の内容 | 詳細 |
|---|---|
| プレイできる範囲 | ダンジョンの第2層まで |
| 使えるノード・触媒 | 30種類以上 |
| ボス戦 | 階層の最奥に配置 |
| 価格 | 無料 |
| 配信開始 | 2026年9月10日 |
体験版とはいえ、ノードと触媒が30種類以上使える状態です。行動パターンを組み替える余地は十分にあります。本編の発売は2026年内を予定していますが、具体的な月日と価格はまだ公開されていません。
体験版は本編のストアページにある「デモを入手」から取得できます。発売時に知らせてほしい場合は、同じページでウィッシュリストに登録しておけます。
世界観錬金術で栄えた国と、暴走したゴーレム
舞台は錬金術の奇跡に支えられた繁栄の地「シンタクシア」です。闇の錬金術師が築いた汚染の塔「タワー・オブ・コラプション」が出現し、世界が危機に瀕しているという設定になっています。
この塔がエーテルの流れを歪め、かつて繁栄を支えたゴーレムたちを暴走させている、というのが物語の起点です。プレイヤーは錬金術師として、自律駆動するゴーレムを作って立ち向かいます。
細部にプログラミング用語が仕込まれているのも特徴です。塔を築いた敵役の名前は「ヌル・ポインター」で、ゲーム内の会話でもそう呼ばれています。
音楽全編がメガドライブ準拠のFM音源です
BGMは古代祐三氏が担当します。ストアページには「全編MD準拠のFM音源」と明記されており、単にレトロ調の曲を用意したという話ではありません。
画面も16ビット風のドット絵で、しかもモノクロームで統一されています。音と絵の方向性が揃っているタイプで、音源の制約まで含めて当時の環境に寄せた作りです。
動作環境最低GT 730、推奨GTX 660 Tiです
Steamに掲載されている動作環境は次のとおりです。本編と体験版で内容は同一です。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 | Windows 11 |
| CPU | Core i5-3330/FX-4300 | Core i5-4460/FX-8320 |
| メモリ | 4GB | 8GB |
| GPU | GeForce GT 730/Radeon R7 250X | GeForce GTX 660 Ti/Radeon R9 270 |
| DirectX | Version 11 | Version 11 |
| ストレージ | 5GB | 5GB |
推奨に挙がっているGTX 660 Tiは2012年発売、最低のGT 730は2014年発売のGPUです。モノクロのドット絵という画作りを考えれば妥当な水準で、要求はかなり低い部類に入ります。
注意点は最低要件がWindows 10、推奨がWindows 11と分かれている点くらいです。容量5GBも軽い部類なので、試すハードルは低いと言えます。
TGS東京ゲームショウ2026でも試遊できます
架け橋ゲームズは東京ゲームショウ2026の特設サイトで、本作を出展タイトルとして掲載しています。同サイトの出展タイトル一覧には「すべて試遊あり」と記載されています。
紹介文は「行動をプログラムしてダンジョンを攻略するRPG」で、BGMが古代祐三氏である点にも触れられています。会場で触ってから判断したい場合はそちらでも確認できますが、体験版はすでに無料で配信されているので、待つ必要は特にありません。
Q&Aよくある質問
総括まとめ|合うかどうかは無料版で判別できる
『Algolemeth』は、ゴーレムの行動をノードで組み立てて全自動でダンジョンを攻略するRPGです。戦闘だけでなく探索や撤退の判断まで設計図に委ねる点が、一般的なオートバトルとは決定的に違います。
BGMは古代祐三氏で全編がメガドライブ準拠のFM音源、画面はモノクロの16ビット風ドット絵という組み合わせです。
この作品の評価は「試行錯誤そのものを楽しめるか」でほぼ決まります。送り出したあとは操作できないので、失敗の原因は常に自分の組んだ設計図にあり、探索レポートの数値を読んで組み直す作業が遊びの本体になります。ここが面白いと感じるならパズルゲームに近い手応えがありますし、面倒だと感じるなら合いません。判別は無料の体験版で十分につきます。ダンジョン第2層までとノード・触媒30種類以上が開放されており、動作環境も推奨GTX 660 Ti・容量5GBと軽いので、いま売られているPCならまず動きます。本編の発売は2026年内予定で、月日と価格はまだ公開されていません。

