敵にHPがないタワーディフェンス『Tower Lab』早期アクセス開始|正式版で約25%値上げを開発者が明言【必要スペック】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
『Tower Lab』が9月7日に早期アクセス開始
出典:Steam公式ストアページ「Tower Lab」(早期アクセスの説明・動作環境・Steam Deck互換性レポートを含む)、開発元の公式アナウンス、開発元の公式サイト(いずれも2026年9月7日取得)。
タワーディフェンスの敵には体力があります。撃って、削って、ゼロにする。『Tower Lab』にはその体力がありません。
公式の説明にはこう書かれています。「ダメージ数値はありません。タワーで敵を押し、引き、跳ねさせ、巨大化や縮小を行い、マップ外へ吹き飛ばします」。敵を倒す手段は物理演算だけという設計です。
その『Tower Lab』が2026年9月7日にSteamで早期アクセスを開始します。開発はDevon Powell氏とXueer Zhu氏の2人だけ。そして開発者は、正式版に移行する際に約25パーセント値上げすると早期アクセスの説明で明言しています。買うタイミングの判断に直結する情報なので、そこも含めて整理します。

目次
要点先に結論だけ押さえる
仕組み削るのではなく、落とす
ロボットの大群が押し寄せてきます。プレイヤーはタワーを建てて迎え撃ちますが、ダメージという概念がありません。
できるのは、押す、引く、跳ねさせる、巨大化させる、縮小させることです。そうやってマップの外へ吹き飛ばすのが唯一の勝ち方になります。物理演算がゲームルールそのものになっている作りです。
タワーの設置は自由で、空いている場所ならどこにでも置け、後から動かせます。タワー同士は互いに影響し合いますが、公式の説明では「シナジーは決められた効果ではなく、物理的な相互作用から生まれます」と書かれています。あらかじめ用意された組み合わせボーナスではなく、置き方の結果として起きる、ということです。

価格正式版で約25パーセント上がると開発者が明言
早期アクセス作品でいちばん迷うのは、いま買うか正式版を待つかです。『Tower Lab』はその判断材料を開発者が自分で出しています。
ストアページの早期アクセスの説明で、価格が変わるかという問いに開発者はこう答えています。「はい。開発中に追加されるコンテンツや機能を反映し、早期アクセス終了時に価格を少し引き上げる予定です。値上げ幅は約25パーセントを想定しています」。あわせて「早期アクセス中に購入すれば、最も安い価格でゲームを手に入れながら、開発にも参加できます」とも書かれています。
「値上げする可能性がある」ではなく幅まで示しているのは珍しい部類です。値上げ予定のある早期アクセス作品をどう判断するかと同じ構図で、待つほど高くなることが決まっているなら、早く買うほど得という単純な話になります。
なお執筆時点ではまだ解禁前で、ストアページに金額そのものは表示されていません。実際の価格は解禁後に確認してください。「Tower Lab – Supporter Pack」というDLCも同日付で登録されています。
収録内容タワー20種、コア40個、ゲームモード5つ
早期アクセス開始時点で何が入っているかも、ストアページに一覧で書かれています。
- タワー20種 — それぞれ固有のテックツリーを持ち、物理演算で互いに作用する
- コア40個 — プレイヤーコア26個とハザードコア14個
- カード15枚 — 物理効果カード7枚とユーティリティカード8枚
- トラップ7種、マシン5種 — マシンは固有の初期アイテムとリアルタイム能力を持つ
- キャンペーン地域3つ
ゲームモードは5つです。危険度で難易度が変わるローグライトのデッキ構築キャンペーン、クラシックなタワーディフェンス、マップが自動で広がっていくエンドレス、物理パズルの最適化チャレンジ、そして自作レベルを作れるサンドボックスのレベルビルダーです。リーダーボードは複数のモードに対応します。
開発者は現状について「ゲームの中核部分は最初から最後までプレイ可能で、複数のゲームモードとメタ進行要素を実装済み」としつつ、「バランス、終盤コンテンツ、ワークショップ用ツールなど、一部のシステムは現在も開発と調整を進めています」とも書いています。早期アクセス期間は6〜12か月を予定とのことです。
拡張Steamワークショップでレベルを共有できる
個人開発規模のタワーディフェンスとしては珍しく、Steamワークショップに対応しています。サンドボックスモードで作ったレベルを共有し、他のプレイヤーが作ったものを遊べます。
正式版では、このワークショップ対応をさらに拡充する予定だと開発者は説明しています。物理演算が中心のゲームなので、作る側の発想次第で盤面がどこまでも変わる余地があります。長く遊べるかどうかは、ここが機能するかにかかっていそうです。

動作環境最低GTX 960、容量は2GB
Steamに掲載されている動作環境は次のとおりです。
| 項目 | Windows(最低) | Mac(最低) |
|---|---|---|
| OS | Windows 10(64bit) | macOS 12 Monterey以降 |
| CPU | Core i5-4590 / FX-8350 | Apple M1 / Core i5(2018年以降) |
| メモリ | 8GB | 8GB |
| GPU | GTX 960 / R9 280(VRAM 2GB) | Apple M1 / Iris Plus 640 / Radeon Pro 555 |
| ストレージ | 2GB | 2GB |
| 備考 | DirectX 11対応が必要 | Metal対応が必要 |
GTX 960は2015年発売のGPUです。VRAMは2GBあれば足り、容量も2GBしか使いません。同じく最低GTX 960の個人開発ARPGと同じく、要求は低めに設定されています。
推奨環境は「64bitのプロセッサとOSが必要」という注記だけで、CPUもGPUもメモリも書かれていません。快適に動かすための目安がないため、最低要件と実際の負荷は自分で確かめることになります。体験版は2026年6月29日に公開を終了しており、現在は試せません(開発を製品版に集中させるため、と告知されています)。
Steam Deck「プレイ可能」判定、引っかかったのは文字の読みやすさ
Steam Deckの互換性は「プレイ可能」と判定されています。最上位の「確認済み」ではありませんが、判定の内訳まで公開されているので中身がわかります。
| 判定項目 | 結果 | 意味 |
|---|---|---|
| パフォーマンス | 問題なし | デフォルト設定で快適に動作する |
| コントローラー設定 | 問題なし | 初期設定のまま完全に機能する |
| ボタン表示 | 注意 | 表示されるボタンのアイコンがDeckと一致しない |
| キーボード | 注意 | 文字入力時に自動で表示されない |
| 文字の大きさ | 注意 | 画面上の文字が判読しづらい |
動作そのものは問題なく、引っかかっているのは表示まわりです。いちばん影響が大きいのは文字の読みづらさでしょう。カードやタワーの効果を読みながら組み立てるゲームなので、7インチの画面で小さい文字を追うのは負担になります。SteamOSとSteam Machineでも同じく「プレイ可能」判定です。
Steam Deck「確認済み」のローグライク作品と比べると、携帯機での快適さでは一歩譲ります。据え置きのPCで遊ぶのが本命です。
日本語17言語対応、WindowsとMacで動く
日本語に対応しています。対応言語は日本語を含む17言語です。
対応プラットフォームはWindowsとMacで、Linuxのネイティブ対応はありません。操作はマウスのみで完結でき、難易度調整、いつでもセーブ、カメラの快適性といった項目にも対応しています。Steamクラウド、Steam実績、Steamランキングも利用できます。
発売直後のため、Steamのユーザーレビューはまだありません。評価を見てから判断したい場合は、しばらく待つことになります。ただし値上げは正式版移行時なので、当面あわてる必要はありません。
判断向いている人・向いていない人
- 物理演算で遊ぶゲームが好き
- 決められた正解より試行錯誤を楽しみたい
- 自作レベルを作ったり遊んだりしたい
- 古いPCでも動く作品を探している
- 完成した状態で遊びたい
- 数値で最適解を詰めるタワーディフェンスが好み
- Steam Deckを主戦場にしている
- レビュー件数を見てから決めたい
Q&Aよくある質問
総括まとめ|安く買えるのは早期アクセスのうち
『Tower Lab』は、敵の体力を削るという前提を外したタワーディフェンスです。物理で押し出す以外に勝ち方がなく、タワーの組み合わせも決められた効果ではなく置き方の結果で決まります。数値を詰めるより、仕掛けを作って試すのが好きな人に向いています。
買うタイミングについては、開発者が自分で答えを出しています。正式版で約25パーセント値上げする予定と明記されているため、遊ぶつもりがあるなら早期アクセスのうちが最安です。逆に、完成した状態で遊びたいなら6〜12か月待つことになります。
動作環境は最低GTX 960・容量2GBと軽めですが、推奨環境が書かれておらず、体験版も6月29日で終了しています。手元で試してから決める手段がない点は、判断材料として押さえておいてください。
『Tower Lab』は2026年9月7日にSteamで早期アクセスを開始した、敵に体力がないタワーディフェンスです。ダメージ数値が存在せず、押す・引く・跳ねさせる・巨大化・縮小といった物理演算で敵をマップ外へ落とします。開発はDevon Powell氏とXueer Zhu氏の2人チームです。早期アクセス開始時点の収録内容はタワー20種、コア40個、カード15枚、トラップ7種、マシン5種、キャンペーン地域3つ、ゲームモード5つで、Steamワークショップによる自作レベルの共有にも対応します。開発者は正式版移行時に約25パーセント値上げする予定と明言しており、早期アクセス中がいちばん安い価格になります。早期アクセス期間は6〜12か月の予定です。動作環境は最低がCore i5-4590・メモリ8GB・GTX 960(VRAM 2GB)・容量2GBで、推奨欄は実質空欄です。体験版は2026年6月29日で公開終了しました。Steam Deckは「プレイ可能」判定で、文字の読みづらさなど表示面の指摘が3件あります。日本語を含む17言語に対応し、WindowsとMacで動作します。



