『Stall Quest』はどんなゲーム?露店放置シミュレーションRPG・9月10日配信予定・itch.io版は無料配布中
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ダンジョンで稼ぎ、値札を付けて、また潜る――澪くんの夢の中で完結する露店経営ループ
出典:Steam公式ストアページ(Stall Quest)、itch.io公式配布ページ(こぐわらのAIゲーム開発部)、開発者本人による開発記録note。発売日・価格・動作環境に関する記載は、本記事執筆時点(2026年7月20日)の表記にもとづきます。
オンラインRPGの「露店」に懐かしさを覚える人は少なくありません。キャラクターを街中に立たせて商品を並べ、値段を交渉し、他人の露店を冷やかして回る――そんな光景は、検索式のマーケットやオークションが主流になった今のオンラインゲームでは、少しずつ姿を消しています。
インディーゲーム開発サークル「こぐわらのAIゲーム開発部」が手掛ける『Stall Quest』は、この「露店放置」をシングルプレイの経営シミュレーションRPGとして再構築した作品です。ダンジョンで敵と戦ってアイテムを集め、持ち帰った商品に自分で価格を付けて露店に並べ、得た資金で装備を整えてさらに深いダンジョンへ挑む、というループが基本になっています。本作はitch.ioで無料公開されているほか、Steamストアページも公開済みで、本稿確認時点では2026年9月10日の配信が予定されています。
本記事では、Steam公式ストアページとitch.io公式配布ページを直接確認し、ゲームシステムの詳細、敵48種・アイテム30種というコンテンツ量、対応言語と動作環境、そして開発に使われたAIツールの内訳まで整理しました。あわせて、Electronからのフレームワーク移行など、Steam版移植にまつわる開発の背景も紹介します。
目次
要点まず押さえておきたい基本情報
こぐわらのAIゲーム開発部が手掛ける本作は、ダンジョンで集めたアイテムに自分で値段を付けて露店で売り、得た資金で装備を整えてさらに深いダンジョンに挑むループが軸です。戦闘はダイスロールによるオートバトル形式で、レベルやスキルの概念はなく、装備しているアイテムだけでキャラクターの強さが決まります。itch.ioではブラウザ版・Windows版が無料で公開されており、Steamストアページも公開済みです。本稿確認時点で配信予定日は2026年9月10日、価格は表示されていませんが、ジャンルタグには「無料プレイ」も含まれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Stall Quest |
| ジャンル | 露店放置シミュレーションRPG(ハック&スラッシュ×ショップ経営) |
| 開発・パブリッシャー | こぐわらのAIゲーム開発部(個人・小規模インディーサークル) |
| 対応プラットフォーム | PC(Steam・Windows専用) |
| プレイ人数 | 1人(シングルプレイ専用) |
| 配信予定日 | 2026年9月10日(Steamストア表示、本稿確認時点) |
| 価格 | 本稿確認時点で未表示(ジャンルタグに「無料プレイ」を含む) |
| itch.io版 | ブラウザ(HTML5)版・Windows版を無料公開中 |
| 対応言語 | 日本語・英語・簡体字中国語・スペイン語(スペイン) |
配信情報Steam版は2026年9月10日配信予定|itch.io版はすでに無料公開中
Steam公式ストアページでは、本稿確認時点で配信予定日が2026年9月10日と表示されています。ページ上部には「このゲームはまだSteam上でリリースされていません」「このゲームのアンロックまであと約7週間」という案内も出ており、正式な配信予定日として案内されている状態です。
インディータイトルの配信日は、開発の進捗によって前後することが珍しくありません。購入・プレイを検討している人は、配信直前にあらためてSteamストアページの最新表示を確認してください。
価格については、本稿確認時点でSteamストアページに具体的な表示はありません。ただしジャンルタグには「無料プレイ」が含まれており、すでに無料で公開されているitch.io版と同様、Steam版も無料でのリリースになる可能性があります。




スクリーンショット:Steamストア公式ページ
露店放置昔のオンラインRPGで親しまれた「露店放置」とは
2000年代のオンラインRPGでは、街の一角にキャラクターを立たせ、不要になったアイテムを並べて売る「露店」が定番の遊び方でした。単に不用品を処分するだけでなく、相場を調べて値付けをしたり、人通りの多い場所を探して店を構えたり、他プレイヤーの露店を一軒ずつ覗いて掘り出し物を探したりすること自体が、コミュニケーションを含めた遊びの一部になっていました。
今のオンラインゲームでは、キーワード検索やソート機能を備えたマーケットプレイス、あるいはオークション形式の取引が主流になり、キャラクターを実際に街中に立たせて売る光景は少なくなっています。効率は上がった一方で、値付けの駆け引きや露店巡りの偶然性は薄れました。『Stall Quest』は、この「露店放置」文化をシングルプレイの経営シミュレーションRPGとして再構築した作品という位置づけです。ただし本作の露店に他の実プレイヤーが訪れるわけではなく、市場に並ぶのはゲーム内で生成されるNPCの出品です。需要と供給によって相場が変動する仕組みではない点は、あらかじめ理解しておく必要があります。
概要『Stall Quest』はどんなゲーム?澪くんの夢から始まる物語
物語は、Steam公式の紹介文によれば「あのゲーム、ほしいなぁ……」という主人公・澪くんのつぶやきから始まります。欲しいゲームを買うにはお小遣いが足りない澪くんが、パジャマに着替えて眠りにつくと、夢の中で冒険と商売の世界が幕を開ける――という導入です。本編はすべて、この澪くんの夢の中の出来事として描かれます。
基本のゲームループは、ダンジョンで敵と戦いアイテムを入手する、持ち帰った商品に自分で値段を付けて露店に並べる、売り上げで装備を購入する、その装備でより深いダンジョンに挑む、というシンプルな繰り返しです。レベルやスキルという概念は存在せず、キャラクターの強さは装備しているアイテムだけで決まります。ダンジョンで手に入れた装備を自分で使うか、売って資金に変えるかという判断が、そのままプレイの駆け引きになります。
ゲームシステムダイスロールの戦闘と、自分で決める値付けが軸
戦闘・出品・購入・強化のいずれも操作は簡素にまとめられており、複雑な数値管理を必要としない設計です。
コンテンツ量敵48種・アイテム30種、図鑑と実績によるやり込み要素
itch.io公式ページによると、平均的なプレイ時間は数時間程度とされ、敵48種類・アイテム30種類のコンテンツが収録されています。討伐したモンスターや発見したアイテムは、モンスター図鑑・アイテム図鑑にそれぞれ記録され、討伐数や発見数、フレーバーテキストを確認できます。
難易度はイージー・ノーマル・ハードの3段階に加えて、2026年6月配信のVer 0.10.0アップデートでさらに高難度の「Nightmare」モードが追加されました。実績機能は2026年5月配信のVer 0.8.5で追加されており、モンスター図鑑・アイテム図鑑とあわせて収集・やり込み要素を支える仕組みになっています。個別の実績の達成条件については、本稿確認時点で詳細が公開されていません。
日本語対応日本語対応は?4言語ともフル音声は非対応
Steam公式ストアページの言語表を直接確認したところ、対応言語は日本語・英語・簡体字中国語・スペイン語(スペイン)の4言語です。いずれもインターフェースと字幕には対応していますが、フル音声の欄にはチェックが入っていません。itch.io版の説明によると、日本語がオリジナル言語で、英語・中国語・スペイン語は機械翻訳による対応とのことです。
| 言語 | インターフェース | 字幕 | フル音声 |
|---|---|---|---|
| 日本語 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| 英語 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| 簡体字中国語 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| スペイン語(スペイン) | 対応 | 対応 | 非対応 |
PCスペックPCスペックは?Windows専用で要求水準は軽め
気になるPC版の動作環境ですが、Steam公式ストアページで案内されているのは最低動作環境のみです。Windows専用で、Mac・Linux向けの表記はありません。
| 項目 | 最低動作環境(Steam掲載) | 補足 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 / 11 | Mac・Linux向けの表記なし |
| プロセッサー | Intel Core i3 2.0GHz以上、または同等のAMDプロセッサ | – |
| メモリ | 4GB RAM | – |
| グラフィック | Intel HD Graphics 4000以上(DirectX 11対応) | 内蔵GPUクラスで動作 |
| DirectX | Version 11 | – |
| ストレージ | 500MBの空き容量 | – |
※Steam公式ストアページの記載をそのまま掲載しています(本記事公開時点)。
Steamストアページには推奨動作環境の記載がなく、最低動作環境のみが案内されています。要求水準自体はIntel HD Graphics 4000以上という内蔵GPUクラスで動作する軽量設計のため、幅広いPCで動作すると見込まれます。
AI活用開発に使われたAIツールの内訳
Steamストアページには「AI生成コンテンツの開示」欄が設けられており、本作の開発で使用したAIツールが工程ごとに公開されています。個人・小規模開発ならではの体制で、コーディングから画像・音声制作まで複数の生成AIサービスを組み合わせて制作されていることがわかります。
| 工程 | 使用ツール |
|---|---|
| コーディング | Google AI Studio Build、Antigravity |
| ゲーム設計 | ChatGPT |
| 画像制作 | Stable Diffusion、Gemini 3.1 Flash Image、DALL-E 3、MAI-image-1、GPT-4o |
| BGM | Suno |
| 効果音 | ElevenLabs Sound Effects |
企画・コーディング・アート・音楽・効果音のほぼ全工程でAIツールを活用している点は、開発者自身がストアページで隠さず明かしています。個人開発サークルが短期間でこれだけのコンテンツ量を仕上げた背景には、こうしたツール群の存在があるとみられます。
開発の背景itch.ioでの無料公開からSteam版移植まで
『Stall Quest』はもともとitch.ioでブラウザ版・Windows版が無料公開されているタイトルです。2026年5月配信のVer 0.8.5アップデートでモンスター図鑑・アイテム図鑑・実績が追加され、続く同年6月配信のVer 0.10.0アップデートでは、ポーションシステムと高難度の「Nightmare」モードが追加されたほか、モンスター図鑑・アイテム図鑑への説明文追加や翻訳エラーの修正も行われています。Steam版にも、これらの要素は同様に収録される見込みです。
開発者自身の解説によると、Steam版のデスクトップアプリはこれまでのElectronベースからTauriへ移行したとのことです。理由として「ゲーム自体が軽くなりそう」「公開先の容量上限に近づいていた」という点を挙げており、移行にあわせてアプリ起動時にElectron版のセーブデータを引き継ぐ処理も加えられ、既存プレイヤーが同じセーブデータのまま遊べるよう配慮されています。また、Steamworks APIを使った実績システムの実装では、アプリケーションIDの設定でパートナーIDを誤入力するミスがあったものの、修正後に実績解除のテストに成功したことも明かされています。
おすすめどんな人におすすめ?
『Stall Quest』は、昔のオンラインRPGで露店に親しんだ経験がある人や、値付け・在庫管理といった軽めの経営シミュレーションを好む人に向いています。逆に、リアルタイムの需要と供給を反映した本格的な経済シミュレーションを求める人には、システムがやや単純に感じられるかもしれません。
- 昔のオンラインRPGの「露店放置」に懐かしさを感じる
- ダイスロール式のオートバトルと、装備収集を軽い感覚で楽しみたい
- 敵48種・アイテム30種、図鑑や実績を集めるコレクション要素が好き
- まずはitch.io版を無料で試してからSteam版の配信を待ちたい
- 配信日は2026年9月10日予定で、確定情報が出るまで待ちたい
- 価格が判明していない点が気になる
- プレイヤー間の需要と供給で相場が動く、本格的な経済シミュレーションを求めている
FAQ『Stall Quest』のよくある質問
まとめまとめ|露店放置ファンなら押さえておきたい経営シミュレーションRPG
『Stall Quest』は、こぐわらのAIゲーム開発部が手掛ける露店放置シミュレーションRPGです。ダンジョンで集めたアイテムに自分で値段を付けて露店で売り、資金で装備を整えてさらに深いダンジョンに挑むループを軸に、昔のオンラインRPGで親しまれた「露店放置」をシングルプレイの経営シミュレーションとして再構築しています。
Steamストアページは公開済みで、本稿確認時点の配信予定日は2026年9月10日です。価格は未表示ですが、ジャンルタグには「無料プレイ」が含まれており、すでに無料公開されているitch.io版と同様の展開になる可能性があります。敵48種・アイテム30種のコンテンツに加え、モンスター図鑑・アイテム図鑑・実績によるやり込み要素も用意されています。
開発にはコーディングから画像・音楽制作まで複数のAIツールが活用されており、この点は開発者自身がSteamストアページで公開しています。購入・プレイを検討している人は、itch.io版で操作感を確かめつつ、Steam版の配信日と価格の続報をストアページで確認してください。



