Marathon PC版 推奨スペックと最適化ガイド|GTX 1050 Tiから4Kまで、フレームレート目標別GPU選びを解説

(更新: 2026.6.12)
Marathon PC版 推奨スペックと最適化ガイド|GTX 1050 Tiから4Kまで、フレームレート目標別GPU選びを解説

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PC推奨スペック
Marathon PC版 推奨スペック&最適化ガイド
GTX 1050 Ti〜4Kまで全解説
2026年3月5日にPS5・Xbox・PC同時発売されたBungie渾身の抽出型FPS「Marathon」。公式が最低スペックにGTX 1050 Ti 4GBを指定するほど最適化された本作の、実際の動作と設定を徹底解説します。
発売日:2026年3月5日DX12 / DLSS 4.5 / FSR 3.1抽出型FPS / マルチ専用
この記事の3行まとめ
  • 公式最低スペックはGTX 1050 Ti 4GB。ただし最低設定+FSRアップスケーリング必須で、快適プレイには最低でもRTX 3060クラスが目安です。
  • CPUボトルネックが早い段階で現れる設計のため、高性能GPUを積んでもフレームレート上限は約245fps。コスパの出しどころはRTX 4060 Ti前後のミドルレンジです。
  • DirectX 12専用・フレーム生成非対応。DLSS 4.5(RTX GPU)とFSR 3.1(AMD/Intel含む全GPU)の超解像が快適プレイの鍵。

Marathon(マラソン)とはどんなゲームか

Marathonは、「Destiny」シリーズで知られるBungieが約10年ぶりに送り出した新IP。舞台は西暦2893年、エイリアンと生物兵器により壊滅した植民コロニー。プレイヤーはバイオシンセティック・シェルを持つサイボーグ傭兵「ランナー」として廃墟に潜り、アイテムを回収して脱出する「エクストラクション・シューター」です。

同ジャンルではHunt: Showdown 1896やEscape from Tarkovが競合しますが、Marathonは「撃ち心地のBungie品質 × 比較的入りやすいエクストラクション体験」を狙っています。シングルプレイは非対応で、常時オンラインが必要です。

Metacriticスコアについて

批評家スコアはMetacritic 76(Bungie史上最低)・OpenCritic 77ですが、Steam実ユーザーレビューは80%超のポジティブ評価。批評家からは「UIの複雑さ」「マネタイズ強引さ」が指摘される一方、銃撃感の高さとビジュアルは高く評価されています。レビュー爆撃の影響もあり、数字だけで判断するには注意が必要です。

公式システム要件|最低スペックを読み解く

項目最低スペック推奨スペック
OSWindows 10 64bit(最新アップデート適用済み)Windows 10 64bit(最新アップデート適用済み)
CPUIntel Core i5-6600
AMD Ryzen 5 2600
Intel Core i5-10400
AMD Ryzen 5 3500
メモリ8 GB16 GB
GPUNVIDIA GeForce GTX 1050 Ti(4GB)
AMD Radeon RX 5500 XT(4GB)
Intel Arc A580(8GB / ReBAR必須)
NVIDIA GeForce RTX 2060(6GB)
AMD Radeon RX 5700 XT(8GB)
Intel Arc A770(16GB / ReBAR必須)
APIDirectX 12(必須)DirectX 12(必須)
ストレージ80 GB SSD(NVMe推奨。HDD使用時はテクスチャポップインが発生)
ネットワークブロードバンド必須(常時オンライン)

GTX 1050 Ti 4GBで「動く」は本当か

公式が最低スペックに指定しているのは事実ですが、GTX 1050 Ti 4GBでヌルヌル動くわけではありません。

実態は「解像度を1600×900に下げ、全設定を最低に落とし、FSRアップスケーリングの「バランス」か「パフォーマンス」を使って60fps前後を目指す」というものです。1080pネイティブで快適な60fps以上を維持したいなら、少なくともRTX 2060 / RX 5700 XTクラス(推奨スペック相当)が必要です。

なお4GB VRAMは、中〜高テクスチャ設定を選んだ時点でVRAMオーバーになることがあります。テクスチャ品質は「低」固定で使うことが前提です。

Intel Arc GPUとReBAR(再設定可能BAR)について

Intel Arc GPUを使う場合、UEFI(BIOS)でResizable BAR(ReBAR)を有効化しないと動作しません。ArcはCPU-GPU間のメモリアクセスを一括転送方式に依存する設計のため、ReBARなしでは性能が大幅に落ちます。Intel Core 10世代以降のCPUとZ490以降のマザーボードを使用しているなら、BIOS設定を確認しましょう。

GPU別フレームレート目安

以下は1080p・高画質設定(アップスケーリングなし)での実測ベンチマーク結果です(複数の海外ベンチマークサイトの公開データを集計)。CPUボトルネックが比較的早く現れるタイトルのため、RTX 4080以上ではCPU処理能力の上限(約245fps)に達します。

RTX 4080 以上(RTX 5090 / 4090 含む)≈ 245 fps(CPUリミット到達)
CPUリミット
RTX 4060 Ti / RX 7700 XT 前後≈ 143 fps
143 fps
RTX 3060 / RX 6700 XT 前後≈ 104 fps
104 fps
RTX 2060 / RX 5700 XT(推奨スペック)≈ 60〜80 fps 前後
60〜80 fps
GTX 1050 Ti / RX 5500 XT(最低スペック)最低設定+FSR必須
設定次第
※ 1080p・高画質設定(アップスケーリングなし)。CPUはCore i7〜i9クラス使用時。設定や環境により変動。RTX 4080以上はCPUが処理限界に達した値です。

解像度・目標FPS別のおすすめGPU

4K60fps+
RTX 5070 / RX 9070 以上
RTX 5070・RX 9070・RTX 4080 など
4K高画質で安定60fps以上を狙うラインです。DLSS 4.5・FSR 3.1の超解像(クオリティ設定)と組み合わせれば、ほぼネイティブに近い描画品質でプレイできます。
1440p60fps+
RTX 4060 Ti / RX 7700 XT 以上
RTX 4060 Ti・RX 7700 XT・RTX 3080 など
1440p高画質でFSR/DLSSバランス設定を使いながら安定60〜100fps以上が狙えます。競技プレイで高フレームを追うなら、さらに上のGPUが快適です。
1080p60fps+
RTX 3060 / RX 6700 XT 以上
RTX 3060・RX 6700 XT・GTX 1080 Ti など
1080p高画質で快適な60fps〜100fpsが達成できます。RTX 3060ならアップスケーリングなしで100fps前後が出るため、設定の余裕もあります。
1080p60fps目標
RTX 2060 / RX 5700 XT(推奨スペック)
GTX 1080・RX 5700・RTX 2060 など
1080p中〜高設定でFSR/DLSSバランスを使い60fps前後。設定を詰めれば快適プレイ可能なラインです。GTX 1050 Ti以下は最低設定+FSR必須になります。

最適化ガイド|効果の大きい設定5選

Marathonには多数のグラフィック設定が用意されていますが、FPSへの影響はまちまちです。以下の優先順位で設定を落とすと、画質を大きく損なわずにフレームレートを改善できます。

設定項目FPSへの影響推奨(低スペック時)
シャドウ品質大(最重要)低 または 最低
グローバルイルミネーションオフ
ボリュメトリック(大気・雲)オフ
植生・環境の詳細描画距離最低
アンビエントオクルージョン
テクスチャ品質小(VRAMに依存)VRAMに合わせて選択
アニソトロピックフィルタリング微小16x のまま維持推奨
モーションブラー / 色収差微小オフ(視認性向上も)

特にシャドウ品質とグローバルイルミネーションは、低に設定するだけでフレームレートが大きく改善します。逆にテクスチャ品質はGPU処理負荷への影響が小さく、VRAMが許す範囲で上げたほうが見た目のコストパフォーマンスが良いです。

VRAM容量別・テクスチャ品質の目安

4〜6 GB
GTX 1050 Ti / RTX 2060
テクスチャ:低
4GB超えるとクラッシュリスクあり。テクスチャ低固定が必須です。
8 GB
RTX 3060 / RX 6700 XT
テクスチャ:中
中設定で余裕あり。高テクスチャでは一部シーンでVRAM超過の可能性。
12 GB+
RTX 4060 Ti / RX 9070
テクスチャ:高
最高テクスチャ設定でも余裕があり、解像度スケーリング増加にも対応。

DLSS 4.5・FSR 3.1・XeSS|アップスケーラーの使い方

Marathonはフレーム生成(Frame Generation)に非対応です。競技性の高いエクストラクションシューターという性質上、遅延を生む可能性があるフレーム生成は意図的に除外されています。一方で、ゲームの遅延を増やさない超解像(アップスケーリング)はDLSS・FSR・XeSS全て対応しています。

DLSS 4.5
RTX GPU専用
RTX 20シリーズ以降で使用可能。NVIDIAアプリ経由でDLSS 4.5(プリセットK)へのアップグレードが可能です。クオリティ設定でも視覚的劣化が目立ちにくく、アップスケーラーの中で最も高品質。RTX 40/50シリーズユーザーは迷わず有効化を。
FSR 3.1
全GPU対応
AMD・NVIDIA・Intel問わず全てのGPUで動作します。DLSSほどの品質は出ませんが、GTX 1050 Ti・旧世代GPU唯一のアップスケーリング選択肢です。低スペック環境では「バランス」または「パフォーマンス」設定が推奨。
フレーム生成は非対応

DLSS Frame Generation(NVIDIAのフレーム生成)・FSR Frame Generation・Multi Frame Generationはいずれも非対応です。エクストラクションシューターとしての公平性・応答性を優先した開発判断です。競技系タイトルとしては正しい選択といえます。

Marathonはどんなプレイヤーに向いているか

抽出型FPSは「エリアに潜入 → 戦いながらアイテム回収 → 脱出ポイントへ → 他プレイヤーとの遭遇」というサイクルが中毒性の源泉です。MarathonはこのサイクルをBungie品質の銃撃感で包んだタイトルで、Destinyファンには特に刺さります。

Marathon(このゲーム)
  • Bungie品質の高い銃撃感・武器の手触り
  • ARC Raidersより少ない入門コスト
  • Tarkovより分かりやすいUI・ゲームプレイ
  • 大胆なレトロフューチャーなビジュアル
  • DLSS 4.5 / FSR 3.1対応の高い最適化
ARC Raiders(主要競合)
  • Steam同接ピーク264,000人(Marathon比3倍超)
  • より高いアクセスしやすさ
  • 批評家スコアは上(より高評価)
  • 無料プレイ要素で参入しやすい
  • Marathonより視覚的に親しみやすい世界観

正直に言うと、同時期リリースのARC Raidersの方がSteam同接数(ピーク264,000人)でも批評家評価でも上回っています。ただしDestinyシリーズのファン、銃撃感にこだわるプレイヤー、レトロSFの世界観が好きな人にとっては、Marathonにしかない魅力があります。

Server Slam(事前ベータ)を体験した人へ

2026年2月26日〜3月2日に実施されたServer Slamベータでピーク143,621人が参加。ベータ経験者から「銃撃感の良さ」「世界観への没入」という好意的な声が多く、製品版への期待も高まっています。ベータ版から改善されたUI・マップ周回数のバランス調整も評価されています。

まとめ

購入前チェックリスト

Marathonは公式最低スペックがGTX 1050 Ti 4GBという高い最適化を実現しています。ただし実際に快適にプレイするにはRTX 2060 / RX 5700 XT以上が必要で、1080p/60fps以上を余裕持って狙うならRTX 3060クラスがスタートラインです。

CPUボトルネックが早めに現れるため、RTX 4080以上の超ハイエンドGPUでもフレームレートはCPU性能に依存します。ミドルレンジ(RTX 4060 Ti前後)がコスパの出しどころです。DirectX 12必須・常時オンラインという点も購入前に確認しておきましょう。

抽出型FPSに興味があり、Bungieの銃撃感を信頼しているなら十分に遊べる作品です。まずはSteamのウィッシュリストに追加して、次のセールやアップデートのタイミングを見計らうのもひとつの手です。

参考|Marathonを1440p 144fpsで遊ぶためのおすすめGPU

記事内の「1440p 60fpsには RTX 4060 Ti / RX 7700 XT 以上」「ミドルレンジがコスパの出しどころ」と完全整合する2枚を紹介します。Marathonは CPU ボトルネックが245fpsで頭打ちになるため、4KメインでなければミドルレンジGPUが現実的な選択になります。

GIGABYTE RX 9060 XT GAMING OC 16GB
1080p 144fps&1440p 60fpsの本命
GIGABYTE RX 9060 XT GAMING OC 16GB
記事内で「1080p高画質で60〜100fps、1440p 60fps」と挙げたミドルレンジ帯の現実解。MarathonはFSR 3.1にフル対応しており、16GB VRAMで「テクスチャ高設定OK」「将来の重量級タイトルにも余裕」と長期運用適性が高い1枚。¥64,000台で「245fps CPUリミット」のあるMarathonにはオーバースペックにならない最適コスパです。
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MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC
DLSS 4.5フル活用の必要十分GPU
MSI RTX 5060 8G VENTUS 2X OC
記事内で言及した「DLSS 4.5(プリセットK)」をフル活用できるRTX 50シリーズの現実的な選択肢。1080p 100fps前後でMarathonを快適にプレイ可能、115W省電力で電源・冷却投資も不要。¥58,000台で「組まずに動く」エントリー〜ミドルの本命です。VRAM 8GBはテクスチャ「中」固定が前提ですが、Marathonの最適化品質ならフルHD運用で問題なし。
¥58,000〜
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参考|Marathon向けおすすめゲーミングPC(BTO構成)

「自作はハードルが高い」「組んだ後の保証が欲しい」という方向けに、Marathonの4K本命/1440p バランスの2帯を実現する完成品BTOを2台紹介します。記事の「ミドルレンジがコスパの出しどころ」「245fps CPUリミット」と整合する構成です。

OZ Gaming P40 Prism Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti 16GB
4K対応BTO|9800X3D+RTX 5070 Ti
OZ Gaming P40 Prism(9800X3D + RTX 5070 Ti 16GB)
本記事で「4K 60fps+を狙うラインはRTX 5070以上」とした帯域の本命BTO。Ryzen 7 9800X3DでMarathonの245fps CPUリミットに肉薄、RTX 5070 Ti 16GBで4K高画質+DLSS 4.5 Quality でほぼネイティブ画質を維持できます。透明サイドパネル+ARGB演出のミドルタワーで見た目も妥協なし。約410,000円前後で「組まずに完成品を買う」「保証も欲しい」人の本命です。
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1440pバランスBTO|9700X+RTX 5060 Ti 16GB
arkhive Gaming Custom GC-A7G56M(9700X + RTX 5060 Ti 16GB)
本記事の「1440p 60fps+はRTX 4060 Ti / RX 7700 XT 以上」帯域に直接対応するバランス特化BTO。Ryzen 7 9700X+RTX 5060 Ti 16GBで、Marathon フルHD 144fps+WQHD 60〜100fpsをDLSS 4.5 品質モードで両立。SSD 2TB標準・750W電源・Wi-Fi対応と長期運用に必要な装備が揃って¥329,800と価格バランスも秀逸。「ミドルレンジがコスパの出しどころ」というMarathon本来の特性に最適な1台です。
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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。