『けん玉100人シミュレーター』が最大10人のマルチ対応|容量500MBで最低メモリー16GB・推奨32GBという要件を確認
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容量500MBのゲームが、メモリーだけは最低16GB・推奨32GBを求めています
出典:Steam公式ストアページ「けん玉100人シミュレーター」および開発元のパッチノート(Ver.2.0.0・Ver.2.0.1)にもとづきます。動作環境・対応言語表・機能欄・価格・レビュー件数は、本記事公開時点(2026年9月8日)に公式ストアページ(日本語版)で直接確認した内容です。
『けん玉100人シミュレーター』は、次々に現れる挑戦者のけん玉を大皿へ乗せ、それを100人続けるだけのゲームです。ただし1人でも失敗した時点でゲームオーバーになります。2026年5月13日にSteamで発売され、価格は600円。開発はWINGLAY、販売はG-MODEです。
そこにVer.2.0.0でマルチプレイモードが加わりました。公式の説明では2人以上から参加でき、最大10人で世界中のプレイヤーとリアルタイムに100人連続チャレンジへ挑む形式です。誰か1人が失敗すれば全員のゲームが終わる、という緊張感がそのまま人数分に増える設計になっています。
ただ、購入前に1つだけ確認しておきたい項目があります。このゲームの必要スペックは、見た目の軽さから想像する水準とかなりずれています。そこを含めて、公式情報だけで整理します。




画像:Steam公式ストアページより。掲載されているスクリーンショットは英語表示のものです。
目次
新要素Ver.2.0.0で追加されたマルチプレイモード
開発元がストアページとパッチノートで説明している内容は次のとおりです。マルチプレイモードは2人以上から参加でき、最大10人で世界中のプレイヤーとリアルタイムに100人連続チャレンジへ挑戦します。そして誰かが失敗すれば即ゲームオーバーという基本ルールは、そのまま維持されています。
ストアページの機能欄も更新されており、シングルプレイヤーに加えてマルチプレイヤー、協力プレイ、オンライン協力プレイが並んでいます。対戦ではなく、全員で1つの記録を積み上げる協力型です。ほかにSteam実績、Steamランキング、Steamクラウド、カスタム音量調整、時間制限付き入力なしでプレイ可能、ファミリーシェアリングが表示されています。
マルチプレイ追加の直後に不具合修正が配信されました。公式のパッチノートによると、2〜10人のプレイでSteamリーダーボードへ登録しても記録が更新されない不具合、シングルプレイのはずが統計画面に人数別リーダーボードが出てしまう不具合、視聴者数が99億を超えても実績が解除されないことがある不具合が修正されています。マルチで記録を狙う場合は、Ver.2.0.1以降になっているかを確認してから挑戦するのが確実です。
なお本作は、100人を達成したあともエンドレスモードで記録に挑戦できる構成です。5月14日のVer.1.0.0では、100人チャレンジをどれだけ速くクリアできるかを競う「スピードランモード」も追加されています。マルチプレイは、その積み重ねの上に乗る形で加わりました。
動作環境容量500MBなのに、メモリーは最低16GB
ここが本作でいちばん確認しておきたい部分です。Steam公式ストアページのシステム要件欄には、次の内容が掲載されています。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
| プロセッサー | Intel Core i5 | Intel Core i7 |
| メモリー | 16 GB RAM | 32 GB RAM |
| グラフィック | OpenGL 4.1対応GPU | OpenGL 4.1対応GPU |
| DirectX | Version 11 | Version 11 |
| ストレージ | 500 MB の空き容量 | 1 GB の空き容量 |
※出典:Steam公式ストアページのシステム要件欄(2026年9月8日確認)。原文の英語表記を日本語に置き換えています。
この表の噛み合わなさは一目で分かります。ストレージは500MB、グラフィックスは型番の指定すらなくOpenGL 4.1対応というだけ。それなのにメモリーは最低16GB、推奨に至っては32GBです。参考までに、当サイトがこれまで扱ってきた同じ容量帯の作品では、ストレージ500MBの物理パズルがメモリー2GB、容量1GBの放置系RPGがメモリー1GBでした。同じ容量帯で、要求メモリーが8倍から32倍という開きがあります。公式に理由の説明はないため、当サイトとして原因を断定することはしません。ただし、要件表を見て身構える人がいるであろう数字なので、事実として押さえておく価値があります。
一方で、その16GBという水準自体は現在のPCでは特別ではありません。Valveが毎月公表しているSteamのハードウェア調査でも、メモリー16GBの環境が最も多く、次いで32GBという分布です。いまゲーム用に組んだPCなら、この要件で引っかかる人は多くないはずです。引っかかる可能性があるのは、メモリー8GBのノートPCやミニPCで遊ぼうとしている場合になります。
グラフィックス側については、OpenGL 4.1対応という条件だけで、型番の指定がありません。OpenGL 4.1は2010年に策定された規格なので、現行の内蔵グラフィックスであれば満たしている水準です。ただし公式に「内蔵GPUで可」と書かれているわけではないため、グラフィックボードのない環境で確実に動くと言い切ることはできません。
判定手持ちのPCで遊べるか
- メモリーを16GB以上積んでいる人(最低要件を満たします)
- ストレージの空きが少ない人(必要なのは500MBです)
- グラフィックボードの性能に不安がある人(型番の指定がありません)
- 友人と一緒に遊びたい人(2人から参加できます)
- メモリーが8GBの環境で遊ぼうとしている人(最低要件を下回ります)
- トラックボールマウスを使っている人(公式が非推奨と明記しています)
- Mac・Linuxで遊びたい人(対応はWindowsのみです)
- Steam Deckでの動作を前提にしたい人(互換性の判定が付いていません)
- マルチプレイを事前に試したい人(無料デモはシングルプレイヤーのみです)
右側で1つ目立つのが入力デバイスの条件です。ストアページには「プレイには一般的なマウスをご使用ください。トラックボールマウスは非推奨となります」と明記されています。本作の操作は、けんをクリックしてドラッグし、右クリックで玉の揺れを抑えるというものなので、ポインターの動かし方がそのまま操作精度になります。スペック表よりこちらのほうが実際の障害になりやすい部分です。
体験版無料デモはあるが、マルチは試せない
無料の「けん玉100人シミュレーター Demo」が2026年2月13日から配信されています。本編のストアページから入手でき、料金はかかりません。メモリー要件が気になる場合は、まずこれを入れて自分の環境で動くかを確かめられます。
ただし1点、確認しておきたい制約があります。デモの機能欄に並ぶのはシングルプレイヤー、ゲームの体験版、カスタム音量調整、時間制限付き入力なしでプレイ可能だけで、マルチプレイヤーの表示はありません。つまり今回追加されたマルチプレイモードは、デモでは試せません。デモで確認できるのは、動作するかどうかと、操作の手触りが自分に合うかどうかまでです。
価格は600円です。ユーザーレビューは10件登録されており、うち10件が好評となっています(2026年9月8日確認)。件数が少ないため、Steamの評価バッジとしての集計はまだ表示されていません。
言語フル音声対応は日本語だけ
対応言語は日本語・英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の8言語です。ストアページの言語表を1行ずつ確認したところ、フル音声に対応しているのは日本語だけでした。英語をはじめとする他の7言語は、インターフェイスと字幕のみの対応です。
Steamのユーザータグには「ダイナミックなナレーション」という語が並んでいます。挑戦者が入れ替わるたびに実況が入る構成で、その音声が用意されているのが日本語だけということになります。海外向けにも配信しているタイトルとしては珍しい形で、日本語でプレイする側にとっては有利な作りです。
なお対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxのネイティブ対応はありません。Steam Deckでの動作についても、2026年9月8日時点でValveの互換性判定は付いていません。
FAQよくある質問
まとめまとめ|見るべきはGPUではなくメモリー
『けん玉100人シミュレーター』のVer.2.0.0で、2〜10人のオンライン協力プレイが追加されました。誰か1人が失敗すれば全員終了というルールはそのままなので、人数が増えるほど緊張感が積み上がる設計です。9月7日にはVer.2.0.1で、マルチ時のリーダーボード更新に関する不具合が修正されています。
購入前に見ておきたいのは、意外にもメモリーです。ストレージ500MB、グラフィックスはOpenGL 4.1対応という条件だけなのに、メモリーは最低16GB・推奨32GBと書かれています。同じ容量帯の作品と比べると8倍から32倍の開きがあり、公式に理由の説明はありません。もっとも16GBという水準自体は現在のPCでは標準的なので、実際に引っかかるのはメモリー8GBのノートPCやミニPCで遊ぼうとする場合に限られます。
確認手段も用意されています。無料デモが2026年2月13日から配信されているので、動作と操作の手触りはそこで確かめられます。ただしデモはシングルプレイヤーのみで、今回のマルチプレイは試せません。あわせて、公式が「トラックボールマウスは非推奨」と明記している点も、スペック表より先に確認しておきたい条件です。



