『プロ船員シミュレーター(Professional Ship Simulator)』推奨スペックは?RTX 4070・32GBが必要な理由
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RTX 4070・メモリ32GBが必要な理由をGPU世代換算で解説
「船を操縦するだけのシミュレーターなのに、なぜRTX 4070クラスが推奨に挙がっているのか」── Steamの必要スペック欄を見て、そう感じた人も多いと思います。
『プロ船員シミュレーター』は、タグボートから大型LNGタンカーまで9種類の船舶を操縦し、実在地形をベースにした2つの海域を航行する本格派シミュレーターです。2026年9月16日にSteamで早期アクセスを開始することが公式に発表されており、PC必要スペックはすでにSteamストアページで公開されています。
この記事では、Steam公式が示すPC必要スペックの正確な内容、最低ラインの「GTX 1080 Ti級」が現行GPUのどのクラスに相当するか、なぜこのジャンルでVRAM要求がここまで高いのか、そして日本語対応の有無まで、一次情報にもとづいて整理します。
『プロ船員シミュレーター』は2026年9月16日にSteamで早期アクセスを開始します。Steam公式のPC必要スペックは、最低がGTX 1080 Ti級(VRAM 8GB以上)・メモリ16GB、推奨がRTX 4070(12GB)またはRX 7800 XT・メモリ32GBです。ストレージ容量自体は16GBと軽量ですが、GPU・メモリの要求は高めに設定されています。日本語インターフェース・字幕はいずれも非対応(対応言語は英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語のみ)です。無料デモが既にSteamで配信されており、必要スペックは本編と同一のため、購入前に手元のPCで動作確認ができます。
目次
基本情報9月16日に早期アクセス開始、9種類の船と2つの実在海域
『プロ船員シミュレーター』は、ドイツのSWE Systemsが開発し、フライトシミュレーター等で知られるAerosoftが発売する船舶操縦シミュレーターです。Steam公式ストアページによると、2026年9月16日に早期アクセスを開始します。プレイヤーはタグボート・漁船・救助船・オフショア船・ヨット・コンテナ船・バルクキャリア・LNGタンカー・クルーズ船の9種類の船舶を操縦できます。
舞台は実在の地形データをもとにした2つの大規模海域で、リューゲン島周辺(60km×120km)とドーバー海峡(140km×140km)が用意され、あわせて40以上の港が実装されています。プロペラトルクやバンク効果、風・海流による流され、錨の挙動まで再現する物理演算、レーダー(AIS・CPA表示)やソナー、無線通信を含む船内システムのシミュレーション、リアルタイムの気象データを反映した昼夜・天候サイクルなど、シミュレーターとしての作り込みは本格的です。早期アクセス版の時点でMod対応は予定されているものの未実装です。
公式スクリーンショットで雰囲気を確認。広大な海域と船舶の作り込みがつかめます。
画像:© SWE Systems / Aerosoft(Steamストアページより)。クリックで拡大表示できます。
出典:Steam公式ストアページ「Professional Ship Simulator」
PC要件PC必要スペック完全表
Steam公式ストアページで公開されているPC必要スペックを、最低・推奨の2階層で整理します。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
| CPU | Core i5-12500H相当 | Core i7-13700HX相当 |
| RAM | 16GB | 32GB |
| GPU | GTX 1080 Ti相当(VRAM 8GB以上) | RTX 4070(12GB)/RX 7800 XT |
| 空き容量 | 16GB | 16GB |
| DirectX | Version 12 | Version 12 |
最低スペックの基準がノートPC向けのCore i5-12500Hで示されている点も特徴です。デスクトップ用CPUに置き換える場合、Core i5-12500Hはおおむね6コア12スレッドのノート向けCPUで、デスクトップのミドルクラスCPU(Ryzen 5 7500F・Core i5-13400等)でも同等以上の性能が見込めます。ストレージ容量が16GBと軽量な一方で、GPU・メモリの要求は高めという、要求項目ごとの偏りが大きいタイトルです。
出典:Steam公式ストアページ「Professional Ship Simulator」
なぜ重い船舶シミュレーターがここまでGPUを要求する理由
ジャンルの印象からすると意外に感じるかもしれませんが、今回の要求スペックの高さにはシミュレーターならではの理由があります。60km×120km、140km×140kmという広大な実在海域を、40以上の港を含めて常時描画し続ける必要がある点がまず挙げられます。フライトシミュレーターと同様、地形・建造物・水面をシームレスに読み込み続けるオープンワールド型の描画は、閉じたステージを移動するゲームよりもメモリ・VRAMの消費が大きくなりやすい構造です。
加えて、風・海流・波浪をリアルタイムで反映する物理演算、時間帯と連動する気象システム、レーダー・ソナーといった船内システムのシミュレーションが常時稼働する点も負荷を押し上げます。特に水面表現は、波の高さや反射をリアルタイムで計算する必要があるため、見た目以上にGPU負荷がかかりやすい要素です。
世代換算最低ラインの「GTX 1080 Ti」は現行GPUのどのクラスか
最低スペックに指定されている「GTX 1080 Ti」は2017年発売のハイエンドGPUで、VRAMは11GBを搭載していました。現行世代との性能比較データによると、RTX 4060はGTX 1080 Tiと比べて平均5%前後高速という報告があり、両者はほぼ同等の性能帯に位置します。つまり「GTX 1080 Ti級」という最低ラインは、現行世代でいえばRTX 4060前後が目安になります。
Steam公式の最低スペックには「VRAM 8GB以上」という条件が明記されています。RTX 4060のVRAM容量は8GBで、この条件をちょうど満たす水準です。性能面では最低ラインに届いていても、VRAM容量に余裕がないため、快適に遊べる保証はありません。最低ラインぎりぎりの構成で検討している場合は、VRAM 12GB以上のモデル(RTX 3060 12GB・RTX 5060 Ti等)を選んでおくと安心です。
出典:GTX 1080 TiとRTX 4060の性能比較データ(HowManyFPS「GTX 1080 Ti vs RTX 4060」)
VRAM推奨スペックのRTX 4070・RX 7800 XTは12〜16GBクラス
推奨スペックに挙がっているRTX 4070はVRAM 12GB、RX 7800 XTはVRAM 16GBを搭載したモデルです。いずれも現行のミドル〜ミドルハイクラスに相当し、広大なオープンワールドを高解像度テクスチャで描画する本作の要求に対応できる水準です。現行世代でこのクラスに相当するのは、NVIDIAならRTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070(12GB)、AMDならRX 9060 XT 16GBあたりが目安になります。
無料デモ体験版で本編と同じ必要スペックを確認できる
本編とは別に、無料の体験版がSteamで既に配信されています。Steam公式ストアページによると、体験版のPC必要スペックは本編とまったく同じ数値(最低GTX 1080 Ti級・VRAM8GB以上、推奨RTX 4070/RX 7800 XT)で公開されています。チュートリアルと代表的なミッションを通じて、複数の船舶の操縦感覚や環境システムの基本部分を体験できる内容です。手元のPCで実際に動くかどうかを、購入前に無料で確認できる点は大きなメリットです。
出典:Steam公式ストアページ「Professional Ship Simulator Demo」
対応言語日本語インターフェース・字幕とも非対応
Steam公式ストアページの対応言語表記によると、本作が対応するのは英語(フル音声対応)・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)の5言語のみです。日本語インターフェース・字幕はいずれも記載がなく、非対応です。船舶用語や操船に関する専門的な表現が多いジャンルのため、英語UIでのプレイに抵抗がある場合は、無料デモで実際の表示内容を事前に確認しておくことをおすすめします。
選び方推奨スペックを満たすGPUの選択肢
推奨スペック(RTX 4070/RX 7800 XT・VRAM 12GB以上)を満たすGPUを新規に用意するなら、RTX 5060 Ti 16GBまたはRTX 5070クラスが現実的な選択肢です。いずれも推奨スペックの性能帯を上回りつつ、VRAM容量にも余裕があります。価格・在庫は変動するため、購入前にリンク先で確認してください。
完成品PC自作せず揃えるならおすすめゲーミングPC
GPU単体の交換ではなく、これから1台まるごと組みたい場合は、推奨スペックを上回るBTOデスクトップPCが現実的な選択肢です。
FAQよくある質問
『プロ船員シミュレーター』は2026年9月16日にSteamで早期アクセスを開始します。Steam公式のPC必要スペックは、最低がGTX 1080 Ti級(VRAM 8GB以上)・メモリ16GB、推奨がRTX 4070(12GB)またはRX 7800 XT・メモリ32GBです。地味なジャンルに見えて要求は決して低くなく、最低ラインの「GTX 1080 Ti級」は現行世代でいうRTX 4060前後、推奨スペックはRTX 5060 Ti〜RTX 5070クラスが目安になります。
日本語インターフェース・字幕はいずれも非対応です。無料デモが本編と同一の必要スペックで配信されているため、購入を検討する場合はまず無料デモで手元のPCの動作を確認することをおすすめします。早期アクセス開始後は、実際のプレイヤー評価やパフォーマンス状況も本記事で追跡します。














