FF7リバース GPU別ベンチマーク【2026年版】|NVIDIA優位・公式FSR非対応——15GPU実測でAMDの格差を検証

(更新: 2026.7.9)
FF7リバース GPU別ベンチマーク【2026年版】|NVIDIA優位・公式FSR非対応——15GPU実測でAMDの格差を検証

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2025年1月PC版発売 / 2026年4月更新
FF7リバースGPU別ベンチマーク 2026年版

ドラゴンズドグマ2ではAMDが逆転しましたが、FF7リバースは真逆です。公式でFSRもXeSSも非対応のため、AMDユーザーはNVIDIAに対して実測15〜25%の不利を抱えます。さらに2025年11月のDLSS Multi Frame Generationの追加で、RTX 40/50ユーザーの体験は大きく変化しました。15GPU×3解像度の実測データで解説します。

Unreal Engine 4DLSS MFG対応AMD不利(FSR非対応)VRAM 12GB+推奨15GPU実測

FF7リバースのGPUベンチマークを語るうえで欠かせないのが「公式アップスケーリングはDLSSのみ」という事実です。FSR・XeSSは非対応のため、AMDユーザーはネイティブ描画で戦うしかなく、DLSS(特にフレーム生成)まで含めるとNVIDIAの優位が他のタイトルより際立ちます。DLSSをフル活用できるRTX GPU vs ネイティブ縛りのAMD——この格差が本記事の中心テーマです。

性能面では、RTX 4090が高設定ネイティブで1080p 152fps・1440p 128fps・4K 83fpsを記録します。AMDのフラグシップRX 7900 XTXは1440p 107fps(RTX 4090比84%)と善戦しますが、RX 9070 XTはRTX 5070より約8%遅く、RX 7800 XTはRTX 4060 Tiに劣ります。ドラゴンズドグマ2とは正反対の結果です。

さらに問題なのがVRAMです。このゲームは1080p高設定でも高負荷シーンで12GB以上消費することがあり、8GB VRAMカードはShadow Quality: High設定でスタッターが頻発します。RTX 4060・RTX 4060 Ti(8GB)の購入を検討している場合は、必ず設定の制限を確認してください。

目次

テスト環境

CPURyzen 7 9800X3DAM5 / 8コア16スレッド
メモリ32GB DDR5-6000デュアルチャネル
ストレージNVMe SSD Gen41TB / シェーダーキャッシュ適用後
OSWindows 11 24H2最新GPU ドライバ使用
ゲームバージョン最新パッチ適用済みDLSS MFG対応版(2025/11以降)
計測手法屋外フィールド基準高設定プリセット / DLSSなし / ネイティブ
設定: 高設定(High)プリセット・アップスケーリングなし(ネイティブ解像度)・フレーム生成OFF。シェーダーコンパイル完了後(初回起動後に2回目以降)の数値です。屋外フィールド(第2章・グラスランド相当)を基準とした計測で、市街地・ダンジョン内では5〜20%程度変動します。*印は参照データに基づく参考値です。Shadow Quality: Highでの値のため、8GB VRAMカードはスタッターの影響で平均fpsが低下することがあります。
注意公式アップスケーリングはDLSSのみ対応(FSR・XeSSは非対応)。AMD GPUはネイティブ描画のみが公式サポート範囲です。NexusMods等のmodを使えばFSR4/XeSS注入は可能ですが、動作保証外となります。本記事のGPU比較はすべてDLSSなし・ネイティブ描画での数値です。

GPU別fps比較(高設定・ネイティブ)

緑左ボーダーがNVIDIA、赤左ボーダーがAMD。このゲームでは緑(NVIDIA)が終始リードします。

GPUFHD
(1080p)
WQHD
(1440p)
4K
(2160p)
RTX 509032GB GDDR7 / 575W180
160
108
RTX 508016GB GDDR7 / 360W168
146
96
RTX 409024GB GDDR6X / 450W152
128
83
RTX 5070 Ti16GB GDDR7 / 300W148
118
78
RTX 4080 Super16GB GDDR6X / 320W140
112
72
RX 7900 XTX24GB GDDR6 / 355W132
107
69
RTX 507012GB GDDR7 / 250W128
105
68
RTX 4070 Ti Super16GB GDDR6X / 285W124
100
65
RX 9070 XT16GB GDDR6 / 300W119
97
63
4K 60fps ライン(ネイティブ)
RTX 4070 Super12GB GDDR6X / 220W114
90
58
RTX 5060 Ti 16GB16GB GDDR7 / 180W104
84
54
RX 907016GB GDDR6 / 220W102
82
53
RTX 407012GB GDDR6X / 200W96
78
50
RTX 4060 Ti 8GB8GB GDDR6 / 165W88
70
VRAM不足
RX 7800 XT16GB GDDR6 / 263W84
67
43
RTX 4060 8GB8GB GDDR6 / 115W72
54スタッター多発
VRAM不足

※単位はfps(平均値)。高設定プリセット・アップスケーリングなし・屋外フィールドでの数値です。シェーダーキャッシュ適用後(2回目以降の起動)の安定値です。*印は参照データに基づく参考値です。4KはVRAM 12〜13GB消費のため8GBカードは不可。RTX 4060の1440pはVRAM不足でスタッターが頻発します。

RX 9070 XTはRTX 5070比-7%——DD2と真逆の構図

ドラゴンズドグマ2ではRX 9070がRTX 5070を11%上回りましたが、FF7リバースでは同じGPUがRTX 5070比で約7〜8%劣ります。エンジン(RE Engine vs UE4)と最適化方針の違いがこれだけ結果を変えます。NVIDIA派には有利なゲームですが、DLSS活用前提なら実際の体験格差はさらに広がります

DLSS格差——AMD GPU が不利な本当の理由

ネイティブ描画では15〜25%の差ですが、アップスケーリングを使うとこの格差が大きく広がります。NVIDIAはDLSS(公式対応)、AMDはmod経由のFSR4注入しか選択肢がありません。

2025年11月パッチ:DLSS Multi Frame Generation追加

2025年11月4日のパッチでDLSS Multi Frame Generation(RTX 50系専用)とDLSS Frame Generation(RTX 40系)が追加されました。RTX 50系はMFGで最大3フレームの補完が可能で、RTX 4090でさえ「もう十分すぎる性能」になります。AMDにこれを直接対応するものはなく、DLSSが使えるかどうかがこのゲームの快適度を決定づけています

GPU1440p ネイティブ1440p DLSS Quality
(公式)
1440p DLSS Quality
+ Frame Gen
AMD: FSR4 mod
(非公式)
RTX 5090MFG対応160fps203fps400fps+
RTX 5080MFG対応146fps185fps360fps+
RTX 4090FG対応128fps162fps310fps
RTX 5070 TiMFG対応118fps150fps290fps
RTX 5070MFG対応105fps133fps260fps
RX 9070 XTFSR非対応(公式)97fpsmod使用で 〜121fps*mod使用でFG〜185fps*〜121fps*
RTX 4070 SuperFG対応90fps114fps215fps
RX 9070FSR非対応(公式)82fpsmod使用で 〜103fps*〜103fps*
RTX 5060 TiMFG対応84fps107fps205fps
RTX 4070FG対応78fps99fps188fps

※DLSS Quality = 内部解像度66%(ゲーム内スライダー66%設定)でfps約26%向上。Frame Generationはベースfps+80〜100%目安。MFGは最大3フレーム補完のためさらに高い値を示します。*FSR4 modはNexusMods「FFVII DLSS4-FSR4-XeSS-FrameGen」(OptiScalerベース)を使用した非公式計測です。動作保証なし。

AMDの「実効的な不利」はネイティブ差より大きい

RX 9070 XTのネイティブ1440p 97fps vs RTX 5070の105fps——差は8%です。しかしDLSS Qualityを適用したRTX 5070は133fps、FG追加で260fps。RX 9070 XTがFSR4 modで121fps出せたとしても、FGは動作が不安定で保証外。快適に安定した高fpsを求めるなら、このゲームに限ってはRTX GPU一択です。AMDカードを購入する場合はmod活用前提で考えてください。

VRAM消費量——1080pでも16GBが役立つ

解像度 / 設定VRAM使用量8GB12GB16GB
1080p 高設定 / Shadow: Normal7〜8 GBギリギリ余裕余裕
1080p 高設定 / Shadow: High9〜11 GBスタッターギリギリ余裕
1080p 最高設定(全項目最大)最大12.9 GB不可スタッターギリギリ
1440p 高設定10〜11 GB不可ほぼ満杯余裕
4K 中設定(Medium)〜10.3 GB不可ギリギリ余裕
4K 高設定〜12 GB不可スタッターギリギリ
4K 最高設定13〜14 GB不可不可不足

※VRAM使用量はシーン・エリアにより変動します。市街地・屋内では最大値に近い値を消費します。公式最低要件のVRAM 6GBはLow設定・1080p 30fps用途です。

1080p「Shadow: High」が8GBカードの最大の敵

Shadow Quality(影の品質)を「High」にするとVRAMが9〜11GBに跳ね上がり、8GBカードはスタッター多発状態になります。RTX 4060・RTX 4060 Tiの8GBモデルは、Shadow Quality を「Normal」に落とすことが快適プレイの最低条件です。12GB以上のカードはHighのまま問題なく動作します。なお1080p環境でも全設定を最大にすると12.9GBに達するケースが報告されており、16GB VRAMは1080pでも余裕を持てます。

シェーダーコンパイルスタッターについて

FF7リバースはPC版リリース時(2025年1月)から「シェーダーコンパイルスタッター」が大きな問題として指摘されました。起動時に約15秒のシェーダーコンパイル画面がありますが、これだけでは不十分で、初回プレイ時は新しいエリアに入るたびにゲームプレイ中もコンパイルが継続されます。

1% Low が示すスタッター実態

本記事のfps表には記載していませんが、初回プレイ時の1% Lowは平均fpsの40〜50%程度まで低下することがあります(RTX 4090でも1080p 1% Lowが70〜80fps前後)。2回目以降はシェーダーキャッシュが効いて1% Lowが平均の70〜80%まで改善されます。「なんかカクつく」と感じたら、同じエリアをもう一度プレイしてみてください。AMD GPUではNVIDIAより顕著なスタッターが報告されており、コミュニティmod「Fantasy Optimizer」(NexusMods)を使うと改善するケースがあります。

解像度別おすすめGPU診断

1080p
フルHD
ネイティブ100fps+ / DLSS+FGで200fps+
RTX 4070(DLSS活用)
またはRTX 5060 Ti 16GB
DLSS Quality + Frame Generationを使えばRTX 4070で188fpsを達成できます。AMD派はRX 9070が102fps出ますが、FSR mod活用でも160fps前後が限界。Shadow Qualityに12GB以上必要なため、RTX 4060 Ti 8GBは設定制限が必要です。
1440p
WQHD
ネイティブ60fps+ / DLSSで100fps+
RTX 5070(DLSS Quality + FG)
またはRTX 4070 Super(FG対応)
コスパ最重視ならRTX 4070 SuperでDLSS Quality + FGを活用、1440p 215fpsが現実的な最高コスパ構成。AMD RX 9070 XTはネイティブ97fps出ますが、DLSS活用できないため同価格帯でRTX 5070に大きく劣ります。このゲームに限ってはAMD選択は損です。
4K
4K
DLSS必須 / 16GB VRAM推奨
RTX 5070 Ti以上
(DLSS Quality + MFG)
4KネイティブはRTX 5090でも108fpsが上限。DLSS Quality(66%レンダリング)を使えばRTX 5070 Ti + MFGで4K 290fpsという非現実的なほど高いfpsも出ます。VRAM 16GB必須。4KでAMD GPUを選ぶのはmod活用を前提にしても厳しい選択です。

このタイトルのおすすめGPU|DLSSが効くNVIDIAが本命

FF7リバースはDLSS(特にフレーム生成)が公式対応する一方、AMDはmod前提になります。これから買うなら素直にRTX系が有利です。VRAMは1440pの「Shadow: High」で12GB以上が安心なので、下記2枚が中心になります(価格は2026年6月時点の目安です)。

Palit GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
フルHD 144fps本命の最初の1台Palit GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB1080p〜1440p入門の本命。VRAM 16GBで「Shadow: High」時のスタッターを回避でき、DLSS 4のマルチフレーム生成で1080p 200fps級まで伸ばせます。本作の8GB問題を避けられる1枚です。価格目安:約96,800円~Amazonで詳細を見る
MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
WQHDレイトレの本命MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC1440pの本命。DLSS Quality + Frame Generationで1440p 高fpsを安定して狙え、本記事の「NVIDIA一択」をそのまま体現するクラスです。AMD同価格帯より体験差が明確に出ます。価格目安:約115,700円~Amazonで詳細を見る

※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。

おすすめゲーミングPC|DLSSを活かすNVIDIA構成で丸ごと揃えるなら

パーツ単位ではなくPCごと新調する場合の候補です。FF7リバースは公式DLSS(フレーム生成)が効くNVIDIA構成が有利で、VRAMは「Shadow: High」を見据えると12GB以上が安心です。下記はいずれもRTX×VRAM 12GB以上の構成です(価格・構成は2026年6月時点の公式ストア掲載値です)。

OZ GAMING Z1series Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti 16GB
OZ GAMING BTOOZ GAMING P30series Ryzen7 9700x・RTX5060Ti 16GRyzen 7 9700X×RTX 5060 Ti 16GBの価格重視構成。VRAM 16GBで本作の「Shadow: High」スタッターを回避でき、DLSS 4のマルチフレーム生成で1080p〜1440pを高fpsで楽しめます。¥314,800(2026年6月時点・税込)OZ GAMING 公式で詳細を見る
OZ GAMING Z1series(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070)
ハイエンド本命OZ GAMING Z1series Ryzen7 9800x3D・RTX5070Ryzen 7 9800X3D×RTX 5070の上位構成。DLSS Quality + Frame Generationで1440p高fpsを安定して狙え、X3Dキャッシュで他のCPU依存タイトルにも強い万能機です。¥354,800~(2026年7月時点・税込/変動あり)OZ GAMING 公式で詳細を見る

※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。

Conclusion 2026

FF7リバースはNVIDIAが最も「報われる」タイトルのひとつ

公式FSR非対応、DLSS Multi Frame Generation対応済みという状況は、ここまで極端にNVIDIA優位が明確なゲームとしてFF7リバースを位置づけます。ネイティブ描画での差は15〜25%ですが、DLSS QualityとFrame Generationを組み合わせたRTX GPUと、ネイティブ縛りのAMD GPUでは、体感できる快適度に大きな差が生まれます。

AMD GPUが完全に無価値なわけではありません。RX 7900 XTXは1440p 107fpsと十分な性能ですし、RX 9070 XTも1440pでネイティブ97fpsを出します。ただし同予算でRTX 5070やRTX 4070 Superを選べばDLSS活用で大幅に体験が上回るため、このゲームをメインに遊ぶなら迷わずNVIDIA RTXを選ぶべきです

VRAMについては、12GBが1440p快適プレイの実用最低ラインです。8GBのRTX 4060/4060 TiはShadow Qualityを下げれば動作しますが、設定の自由度が大きく下がります。最高設定を追い求めるなら16GBが事実上の最低条件になります。設定の最適化については設定ガイド記事も参考にしてください。

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