『The Blood of Dawnwalker』最終PC要件公開|RTX 4060で1440p、4KはRTX 4070 Tiまで低下

『The Blood of Dawnwalker』最終PC要件公開|RTX 4060で1440p、4KはRTX 4070 Tiまで低下

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PC版 動作要件 / 2026年8月19日発表
『The Blood of Dawnwalker』最終PC要件公開
RTX 4060で1440p、4KはRTX 4070 Tiまで――ただしBalanced前提の数値です
Rebel Wolvesが発売2週間前に公開した最終版のPC動作要件は、4月公開時と比べてGPUの要求水準が大きく下がりました。4KのUltra到達に必要だったRTX 5090は、最終版ではRTX 4070 Ti・Radeon RX 9070まで下がっています。ただしこの数値は、DLSS・FSR・XeSSを「Balanced」設定で使う前提で測定されたものです。何が変わり、何が変わっていないのかを一次情報から整理します。
発売日:2026年9月3日要件更新:2026年8月19日4KのUltraはRTX 4070 Ti・RX 9070

本記事はPC GamerVideoCardzWccftechバンダイナムコエンターテインメント公式サイトで公開された情報をもとに作成しています。仕様は今後変更される場合があります。

『The Blood of Dawnwalker』の発売を目前に控え、公式が公開した最終版のPC動作要件を見て戸惑った人は少なくないはずです。4月時点で「4Kの最高設定にはRTX 5090が必要」と説明されていたはずが、最終版ではRTX 4070 Tiまで要求水準が下がっているからです。

結論から言うと、この数値の下落はGPUの負荷そのものが軽くなったからではありません。Rebel Wolvesは今回、DLSS・FSR・XeSSを「Balanced」設定で使うことを前提に要件を測定し直しました。4月の要件はアップスケーリングなしのネイティブ解像度基準だったため、測定条件が変わったことが数値低下の主な要因です。

本記事では、最終版の4段階の要件を一通り押さえたうえで、旧要件との差分をGPU・CPUそれぞれで具体的に比較し、「RTX 4060で1440p/60fpsは本当に出るのか」「フレーム生成は数値に含まれているのか」を一次情報の文言から検証します。最後に、RTX 4060ユーザー・GTX 1060ユーザーそれぞれが発売前に何をすべきかまで整理しました。

『The Blood of Dawnwalker』のゲーム内容や昼夜システム、発売日などの基本情報は、既存の紹介記事で詳しく解説しています。本記事はPC版の動作要件に絞って掘り下げます。

目次

最終スペックLow・Medium・High・Ultra、4段階で示された動作環境

2026年8月19日、Rebel Wolvesは公式Xアカウントで最終版のPC動作要件を公開しました。今回はLow・Medium・High・Ultraの4段階構成で、それぞれ1080p/30fps、1080p/60fps、1440p/60fps、2160p(4K)/60fpsが目標フレームレートとして設定されています。

Low1080p @ 30fps
CPUCore i5-11400F / Ryzen 7 2700X
メモリ16GB
GPUGTX 1060 / Radeon RX 580
VRAM6GB以上
ストレージ60GB SSD
OSWindows 10以降・DirectX 12
Medium1080p @ 60fps
CPUCore i7-11700K / Ryzen 7 5700X
メモリ16GB
GPURTX 2060 SUPER / GTX 1070 Ti / Radeon RX 5700 / Arc A750
VRAM8GB以上
ストレージ60GB SSD
OSWindows 10以降・DirectX 12
High1440p @ 60fps
CPUCore i7-11700K / Ryzen 7 5700X
メモリ16GB
GPURTX 4060 / Radeon RX 7600 XT / Arc B580
VRAM8GB以上
ストレージ60GB SSD
OSWindows 10以降・DirectX 12
Ultra2160p(4K) @ 60fps
CPUCore i7-12700K / Ryzen 7 7800X3D
メモリ16GB
GPURTX 4070 Ti / Radeon RX 9070
VRAM12GB以上
ストレージ60GB SSD
OSWindows 10以降・DirectX 12

出典:PC Gamer(2026年8月19日)。VRAM要件は表中のGPU以外にも、同等以上の処理性能を持つGPUであれば適用されるとWccftechは注記しています。日本国内向けのバンダイナムコエンターテインメント公式サイトでも、Low・Highの2段が同じ内容で掲載されています。

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「Balanced」はどこで確定した?

PC Gamerによると、公開された要件表そのものには前提とするアップスケーリング設定が明記されていませんでした。開発元の公式Xアカウントが、その後の返信で「Balanced」だと回答したことで判明したとされています。表の数値だけを見て、DLSS・FSRの設定をQualityにしても同じfpsが出ると考えるのは早計です。

旧要件比較4月の発表から何が変わったのか

2026年4月28日、Rebel Wolvesは「Road to Launch」イベントでPC動作要件を初公開しました。この時点の要件はMinimum・Recommended(1080p)・Recommended(1440p)・Ultra(1440p)・Ultra(4K)の5段階で、いずれもアップスケーラーとフレーム生成を使わないネイティブ解像度を基準に測定されたものでした。当時から開発元はDLSS・FSRへの対応を予告していましたが、公開された数値そのものはアップスケーリングを反映していませんでした。

解像度/fps目標旧要件(4月・ネイティブ基準)新要件(8月・Balanced前提)
1080p/30fpsRTX 3050 / GTX 1070 / RX Vega 56 / Arc A580(VRAM 6GB)GTX 1060 / RX 580(VRAM 6GB以上)
1080p/60fpsRTX 5060 / RX 6800 XT(VRAM 12GB)RTX 2060 SUPER / RX 5700(VRAM 8GB以上)
1440p/60fpsRTX 4070 Ti / RX 7800 XT(VRAM 12GB)RTX 4060 / RX 7600 XT(VRAM 8GB以上)
2160p(4K)/60fpsRTX 5090(VRAM 16GB)RTX 4070 Ti / RX 9070(VRAM 12GB以上)

出典:Wccftech(2026年4月28日、Alessio Palumbo)PC Gamer(2026年8月19日)。GPU名は代表的なものを抜粋しています。

見比べると、1080p/30fpsという最も軽い目標ですら、GPUの要求水準は下がっています。旧要件のMinimum層はRTX 3050やGTX 1070クラスを求めていましたが、新要件のLow層は10年落ちのGTX 1060で足ります。もっとも負荷が軽いはずのLow層まで下がっているという事実は、GPU側の変化が「重い処理を軽くした」結果ではなく、測定の前提そのものが変わったことを示しています。

1440p/60fps到達に必要なGPUも、RTX 4070 TiクラスからRTX 4060クラスへと大きく下がりました。旧要件で1440p/60fpsのHigh設定を狙うにはRTX 4070 Ti・RX 7800 XTが必要でしたが、新要件ではRTX 4060で足りるとされています。中間に位置していた1080p/60fps帯も、旧要件のRTX 5060クラスからRTX 2060 SUPERクラスまで下がっており、世代をまたいだ下方修正になっています。

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旧要件にあった「Ultra・1440p」の中間ティアは消えた

旧要件にはRTX 4080・RX 7900 XTX(VRAM 16GB)を求める「Ultra・1440p」という中間ティアが存在しました。新要件は4段階に整理し直されており、この中間ティアに相当する枠は見当たりません。表の見た目だけを追うと「段数が減って要求が緩くなった」ようにも見えますが、実際は測定条件の変更と選択肢の整理が同時に起きています。

1440pの実力RTX 4060で1440p/60fpsは本当に出るのか

新要件のHigh層は、RTX 4060で1440p/60fpsを狙える計算です。ただしPC Gamerは、この数値がBalanced設定を前提にしている点を重く見ています。同メディアは記事内で「アップスケーリングを織り込んだ要件表は、通常Balancedではなくもう一段画質寄りのQuality基準で示されることが多い」と指摘しており、今回はより軽い設定で数値が作られていると解説しています。

Balancedはアップスケーラーの内部レンダリング解像度を絞り、Qualityより処理負荷を下げる代わりに描写の精細さを落とす設定です。同じ1440p/60fpsという表示でも、Balancedで出したフレームレートとQualityで出したフレームレートでは、体感の解像感が異なります。RTX 4060でこの要件表通りの数値が出たとしても、画質面ではワンランク軽い状態で見ていることになります。

最低ライン最低ラインのGTX 1060とVRAMの考え方

新要件のLow層に挙げられたGTX 1060は、2016年発売の10年選手です。Steamハードウェア調査で59カ月連続首位を記録した息の長いモデルとはいえ、最新のオープンワールドRPGの動作対象に名指しされている点はやや意外に映ります。ただし、この数値は1080p/30fpsというフレームレート目標であり、快適な操作性を保証するものではありません。あくまで「起動して遊べる」下限のラインとして見ておくのが安全です。

VRAM要件はLow=6GB以上、Medium・High=8GB以上、Ultra=12GB以上という段階になっています。8GBというラインは、Medium層に挙げられたRTX 2060 SUPERやHigh層のRTX 4060がちょうど満たす容量です。VRAM 8GB前後のGPUを使っている人は、新要件の上でも極端な余裕があるわけではない点は覚えておく価値があります。

CPU要件CPUだけ大きく下がった理由

GPUだけでなく、CPUの要件も旧要件から大きく下がっています。とりわけ目を引くのは、新要件のMedium層とHigh層でCPUがまったく同じ(Core i7-11700K / Ryzen 7 5700X)に設定されている点です。解像度目標が1080p/60fpsから1440p/60fpsへ上がっても、CPU側の負荷は据え置きとして扱われています。

解像度/fps目標旧CPU(4月)新CPU(8月)
1080p/30fpsCore i7-8700K / Ryzen 7 3700XCore i5-11400F / Ryzen 7 2700X
1080p/60fpsCore i5-13600 / Ryzen 9 7900XCore i7-11700K / Ryzen 7 5700X
1440p/60fpsCore i5-13600 / Ryzen 9 7900XCore i7-11700K / Ryzen 7 5700X
2160p(4K)/60fpsCore i5-13600K / Ryzen 9 7950XCore i7-12700K / Ryzen 7 7800X3D

出典:Wccftech(2026年4月28日)PC Gamer(2026年8月19日)

CPUの要求水準はアップスケーリングの影響を受けにくい部分です。それでもここまで下がっているのは、GPU側の測定条件変更だけでは説明がつきません。CPUの負荷軽減は開発の進展を反映している可能性がある一方、GPUの負荷軽減は測定方法の変更による見た目上の効果である可能性が高く、性質の異なる2つの変化が同時に起きているとみられます。

見落としがちな点フレーム生成は今回触れられていない

4月のWccftech記事では、開発元が「アップスケーラーとフレーム生成の両方に対応予定」とコメントしていたと報じられています。ただし当時公開された数値自体は、アップスケーラーもフレーム生成も使わずに測定されたものでした。

一方、8月の最終要件でBalanced前提の根拠として名指しされているのは、DLSS・FSR・XeSSという3つのアップスケーラーのみです。フレーム生成への言及は見当たりません。

DLSSNVIDIABalanced前提に含む

最終要件のBalanced設定として名指しされているアップスケーラーの1つです。

FSRAMDBalanced前提に含む

NVIDIA以外のGPUでも同じ要件表の対象になります。

XeSSIntelBalanced前提に含む

Arc B580などIntel製GPUもこの対象に含まれます。

フレーム生成DLSS FG・FSR FGなど明記なし

最終要件の測定条件としては言及されていません。要件表のfps数値がフレーム生成込みで水増しされている根拠は、現時点の一次情報からは確認できません。

購入判断買うべきか待つべきか、GPU別の行動指針

発売前のスペック表は、あくまで開発元が示す目安です。今回のように測定条件そのものが変わっているケースでは、数値の見た目だけでGPUを買い替える判断はおすすめできません。手元の環境別に、発売前にできることを整理します。

RTX 4060を使っている人は、いま買い替える必要はない新要件のHigh層(1440p/60fps)にちょうど合致するため、買い替えを急ぐ理由はありません。ただし数値はBalanced前提です。発売後の実測でfpsと画質のバランスを確認したうえで、余裕があればQuality寄りの設定に上げられるか試すのがおすすめです。
GTX 1060を使っている人は「動く」ことだけを期待するLow層の数値は1080p/30fpsという最低ラインで、快適さを保証するものではありません。10年前のミドルクラスGPUでも動作対象に含まれている点はポジティブですが、過度な期待は禁物です。発売直後のレビューで実際のfps・画質設定を確認してから遊び始めることをおすすめします。
これから新規に組む・買う人は発売後の実測を待つBalanced前提の数値は、Quality基準で示される他タイトルの要件表と単純比較できません。9月3日の発売後、レビューサイトや自社ベンチマークで実測値が出揃ってから機種を決めるほうが、無駄な出費を避けられます。
4Kで余裕を持ちたいなら一段上を検討する4KのUltra到達ラインはRTX 4070 Ti・RX 9070ですが、これもBalanced前提の数値です。ネイティブに近い解像感を保ちながら4Kで遊びたい場合は、この基準よりワンランク上のGPUを見ておくと安心です。

1440p・4Kを新規に組むなら

Highティア(1440p/60fps)を新規のPCで狙うならRTX 4060クラスのBTO、4Kで余裕を持ちたいならRTX 4070 Tiより一段上のGPUが目安になります。価格は変動するため、購入前に最新の実売価格を確認してください。

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Highティア(1440p/60fps)を新規PCで狙う人向けGALLERIA XA7C-R46(Core i7-14700F / RTX 4060 8GB / 32GB / 2TB SSD)RTX 4060 8GBを搭載したAmazon.co.jp限定構成のBTOです。新要件のHighティアにちょうど合う組み合わせで、Core i7-14700F・32GBメモリ・2TB SSDと周辺構成にも余裕があります。価格目安:約268,700円~Amazonで価格を見る
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※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。

FAQよくある質問

最終PC要件はいつ発表されましたか?
2026年8月19日、Rebel Wolvesが公式Xアカウントで公開しました。発売日の2026年9月3日まで2週間というタイミングでの発表です。
4月の要件と比べてどれくらい下がりましたか?
4KのUltra到達に必要なGPUがRTX 5090からRTX 4070 Ti・RX 9070へ、1440pのHigh到達に必要なGPUがRTX 4070 TiクラスからRTX 4060クラスへ下がりました。ただし要因はDLSS・FSR・XeSSをBalanced設定で使う前提への測定条件の変更で、純粋な最適化の成果とは言い切れません。
フレーム生成を使う前提の数値ですか?
最終要件表で名指しされているのはDLSS・FSR・XeSSの3つのアップスケーラーのみで、フレーム生成への言及はありません。4月時点では開発元がフレーム生成対応にも触れていましたが、最終版の測定条件としては明記されていない状態です。
RTX 4060で1440p/60fpsは本当に出ますか?
公式要件のHigh層はRTX 4060で1440p/60fpsを想定していますが、これはBalancedプリセットを使った数値です。PC Gamerも指摘する通り、要件表は通常もう一段画質寄りのQuality基準で示されることが多く、今回はより軽い設定が採用されています。実際の画質とfpsの体感は、発売後の実測で確認するのが確実です。
まとめ

『The Blood of Dawnwalker』の最終PC要件は、4月の旧要件と比べてGPU側の要求水準が大きく下がりました。ただしこれは、DLSS・FSR・XeSSをBalanced設定で使う前提へと測定条件が変わったことが主な要因です。CPU要件の低下には開発の最適化が反映されている可能性がある一方、GPU要件の低下はアップスケーリング頼みの側面が強く、性質の異なる2つの変化が同時に起きています。

RTX 4060を使っている人はいま買い替える必要はなく、GTX 1060を使っている人は「動く」ラインとして見ておくのが安全です。これから新規にPCを組む人も、発売前のスペック表だけで判断せず、2026年9月3日の発売後に出そろう実測ベンチマークを確認してから決めることをおすすめします。

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。