Xbox Cloud Gamingは11月から月15時間まで|GeForce NOWの100時間と比べた1時間の値段と選び方【2026年】
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GeForce NOWの月100時間と、1時間あたりの値段で比べる
出典:Xbox Wire Japan「XBOX Cloud Gaming の今後の変更について」(2026年9月4日)、Xbox Game Pass(日本)、Xbox Wire「Xbox Cloud Gaming with Game Pass Up 45%, Now Available in Nearly 30 Countries」(2025年11月26日)、Windows Central(2026年9月5日)、GeForce NOW に関するよくある質問、NVIDIA公式ブログ「GFN Thursday: Day Pass Sale」(2024年11月7日)、PlayStation.Blog(2026年3月17日)、PlayStation Plus(日本)、PS PortalでPS5ゲームをクラウドストリーミングする(PlayStationサポート)、Boosteroid公式ブログ(2026年9月15日)
これまでXboxのクラウドゲーミングは、Game Passに入っていればスマホやテレビ、PCのブラウザから時間を気にせず遊べました。Microsoftは2026年11月からこれを改め、Game Pass Ultimateでも月15時間、Premiumは月10時間、Essentialは月5時間までにします。15時間は、1日に直すと平均30分です。
クラウドで遊ぶのが月15時間以内なら、11月以降もGame Passのままで追加の支払いはいりません。それを超えて遊ぶ人は、同じ時間制でも月100時間まで遊べるGeForce NOWを足すのが、10月6日時点で値段の分かっている選択肢です。Performanceは月1,790円で、100時間使い切れば1時間あたり約18円です。Game PassのPC版ゲームの一部は、GeForce NOWからも起動できます。
判断の分かれ目は、Xboxが11月に発表する追加時間の値段です。ゲームを買わずにGame Passのライブラリだけで遊ぶ人は追加時間の値段しだいで、Steamなどにゲームを持っている人はGeForce NOWに移すほうが早く決まります。月100時間を超えて遊ぶ人は、どちらのクラウドでも追加購入が前提になるので、手元のPCやゲーム機を中心にしたほうが上限を気にせず遊べます。
目次
変更点11月からXboxのクラウドは月15時間まで
Microsoftが2026年9月3日(米国時間)に発表した変更です。Game Pass(ゲームパス)の各プランに、毎月決まった時間のクラウドプレイ時間が含まれる形になります。日本のGame Pass公式ページにも、すでにプランごとの時間が表示されています。
| プラン | 月額(日本) | 11月からのクラウド時間 | 使い切ったときの1時間あたり |
|---|---|---|---|
| Game Pass Ultimate | 1,550円 | 月15時間(1日平均30分) | 約103円 |
| Game Pass Premium | 1,300円 | 月10時間(1日平均20分) | 130円 |
| Game Pass Essential | 850円 | 月5時間(1日平均10分) | 170円 |
| PC Game Pass | 1,300円 | クラウドは含まれない | - |
1時間あたりの値段は月額を時間で割っただけで、実際の月額にはゲームのライブラリやオンライン対戦の料金も含まれています。それでも時間に置き換えると、クラウドの使われ方の想定が見えてきます。毎日1時間遊べば月30時間で、Ultimateの15時間の2倍です。クリアまで50時間かかるRPGをクラウドだけで進めると、追加の時間を買わない限り4か月目に入ります。
9月の発表で決まっていないことも残っています。開始日は「11月」とだけあって日付はなく、使わなかった時間を翌月に繰り越せるかどうかの説明もありません。Microsoftは11月に、価格、追加時間の買い方、対象ゲーム、提供地域、残り時間の確認方法を案内するとしています。
使い切った後は時間を買う。Game Passに入らずに買うこともできる
含まれる時間を使い切った後は、Xbox Storeで追加のクラウドプレイ時間を買って続けます。11月からはGame Passに入っていなくても、クラウドプレイ時間だけを買い、自分が持っている対象ゲームを対応機器でストリーミングできるようになります。
これまでXboxのクラウドは、Game Passの特典の1つでした。11月からは「ゲームを持つこと」と「クラウドで動かす時間を買うこと」が別々の買い物になります。告知画像の画面例でも、クラウドプレイ時間の残りと「Add more playtime(時間を追加)」のボタンが並び、購入した時間は使い切るまで残ると表示されています。正式な条件は11月の案内で確かめてください。

Microsoftは、Xbox Oneを持っている人がSeries X|S向けの対象ゲームを本体を買い替えずに遊べる点も、クラウドの利点に挙げています。7月から試験している広告を見る代わりに所有ゲームを1回1時間まで無料で遊べるテストも含めると、Xboxのクラウドは「Game Passの特典」「時間を買う」「広告を見て無料」の3つの入り口に分かれつつあります。
母数影響は4%という数字の読み方
Microsoftは、この変更の影響を受けるのはGame Passメンバーの4%と見込んでいます。母数は「Game Passメンバー全体」で、「クラウドを使っている人」ではありません。Xbox本体やPCにゲームを入れて遊び、クラウドを一度も使わない人も母数に入っています。
仮にGame Passメンバーの20%がクラウドを使っているとすると、4%はクラウド利用者の5人に1人にあたります(4÷20=20%)。10%しか使っていなければ、利用者の10人に4人です。Microsoftはクラウドの利用者がメンバーの何割かを公表していないので、実際の割合は分かりません。
つまり「96%には関係がない」は、「クラウドで遊んでいる人の96%には関係がない」という意味ではありません。クラウドを主な遊び方にしている人ほど、15時間を超えている可能性が高くなります。
1か月はおよそ4.3週なので、土日に2時間ずつで月17時間前後になり、Ultimateの15時間を超えます。平日に毎日30分遊ぶ人も、平日だけで月11時間前後です。自分の遊び方を一度、月の合計時間に直してみてください。
利用クラウドは使われなくなったのではなく、使われるようになった
時間制だけを見ると、クラウドゲーミングが伸び悩んで縮小しているようにも見えます。各社が出している数字は逆です。
指標が利用時間と月間利用者で違うので、そのまま比べることはできません。ただ、どちらも縮小ではなく増加を示しています。GeForce NOWも、Ultimateには日本でもRTX 5080クラスのサーバーを入れて設備を広げています。Xbox本体を持っている人までクラウドを使っている点からは、インストールを待たずに試す、SSDの空きを使わない、Xbox OneでSeries X|S向けのゲームを動かす、といった「本体の補助」としての使い方も読み取れます。利用が増えたからこそ、次の問題が表に出てきました。
費用クラウドの1時間は、遊ばれるほど運営側の費用が増える
動画配信は、一度作った映像を多くの人に配れます。クラウドゲーミングは、1人が1時間遊ぶたびにデータセンターのGPUとCPUを1時間占有します。利用者とプレイ時間が増えるほど、必要なサーバーも増えます。
Microsoftも時間制を入れる理由として、利用者が増え、プレイ時間が長くなるほど提供コストが増えることを挙げ、一部のプレイヤーにとっては実質的な負担増になることも認めています。先に月100時間制を入れたNVIDIAは、理由を「優れた品質とスピード、そしてより短い待ち時間を提供し続けるため」としていて、2024年11月の発表時点では、会員の94%が100時間以内に収まっていました。
欧州と南北アメリカで展開する独立系のBoosteroidは、2026年9月の料金改定で、過去1年でGPUサーバーの価格が数倍になり、データセンターでの運用費も大きく上がったと説明しています。Ultraの1か月プランは16.89ユーロになりました(契約中の人は継続している限り旧料金のまま)。それでもCEOは「自分がCEOでいる限り、月のプレイ時間に上限は設けない」と表明し、時間制はとっていません。
AIとの関係も取り沙汰されています。Microsoft関係者の話として、AI向けの計算需要を考えると月15時間を超える利用は実質的に赤字だとする海外メディアの報道がありますが、Microsoftの公式な説明ではなく、15時間が損益の分かれ目だと確かめる材料もありません。公式に認めているのは「使われるほど費用が増える」ところまでです。
ローカルとクラウドでは、費用のかかり方が逆
遊ぶ側から見ても、費用のかかり方はローカルとクラウドで逆です。ローカルのPCは先に本体代を払い、そのあと1時間増えるごとにかかるのは電気代だけです。ゲーム中に400W使うPCなら、1時間の電気代は約18円です(1kWhあたり44.67円で計算)。クラウドは月額の範囲なら遊ぶほど1時間が安くなり、上限を超えると1時間ごとに追加で払います。
月に遊ぶ時間ごとに、1時間あたりの値段を並べると次のとおりです。PCは本体40万円を5年(60か月)使う仮定で、本体代を月割りにして電気代を足しています。
| 月に遊ぶ時間 | GeForce NOW Ultimate(月3,580円) | 本体40万円のPC(5年使う仮定) |
|---|---|---|
| 10時間 | 約358円 | 約685円 |
| 15時間 | 約239円 | 約462円 |
| 30時間 | 約119円 | 約240円 |
| 50時間 | 約72円 | 約151円 |
| 100時間 | 約36円 | 約85円 |
Game Pass Ultimateは、月15時間まで使い切れば1時間あたり約103円(10時間なら155円)です。15時間を超えた分の値段は、11月に発表される追加時間の価格で決まります。
値段だけを比べると、月100時間までならGeForce NOW Ultimateは本体40万円のPCより1時間あたり安く済みます。ローカルを選ぶ理由は値段よりも、遅延がないこと、MODを自由に入れられること、クラウドに対応していないゲームも遊べること、時間の上限がないことです。PCは売ることもでき、ゲーム以外の用途にも使えます。5年間の総額で比べた結果はクラウドゲーミング3社比較にあります。
GeForce NOWで100時間を超えた後は、プレミアムの時間を追加で買うか、次の請求日まで無料会員と同じ環境で遊び続けるかを選べます。100時間制を発表した2024年11月の時点では、米国の追加時間はPerformanceが15時間2.99ドル、Ultimateが15時間5.99ドルでした。
比較同じ時間制でも、各社が売っているものは違う
| サービス | 月に遊べる時間 | 上限に達したら | お金を払う対象 |
|---|---|---|---|
| Xbox Game Pass Ultimate | 15時間(11月から) | Xbox Storeで時間を買う | ゲームのライブラリとクラウドの時間 |
| GeForce NOW Performance・Ultimate | 100時間(未使用分は15時間まで繰り越し) | 時間を買うか、無料会員と同じ環境で続ける | 自分のゲームを動かすクラウドのGPU |
| PS Plus プレミアム | 公式案内に月の上限なし(10月6日時点) | - | ゲームカタログとクラウドを含むPlayStationのサービス |
| Boosteroid | 上限なし(欧州・南北アメリカ向け) | - | クラウドのGPU |
Xboxが売っている中心はGame Passで、クラウドはゲームのライブラリ、PCとXboxでのダウンロードプレイ、オンライン対戦と一緒に入った機能の1つです。だから大多数のメンバーには少しの時間を含め、たくさん使う人にだけ追加で払ってもらう形をとれます。
GeForce NOWはゲームを売っていません。ゲームはSteamやEpic Games Store、Xboxなどで自分で持ち、NVIDIAに払うのはクラウドのGPUを使う料金です。クラウドで遊ぶ時間そのものが商品なので、Xboxの6倍以上の100時間が含まれています。
PS Plus プレミアムは月1,550円(日本)で、Game Pass Ultimateと同じ月額です。クラウドはゲームカタログやPS5・PS Portalと組み合わせて使う機能という位置づけで、公式案内には一定時間操作がないとゲームが終了する仕組みは書かれていますが、月の時間の上限はありません。Boosteroidは、GeForce NOWと同じくクラウドのGPUが商品ですが、値上げをしても時間の上限は設けない判断をしました。
XboxとGeForce NOWだけを見ると、クラウドゲーミング全体が従量課金に向かっているように見えます。実際には、クラウドの1時間にかかる費用をどの商品から回収するかを、各社が別々に決め直している段階です。
選び方月に何時間クラウドで遊ぶかで選ぶ
| 月のクラウド時間 | 選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 5時間まで | Game Pass Essential(月850円)か、11月からの時間購入 | たまに遊ぶだけなら、Essentialに含まれる5時間か、持っているゲームの分だけ時間を買う形で足ります |
| 15時間まで | Game Pass Ultimate(月1,550円)のまま | 11月以降も追加の支払いはありません |
| 15〜100時間 | GeForce NOW Performance(月1,790円)かUltimate(月3,580円)を足す | 100時間まで定額で、Steamなどで持っているゲームと、Game PassのPC版の対応タイトルを動かせます |
| 100時間超 | 手元のPCやゲーム機を中心にし、クラウドは外出先で使う | どちらのクラウドも追加購入が前提になります。月100時間は毎日3時間20分にあたり、それ以上遊ぶなら上限を気にしないほうが楽です |
PS5のゲームが中心なら、PS Plus プレミアム(月1,550円)のクラウドには10月6日時点で月の時間の上限がありません。家ではPS5からリモートプレイ、外ではクラウドと使い分けられます。
GeForce NOWでGame PassのPC版ゲームを遊ぶには、XboxアカウントをGeForce NOWにつなぎ、そのゲームがGeForce NOWの対応一覧に入っている必要があります。10月に追加されたタイトルの対応状況はGeForce NOW 10月の追加25本にあります。
- 容量の大きい新作を、買う前やインストールする前に少し試す
- 重いゲームを数か月だけ集中して遊ぶ
- ノートPC・Mac・テレビ・スマホで遊ぶ
- 外出先で、家で進めたセーブの続きを遊ぶ
- VALORANTやCounter-Strike 2など、遅延を少しでも減らしたい対戦ゲーム
- MODをたくさん入れて遊ぶゲーム
- クラウドに対応していないゲーム
- 月100時間を超えて遊ぶメインのゲーム
今後11月の追加時間の値段で決まること
Xboxの変更で最後に残っている数字が、追加時間の値段です。これが出ると、Game Pass Ultimateで月30時間・50時間遊んだときの実際の月額が計算できます。
比べる目安はGeForce NOWです。Performanceを100時間使い切ると1時間あたり約18円、Ultimateなら約36円です。Xboxの追加1時間がこれを大きく上回るなら、15時間を超える分はGeForce NOWに回したほうが安く済みます。反対に、ゲームを買わずにGame Passのライブラリだけで遊んでいる人は、GeForce NOWに移すとゲームを別に持つ必要があるので、追加時間を買うほうが手間はかかりません。
11月の案内では、追加時間の値段に加えて、使わなかった時間を繰り越せるか、残り時間をどこで確認できるかも見てください。それまでに、自分のクラウドの遊び方が月15時間に収まるかを一度数えておくと、案内が出た日に判断できます。
FAQよくある質問
おすすめクラウドで遊ぶときに手元に置くコントローラー
クラウドはテレビやスマホ、ノートPCで遊べる代わりに、操作する道具は自分で用意します。Xbox Cloud GamingでもGeForce NOWでもそのまま使える2つが候補です。
まとめまとめ|月15時間を超えるかどうかで、Game Passのままか別のクラウドかが決まる
Xbox Cloud Gamingは11月から、Game Pass Ultimateでも月15時間までになります。影響は「Game Passメンバーの4%」とされていますが、母数はクラウドを使わない人も含めた全体で、クラウドを主に使っている人ほど対象になりやすい数字です。
クラウドの利用は各社で伸びていて、伸びたからこそ1時間ごとの費用が重くなりました。Xboxは時間を売る形に、GeForce NOWは100時間までの定額と追加購入に、PS Plus プレミアムとBoosteroidは上限なしにと、答えはサービスごとに違います。月15時間以内ならGame Passのまま、15〜100時間ならGeForce NOWを足し、100時間を超えるなら手元のPCやゲーム機を中心にするのが、10月6日時点の値段で筋の通る選び方です。
月15時間以内ならGame Pass Ultimateのままで追加の支払いはありません。15〜100時間遊ぶならGeForce NOW(月1,790円から)を足し、100時間を超えるなら手元のPCやゲーム機を中心にします。Xboxの追加時間の値段が出たら、GeForce NOW Performanceの1時間約18円と比べて決めてください。





