『Soulbound: Online』Steam早期アクセス開始|ローグライト×MMORPGで3人協力ダンジョンから農業・拠点作りまで
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ローグライト×MMORPGで3人協力ダンジョンから農業・拠点作りまで
SpiderWareは2026年7月21日、PC向けアクションMMORPG「Soulbound: Online」の早期アクセス版をSteamでリリースしました。本作は、ピクセルアートで描かれたMMORPGの世界に、敵の大群を次々と倒す「Bullet Heaven」系の戦闘とローグライト要素を組み合わせた作品です。
ソロまたは最大3人で挑戦できるダンジョンだけでなく、大人数向けレイド、農業、釣り、採集、装備製作、取引、ハウジングなども用意されています。Steamでの通常価格は1,900円。7月28日までは、15%オフの1,615円で購入できます。
本記事では、戦闘とMMORPGの生活要素を組み合わせたゲームシステムや、前身作品からの経緯、早期アクセスのロードマップ、動作環境まで整理します。
目次
ゲーム概要MMOの世界とローグライトダンジョンを組み合わせた新作
『Soulbound: Online』の大きな特徴は、MMORPGとしての共有世界と、プレイするたびに内容が変化するインスタンスダンジョンを組み合わせていることです。
ダンジョンでは、敵の出現パターンや危険物、戦利品などがプレイごとに変化します。大量の敵が押し寄せるなかで攻撃や能力を組み合わせて戦う、いわゆる『Vampire Survivors』系に近い全方位アクションが採用されています。
ダンジョンはソロプレイに加え、最大3人でのオンライン協力プレイに対応。さらに、5人以上で挑む大人数レイドも用意されています。
一方、ダンジョンの外には多数のプレイヤーが行き交う共有オーバーワールドが広がっています。こちらではクエストを進めるだけでなく、農業、釣り、採集、料理、クラフト、アイテム取引といったMMORPGらしい生活要素を楽しめます。
ダンジョンで装備や素材を集め、オーバーワールドで装備製作や拠点強化を進め、再び難しいダンジョンに挑むというサイクルが本作の基本となります。
クラスレス方式タンクやヒーラーにも自由に切り替えられる成長システム
キャラクターの成長には、固定された職業を選択する一般的なMMORPGとは異なる「クラスレス方式」が採用されています。
装備やアビリティを変更することで、タンク、ヒーラー、DPS、複数の役割を組み合わせたハイブリッドなど、さまざまな構成を試すことができます。
Steamストアによると、早期アクセス開始時点で10種類以上のアビリティと、200種類以上の強化可能なレリックツリーが実装されています。例えば、魔法使いの火球に連鎖する雷攻撃を追加したり、バーサーカーのハンマー攻撃にライフスティールを組み合わせたりと、能力同士の相乗効果を利用したビルド構築が可能です。
ダンジョン内では複数の候補から強化を選ぶローグライト形式でキャラクターを成長させますが、拠点や装備などにはプレイをまたいで引き継がれる永続的な成長要素もあります。毎回異なるビルドを試すローグライトのランダム性と、長期間キャラクターを育てるMMORPGの成長要素を両立した設計です。
拠点システム自分専用の拠点で農業やクラフトも可能
すべてのプレイヤーには、自分専用の拠点が用意されています。
拠点にはクラフト用の設備を設置でき、ダンジョンで入手した素材から武器や防具、ポーション、料理などを製作できます。設備をアップグレードすると、さらに上位の装備やアイテムが解放されるため、拠点の発展もキャラクター育成に直結します。
家具やトロフィーを配置できるほか、部屋のレイアウトを変更するエディターも実装。フレンドを自分の拠点へ招待することも可能です。
また、装備の性能とは別に外見専用のコスメティックスロットが用意されています。強い装備を使用しながら、見た目は好きな衣装に変更できる仕組みです。


前身作品ブラウザ・Discordで展開された『WorldWideWebb』が原点
『Soulbound: Online』の前身にあたる作品は、ブラウザやDiscord上で展開されていた『WorldWideWebb』です。
同作はもともとWeb3やNFTを取り入れたゲームとしてスタートしましたが、2024年に『Soulbound』へ改名。その後、ゲーム部分を強化しながら展開を続け、ブラウザ版とDiscord版では100万人以上のプレイヤーを獲得したとされています。
Steam版は単なる移植ではなく、戦闘システム、協力プレイ、ダンジョン、クラフト、拠点構築などを再構成した新たなバージョンとして展開されています。
Steam版のウィッシュリスト登録数も急速に伸びており、2026年6月中旬には5万件、7月12日には12万件に到達したことが公式サイトで発表されています。
収益化方針基本プレイ無料ではなく買い切り方式を採用
『Soulbound: Online』は基本プレイ無料ではなく、ゲーム本編を購入する買い切り方式です。
開発元は本作について、プレイヤーが料金を支払うことで戦闘力を獲得する「Pay to Win」方式にはしない方針を示しています。
一方で、早期アクセス開始後にはコスメティックストアの実装が予定されています。販売対象はキャラクターの外見、家具、エモート、ペットなどで、ゲーム内で直接的な強さを得る商品ではありません。
Steamストアでは、早期アクセス中と正式リリース後で基本価格を変更する予定はないと説明されています。ただし、収益化の詳細についてはコミュニティと協議しながら検討を続けるとしており、コスメティックストアに加えて、プレミアムサブスクリプションの導入も検討していることが明らかにされています。いずれの方式についても、Pay to Winにはしない方針が繰り返し強調されています。
早期アクセス計画期間は12〜18カ月、レベル上限はまず99まで拡張
開発元は、早期アクセス期間を約12〜18カ月と見込んでいます。
現在のバージョンではレベル50までのコンテンツが実装されており、正式版では上限をレベル99まで拡張する予定です。現時点ではレイドが1種類、手作業で制作されたクエストが50本以上収録されています。正式版では複数のレイドを追加し、クエスト数も現在の2倍以上に増やす計画です。新たなエリア、ストーリー、登場人物、生活スキル、装備、ビルドの選択肢なども順次追加されます。
早期アクセス開始後のロードマップには、MMORPGとしての機能を拡張する多数のアップデートが掲載されています。比較的早い段階で実装予定となっているのは、プレイヤー同士でアイテムを売買できるオークションハウス、ギルド、共有ギルド拠点、部分的なコントローラー対応などです。
その後は、新レイドボス「Mecha Titan」、日本語を含む多言語対応、エンドレスダンジョン、銃系武器、高難度ダンジョン、季節イベントなどが追加される予定です。2027年には大型ストーリー拡張、Lunar Cityエリア、Mac版、Steam Deck正式対応も計画されています。
ただし、ロードマップの内容や実装時期は開発状況によって変更される可能性があります。
対応言語日本語対応は今後実装予定
早期アクセス開始時点で、Steamストアに記載されている対応言語は英語のみです。日本語インターフェースや日本語字幕にはまだ対応していません。
ただし、公式ロードマップでは、日本語、スペイン語、フランス語、ブラジルポルトガル語を優先して追加する方針が発表されています。第1段階ではUIと会話文を翻訳し、その後、追加言語を順次展開する予定です。日本語音声を含むローカライズ音声についても、将来的な追加が示されています。
日本のプレイヤーにとっては、日本語対応の実施時期が購入を判断するうえで重要になりそうです。
動作環境推奨スペックは意外に高め
ピクセルアート作品ではあるものの、推奨動作環境としてGeForce RTX 3060 TiまたはRadeon RX 6700 XTが指定されています。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64-bit | Windows 10 64-bit |
| CPU | Core i5-10400F/Ryzen 5 3600 | Core i7-12700/Ryzen 7 5800X |
| メモリ | 4GB | 16GB |
| GPU | GeForce GTX 1650/Radeon RX 570 | GeForce RTX 3060 Ti/Radeon RX 6700 XT |
| ストレージ | 800MB | 800MB |
最低環境と推奨環境の差が大きく、特に推奨CPUとGPUはピクセルアート作品としては高めです。大人数が接続する共有オーバーワールドや、大量の敵とエフェクトが表示されるダンジョンを考慮したスペックとみられますが、PC性能に余裕がない場合は設定調整が必要になる可能性があります。
まとめまとめ|ローグライト好きにもMMORPG好きにも注目の作品
『Soulbound: Online』は、短時間で繰り返し遊べるローグライトダンジョンと、長期的なキャラクター育成や生活要素を楽しむMMORPGを融合した意欲的な作品です。
ダンジョンだけを短時間遊ぶことも、農業やクラフト、取引、拠点作りに時間をかけることもできるため、プレイヤーによって異なる遊び方ができそうです。一方、現段階では英語のみの対応であり、オークションハウスやギルドといった主要機能も開発途中です。早期アクセス作品であることを理解したうえで購入する必要があります。
『Vampire Survivors』系のアクションや、自由なビルド構築、MMORPGの生活コンテンツに興味がある人にとっては、今後の成長を追いかけたくなるタイトルです。通常価格1,900円、7月28日までは15%オフの1,615円で購入できます。
日本語対応の実装時期や、オークションハウス・ギルドといった主要機能の追加は、記事執筆時点でまだ実現していません。判明次第、本記事も追記更新します。



