WD_BLACK・WD BlueのNVMe SSDは終了?「SANDISK Optimus」新旧対応表

WD_BLACK・WD BlueのNVMe SSDは終了?「SANDISK Optimus」新旧対応表

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SSDニュース / 2026年7月23日確認
WD_BLACK・WD BlueのNVMe SSDは終了?
「SANDISK Optimus」新旧対応表

サンディスクは、WD_BLACKおよびWD BlueのNVMe SSDを「SANDISK Optimus」へ順次移行しています。製品が一斉に消えるのではなく、旧ブランド品を在庫限りで販売しながら、新名称・新パッケージへ切り替える動きです。

WD_BLACKは在庫限り性能・保証は維持3シリーズへ再編

サンディスクは2026年1月6日、日本向けに内蔵SSDの新ブランド「SANDISK Optimus」を発表しました。今回の公式発表が対象にしているのはWD_BLACK/WD Blueの内蔵NVMe SSDで、外付けSSDやHDDを含むWDブランド全体の一斉変更を示すものではありません。2026年7月現在、公式サイトには旧製品と新製品の対応関係をまとめた移行ページと、Optimusブランドの製品ページが公開されています。

購入時に重要なのは、ブランド名が変わっても同じ位置付けの製品があることと、同じ「GX PRO」でもPCIe 4.0の850XとPCIe 5.0の8100が混在することです。本記事では新旧名称、保証、新規モデル、購入前の確認点を公式情報から整理します。

ブランド移行WD_BLACKとWD Blueを3シリーズへ再編

SANDISK Optimusは、一般向けからハイエンドまでを3段階に整理した内蔵SSDブランドです。従来の色名ではなく、用途と性能帯を示す名称へ置き換えます。

新シリーズ主な位置付け従来のシリーズ
SANDISK Optimus日常用途・制作・価格と性能のバランスWD Blue SN5xxx
SANDISK Optimus GXゲーミング・大容量・電力効率WD_BLACK SN7xxx
SANDISK Optimus GX PROハイエンドPC・制作・ゲーミングWD_BLACK SN8xxx

サンディスクは米国時間2026年1月5日にCES 2026で発表し、日本向けには1月6日付で案内しました。新しいブランディングを採用した製品は2026年上半期から一部地域・販売店へ展開すると説明しており、7月時点では日本語の製品ページも公開されています。

発表:Sandisk「サンディスク、SANDISK Optimus SSD製品ブランドを発表」(2026年1月6日)

新旧対応表SN850XやSN8100は数字を引き継いで名称変更

主なリブランド対象は、末尾の数字を残しつつ「WD_BLACK」「WD Blue」を新シリーズ名へ置き換えます。旧製品を検索するときは、SN850XやSN8100など数字部分も一緒に確認すると対応関係を判断しやすくなります。

従来の製品名新しい製品名区分
WD Blue SN5100SANDISK Optimus 5100標準
WD_BLACK SN7100SANDISK Optimus GX 7100ゲーミング
WD_BLACK SN8100SANDISK Optimus GX PRO 8100ハイエンド・PCIe 5.0
WD_BLACK SN850XSANDISK Optimus GX PRO 850Xハイエンド・PCIe 4.0
WD_BLACK SN850XとSANDISK Optimus GX PRO 850Xの新旧デザイン比較
WD_BLACK SN850Xは「SANDISK Optimus GX PRO 850X」へ移行。数字だけでなくPCIe世代とヒートシンクの有無も確認したい(画像:Sandisk)

新旧対応・移行FAQ:Sandisk「SANDISK Optimus NVMe SSD」

性能リブランド対象は後継世代ではなく性能を維持

サンディスクは移行ページで、パッケージとブランディングは更新する一方、リブランド対象製品の性能は従来どおり変わらないと説明しています。たとえばSN850XからOptimus GX PRO 850Xへの変更は、PCIe 5.0世代への刷新ではありません。

GX PROがすべてPCIe 5.0とは限らない

Optimus GX PRO 850XはPCIe 4.0、Optimus GX PRO 8100はPCIe 5.0です。シリーズ名だけで判断せず、850X/8100の製品番号とインターフェースを確認してください。

モデル接続・サイズ公称最大速度
Optimus GX PRO 850XPCIe 4.0 x4・M.2 2280読込7,300/書込6,600MB/s(2TB・4TB)
Optimus GX PRO 8100PCIe 5.0 x4・M.2 2280読込14,900/書込14,000MB/s(2TB・4TB)
Optimus GX 7100MPCIe 4.0 x4・M.2 2230読込7,250/書込6,900MB/s(1TB・2TB)

850Xの仕様:Sandisk公式製品ページ/8100の仕様:Sandisk公式製品ページ

速度は容量によって異なります。850Xの1TBは書き込み最大6,300MB/s、8TBは読み出し最大7,200MB/sです。8100も書き込み速度は1TBが最大11,000MB/s、8TBが最大13,200MB/sで、最大14,000MB/sとなるのは2TB・4TBです。購入する容量ごとの仕様表を確認してください。Gen4とGen5のゲーム体感差や発熱については、PCIe Gen5 NVMe SSDのゲーム実測ガイドで詳しく解説しています。

在庫・保証旧WD_BLACKは在庫限り、購入済み製品の保証は継続

ブランド移行期間中、WD_BLACKのSSDは在庫限りで販売されます。そのため、しばらくはWD_BLACK SN850XとOptimus GX PRO 850Xのように、新旧パッケージが店頭や通販サイトで併売される可能性があります。

公式FAQでは、ブランド変更前後に購入したWD_BLACK SSDについて、従来の保証内容を維持し、同じ条件でサンディスクが保証すると案内しています。ブランド名が古いことだけを理由に、正規品の製品保証が失われるわけではありません。

旧パッケージが安ければ購入候補になる

製品番号、容量、ヒートシンクの有無、販売元、国内正規保証が同じなら、値下げされた旧WD_BLACK版を選ぶ考え方は合理的です。ただし、並行輸入品や中古品は保証条件が異なる可能性があります。

新規モデルOptimus GX 7100Mは携帯ゲーム機向けM.2 2230

Optimusへの移行は、既存製品の改名だけではありません。新ブランドから登場した「SANDISK Optimus GX 7100M」は、M.2 2230サイズのPCIe 4.0 SSDです。容量は1TBと2TBで、シーケンシャル読み出し最大7,250MB/s、書き込み最大6,900MB/sを掲げます。

M.2 2230は一般的なデスクトップPC向けのM.2 2280より短く、対応するSteam Deck、MSI Claw、一部のSurfaceやDell製ノートPCなどを想定しています。「M.2 NVMe対応」だけでは互換性を判断できないため、機器側が2230サイズと容量をサポートするか確認してください。

SANDISK Optimus GX 7100M M.2 2230 NVMe SSD
Optimus GX 7100Mは携帯ゲーム機や対応ノートPC向けのM.2 2230モデル(画像:Sandisk)

製品仕様:Sandisk「SANDISK Optimus GX 7100M NVMe SSD」

背景Western Digitalから分離したSandiskがブランドを再構築

Western Digitalは2016年にSanDiskを買収しましたが、2025年2月21日にフラッシュ事業をSandiskとして分離しました。Sandiskは同月24日、独立企業としてNasdaqで「SNDK」の取引を開始しています。

Optimusの発表文は、WD_BLACKとWD BlueのNVMe SSDを刷新し、製品群をSandiskのブランド資産へそろえる方針を示しています。企業分離後もWD名のSSDをそのまま増やすのではなく、フラッシュ事業を担うSandiskの名称へ集約する流れと理解できます。

事業分離:Sandisk Investors「Sandisk Celebrates Nasdaq Listing After Completing Separation from Western Digital」(2025年2月24日)

購入前チェックブランド名より製品番号と仕様を確認

850X/8100/7100Mの番号GX PROの名称だけで決めず、PCIe世代と用途を示す製品番号まで確認します。
M.2 2280かM.2 2230かデスクトップPCやPS5、一部の携帯ゲーム機では必要な基板サイズが異なります。
容量とヒートシンク同名でも容量ごとに速度や耐久性が異なり、ヒートシンク搭載・非搭載モデルがあります。
販売元と国内保証旧パッケージを選ぶ場合も、新品の国内正規品か、保証を受けるための購入証明を残せるか確認します。
旧WD_BLACK版を選びやすい条件
  • 同じ製品番号・容量で旧版が安いリブランド品との仕様差がないことを確認できる。
  • 国内正規品として販売されている購入証明を保管し、従来保証を利用できる。
  • 実績のあるGen4 SSDが必要SN850Xの性能で用途を満たしている。
新Optimus版を選びやすい条件
  • 新しい型番とパッケージで管理したい将来の検索やサポート時の分かりやすさを優先する。
  • PCIe 5.0やM.2 2230が必要8100や7100Mなど用途に合う製品を選ぶ。
  • 販売元が明確な在庫を選びたい新ブランドの正規流通品を購入したい。

SSDの容量、Gen4/Gen5、DRAMの有無を含む基本的な選び方は、ゲーミングPC用SSDの選び方ガイドも参考にしてください。

WD_BLACK SN850X 2TB M.2 2280 NVMe SSD ヒートシンク非搭載モデル
旧ブランド・2TB・PCIe 4.0

WD_BLACK SN850X 2TB

Optimus GX PRO 850Xへ名称移行する従来モデル。旧パッケージの価格を比較する場合は、型番WDS200T2X0E、ヒートシンク非搭載、販売元と国内保証を確認してください。

価格・在庫は購入画面で確認
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WD_BLACK SN8100 2TB M.2 2280 PCIe 5.0 NVMe SSD ヒートシンク非搭載モデル
旧ブランド・2TB・PCIe 5.0

WD_BLACK SN8100 2TB

Optimus GX PRO 8100へ名称移行するGen5モデル。2TBは読込最大14,900MB/s、書込最大14,000MB/sです。型番WDS200T1X0M、ヒートシンク非搭載、Gen5対応スロットと冷却環境を確認してください。

価格・在庫は購入画面で確認
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※Amazonの価格、在庫、販売元、ポイントは変動します。マーケットプレイスを利用する場合を含め、購入画面で国内正規品と保証条件をご確認ください。

まとめWD_BLACKの名前は消えてもSSDと保証は引き継がれる

結論

WD_BLACKとWD BlueのNVMe SSDは、一斉に製品終了するのではなく、SANDISK Optimusの3シリーズへ順次移行します。リブランド対象はパッケージと名称が変わっても性能を維持し、購入済みWD_BLACK SSDの保証も同じ条件で継続します。

移行期は新旧名称が混在するため、ブランド名だけで選ばず、850X/8100/7100Mなどの番号、PCIe世代、M.2サイズ、容量、ヒートシンク、国内保証を確認することが重要です。同条件の旧WD_BLACK版が安ければ購入候補になりますが、販売元と保証条件は必ず確認しましょう。

FAQよくある質問

WD_BLACKのSSDは販売終了しますか?
WD_BLACKブランド品は移行期間中、在庫限りで販売されます。対応する製品はSANDISK Optimus GXまたはGX PROの名称へ順次移行します。
WD_BLACK SN850Xの後継名称は何ですか?
SANDISK Optimus GX PRO 850Xです。リブランド対象であり、PCIe 4.0 x4の製品である点は変わりません。
旧WD_BLACK版を今買っても保証されますか?
公式はブランド変更の前後に関係なく、従来の保証内容を同条件で維持すると案内しています。ただし、国内正規品か、販売元と購入証明を確認してください。
Optimus GX PROはすべてPCIe 5.0ですか?
いいえ。GX PRO 850XはPCIe 4.0、GX PRO 8100はPCIe 5.0です。製品番号まで確認してください。
WD Blue SSDの後継はどのシリーズですか?
WD Blue SN5xxxシリーズは無印のSANDISK Optimusへ移行します。WD Blue SN5100はSANDISK Optimus 5100に対応します。
Optimus GX 7100MはデスクトップPC用ですか?
主に携帯ゲーム機や対応ノートPC向けのM.2 2230製品です。一般的なM.2 2280とは長さが異なるため、機器の対応サイズを確認してください。
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