WD_BLACK・WD BlueのNVMe SSDは終了?「SANDISK Optimus」新旧対応表
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「SANDISK Optimus」新旧対応表
サンディスクは、WD_BLACKおよびWD BlueのNVMe SSDを「SANDISK Optimus」へ順次移行しています。製品が一斉に消えるのではなく、旧ブランド品を在庫限りで販売しながら、新名称・新パッケージへ切り替える動きです。
サンディスクは2026年1月6日、日本向けに内蔵SSDの新ブランド「SANDISK Optimus」を発表しました。今回の公式発表が対象にしているのはWD_BLACK/WD Blueの内蔵NVMe SSDで、外付けSSDやHDDを含むWDブランド全体の一斉変更を示すものではありません。2026年7月現在、公式サイトには旧製品と新製品の対応関係をまとめた移行ページと、Optimusブランドの製品ページが公開されています。
購入時に重要なのは、ブランド名が変わっても同じ位置付けの製品があることと、同じ「GX PRO」でもPCIe 4.0の850XとPCIe 5.0の8100が混在することです。本記事では新旧名称、保証、新規モデル、購入前の確認点を公式情報から整理します。
ブランド移行WD_BLACKとWD Blueを3シリーズへ再編
SANDISK Optimusは、一般向けからハイエンドまでを3段階に整理した内蔵SSDブランドです。従来の色名ではなく、用途と性能帯を示す名称へ置き換えます。
| 新シリーズ | 主な位置付け | 従来のシリーズ |
|---|---|---|
| SANDISK Optimus | 日常用途・制作・価格と性能のバランス | WD Blue SN5xxx |
| SANDISK Optimus GX | ゲーミング・大容量・電力効率 | WD_BLACK SN7xxx |
| SANDISK Optimus GX PRO | ハイエンドPC・制作・ゲーミング | WD_BLACK SN8xxx |
サンディスクは米国時間2026年1月5日にCES 2026で発表し、日本向けには1月6日付で案内しました。新しいブランディングを採用した製品は2026年上半期から一部地域・販売店へ展開すると説明しており、7月時点では日本語の製品ページも公開されています。
発表:Sandisk「サンディスク、SANDISK Optimus SSD製品ブランドを発表」(2026年1月6日)
新旧対応表SN850XやSN8100は数字を引き継いで名称変更
主なリブランド対象は、末尾の数字を残しつつ「WD_BLACK」「WD Blue」を新シリーズ名へ置き換えます。旧製品を検索するときは、SN850XやSN8100など数字部分も一緒に確認すると対応関係を判断しやすくなります。
| 従来の製品名 | 新しい製品名 | 区分 |
|---|---|---|
| WD Blue SN5100 | SANDISK Optimus 5100 | 標準 |
| WD_BLACK SN7100 | SANDISK Optimus GX 7100 | ゲーミング |
| WD_BLACK SN8100 | SANDISK Optimus GX PRO 8100 | ハイエンド・PCIe 5.0 |
| WD_BLACK SN850X | SANDISK Optimus GX PRO 850X | ハイエンド・PCIe 4.0 |

新旧対応・移行FAQ:Sandisk「SANDISK Optimus NVMe SSD」
性能リブランド対象は後継世代ではなく性能を維持
サンディスクは移行ページで、パッケージとブランディングは更新する一方、リブランド対象製品の性能は従来どおり変わらないと説明しています。たとえばSN850XからOptimus GX PRO 850Xへの変更は、PCIe 5.0世代への刷新ではありません。
Optimus GX PRO 850XはPCIe 4.0、Optimus GX PRO 8100はPCIe 5.0です。シリーズ名だけで判断せず、850X/8100の製品番号とインターフェースを確認してください。
| モデル | 接続・サイズ | 公称最大速度 |
|---|---|---|
| Optimus GX PRO 850X | PCIe 4.0 x4・M.2 2280 | 読込7,300/書込6,600MB/s(2TB・4TB) |
| Optimus GX PRO 8100 | PCIe 5.0 x4・M.2 2280 | 読込14,900/書込14,000MB/s(2TB・4TB) |
| Optimus GX 7100M | PCIe 4.0 x4・M.2 2230 | 読込7,250/書込6,900MB/s(1TB・2TB) |
850Xの仕様:Sandisk公式製品ページ/8100の仕様:Sandisk公式製品ページ
速度は容量によって異なります。850Xの1TBは書き込み最大6,300MB/s、8TBは読み出し最大7,200MB/sです。8100も書き込み速度は1TBが最大11,000MB/s、8TBが最大13,200MB/sで、最大14,000MB/sとなるのは2TB・4TBです。購入する容量ごとの仕様表を確認してください。Gen4とGen5のゲーム体感差や発熱については、PCIe Gen5 NVMe SSDのゲーム実測ガイドで詳しく解説しています。
在庫・保証旧WD_BLACKは在庫限り、購入済み製品の保証は継続
ブランド移行期間中、WD_BLACKのSSDは在庫限りで販売されます。そのため、しばらくはWD_BLACK SN850XとOptimus GX PRO 850Xのように、新旧パッケージが店頭や通販サイトで併売される可能性があります。
公式FAQでは、ブランド変更前後に購入したWD_BLACK SSDについて、従来の保証内容を維持し、同じ条件でサンディスクが保証すると案内しています。ブランド名が古いことだけを理由に、正規品の製品保証が失われるわけではありません。
製品番号、容量、ヒートシンクの有無、販売元、国内正規保証が同じなら、値下げされた旧WD_BLACK版を選ぶ考え方は合理的です。ただし、並行輸入品や中古品は保証条件が異なる可能性があります。
新規モデルOptimus GX 7100Mは携帯ゲーム機向けM.2 2230
Optimusへの移行は、既存製品の改名だけではありません。新ブランドから登場した「SANDISK Optimus GX 7100M」は、M.2 2230サイズのPCIe 4.0 SSDです。容量は1TBと2TBで、シーケンシャル読み出し最大7,250MB/s、書き込み最大6,900MB/sを掲げます。
M.2 2230は一般的なデスクトップPC向けのM.2 2280より短く、対応するSteam Deck、MSI Claw、一部のSurfaceやDell製ノートPCなどを想定しています。「M.2 NVMe対応」だけでは互換性を判断できないため、機器側が2230サイズと容量をサポートするか確認してください。

製品仕様:Sandisk「SANDISK Optimus GX 7100M NVMe SSD」
背景Western Digitalから分離したSandiskがブランドを再構築
Western Digitalは2016年にSanDiskを買収しましたが、2025年2月21日にフラッシュ事業をSandiskとして分離しました。Sandiskは同月24日、独立企業としてNasdaqで「SNDK」の取引を開始しています。
Optimusの発表文は、WD_BLACKとWD BlueのNVMe SSDを刷新し、製品群をSandiskのブランド資産へそろえる方針を示しています。企業分離後もWD名のSSDをそのまま増やすのではなく、フラッシュ事業を担うSandiskの名称へ集約する流れと理解できます。
事業分離:Sandisk Investors「Sandisk Celebrates Nasdaq Listing After Completing Separation from Western Digital」(2025年2月24日)
購入前チェックブランド名より製品番号と仕様を確認
- 同じ製品番号・容量で旧版が安いリブランド品との仕様差がないことを確認できる。
- 国内正規品として販売されている購入証明を保管し、従来保証を利用できる。
- 実績のあるGen4 SSDが必要SN850Xの性能で用途を満たしている。
- 新しい型番とパッケージで管理したい将来の検索やサポート時の分かりやすさを優先する。
- PCIe 5.0やM.2 2230が必要8100や7100Mなど用途に合う製品を選ぶ。
- 販売元が明確な在庫を選びたい新ブランドの正規流通品を購入したい。
SSDの容量、Gen4/Gen5、DRAMの有無を含む基本的な選び方は、ゲーミングPC用SSDの選び方ガイドも参考にしてください。
※Amazonの価格、在庫、販売元、ポイントは変動します。マーケットプレイスを利用する場合を含め、購入画面で国内正規品と保証条件をご確認ください。
まとめWD_BLACKの名前は消えてもSSDと保証は引き継がれる
WD_BLACKとWD BlueのNVMe SSDは、一斉に製品終了するのではなく、SANDISK Optimusの3シリーズへ順次移行します。リブランド対象はパッケージと名称が変わっても性能を維持し、購入済みWD_BLACK SSDの保証も同じ条件で継続します。
移行期は新旧名称が混在するため、ブランド名だけで選ばず、850X/8100/7100Mなどの番号、PCIe世代、M.2サイズ、容量、ヒートシンク、国内保証を確認することが重要です。同条件の旧WD_BLACK版が安ければ購入候補になりますが、販売元と保証条件は必ず確認しましょう。





