Lexar「THOR RGB 2nd Gen DDR5」発売|32GBが7万9800円、128GBは35万8000円 DDR5高騰を映す新製品
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32GBが7万9800円、128GBは35万8000円 DDR5高騰を映す新製品
出典:PR TIMES(株式会社旭東トレーディング発表)、Lexar公式サイト(日本版製品ページ)、TechPowerUpにもとづきます。価格は2026年8月時点のものであり、今後変動する可能性があります。
DDR5メモリーの実勢価格が上がり続けるなか、32GBキットに8万円近い値札がつくことも珍しくなくなりました。旭東エレクトロニクスが2026年8月6日に国内発売したLexar「THOR RGB 2nd Gen DDR5」も、その値付けを象徴する新製品です。
本シリーズはDDR5-6000対応で、32GB・64GB・128GBの3モデルを展開します。全モデルがIntel XMP 3.0とAMD EXPOの両方に対応し、8灯のRGB LEDと13種類のライティングモードを搭載。パソコンショップ アークの実勢価格は、32GBが79,800円、64GBが128,000円、128GBが358,000円です。
この記事では、3モデルの型番別スペックに加え、同じDDR5-6000・32GBクラスのG.SkillやCorsair製RGBキットとの価格比較、Amazon.co.jpとパソコンショップ アークの価格差、そして128GBキットを組む前に確認すべき互換性のポイントまで、一次情報にもとづいて整理します。
目次
発売旭東エレクトロニクスがLexar「THOR RGB 2nd Gen DDR5」を国内投入
Lexar製品の日本国内総代理店である株式会社旭東エレクトロニクスは、2026年8月6日、デスクトップPC向けDDR5メモリー「Lexar THOR RGB 2nd Gen DDR5 デスクトップメモリー」シリーズを全国のパソコン専門店で発売しました。Amazon.co.jpでも取り扱われています。
本シリーズはDDR5-6000に対応し、32GB・64GB・128GBの3モデルを展開します。全モデルがIntel XMP 3.0とAMD EXPOの両方に対応しており、Intel・AMDどちらのプラットフォームでも選びやすい構成です。メモリーモジュールには8灯のRGB LEDを搭載し、13種類のライティングモードに対応。各マザーボードメーカーのライティング制御ソフトとも連携できます。
Lexarは2026年8月上旬、中国市場向けにDDR5-7200対応の「THOR RGB」第2世代キットを掲載したと海外メディアが報じています。今回、旭東エレクトロニクスが国内発売したのはDDR5-6000対応の「THOR RGB 2nd Gen DDR5」で、型番・動作速度・販売地域とも異なる別モデルです。混同しないよう注意してください。
型番32GB・64GB・128GB、モデルごとのスペックを確認する
3モデルはいずれもDDR5-6000のデュアルチャンネルキットで、Intel XMP 3.0とAMD EXPOの両方に対応します。外形寸法は135.4×45×7.4mm、重量66g、ヒートスプレッダはサンドブラスト仕上げのアルミニウム製です。カラーはブラック1色で、保証は制限付きの無期限保証となっています(保証条件は地域により異なる場合があります)。容量によってCL値と実勢価格が変わるため、モデルごとに整理しました。
- 型番LD5U16G60C38BV-RGD
- 動作クロックDDR5-6000 CL38-48-48-96
- 電圧1.35V
- 想定用途PCゲーム、一般的な自作PC、写真編集、Webブラウザ・ビジネスソフトの同時使用
- 実勢価格79,800円
- 型番LD5U32G60C40BV-RGD
- 動作クロックDDR5-6000 CL40-48-48-96
- 電圧1.35V
- 想定用途ゲーム配信、録画、RAW現像、4K動画編集、DTM、ソフトウェア開発
- 実勢価格128,000円
- 型番LD5U64G60C40BV-RGD
- 動作クロックDDR5-6000 CL40-48-48-96
- 電圧1.35V
- 想定用途高解像度動画編集、3DCG、CAD、複数の仮想マシン、大規模ソフトウェア開発、ローカルAI関連作業
- 実勢価格358,000円
※実勢価格はパソコンショップ アークの店頭価格(税込・2026年8月10日時点)です。価格は変動するため、購入前に最新価格を確認してください。
実勢G.SkillやCorsairのDDR5-6000キットと価格を比べる
32GBで79,800円という価格は、DDR5-6000のRGB対応32GBキットとして突出しているわけではありません。パソコンショップ アークや価格.comで確認できる同クラスの製品と並べると、Lexarはおおむね中間の価格帯に位置します。
- CL・電圧CL38-48-48-96 / 1.35V
- 対応プロファイルXMP 3.0 + EXPO
- 実勢価格79,800円
- 販路パソコンショップ アーク
- CL・電圧CL36-36-36-96 / 1.35V
- 対応プロファイルEXPO専用
- 実勢価格55,255円
- 販路パソコンショップ アーク
- CL・電圧CL30-40-40-86 / 1.35V
- 対応プロファイルXMP 3.0専用
- 実勢価格96,993円
- 販路パソコンショップ アーク(次回入荷確認中)
- CL・電圧CL36-44-44 / 1.4V
- 対応プロファイルXMP 3.0
- 実勢価格75,000円
- 販路価格.com最安
- CL・電圧CL30-38-38-96 / 1.35V
- 対応プロファイルEXPO専用
- 実勢価格111,572円
- 販路価格.com最安
最も安いG.Skill Ripjaws M5 Neo RGB(CL36-36-36、EXPO専用)は55,255円、対してよりタイトな設定のG.Skill Trident Z5 RGB(CL30-40-40、XMP 3.0専用)は96,993円です。CL値の小ささが価格に直結するわけではなく、対応プロファイルやシリーズのグレードによっても差が出ます。Lexarの79,800円はこの価格帯のほぼ中間で、Intel XMP 3.0とAMD EXPOを同時にサポートする点は、どちらか一方専用の競合と比べた際の実用面での強みです。
国内メディアの報道によると、Amazon.co.jpでの32GBキットの価格は148,892円からです(2026年8月14日時点)。一方、パソコンショップ アークの店頭実勢は79,800円で、その差は約1.9倍にのぼります。同じ正規品でも販路によって価格差が大きいため、購入前に複数の販売チャネルを比較することをおすすめします。
選び方32GB・64GB・128GBはどの用途に向くか
旭東エレクトロニクスは、容量ごとに想定する用途を案内しています。
互換性128GBキットを組む前に確認したいこと
128GBキットは64GB×2枚という構成のため、32GB・64GBキットと比べて動作環境の制約が大きくなります。旭東エレクトロニクスも、購入前に次の項目を確認するよう案内しています。
- マザーボードがDDR5 UDIMMに対応しているか
- CPUおよびマザーボードがDDR5-6000に対応しているか
- マザーボードの最大搭載容量
- 1スロットあたりの対応容量
- Intel XMP 3.0またはAMD EXPOへの対応状況
- CPUクーラーとメモリーモジュールが物理的に干渉しないか
- BIOS/UEFIが適切なバージョンになっているか
特に128GBキットは、CPUやマザーボードによって対応する最大搭載容量やメモリー構成が異なります。公式のFAQでも、32GB・64GB・128GBのどれを選ぶかは使用するソフトウェアやデータサイズによって変わるとしたうえで、異なる仕様・容量・メーカーのメモリーを混在させた場合は動作速度の低下やシステムの不安定化が起きる可能性があるとしています。安定動作のためには、同一キットに含まれる2枚のモジュールで組むのが基本です。
背景DDR5が高騰するなかでの価格感
DDR5メモリーの価格が上がっている背景には、生成AIやデータセンター投資の拡大によるDRAM供給の逼迫があります。旭東エレクトロニクスも、市場調査会社TrendForceが2026年7月に発表した「2026年第3四半期の一般DRAM契約価格は前四半期比13〜18%上昇する」という予測や、同社が8月4日に示した「DRAMの供給逼迫は2027年を通じて継続する」との見通しを、今回の発売背景として挙げています。
当サイトで継続的に確認しているパソコンショップ アークの実勢価格では、2026年8月時点で32GBが58,000円〜61,000円、64GBが80,000円〜112,000円、128GBが300,000円〜370,000円の範囲で推移しています。今回のLexar製品は、32GBの79,800円と64GBの128,000円がこの範囲の上限をやや超え、128GBの358,000円は範囲内に収まっています。RGB LEDやXMP 3.0・EXPO両対応といった付加価値を備えたモデルである分、装飾のないシンプルなキットよりも高めの価格設定になっていると考えられます。DDR5価格全体の高騰要因や今後の見通しは、当サイトの価格推移まとめ記事で継続的に更新しています。
旭東エレクトロニクスが国内発売したLexar「THOR RGB 2nd Gen DDR5」は、DDR5-6000・32GB/64GB/128GBの3モデル展開で、全モデルがIntel XMP 3.0とAMD EXPOの両方に対応する点が特徴です。パソコンショップ アークの実勢価格は32GBが79,800円、64GBが128,000円、128GBが358,000円で、同クラスのG.SkillやCorsair製RGBキットと比べても突出して高いわけではありません。
一方で、Amazon.co.jpの価格は32GBキットで148,892円からと、アークの実勢の約1.9倍です。同じ正規品でも販路によって価格差が大きいため、購入前に複数の販売チャネルを比較することをおすすめします。128GBキットを検討する場合は、マザーボードの最大搭載容量やBIOS/UEFIのバージョンなど、互換性の確認を先に済ませておくと安心です。




