GEEKOM公式ドライバーのマルウェア検出報告を再確認|A7・A8など対象、実行した場合の確認手順
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2024年の報告が対象。実行済みなら保護の履歴とスキャン結果を確認
確認資料:GEEKOMサポートの対象ドライバーアーカイブ、ComputerBaseフォーラムの2024年12月報告、Microsoft Defenderのスキャン手順。情報は2026年8月16日時点です。
2026年8月16日に対象アーカイブのURL応答を確認しましたが、ZIPを再ダウンロードして内部ファイル・ハッシュ・検出状況を検証したわけではありません。ComputerBaseの元スレッドには2026年の追記もありますが、これはユーザー報告です。現在の配布物が同じファイルか、脅威として確定したかは別途確認が必要です。
GEEKOMのAMD搭載Mini PC向け共通ドライバーアーカイブについて、2024年12月にLAN関連の実行ファイルをWindows Defenderが検出したという報告が投稿されました。この記事は、その報告と現在も応答する公式アーカイブURLを2026年8月に再確認したものです。
ただし、フォーラム上の検出報告だけで、悪性の挙動やGEEKOM側での改ざん経緯まで確定するわけではありません。所有しているだけで感染と決めつけず、対象インストーラーを実行したかどうかで対応を分けます。
目次
要点今分かっていること・分かっていないこと
公式サイトから取得したアーカイブでも、Windows Securityが問題のファイルを隔離した場合は「許可」を選びません。隔離状態を保ち、GEEKOMからファイルの差し替えや正式説明が出るのを待ちます。
| 確認項目 | 現時点で確認できること | まだ確定していないこと |
|---|---|---|
| 対象ファイル | 2024年の報告では、Install_PCIE_Win11_11.10.0720.2022_11222022.exeが共有アーカイブのLANフォルダー内にあるとされています。 | 現在配布中のアーカイブ内に同じファイルがあるか、同一ハッシュかという独立した再検証。 |
| 対象範囲 | 現在の公式URLは、A7、A8、AE7、AE8、AX7 Pro、AX8 Proを名前に含むZIPへ応答します。 | すべての個体・すべてのダウンロード時期・プリインストールWindowsへの影響。 |
| 検出 | 2024年の投稿者はWindows DefenderによるTrojan:Win32/Asruex.Aの検出を報告し、別の参加者は同一ハッシュのVirusTotalページを提示しました。 | 現在の検出状況、実際の実行時挙動、永続化、通信先、被害範囲。 |
対象ファイル2024年の報告で問題視されたLANインストーラー
報告で参照されているのは、GEEKOMの共通アーカイブA7-A8-AE7-AE8-AX7Pro-AX8Pro_NUCRB02_drive.zipです。当サイトが2026年8月16日にURLの応答ヘッダーを確認したところ、このZIPは現在も配布されており、更新日時は2024年9月9日でした。
2024年の報告では、展開後の3_LANフォルダーに次のインストーラーが含まれるとされています。
Install_PCIE_Win11_11.10.0720.2022_11222022.exe
ComputerBaseフォーラムで報告された当該ファイルのSHA-256は1e806ce2fe77671b20c433f6f2088604d7e6addb6dbbb707e7f8bd86c7f573fbです。同投稿では、このハッシュに対応するVirusTotalページと、Realtek LANドライバー内での検出が提示されています。
当サイトはこのEXEを実行しておらず、現在配布中のアーカイブからハッシュを再計算して同一性を独自確認したものでもありません。ファイルの悪性を確定するには、複数の独立した動的解析や、配布元による調査結果が必要です。
検出の見方確認できるのはDefenderの報告とVirusTotalへの提出まで
2024年の投稿者は、公式サイトからダウンロードしたドライバーを展開した際に、Windows DefenderがTrojan:Win32/Asruex.Aを検出したと報告しています。別の参加者は、SHA-2561e806ce2fe77671b20c433f6f2088604d7e6addb6dbbb707e7f8bd86c7f573fbのVirusTotalページを提示しました。
一方、当サイトは現在のVirusTotal検出数や個別エンジンの検出名を独自に再確認していません。検出シグネチャやフォーラム上の解析だけで、感染経路・通信・永続化・被害を断定してはいけません。今回のファイルが何をするのか、誤検知ではないのかは、GEEKOMの説明や独立した解析で確認する必要があります。
Windows Securityの「許可」は、誤検知だと確信できるときの操作です。Microsoftも、不明なファイルは隔離するよう案内しています。今回のように説明が出ていないファイルを、ドライバー導入のために例外登録するのは避けます。
公式見解対象ハッシュ・検出名に対するGEEKOMの告知は確認できていない
当サイトが2026年8月16日にGEEKOMのサポートサイトとヘルプセンターを確認した範囲では、対象アーカイブ名、上記SHA-256、検出名に直接言及した告知ページは見つけられませんでした。これは「公式が問題を認めていない」ことの証明ではなく、公開説明を確認できていないという意味です。
GEEKOMはドライバーを個別に導入する方法も案内しています。対象モデルで不足したデバイスがある場合は、一括インストーラーを許可するのではなく、機種名とハードウェアIDが一致する個別ドライバーをサポートへ問い合わせてください。正式な回答や差し替えが出た場合は、この記事にも追記します。
対象範囲GEEKOM製Mini PC全体や初期状態のWindowsを一律に問題視しない
今回の報告対象は、共有ドライバーアーカイブに含まれる特定の実行ファイルです。A7、A8、AE7、AE8、AX7 Pro、AX8 Proを所有しているだけで、PCが感染しているとは判断できません。
また、Webサイトからダウンロードするドライバーパッケージの話と、出荷時Windowsイメージにマルウェアが含まれる話は別です。今回の報告だけから「GEEKOMのプリインストールWindowsすべてが汚染されている」と結論付けることもできません。
一方、SSD交換やWindows再インストール後に対象アーカイブを取得し、上記のEXEを実行した覚えがある場合は、次の手順で確認してください。
確認手順ダウンロードだけ・実行済み・検出済みで対応を分ける
Microsoft Defender Antivirusのオフラインスキャンは、再起動後にWindowsを通常起動しない環境で検査する機能です。実行後はWindows Securityの「保護の履歴」を開き、検出・隔離・許可の状態を確認します。ただし、保護の履歴は原則2週間で表示から消えるため、2024年当時の実行有無を履歴だけで確認することはできません。BitLockerを有効にしているPCでは、再起動時に回復キーを求められる場合がある点にも注意してください。リアルタイム保護などDefenderの基本設定も見直したい場合は、ゲーミングPCのウイルス対策ガイドを参照してください。
再導入時ドライバーはWindows Updateを先に確認し、個別の不足分だけ探す
Windowsを再インストールした場合は、まずWindows Updateと「オプションの更新プログラム」で利用可能なドライバーを確認します。AMDのチップセット・グラフィックスドライバーは、対応製品が明確ならAMD公式から取得する選択肢もあります。
ただし、機種固有のWi-Fi、Bluetooth、オーディオなどはWindows Updateだけで導入できない場合があります。黄色い警告が残るデバイスだけをデバイスマネージャーで確認し、ハードウェアIDと機種名に一致する配布元から個別に探してください。型番が異なるドライバーや、今回警告されている一括インストーラーを安易に実行しないことが重要です。
Windows再インストール後にLANやWi-Fiが使えず、必要なドライバーを切り分けたい場合は、ネットワーク・オーディオドライバーの復旧手順も参考にしてください。
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FAQGEEKOMドライバーの検出報告でよくある質問
まとめ現時点では実行を避け、対象ファイルと保護の履歴を確認する
GEEKOMの一部Mini PC向け共有ドライバーアーカイブ内にあるLANインストーラーについて、2024年にWindows Defenderの検出報告が投稿されました。対象ファイルを実行していないなら、PC全体が感染していると判断する必要はありません。
一方で、警告されたEXEを復元・許可する理由もありません。実行済みなら、保護の履歴が残っていれば内容を確認し、フルスキャン、必要に応じてMicrosoft Defenderのオフラインスキャンで確認します。今後はGEEKOMが対象ファイルの安全性、差し替え、検出理由について正式な説明を出すかが重要です。

