同じ27万9,800円でRTX 5070とRX 9070 XTはどっち?駿河屋「SURUGA VT 7000S」を徹底比較【2026年7月】
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駿河屋「SURUGA VT 7000S」を徹底比較
ゲーミングPCを選ぶとき、GeForce RTX 5070とRadeon RX 9070 XT、どちらのモデルを選べばよいか迷った経験はないでしょうか。両者は性能帯が近く、価格も近いことが多いため単純比較が難しいGPUです。
駿河屋のオリジナルBTOゲーミングPC「SURUGA VT 7000S」では、この2つのGPUを搭載したモデルが、どちらも発売記念価格の27万9,800円で販売されています。CPU・メモリ・ストレージ・マザーボードといった基本構成は共通のため、購入時に実質的に選ぶのはGPUだけという珍しい状況です。
本記事では、複数の海外ベンチマークサイトが公開している実測データをもとに、ラスタライズ性能、レイトレーシング性能、VRAM容量、DLSSとFSRの対応状況、消費電力までを横断的に比較し、どちらのモデルを選ぶべきかを具体的な数値とともに整理します。
目次
基本仕様SURUGA VT 7000Sの価格と基本スペック
SURUGA VT 7000Sは、GPU以外の構成をほぼ共通にしたまま、GPUだけをGeForce RTX 5070かRadeon RX 9070 XTかで選べるBTOゲーミングPCです。まずは両モデルに共通する基本スペックと価格を確認します。
| 項目 | RTX 5070モデル | RX 9070 XTモデル |
|---|---|---|
| GPU | GeForce RTX 5070 12GB | Radeon RX 9070 XT 16GB |
| CPU | Ryzen 7 7700(8コア16スレッド・3.8〜5.3GHz) | 同左 |
| メモリ | 32GB(16GB×2・DDR5-5600・デュアルチャネル) | 同左 |
| ストレージ | 1TB(SSD・NVMe Gen4) | 同左 |
| マザーボード | ASRock B650M Pro X3D WiFi | 同左 |
| 電源 | 750W・80PLUS BRONZE〜 | 同左 |
| OS | Windows 11 Home(64ビット・日本語版) | 同左 |
| 通信機能 | 2.5ギガビットLAN・Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.2 | 同左 |
| サウンド | 7.1ch High Definition Audio(オンボード) | 同左 |
| ケースファン | 計7基・全てARGB(リア1・トップ1・サイド2・ボトム3) | 同左 |
| 光学ドライブ | 非搭載 | 同左 |
| 保証 | 1年間センドバック無償修理保証 | 同左 |
| 発売記念価格 | 27万9,800円 | 27万9,800円 |
| 通常価格 | 29万9,800円 | 同左 |
SURUGA VT 7000SのRTX 5070モデルとRX 9070 XTモデルは、同じシリーズ名でも商品ID自体が異なる個別ページで販売されています。共通スペック表は両ページを直接確認したうえで作成していますが、注文前には念のため双方のページで最新の価格・在庫・発送目安を確認してください。

SURUGA VT 7000S(RX 9070 XTモデル)
Ryzen 7 7700・32GBメモリ・1TB SSD・ARGBファン7基を備え、WQHD・4Kの描画性能とVRAM 16GBの余裕を両立するモデルです。

SURUGA VT 7000S(RTX 5070モデル)
DLSSやCUDA、NVENCなどNVIDIA固有の機能を重視する人向けのモデルです。基本構成はRX 9070 XTモデルと共通です。
結論同じ価格ならRX 9070 XTモデルが有利
両モデルの価格が同じである以上、基本的には性能の高いGPUを搭載したほうを選ぶのが合理的です。結論から言うと、ゲーム性能を最優先するならRX 9070 XTモデルがおすすめです。
RX 9070 XTはRTX 5070よりも、一般的なゲームの描画性能が一段高く、ビデオメモリも12GBではなく16GB搭載しています。同じ価格で選べるのであれば、フレームレートと将来性の両面でRX 9070 XTが有利です。
一方で、DLSSを積極的に使いたい人、特定のレイトレーシング対応ゲームを重視する人、CUDAやNVIDIA Studio対応ソフトを使う人には、RTX 5070モデルが向いています。それぞれの根拠を、以下で具体的なベンチマーク数値とともに見ていきます。
性能差WQHD・4KゲームではRX 9070 XTがおすすめ
海外の検証サイトが57タイトルをテストした結果では、RX 9070 XTはRTX 5070より平均でWQHD約17%、4K約21%高速という結果が出ています。別の検証サイトのテストでも、RX 9070 XTはRTX 5070に対しWQHDで約21%、4Kで約29%高いラスタライズ性能を記録しており、複数の検証サイトで傾向は一致しています。
個別ゲームのデータを見ると、タイトルによって差はさまざまですが、多くの人気タイトルでRX 9070 XTが優勢です。
| ゲーム | WQHDでの差 | 4Kでの差 |
|---|---|---|
| Call of Duty: Black Ops 6 | RX 9070 XTが約68%高速 | RX 9070 XTが約70%高速 |
| Starfield | RX 9070 XTが約31%高速 | RX 9070 XTが約36%高速 |
| Horizon Forbidden West | RX 9070 XTが約34%高速 | RX 9070 XTが約40%高速 |
| Cyberpunk 2077(通常描画) | RX 9070 XTが約25%高速 | RX 9070 XTが約27%高速 |
| Monster Hunter Wilds | RX 9070 XTが約25%高速 | RX 9070 XTが約20%高速 |
表は代表的なタイトルの抜粋で、すべてのゲームでRX 9070 XTが勝つわけではありません。例えば『Hunt: Showdown 1896』はRTX 5070が優位という結果も出ています。それでも多数のゲーム平均で見ればRX 9070 XTが優勢という傾向は変わりません。
VRAMVRAMはRX 9070 XTが16GB、RTX 5070は12GB
RTX 5070は12GBのGDDR7、RX 9070 XTは16GBのGDDR6を搭載しています。GPUコアの性能だけでなく、ビデオメモリの容量差も無視できないポイントです。
海外の検証サイトによる『Cyberpunk 2077』4Kレイトレーシングテストでは、RTX 5070がビデオメモリ不足の影響で最低フレームレートが大きく低下する場面が確認されています。同検証では「the 5070 has massive stuttering problems due to insufficient VRAM」と明記されており、0.1% lows(瞬間的な処理落ち)の文脈でこの問題が指摘されています。
WQHDまでであれば12GBでも大きな問題になりにくいものの、4Kでテクスチャを高解像度化するModや、今後登場するVRAM消費の大きい大型タイトルを想定すると、16GBのRX 9070 XTのほうが安心して長く使えます。
レイトレレイトレーシングなら必ずRTX 5070が速いとは限らない
「レイトレーシングを使うならNVIDIAのほうが有利」というイメージを持つ人は多いはずですが、実際にはゲームごとに結果が分かれます。海外の検証サイトの実測値では、次のような結果が出ています。
| ゲーム(解像度) | 有利なGPU | 差 |
|---|---|---|
| 黒神話:悟空(WQHD・レイトレ) | RTX 5070 | 約37%高速 |
| 黒神話:悟空(4K・レイトレ) | RTX 5070 | 約38%高速 |
| ドラゴンズドグマ2(4K・レイトレ) | RX 9070 XT | 約26%高速 |
| バイオハザード RE:4(4K・レイトレ) | RX 9070 XT | 約27%高速 |
| ダイイングライト2 ステイヒューマン(4K・レイトレ) | RX 9070 XT | 約6%高速 |
『黒神話:悟空』のような、パストレーシングに近い非常に重い処理を使うゲームでは、RTX 5070が明確に有利です。一方、それ以外の通常描画から軽めのレイトレーシングまで含めた総合性能では、RX 9070 XTが有利という結果になっています。つまり「レイトレーシング対応ゲームだから自動的にRTX 5070が有利」とは言い切れず、どのタイトルを重点的に遊ぶかで判断が変わります。
DLSSDLSSと対応ゲームの多さはRTX 5070が強い
RTX 5070は、アップスケーリング技術のDLSS 4、マルチフレーム生成、NVIDIA Reflex 2、NVIDIA Broadcast、NVIDIA Studio Driversに対応しています。エンコーダーには第9世代NVENCを搭載し、AV1エンコードにも対応します。
RX 9070 XTも、FSR RedstoneやAMD Fluid Motion Frames、AV1エンコードに対応しており、アップスケーリング機能自体は互角に近づいています。ただし、海外の検証サイトでは、対応タイトルの広さやアップスケーリングの実用性という観点でDLSSのほうが優位と評価されています。
RTX 5070を選ぶ理由としては、次のようなケースが挙げられます。
- 普段遊んでいるゲームがDLSS対応タイトル中心
- マルチフレーム生成を積極的に活用したい
- NVIDIA Reflex 2対応の対戦ゲームをプレイする
- NVENCで配信・録画をする
- CUDAが必要な動画編集・生成AI・3DCG制作をする
- NVIDIA Studio Driversを利用したい
消費電力消費電力と扱いやすさはRTX 5070が有利
| 項目 | RTX 5070 | RX 9070 XT |
|---|---|---|
| GPU消費電力 | 250W | 304W |
| メーカー推奨電源 | 650W | 750W |
| 搭載VRAM | 12GB | 16GB |
RX 9070 XTはRTX 5070より公称消費電力が54W高くなっています。SURUGA VT 7000Sには750W電源が搭載されているため、仕様上はRX 9070 XTのメーカー推奨容量を満たしています。ただし、電源ユニットのメーカー名や型番は非公開で、「80PLUS BRONZE以上」という表記のみです。仕入状況によっては上位グレードの電源へ変更される場合があるとも案内されています。
電気代や発熱を少しでも抑えたい人、ケース内のエアフローに余裕を持たせたい人にとっては、消費電力の低いRTX 5070のほうが扱いやすいモデルといえます。
CPURyzen 7 7700は十分だが、最高性能のゲーム用CPUではない
両モデルに共通するCPUは、Zen 4世代のRyzen 7 7700です。8コア16スレッド、最大クロック5.3GHz、標準消費電力65W、L3キャッシュ32MBというスペックを持ちます。
WQHD・4Kのようにグラフィック負荷が大きい解像度では、GPU側の負荷が支配的になるためボトルネックにはなりにくい構成です。ただし、Ryzen 7 7800X3DやRyzen 7 9800X3Dのような3D V-Cacheを搭載したCPUではない点には注意してください。フルHDで高フレームレートを狙う競技系タイトルを中心に遊ぶ人には、Ryzen 7 7700はやや力不足になる場面があります。
メモリ・SSDメモリ32GBは十分、SSD 1TBは増設を考えたい
メモリは32GB(16GB×2、DDR5-5600)のデュアルチャネル構成で、現行のゲームであれば十分な容量です。マザーボードのメモリスロットは4本のうち2本が空いており、公式仕様では最大256GBまで増設できるとされています。将来的にクリエイティブ用途や大型のMod環境で容量を増やしたくなった場合も、空きスロットを使って増設できます。
一方、ストレージは1TBのNVMe Gen4 SSD 1基です。Windows 11や常用アプリをインストールすると実質的な空き容量は目減りするため、100GBを超えるような大容量ゲームを複数インストールしたい人にはやや手狭です。マザーボードのASRock B650M Pro X3D WiFiはM.2スロットを計3基(PCIe 5.0対応×1、PCIe 4.0対応×2)備えているため、購入後にSSDを買い足す増設のしやすさは確保されています。
冷却冷却ファンは7基搭載
SURUGA VTケースには、リア120mm×1、トップ120mm×1、サイド120mm×2(リバースファン)、ボトム120mm×3(リバースファン)と、合計7基のARGBファンが標準搭載されています。
注意点SURUGA VT 7000Sの注意点
- GPUのメーカー(ASUS・MSI・GIGABYTE・SAPPHIREなど)や型番を指定できない
- 電源・SSDの型番も非公開
- 保証期間は1年間のセンドバック方式(大手BTOメーカーの3年保証と比べ短め)
- 受注生産のため納期14営業日、土日祝を挟むと到着まで3週間前後かかる可能性がある
おすすめ判定RTX 5070とRX 9070 XT、どちらが向いているか
- 普段遊ぶゲームがDLSS非対応・FSR対応が中心
- フレームレートを最優先したい
- VRAM 16GBの余裕を重視したい
- WQHD・4Kで重量級タイトルを長く遊びたい
- 同じ価格なら素の描画性能を優先したい
- よく遊ぶゲームがDLSS対応・マルチフレーム生成前提
- 黒神話:悟空のような重いレイトレーシングを重視する
- NVIDIA Reflex 2対応の対戦ゲームをプレイする
- NVENCで配信・録画をする
- CUDAを使う動画編集・生成AI・3DCG制作をする
- 消費電力・電源容量を少しでも抑えたい
用途別に整理すると、次のようになります。
| 用途 | おすすめモデル |
|---|---|
| DLSSのアップスケーリングを積極的に使いたい | RTX 5070モデル |
| 配信・録画でNVENCを使いたい | RTX 5070モデル |
| 動画編集や生成AIでCUDAを使いたい | RTX 5070モデル |
| 電源容量・消費電力を抑えたい | RTX 5070モデル |
| フレームレートを最優先したい | RX 9070 XTモデル |
| VRAM 16GBの余裕がほしい | RX 9070 XTモデル |
| FSR RedstoneやAMD Fluid Motion Framesで十分 | RX 9070 XTモデル |
| 特にこだわりがなく、同じ価格なら性能重視 | RX 9070 XTモデル |
購入先SURUGA VT 7000Sはこちら
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SURUGA VT 7000S(RX 9070 XTモデル)
本記事の結論としておすすめのRX 9070 XTモデル。Ryzen 7 7700・32GBメモリ・1TB SSD・ARGBファン7基を備え、WQHD・4Kの描画性能とVRAM 16GBの余裕を両立します。

SURUGA VT 7000S(RTX 5070モデル)
DLSSやCUDA、NVENCなどNVIDIA固有の機能を重視する人向けのRTX 5070モデル。CPU・メモリ・ストレージ・ケースファンなどの基本構成はRX 9070 XTモデルと共通です。
FAQSURUGA VT 7000Sに関するよくある質問
まとめまとめ|迷ったらRX 9070 XT、NVIDIA機能重視ならRTX 5070
SURUGA VT 7000Sは、同じ27万9,800円でGeForce RTX 5070とRadeon RX 9070 XTを選べる珍しいBTOゲーミングPCです。CPU・メモリ・ストレージ・マザーボード・電源・ケースファンといった基本構成が共通のため、実質的な判断材料はGPUの性能特性だけに絞られます。
複数の海外検証サイトのテストでは、多くのゲームでRX 9070 XTがRTX 5070を上回り、VRAMも12GBに対し16GBと余裕があります。特別なこだわりがなければ、RX 9070 XTモデルを基本の選択肢として検討してよいでしょう。
一方で、DLSSやマルチフレーム生成を前提にゲームを遊ぶ人、黒神話:悟空のような重いレイトレーシング処理を重視する人、NVENCでの配信やCUDAを使う制作作業がある人には、RTX 5070モデルが合理的な選択です。発売記念価格は2026年7月31日までのため、通常価格に戻った場合や在庫状況が変わった場合は、ほかのBTOゲーミングPCも含めて改めて比較することをおすすめします。



