OneXPlayer X2 Mini 9月11日発売|Arc G3 Extreme版とRyzen AI Max+ 388版、5万円差を比較
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9月11日発売、5万円差でProを選ぶ意味を検証
出典:OneXPlayer公式「OneXPlayer X2 mini」製品ページ・同「OneXPlayer X2 mini Pro」製品ページ・One-Netbook日本公式ストア、株式会社天空プレスリリース(Intel版・2026年8月27日発表)・同(AMD版)、AKIBA PC Hotline!にもとづきます。本記事の情報は2026年9月9日時点のものです。
OneXPlayer X2 MiniとMini Proの価格差5万円は、携帯ゲーミングPCとしては軽くない金額です。しかも違いはプロセッサの世代だけでなく、統合GPUの規模やメモリ容量にまで及ぶため、「上位モデルだから」という理由だけでProを選ぶと、必要以上に出費がかさむ可能性があります。
国内正規版として用意されるのは、Intel Arc G3 Extremeを搭載する「OneXPlayer X2 Mini」と、AMD Ryzen AI Max+ 388を搭載する上位モデル「OneXPlayer X2 Mini Pro」の2機種です。どちらも8.8型AMOLED・144Hz・着脱式コントローラー・85Wh着脱式バッテリーという基本設計は共通しており、差の中心はプロセッサ、GPU、メモリ容量にあります。
本記事は、OneXPlayer公式サイト・One-Netbook日本公式ストア・株式会社天空のプレスリリース原文の数値をもとに、公式が公開しているゲームFPSの測定条件がIntel版とAMD版でまったく異なる点に着目します。「130FPS対85FPS」のように数字だけを横並びにする比較がなぜ成立しないのかを整理したうえで、5万円差の実質的な中身を検証します。
目次
特徴OneXPlayer X2 Miniは8.8型の3in1ゲーミングPC
OneXPlayer X2 Miniシリーズは、左右のコントローラーを取り外せるWindows 11搭載ポータブルゲーミングPCです。コントローラーを装着すれば一般的なハンドヘルドゲーミングPCとして使え、取り外せばタブレットとして使えます。さらにマグネット式キーボードを接続すれば、小型ノートPCのような使い方もできます。
メーカーはこの構造を「3 in 1」と表現していますが、着脱式バッテリーまで含めると使い方はさらに特徴的です。85Whバッテリーを取り外し、外部電源から直接給電して軽量な状態で使うこともできますし、別売りの予備バッテリーへ交換する運用にも対応します。Steam DeckやROG Allyのような「ゲーム機型PC」だけでなく、タブレットや小型Windows PCとしても使うことを前提にした製品です。なお、Intel版はMicrosoftのCopilot+ PC要件を満たしていることも公式発表で明記されています。
価格Intel版34万8,000円、Ryzen AI Max+ 388版39万8,000円
国内で予約されているIntel版OneXPlayer X2 Miniは、Arc G3 Extreme・32GBメモリ・1TB SSD・8.8型AMOLEDという構成で34万8,000円(税込)です。上位のOneXPlayer X2 Mini Proは、Ryzen AI Max+ 388・48GBメモリ・1TB SSDを搭載し39万8,000円(税込)です。株式会社天空によるプレスリリースでは、いずれも2026年8月27日に価格と仕様が正式発表されました。
SSD容量はどちらも1TBで共通のため、5万円差を考えるうえで重要なのはプロセッサ、内蔵GPU、メモリ容量の3点です。Intel版でも32GBのメモリがあるため、一般的なPCゲーム用途としてメインメモリが極端に少ないわけではありません。ただし、どちらも独立したVRAMを持つデスクトップGPUではなく、メインメモリをGPU側と共有する統合GPUです。高解像度テクスチャを使用するゲームや、GPUへ多くの共有メモリを割り当てる用途では、48GB搭載のMini Proの方が余裕を持たせやすくなります。
スペックスペックを並べて比較|差はプロセッサとメモリ
OneXPlayer公式サイトと株式会社天空のプレスリリースにもとづく、両モデルの主要スペックです。8.8型ディスプレイ・85Whバッテリー・1TB SSDという基本設計は共通しています。
- 価格34万8,000円(税込)
- プロセッサIntel Arc G3 Extreme(14コア14スレッド・最大4.7GHz)
- GPUXe3コア12基・最大2.3GHz・96基のXMX AIユニット・XeSS 3対応
- メモリ32GB LPDDR5X
- ストレージ1TB(M.2 2280 PCIe 4.0)+Mini SSD/microSDで拡張可
- ディスプレイ8.8型AMOLED・1920×1200・最大144Hz・DCI-P3 100%
- バッテリー85Wh(着脱式)
- 重量本体のみ約729g
- 発売日2026年9月11日
- 価格39万8,000円(税込)
- プロセッサAMD Ryzen AI Max+ 388(Zen 5・8コア16スレッド・最大5GHz)
- GPURadeon 8060S(RDNA 3.5・40CU・最大2,900MHz)・FSR/AMD Fluid Motion Frames対応
- メモリ48GB LPDDR5X
- ストレージ1TB(M.2 2280 PCIe 4.0)+Mini SSD/microSDで拡張可
- ディスプレイ8.8型AMOLED・1920×1200・最大144Hz・DCI-P3 100%
- バッテリー85Wh(着脱式)
- 重量本体のみ約719g・コントローラー込み約799g
- 発売日2026年9月11日
出典:OneXPlayer公式「OneXPlayer X2 mini」「OneXPlayer X2 mini Pro」製品ページ、株式会社天空プレスリリース(2026年8月27日発表)。価格は税込表示で、変動する場合があります。
SoCIntel Arc G3 Extreme版は12基のXe3コアを搭載

Intel版に搭載されるArc G3 Extremeは、Xe3アーキテクチャの統合GPUを備えます。OneXPlayer公式サイトでは、14コア14スレッドのCPU構成、最大4.7GHz、GPU部分は12基のXe3コア、最大2.3GHz、96基のXMX AIユニットという仕様が案内されています。XeSS 3にも対応しており、超解像だけでなくMulti-Frame Generationなどの機能を利用できることが特徴です。
メーカー公称の3DMark Time Spyスコアは7,128で、比較対象として掲載されているCore Ultra 258Vの4,796を上回っています。Fire Strikeでも6,717対4,486という差が示されています。
OneXPlayerによるゲームテストでは、35W・1920×1200・低設定という条件で、黒神話:悟空152FPS、サイバーパンク 2077が130FPS、ホグワーツ・レガシーが160FPSという値が公式サイトに掲載されています。かなり高い数字ですが、この数値だけから通常のネイティブレンダリング性能を判断しない方が安全です。Arc G3 ExtremeではXeSS 3やMulti-Frame Generationが大きな特徴になっており、公式ページでもそれらの機能と合わせて性能が紹介されています。実機レビューでは、XeSSの設定、フレーム生成の有無、ネイティブFPSを分けて確認する必要があります。
SoCMini ProはRadeon 8060S(40CU)を搭載

5万円高いOneXPlayer X2 Mini Proには、Ryzen AI Max+ 388が搭載されます。CPU部分はZen 5の8コア16スレッド、最大5GHzです。GPUはRDNA 3.5世代のRadeon 8060Sで、40CU・最大2,900MHzというかなり大規模な統合GPUを備えます。FSRやAMD Fluid Motion Framesにも対応します。
OneXPlayerはRadeon 8060Sについて「RTX 4060クラスに迫るグラフィックス性能」と説明していますが、これはメーカー側の表現なので、デスクトップ版RTX 4060と完全に同等と判断するものではありません。それでも40CUというGPU規模は、一般的なモバイル向けRyzenの内蔵GPUとは大きく異なります。
OneXPlayerが公開している80W動作時の測定では、1920×1080で黒神話:悟空が標準設定100FPS、サイバーパンク 2077が最高設定85FPS、Forza Horizon 5が高設定141FPSとされています。ゲーム性能を最優先するなら、今回の2モデルではMini Proの方が本命になりやすいでしょう。
注意公式FPSだけでIntel版とAMD版を比較してはいけない
注意したいのが、OneXPlayer公式サイトに掲載されているIntel版とAMD版のFPSです。数字だけを見ると、Intel版の「サイバーパンク 2077 130FPS」に対しAMD版は85FPSなので、Intel版の方が速いようにも見えます。しかし測定条件がまったく違います。
- 電力35W
- 解像度1920×1200
- 画質設定低
- サイバーパンク 2077130FPS
- 電力80W
- 解像度1920×1080
- 画質設定最高
- サイバーパンク 207785FPS
画質設定だけでも大幅にGPU負荷が違います。さらにXeSSやFSR、フレーム生成の使用条件が完全に統一された比較結果ではないため、「130FPS対85FPS」のように横並びで性能差を判断することはできません。発売後に実機レビューを見る場合も、同じ解像度、同じ画質、同じアップスケーリング設定、同じ電力制限で比較された結果を確認する必要があります。今回の5万円差を判断するうえでは、公式FPSそのものよりも、GPU構成、メモリ容量、電力枠の違いを見る方が分かりやすくなります。
メモリ5万円差ではメモリ32GBと48GBの違いも大きい
Intel版はLPDDR5X 32GB、Mini Proは48GBです。普通にSteamのゲームをプレイするだけなら32GBでも十分なケースが多いため、「48GBだからゲームが大幅に高速になる」というものではありません。
ただしOneXPlayer X2 Miniは統合GPU搭載機です。専用GPUのように独立した8GBや16GBのVRAMを搭載しているわけではなく、システムメモリをGPUでも使用します。そのため32GB構成でGPUへ大きなメモリ容量を割り当てるほど、Windowsやゲーム側が利用できる容量は減ります。Mini Proなら48GBあるため、Radeon 8060Sへ多めの共有メモリを割り当てながら、Windows側にも余裕を残しやすくなります。この統合GPUと共有メモリの関係は、Ryzen AI Max+搭載ミニPCの比較記事でも詳しく扱っています。
特に高解像度テクスチャを利用する重量級タイトルや、動画編集、画像生成、ローカルLLMなどを兼用するなら、5万円差のうち16GB多いメモリは意外に重要です。逆に、ゲームだけをプレイしてローカルAIを使わないなら、32GBと48GBの差だけを理由にProへ変更する必要性は下がります。
画面8.8型・1920×1200・144Hz AMOLEDは共通
画面については両モデルの差が小さく、どちらも8.8型AMOLEDを採用します。解像度は1920×1200、アスペクト比16:10、最大144HzでVRRにも対応します。OneXPlayer公式サイトではDCI-P3 100%、HDRピーク輝度1,100nit、コントラスト比1,000,000:1、応答速度0.1msとされています。
ここは今回のOneXPlayer X2 Miniシリーズでかなり魅力的な部分です。ポータブルゲーミングPCではGPU性能だけでなく、ディスプレイ性能がゲーム体験へ直接影響します。特に30〜144HzのVRRに対応するため、常に144FPSを出せない重量級タイトルでもフレームレート変動による違和感を抑えやすくなります。Intel版を選んでもディスプレイのグレードを落とす必要がないため、OLEDと144Hzが目的なら安い方を選ぶという考え方もできます。
バッテリー85Whの着脱式バッテリーが大きな特徴
両モデルとも85Whの着脱式バッテリーを採用します。最近のポータブルゲーミングPCでは大容量バッテリー自体は珍しくありませんが、X2 Miniではバッテリーそのものを取り外せる点が特徴です。
自宅ではバッテリーを外して外部電源から給電し、軽い状態で使えます。バッテリーを劣化させたくない長時間の据え置き利用にも相性のよい構造です。別売りの予備バッテリー(85Wh・1万5,000円)はX2 Mini・Mini Pro・OneXFly APEXに共通対応しますが、本体より発売時期が遅く、2026年9月下旬発売予定です。バッテリー交換による長時間駆動を狙っている場合、本体を買ってもすぐには予備バッテリーを入手できない点は押さえておく必要があります。
バッテリーを外した状態では、Intel版の本体重量は約729gです。Mini Proは公式製品ページで本体のみ約719g、コントローラーを付けた状態で約799gと案内されています。「Mini」という名称ですが、一般的な携帯ゲーム機のような軽さではありません。性能と8.8型画面を優先した大型ハンドヘルドPCと考えた方がよいでしょう。
ストレージ1TBでは足りなくなっても増設手段がある
国内販売モデルはどちらも1TBのM.2 2280 PCIe 4.0 SSDを搭載します。重量級タイトルを複数インストールすると1TBは意外に早く埋まりますが、X2 MiniにはmicroSDカードスロットに加えてMini SSD用の増設スロットも用意されています。OneXPlayer公式サイトではIntel版について、Mini SSDで最大2TBまで拡張できる(読込速度最大3,536MB/s)と案内しています。
内蔵M.2 SSDを交換しなくてもゲーム用ストレージを追加できるため、長期利用では便利な仕様です。ただしMini SSDは一般的なM.2 2280 SSDほど製品の選択肢が多い規格ではありません。容量単価まで考えるなら、購入時点でどのSSDが利用できるのかも確認しておいた方がよいでしょう。
特典予約中は7,800円のカバーキーボードが付属
OneXPlayer X2 Miniは3in1を特徴としていますが、通常の製品仕様ではマグネット式カバーキーボードはオプション扱いで、価格は7,800円です。ただし現在は予約購入特典としてカバーキーボードがプレゼントされます。
さらに株式会社天空は、2026年9月30日までの購入者を対象に、開発中の「ONEXPLAYER Elite Controller」をプレゼントするキャンペーンも案内しています。購入を考えている場合は、本体価格だけでなく特典期間まで含めて判断した方がよいでしょう。キーボードを後から購入する予定なら、予約期間中に確保するメリットがあります。
発売日Intel版は当初「8月下旬」と発表されていた
発売日については少し注意が必要です。8月27日に株式会社天空が公開した最初のIntel版プレスリリースでは、OneXPlayer X2 Miniを「8月下旬に発売」としていました。一方、現在のOne-Netbook公式ストアではIntel版も「9月11日発売」と表示されています。
AKIBA PC Hotline!も9月7日時点で、Intel版とMini Proの両方を9月11日発売予定と報じています。そのため、現在購入する場合は9月11日発売として考えるのがよさそうです。過去の記事や検索結果で「8月下旬発売」と表示されている場合は、初回発表時の情報である可能性があります。
注意「OneXPlayer X2」との違い|10.95型と8.8型は別モデル
紛らわしい点として、OneXPlayerには2026年8月7日に発売済みの「OneXPlayer X2」(無印)という製品もあります。名前は似ていますが、画面サイズも搭載プロセッサも異なる別製品です。
OneXPlayer X2(無印)は10.95型2,560×1,600・120Hzディスプレイを搭載し、プロセッサはIntel Arc G3 ExtremeとGPU「Arc B390」の組み合わせです。予約価格34万8,000円は発売で終了し、現在は35万8,000円で販売されています。詳しいスペックと価格の妥当性はOneXPlayer X2の検証記事で扱っています。
一方、今回のX2 MiniおよびX2 Mini Proは8.8型1920×1200・144Hz AMOLEDというひとまわり小さい画面を採用し、価格も34万8,000円〜39万8,000円と無印X2よりも抑えられています。無印X2を検討していた場合は、型番の「Mini」の有無と画面サイズを確認してから購入してください。
実測Mini Proは30〜40WでAAAタイトルが60fpsを超えます
ここまでは公式スペックと公表値の比較でしたが、発売直前になってMini Proの実ゲーム性能を測った海外の検証が出てきました。数字を見ると、5万円差の中身がかなりはっきりします。
検証したのは海外のハードウェア系YouTubeチャンネルETA PRIMEで、Mini Proに非公式でSteamOSを導入した状態でのテストです。出荷時はWindows 11なので、メーカーがSteamOSへ公式対応しているわけではありません。この前提は押さえておいてください。
| タイトル | 設定とTDP | 結果 |
|---|---|---|
| Forza Horizon 6FSRなし | 1200p・高設定・30W | 90fps超 |
| Cyberpunk 2077FSRなし | 1200p・高設定・35W | 60fps超 |
| Cyberpunk 2077フレーム生成あり | 1200p・Ultra設定・30W | 90fps超 |
| Crimson DesertFSRなし | 1200p・高設定・40W | 平均69fps |
| ELDEN RINGFSRなし | 1200p・最高設定・35W | 60fps |
| ホグワーツ・レガシーFSR Quality | 1200p・高設定・40W | 60fps超 |
注目したいのはfpsそのものよりTDPの低さです。携帯ゲーミングPCでは、最大TDPでどこまで出るかより「30〜40Wでどこまで動くか」のほうが実利用に直結します。バッテリー駆動時間、本体の発熱、ファンの騒音がすべてここで決まるためです。X2 Mini ProはこれよりTDPを上げられますが、AAAタイトルで60fpsを狙うだけなら上限を使い切らなくて済む可能性があることを、この検証は示しています。
とくにCyberpunk 2077でUltra設定・30Wという条件で90fpsを超えている点は、フレーム生成を併用しているとはいえ40CUのRadeon 8060Sの余力を表しています。逆にホグワーツ・レガシーはFSR Qualityを併用して40Wでようやく60fps超なので、タイトルによる重さの差は残ります。
この検証はSteamOS環境での測定であって、同じ本体・同じ設定でWindows 11と比較したデータではありません。したがってOS間の優劣は判断できません。ここから読み取れるのは「Radeon 8060Sが30〜40Wでもこれだけ引き出せている」という点までです。ハンドヘルドでのOSの選び方そのものはSteamOSとWindows 11の比較で扱っています。
この結果を踏まえると、5万円差の見え方が変わります。Intel版との差はCPUの世代やメモリ容量だけでなく、低いTDPのまま重量級タイトルを60fpsで回せるかどうかという実用面に出ます。ほかの携帯ゲーミングPCと比べたときの位置づけは携帯ゲーミングPCの選び方にまとめてあります。Steam Deck OLEDが低消費電力、ROG Xbox Ally XがWindows互換性を軸にしているのに対し、X2 Mini Proは価格と引き換えに30〜40Wでの性能を取りにいった構成だと整理できます。
結論5万円追加してMini Proを選ぶべきか
ゲーム性能を最優先するなら、39万8,000円のOneXPlayer X2 Mini Proの方が魅力的です。Ryzen AI Max+ 388には40CUのRadeon 8060Sが搭載され、メモリも48GBあります。統合GPUで重量級タイトルを動かすという用途では、GPU性能だけでなく共有メモリの余裕も重要になるためです。
34万8,000円から39万8,000円への価格差は5万円ですが、30万円台後半のPCを購入するユーザーが少しでも安くすることよりゲーム性能を重視するなら、Proを選ぶ理由はかなりあります。特に外部GPUなしで高負荷ゲームまで遊びたい、ローカルAIや動画編集にも使いたい、長期間メインPCに近い使い方をしたい場合はMini Proが向いています。
一方、Intel版にも明確な存在意義があります。Arc G3 ExtremeはXeSS 3やMulti-Frame Generationに対応し、32GBメモリも通常のゲーム用途なら十分な容量です。ディスプレイや85Whバッテリー、着脱式コントローラーなどX2 Miniシリーズの大きな特徴はIntel版でも利用できます。最新のArc G3 Extremeを試したい、OLED・144Hz・3in1構造が目的、39万8,000円までは出したくないという場合は、34万8,000円のIntel版を選ぶ方が合理的です。同じArc G3 Extremeを積む8型クラスの実機性能はMSI Claw 8 EX AI+の実機レビューも参考になります。
- ゲーム性能を最優先したい人(40CUのRadeon 8060S)
- ローカルAIや動画編集も兼用したい人(48GBメモリの余裕)
- 外部GPUなしで重量級タイトルまで遊びたい人
- 長期間メインPCに近い使い方をしたい人
- 最新のArc G3 ExtremeとXeSS 3を試したい人
- OLED・144Hz・3in1構造という基本機能だけで十分な人
- 32GBメモリで通常のゲーム用途をこなしたい人
- 39万8,000円までは出したくない人
価値観39万8,000円なら「携帯できること」に価値を感じるか
OneXPlayer X2 Miniシリーズで最も考えておきたいのは、絶対的な価格です。Intel版でも34万8,000円、Mini Proでは39万8,000円します。
純粋に同じ金額で最も高いゲーム性能が欲しいという条件なら、ポータブルPCという形状自体が不利です。小型筐体にディスプレイ、バッテリー、コントローラー、キーボード接続機構などをまとめるため、価格のすべてをGPU性能へ使っている製品ではありません。より幅広い携帯ゲーミングPCの選択肢は携帯ゲーミングPCの選び方ガイドで価格帯別に比較しています。
OneXPlayer X2 Miniを選ぶ意味は、高性能Windows PCを持ち歩きたいこと、8.8型有機ELディスプレイでそのままゲームを遊べること、コントローラーを取り外してタブレットや小型PCとして使えること、着脱式バッテリーで据え置きと携帯を切り替えられることにあります。したがって、39万8,000円ならどれだけFPSが出るかだけで判断すると割高に感じやすい製品です。反対に、ゲーミングノートより小さく、一般的なハンドヘルドPCよりPCとして柔軟に使える端末を求めているなら、他の製品では代替しにくい構成です。
FAQOneXPlayer X2 Miniに関するよくある質問
購入候補本体を選ぶなら価格重視かゲーム性能重視か
本命は2026年9月11日発売のOneXPlayer X2 Miniシリーズ本体です。ゲーム性能とメモリ容量を重視するならMini Pro、価格を抑えつつ3in1構造とOLEDディスプレイを楽しみたいならIntel版が候補になります。
まとめまとめ|5万円差の中身はGPU性能とメモリ容量
OneXPlayer X2 Miniシリーズは、2026年9月11日に国内発売予定です。現在の予約価格はArc G3 Extreme・32GB・1TBのIntel版が34万8,000円、Ryzen AI Max+ 388・48GB・1TBのMini Proが39万8,000円です。
両モデルとも8.8型・1920×1200・最大144HzのAMOLED、着脱式コントローラー、85Wh着脱式バッテリーというX2 Miniの基本設計は共通しています。そのため5万円差で見るべきなのは、主にGPU性能とメモリ容量です。ゲームを中心に考えるなら、40CUのRadeon 8060Sと48GBメモリを搭載するMini Proの方が長く使いやすい構成です。一方、Arc G3 ExtremeやXeSS 3を試したい場合や、ゲーム性能よりX2 Mini独自の3in1設計を重視する場合は、34万8,000円のIntel版でも主要機能を失いません。
ただしメーカー公開のゲームFPSはIntel版とAMD版で電力、解像度、画質設定などの条件が異なります。発売後に性能を比較するときは、公式では130FPSだからIntelの方が速いと数字だけを見るのではなく、同じTDP・画質・XeSS/FSR・フレーム生成条件で測定された実機ベンチマークを確認することが重要です。現時点では、価格を抑えてX2 Miniの機能を使うならIntel版、ゲーム性能と共有メモリの余裕まで求めるなら5万円追加してMini Proという選び方が分かりやすいでしょう。
OneXPlayer X2 Miniシリーズは、2026年9月11日発売のIntel Arc G3 Extreme版(34万8,000円)とAMD Ryzen AI Max+ 388版のMini Pro(39万8,000円)という2択です。5万円差の実質的な中身は、40CUのRadeon 8060Sと48GBメモリというMini Proのゲーム性能・共有メモリの余裕にあります。公式サイトのゲームFPSは測定条件が異なるため単純比較できず、実機レビューが出そろうまでは、GPU構成とメモリ容量を基準に選ぶのが確実です。





