Logicool G ゲーミングイヤホン G333は買いか|デュアルドライバーとマイクの実力、PS5・Switch2で使う際の注意点
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デュアルドライバーとマイクの実力、PS5・Switch2で使う際の注意点まで検証
PCと家庭用ゲーム機を併用する人が増える中、1本のイヤホンでマイクまで完結させたいけれど、安いモデルはマイクの音質やミュート操作に不安が残り、上位モデルは一気に予算が跳ね上がる、という悩みは珍しくありません。加えてPS5やNintendo Switch 2をまたいで使う場合、3.5mmプラグとUSB-Cアダプタのどちらを使えばよいのか、マイクはそのまま機能するのかといった接続面の不安も購入をためらう理由になりがちです。
Logicool G333は、そうした悩みに正面から応える価格帯に位置する有線ゲーミングイヤホンです。中高音用と低音用を分離したデュアルダイナミックドライバー(5.8mm+9.2mm)、ケーブル一体型のインラインマイクとボリュームコントロール、3.5mmプラグと付属のUSB-Cアダプタによるマルチデバイス対応を備え、重量はわずか19g。海外の実機レビューサイトprosettings.netの集計によると、2026年8月時点でm0NESYやrainといった著名なCS2選手を含む40名のプロ選手が使用しているとされ、競技シーンでの採用実績も一定数あります。
この記事では、公式スペックの紹介にとどまらず、独立系レビューから見えてきた音質傾向とマイク品質の実際の評価、Amazon公式が明記する「マイクミュート機能はない」という見落とされがちな注意点、PS5のDualSenseコントローラーやNintendo Switch 2で使う際の具体的な対処法、そして価格帯別のライバル製品との比較まで、購入すべきかどうかの判断材料を整理します。
目次
概要Logicool G333とはどんなイヤホンか
Logicool G333は、Logitech Internationalの日本法人である株式会社ロジクールが、ゲーミングブランド「ロジクールG」から2022年2月17日に発売した有線ゲーミングイヤホンです。ロジクールオンラインストアでの発売時価格は6,490円(税込)でしたが、2026年8月23日時点で確認した同ストアの現行価格は7,590円(税込)に改定されています。Amazon.co.jpでは同時点で6,500円台〜7,500円前後(参考価格7,480円からの割引表示)で推移しており、実勢価格には幅があります。カラーはブラック(G333-BK)・ホワイト(G333-WH)・パープル(G333-PU)の3色展開で、今回はブラックを中心に紹介します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| ドライバー | デュアルダイナミックドライバー(5.8mm+9.2mm) | 中高音用・低音用を分離 |
| 周波数特性/インピーダンス | 20Hz〜20kHz/24Ω±20% | 感度は101.6±3dB@1kHz SPL |
| マイク | 4mmエレクトレットコンデンサマイク(ECM) | 感度-42dB |
| 接続 | 3.5mm(4極)+USB-Cアダプタ付属 | ケーブル長1.2m |
| 重量 | 19g | 装着感の感じ方には個人差あり |
| 付属品 | イヤーチップ3サイズ(S/M/L)、USB-Cアダプタ、キャリングケース | 取扱説明書・保証書・保証規定も同梱 |
| 保証 | 2年間メーカー無償保証 | 国内正規品(ロジクールGロゴ)のみ対象。並行輸入品(Logitech Gロゴ)は対象外 |
| カラー | ブラック/ホワイト/パープルの3色 | 今回紹介はブラック(G333-BK) |
Amazon.co.jpのカスタマーレビューは4.0(5点満点、1,400件超)で、発売から4年以上が経過した2026年8月23日時点でも「過去1か月で500点以上購入」という表示が出るなど、定番モデルとして一定の需要が続いています。
音質実機レビューで見えてきた音の傾向
Logicool G333は公式に「中高音用」「低音用」の2つの専用ドライバーを搭載すると説明していますが、実際の音の傾向は海外の実機レビューサイトによっても評価が分かれています。プロ選手の使用状況を追跡するprosettings.netの実機レビューでは、長所として「ゲーミングに適したポジショナルオーディオ(音の定位感)」を挙げる一方、短所として「やや低音寄り(a little bass-heavy)」なサウンドバランスを指摘しています。測定機関として知られるRTINGS.comも、G333について「非常に低音寄りのサウンドプロファイル」と評価しており、2つの独立したレビューが同じ傾向を示している点は参考になります。
ただし、低音が強めでも足音などの重要な音が埋もれてしまうわけではなく、prosettings.netは「Overwatch・CS:GO・Valorantのように音響設計が優れたゲームであれば、音だけで敵の位置を把握するのに支障はない」とも述べています。また、有線接続のため無線イヤホンにありがちな伝送遅延はほとんど発生しません。低音を利かせた迫力のあるゲームサウンドや音楽を好む人には強みになる一方、フラットで中高音寄りの音作りを求める人にとっては好みが分かれるポイントです。
マイクマイク品質とミュート機能の注意点
マイクについては、prosettings.netが換気扇の音が聞こえる環境でテストした結果、「小型のダングルマイクとしては驚くほど良好」で、ゲーム中のボイスチャットや短時間の通話には十分な品質と評価しています。一方で、配信やコンテンツ制作のメインマイクとして使うことは推奨していません。あくまでゲーミングイヤホン付属のマイクとして割り切った評価です。
Amazon.co.jpの商品説明には「マイクミュート機能はありません。また接続デバイスによって挙動が異なる場合があります」と明記されています。インラインリモコンで音量調整・再生/一時停止はできますが、マイクだけを即座に切る操作は本体側にはありません。PCやPS5、Switch 2で使う場合は、それぞれの機器やアプリ側のミュート機能を使う必要があります(PS5での具体的な操作方法は後述します)。
用途どんな使い方に向いているか
接続PS5・Switch2・スマホで使う際の注意点
G333は3.5mm(4極)プラグが基本の接続方式で、3.5mmジャックを備えた機器ならアダプタなしでそのまま使えます。付属のUSB-Cアダプタは、ヘッドホン端子を持たない近年のスマートフォンなど、USB-Cポートしか備えていない機器に接続するためのものです。
PlayStation 5のDualSenseワイヤレスコントローラーは底面に3.5mmヘッドセット端子を備えているため、G333を直接接続すればマイクを含めて動作します。PlayStation公式ブログによると、DualSenseのミュートボタンは「一度短く押すとコントローラーやヘッドセットのマイクをミュート/ミュート解除でき、長押しするとマイクのミュートと同時にテレビやスピーカー、ヘッドセットのオーディオ出力もミュートできる」仕様です。G333自体にミュートボタンがなくても、このDualSense側のボタンで代用できます。
Nintendo Switch 2のヘッドホン/マイク端子は、任天堂公式サポートによると3.5mm4極(CTIA規格)に対応しています。G333はスマートフォンでの通話・音楽操作を前提にした4極(CTIA規格)対応のインラインマイク+ボリュームコントロール仕様のイヤホンで、規格面での相性は良好です。Amazon.co.jpの商品ページもSwitch 2を対応デバイスとして明記しています。Switch 2のGame Chatを使う際は、Joy-Con 2のCボタンから起動できます。
prosettings.netのレビューでも「ケーブルが短い」点が短所として挙げられています。デスクトップPC本体が机から離れた位置にある環境では、延長ケーブルの追加購入を検討してください。ノートPCやPS5・Switch 2の据え置き利用では、1.2mでも十分な長さです。
比較価格帯別のライバルと比較
マイク付きゲーミングイヤホンは価格帯によって設計思想が大きく異なります。G333が位置する6,500円前後の価格帯を軸に、より安いモデルと、より音場を重視したモデルを比較します。価格は2026年8月時点の参考値で、変動します。
- 価格帯約2,900円〜(2026年8月時点)
- ドライバーφ10mm ETEMドライバー(単一)
- マイクフレキシブルブームマイク内蔵
- 特徴3Dフィットイヤーアームで激しい動きでも外れにくい
- 価格帯約6,500円〜7,500円台(2026年8月時点)
- ドライバーデュアルダイナミック(5.8mm+9.2mm)
- マイクインラインマイク(ミュートボタンなし)
- 特徴19g軽量、3.5mm+USB-C変換でマルチデバイス対応
- 価格帯約8,980円〜(2026年8月時点)
- position「空間表現型」、IEMとしては広めの音場
- ラインナップマイク付きモデル・リケーブル対応モデルを選択可能
- 特徴累計出荷16万本超のロングセラー
予算を最優先するならエレコムARMA50EBKが最安クラスの選択肢になりますが、ドライバーは単一構成です。逆に足音の方向・距離感をより正確に把握したい人は、空間表現型を掲げるfinal VR3000のほうが定位感の面で分がある可能性があります。G333は、その中間で「デュアルドライバー」「インラインマイク」「マルチデバイス対応」をバランスよく1本にまとめた立ち位置です。
判断Logicool G333は買いか
- PCとPS5・Switch 2をマイク内蔵イヤホン1本で使い回したい人
- 低音を効かせたゲームサウンドや音楽が好みの人
- 荷物を増やさず持ち運びたい人(キャリングケース付属・19g)
- 予算6,000円台〜7,000円台でバランス重視の人
- マイクを本体のボタンで即座にミュートしたい人(ミュートボタンなし)
- フラットで中高音寄りの音作りを好む人(やや低音寄りの傾向)
- デスクトップPCなど本体から距離がある環境で使いたい人(ケーブル1.2mは短めとの指摘あり)
- より広い音場・定位感を最優先したい人(final VR3000などが候補)
購入先Logicool G333はどこで買えるか
Logicool G333は、ロジクール公式オンラインストア・Amazon.co.jp・家電量販店などで取り扱われています。国内正規品(ロジクールGロゴ)を選べば2年間のメーカー無償保証が付きますが、並行輸入品(Logitech Gロゴ)は保証対象外になる点に注意してください。価格は変動するため、購入前にリンク先で最新の金額を確認してください。より広い音場を重視する場合の選択肢として、final VR3000 for Gamingも合わせて紹介します。
FAQよくある質問
総括まとめ|マイク内蔵の使い回しやすさが最大の強み
Logicool G333は、デュアルダイナミックドライバーとインラインマイクを備えた約6,500円台〜7,500円台の有線ゲーミングイヤホンです。やや低音寄りのサウンド傾向はあるものの、独立系レビューでは足音などの定位感は損なわれにくいと評価されており、PCとPS5・Switch 2をマイク内蔵イヤホン1本で使い回したい人にとってバランスの良い選択肢です。
一方で、本体にマイクミュートボタンがない点は見落とされがちな注意点です。PS5ではDualSenseのミュートボタンで代用できますが、PCやSwitch 2ではアプリ側の操作が必要になります。フラットな音作りや広い音場を最優先したい人、デスクトップPCで長いケーブルを求める人は、final VR3000のような別の選択肢も含めて検討することをおすすめします。





