PS5コントローラーをオールボタン化する「HITWAVE」|17キー・厚さ17.2mm、対応はBDM-030〜060【TGS 2026】
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完成品のレバーレスを買うのではなく、手持ちのDualSenseを作り替えるという選択肢
出典:ExtremeRate Limited公式リリース「eXtremeRate、『東京ゲームショウ2026』に出展!PS5コントローラーをオールボタン化する『HITWAVE』など最新改造キットを展示」(2026年9月10日)およびeXtremeRate公式製品ページにもとづきます(2026年9月10日確認)。
レバーレスコントローラーを使ってみたいけれど、完成品を1台買い足すほどではない。そう考えている人に向いた製品が、東京ゲームショウ2026で展示されます。
eXtremeRateは2026年9月10日、幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2026(9月17日〜21日、ブースはホール11・E13)への出展を発表しました。目玉は「HITWAVE」で、手持ちのPS5コントローラーをオールボタン型の格闘ゲーム用コントローラーへ作り替える改造キットです。方向入力までボタンで行う操作スタイルへ変えながら、タッチパッド、左右アナログスティック、L3・R3、3.5mmオーディオ端子といった機能は残ります。
この記事では、HITWAVEの仕様を公式情報にもとづいて整理し、完成品のレバーレスを買う場合と何が違うのかを比べます。あわせて、価格やPC対応など現時点で分かっていない点もはっきりさせておきます。
目次
正体買い足すのではなく、手持ちのDualSenseを作り替える
HITWAVEは完成品のコントローラーではなく、モッドキットです。すでに持っているPS5コントローラーの外装と操作系を入れ替えて、方向入力もボタンで行うオールボタン型へ作り替えます。
ここが完成品のレバーレスとの決定的な違いです。中身はDualSenseのままなので、タッチパッドボタン、左右のアナログスティック、L3・R3、3.5mmオーディオ端子といった機能がそのまま使えます。eXtremeRateは公式ページでも、タッチパッドとジョイスティックの機能を維持したままオールボタン構成へ移行できる点を強調しています。
格闘ゲーム用のレバーレスは、方向入力に特化する代わりにアナログスティックを持たないものが一般的です。HITWAVEはその割り切りをせず、1台で両方の性格を持たせようとしている点が特徴になります。

仕様17キー構成、厚さ17.2mm、対応型番はBDM-030から060
公式情報から分かっている仕様は次のとおりです。購入を検討するうえで最初に確認したいのは、いちばん下の対応型番です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品形態 | PS5コントローラー用のモッドキット(完成品ではない) |
| ボタン構成 | 17キーレイアウト。静音かつクイックアクチュエーションのボタン |
| 厚さ | 17.2mm。パームレストを併用しやすい薄型 |
| カスタマイズ | ボタン位置の変更、スイッチの交換に対応 |
| 設定機能 | SOCD設定、キーマッピング |
| 維持される機能 | タッチパッド、左右アナログスティック、L3・R3、3.5mmオーディオ端子 |
| 対応コントローラー | PS5コントローラー BDM-030/040/050/060 |
対応はBDM-030、040、050、060です。DualSenseは発売以降に何度か基板リビジョンが変わっており、初期のBDM-010やBDM-020は対象に含まれていません。型番はコントローラー裏面の刻印で確認できます。改造キットは母体となるコントローラーが合っていなければ組み込めないため、価格や発売日より先に確認しておく項目です。
SOCD設定に対応している点も押さえておきたいところです。SOCDは左と右のように相反する方向を同時に入力したときの処理を決める設定で、大会ではレギュレーションの対象になります。この機能を持つかどうかは、競技志向で使う場合の必須条件になります。
比較完成品のレバーレスを買う場合と何が違うか
当サイトでは9月に、GRAPHTのCommand Trigger for PCという完成品のレバーレスを取り上げました。奇遇にも同じ17ボタン構成で、比べると性格の違いがはっきりします。
| 比較項目 | HITWAVE | Command Trigger for PC |
|---|---|---|
| 形態 | DualSenseのモッドキット | 完成品のコントローラー |
| ボタン数 | 17 | 17 |
| 厚さ | 17.2mm | 23mm |
| アナログスティック | 左右とも残る | 非搭載 |
| SOCD設定 | 対応 | 対応 |
| PC対応 | 公式に記載なし | 製品名のとおりPC向け |
| 価格 | 未発表 | 16,980円 |
薄さでは17.2mmのHITWAVEが有利です。膝の上や机の上に置いたときに手首を反らせる角度が小さくなるため、長時間の使用では効いてきます。アナログスティックが残るのも、格闘ゲーム以外でも同じ1台を使いたい人には利点になります。
一方、モッドキットである以上、母体のDualSenseと組み立ての手間が前提です。すでにレバーレスを1台持っていて2台目を探している人より、DualSenseは持っているがレバーレスは未経験、という人に向いた製品と考えるほうが実態に近いでしょう。レバーレス全体の選び方はアケコン・レバーレスの選び方で整理しています。
未確定価格、発売日、そしてPC対応
現時点で分かっていないことも、はっきりさせておきます。
DualSenseの内部に手を入れる作業そのものの難しさは、GuliKit製のTMR交換スティックを扱ったときにも触れました。あちらははんだ付けが必須で、DIYの難度が購入判断を左右する製品でした。HITWAVEも組み立て手順が公開されてから、実際の難度を確かめたいところです。
同時展示PCゲーマーが見るならSteamコントローラー向けパーツ
ブースにはHITWAVE以外の展示もあります。PS5 Edge向けにはメタル背面ボタンを採用した「BEYOND」の最新版、押し心地の異なる2種類のClicky Kit、操作荷重80gfと120gfのTMRスティック。PS5向けには同じくメタル背面ボタンの「SPARK」と、80gf・120gfのTMRスティックが並びます。
このなかでPCゲーマーが気にしておきたいのは、Steamコントローラー向けの交換シェルとClicky Kitです。外観を変えるシェルと、ボタンのクリック感を変えるキットが用意されます。Steamコントローラーの周辺にサードパーティのカスタムパーツが出てくること自体が、対応の広がりを示す材料になります。Switch 2向けの交換シェルとボタンも展示されます。

会期東京ゲームショウ2026の日程とブース
会場で実機に触れられるため、購入を検討している人は日程を確認しておくと判断が早くなります。
- 会期は2026年9月17日(木)から9月21日(月・祝)まで
- ビジネスデイは9月17日(木)と18日(金)
- 一般公開日は9月19日(土)から21日(月・祝)まで
- 会場は幕張メッセ、ブースはホール11・E13
展示サンプルでHITWAVEの操作感やメタル背面ボタンの質感、Clicky Kitの押し心地を比べられるとされています。価格が未発表である以上、実際に触って判断できる機会は貴重です。

FAQよくある質問
まとめ買い足すか、作り替えるかという選択肢が増えた
HITWAVEは、レバーレスを1台買い足すのではなく、手持ちのDualSenseをオールボタン型へ作り替えるという提案です。17キー構成で厚さは17.2mm、SOCD設定とキーマッピングに対応し、タッチパッドやアナログスティックといったDualSense本来の機能も残ります。
最初に確認すべきは対応型番です。BDM-030/040/050/060が対象で、初期のBDM-010・020は含まれません。手持ちのコントローラーが対象外なら、そもそも検討の土俵に乗りません。
薄さ17.2mmとアナログスティックが残る点は、完成品のレバーレスにはない強みです。一方で価格も発売日も未発表で、PC対応にいたっては公式が一切触れていません。母体がDualSenseなので動く見込みはありますが、確認された情報ではないため、PCで使うつもりなら正式なアナウンスを待つのが確実です。
いま判断できるのは「対応型番かどうか」と「スティックを残したいかどうか」までです。価格が出るまでは、東京ゲームショウ2026の会場で実際に触って操作感を確かめておく、という付き合い方が現実的でしょう。



