FLYDIGI・LEADJOYがTGS 2026出展|未発表新型ゲームパッドを日本初公開へ、現行機は既に1000Hz対応
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未発表の新型ゲームパッドを日本初公開へ、現行ラインは既に1000Hz・ホールエフェクト・TMRまで搭載済み
出典:株式会社サイズ公式プレスリリース(PR TIMES)、株式会社サイズ公式|APEX5製品ページ、VADER5 PRO製品ページ、XENO PLUS COMBO製品ページにもとづきます。本記事の情報は2026年8月19日時点のものです。
ゲーミングコントローラーを展開する「FLYDIGI」と「LEADJOY」が、2026年9月17日から21日まで幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2026への出展を発表しました。国内正規代理店の株式会社サイズによると、FLYDIGIはブース「10-C09」、LEADJOYは「08-N05」に出展し、人気シリーズの最新製品に加え、日本初公開となる製品や未発表の新製品も展示する予定です。
特に注目したいのがFLYDIGIです。現在国内では「APEX5」「VADER5 PRO」「VADER5 S」「DIRE WOLF 4」など、既に世代更新された製品が展開されています。この状況でさらに「未発表の新製品」をTGS 2026へ持ち込むと予告しているため、単なる既存製品の試遊展示では終わらない可能性があります。2026年から日本で本格展開が始まったLEADJOYも、TMRスティックや1000Hzポーリングレートを採用する製品を投入しており、2つの中国系ゲーミングデバイスブランドが日本の高性能ゲームパッド市場で存在感を強める場としても注目できそうです。
この記事では、出展発表の内容と、判断材料になる現行FLYDIGI・LEADJOY製品の仕様、TGS 2026で確認しておきたいポイントまで整理します。
株式会社サイズは2026年8月17日、FLYDIGI(ブース10-C09)とLEADJOY(ブース08-N05)の東京ゲームショウ2026出展を発表しました。FLYDIGIは人気シリーズの最新製品に加え未発表の新製品を公開予定ですが、2026年8月19日時点で名称・価格・仕様は明らかになっていません。現行のFLYDIGI最上位機「APEX5」は1000Hzポーリングレート・ホールエフェクトスティック(30〜100gfテンション調整)・フォースフィードバックトリガーを搭載済みで、単純なスペック追加だけでは差別化しにくい状況です。日本初本格展開のLEADJOYも、TMRスティックを採用する「XENO PLUS COMBO」で有線2.6ms・無線5.9msという低遅延を公称しており、単なる廉価ブランドではありません。いずれの現行製品もNintendo Switch 2への完全対応は未定です。
目次
要点まず押さえておきたい4つのポイント
概要FLYDIGIとLEADJOYが東京ゲームショウ2026へ出展
株式会社サイズは2026年8月17日、FLYDIGIとLEADJOYの東京ゲームショウ2026出展を発表しました。FLYDIGIは2008年に中国・上海市で創業したゲーミングデバイスブランドで、「APEX」や「VADER」といったゲームパッドシリーズを世界中で展開しています。一方のLEADJOY(中国語ブランド名:動感指尖)は2022年に中国・深圳市で創業した比較的新しいブランドで、今回のTGS 2026で日本市場向けに初めて本格的に紹介されます。両ブランドはいずれも株式会社サイズが国内正規代理店を務めますが、ブースは別々に設けられます。
FLYDIGIはブース10-C09、LEADJOYはブース08-N05で、それぞれ製品展示に加えステージイベントや体験企画も予定されています。FLYDIGIブースでは奥寺テーラ・ミス青山No.5・つばめくんの3名のコスプレイヤー出演が予定されており(出演日程は変更の可能性あり)、LEADJOYブースでも豪華製品の抽選会・ビンゴゲーム・コスプレイヤー出演が計画されています。LEADJOY側は出演者を調整中とのことで、詳細は後日発表予定です。
予告FLYDIGIは「未発表の新製品」をTGS 2026で公開予定
ゲーミングデバイス好きにとって、今回もっとも気になるのはFLYDIGIの未発表製品でしょう。株式会社サイズはTGS 2026について「人気シリーズの最新製品に加え、未発表の新製品も公開予定」としており、両ブランドについて日本初公開となる製品展示も予定していることを明らかにしています。ただし、2026年8月19日時点では新製品の名称・価格・発売時期・詳しい仕様は公表されていません。APEXシリーズの次世代機なのか、VADERシリーズの派生モデルなのか、あるいはゲームパッド以外のゲーミングデバイスなのかも現時点では不明です。「APEX6が登場する」といった推測で断定するのではなく、TGS直前の追加発表を待つのが確実です。
現行最上位APEX5は既に1000Hz・可変テンション・フォースフィードバックを搭載
未発表モデルを見るうえで基準になるのが、現在のFLYDIGIハイエンドモデル「APEX5」です。APEX5は有線・2.4GHzワイヤレスの双方で1000Hzポーリングレートに対応し、FLYDIGIが「Flysync」と呼ぶ低遅延技術を採用しています。株式会社サイズの製品ページでは公称遅延を有線3ms・無線5msとしており、スティックには合金製の「フォース アジャスタブル ホールエフェクト スティック2.0」を採用、ダイヤル操作で30〜100gfの範囲でテンションを調整できます。
LT/RTには、ソフトウェア上でストローク・抵抗・衝撃・振動まで調整できる「フォースフィードバック ホール ゲーミングトリガー」を搭載し、レーシングモード・リコイルモード・スナイパーモードなどのトリガーモードも用意されています。前面には0.3mmストローク・80gf押下圧のマイクロスイッチ式ABXYボタンを採用し、トリガー部にLM/RMの拡張ボタンも新搭載されました。すでに「1000Hz対応」「ホールエフェクト」「可変テンション」「フォースフィードバックトリガー」「追加ボタン」まで盛り込んでいるため、次世代製品では単純なスペック追加だけでは差別化しにくくなっています。TGS 2026で新型が披露されるなら、スティック方式、無線遅延、トリガー、重量、ソフトウェアなど、どこを次の進化点としてくるのかが見どころになりそうです。
中位モデルVADER5 PROも1000Hz対応、スペック競争はかなり進んでいる
FLYDIGIではAPEXだけでなく、VADERシリーズも既に高性能化しています。現在国内販売されているVADER5 PROはホールエフェクトスティックを採用し、ダイヤル操作で40〜100gfのテンション調整に対応します。ABXYに加えてC/Zボタンを搭載した6ボタン構成で、4つの背面ボタンに加えてトリガー部にLM/RMの拡張ボタンも備えます。有線・2.4GHzワイヤレスとも1000Hzポーリングレートに対応し、LT/RTは背面のスイッチで9mmのリニア(フカフカ)と0.7mmのタクタイル(カチカチ)を切り替えられる仕様です。一昔前ならハイエンドモデルだけの機能だった1000Hzやホールエフェクトスティックが、現在では複数モデルへ広がっています。この状況を考えると、2026年の新型ゲームパッドでは「ホールエフェクトだから高性能」「1000Hzだから低遅延」というだけでは差別化が難しくなってきたといえるでしょう。
前例FLYDIGIは2025年のTGSでも「初公開製品」を持ち込んでいた
今回の未発表製品予告は、FLYDIGIにとって初めてではありません。2025年の東京ゲームショウ出展時にも株式会社サイズは、VADER4やAPEX4などの定番製品を試遊できるようにすると同時に、「初公開となる最新のプロダクト」を展示すると予告していました。当時はAPEXをハイエンド、VADERをコアレンジ、DIREWOLFをエントリーという位置づけで説明しています。2026年も再び既存シリーズと未発表製品を組み合わせて展示することから、FLYDIGIが東京ゲームショウを日本市場へ新しい製品を披露する重要な場所として活用していることがうかがえます。単なるブランド展示ではなく、TGS直前から開催期間にかけて新製品発表が追加される可能性にも注目したいところです。
LEADJOY2026年に日本市場へ本格参入したブランド
今回もう一つ注目したいのがLEADJOYです。株式会社サイズの現在の国内ラインアップには「XENO PLUS COMBO」「BLADE PLUS」「SABER PLUS」が掲載されています。FLYDIGIと比較すると日本での知名度はまだ高くありませんが、製品スペックを見ると低価格な汎用コントローラーというより、操作精度や応答速度を重視するゲーマーを意識した設計が目立ちます。代表的なのがXENO PLUS COMBOです。
特徴LEADJOY「XENO PLUS」はTMRスティック+1000Hzを採用
XENO PLUS COMBOには「JS13 PROモジュール」と呼ばれるTMR方式のスティックが採用されています。スティック入力のノイズを抑えるRCフィルターや、ゲームカーブを検出して調整する機能なども用意されています。PC接続では有線・2.4GHzワイヤレスの両方で1000Hzポーリングレートに対応し、株式会社サイズの製品ページでは有線時の公称遅延がジョイスティック2.6ms・ボタン2.7ms、無線時はジョイスティック5.9ms・ボタン5.5msとされています。ABXYには0.35mmストロークのメカニカルボタンを採用し、トリガーについても0〜255段階のリニア入力と0.45mmストロークのメカニカル入力を切り替えられます。1000mAhバッテリーと充電ドックも付属し、公称バッテリー駆動時間は約30時間です。スペックだけを見ると、LEADJOYは日本市場への参入初期から「TMR」「1000Hz」「低遅延」「メカニカルボタン」といった、現在の高性能ゲームパッド市場で注目されやすい要素を積極的に取り入れています。
スティック技術ホールエフェクトの次に「TMR」がキーワードになるか
ここ数年のゲームパッド市場では、スティックドリフト対策としてホールエフェクトセンサーを採用する製品が増えてきました。FLYDIGIのAPEX5やVADER5 PROもホールエフェクト方式です。それに対してLEADJOYのXENO PLUSはTMR方式を採用しています。そのためTGS 2026では、単に各社の新型コントローラーを見るだけでなく、「次世代スティック技術をどの方式で実現するのか」という視点も面白くなりそうです。もちろん、センサー方式だけで実際のスティック精度や操作感が決まるわけではありません。センタリング、デッドゾーン、入力ノイズ、ファームウェアによる補正、スティックテンションなども実際の操作感へ影響します。だからこそ、TGSのように実機へ触れられるイベントでは、カタログスペックでは分からない部分を確認する意味があります。
位置づけLEADJOYはFLYDIGIの「廉価ブランド」ではない
FLYDIGIとLEADJOYは日本ではどちらも株式会社サイズが扱うため、価格帯違いの姉妹ブランドのように見えるかもしれません。しかし、現時点で公開されている情報を見る限り、単純に「FLYDIGIが上位、LEADJOYが廉価版」という関係として整理するのは適切ではなさそうです。LEADJOYのXENO PLUSだけを見てもTMRスティック、1000Hzポーリングレート、メカニカルABXY、切り替え式トリガー、背面・追加ボタン、充電ドックなど、高性能ゲームパッドとしてかなり多くの機能が搭載されています。FLYDIGIが長年蓄積してきたAPEX・VADER・DIREWOLFというシリーズ構成で市場を広げる一方、LEADJOYは比較的新しいブランドとして別の設計思想や価格帯から競争へ加わる可能性があります。TGS 2026では、両ブランドを実際に触り比べられることそのものが大きな価値になりそうです。
Switch 2対応は製品ごとに確認した方がいい
コントローラー選びで注意したいのがNintendo Switch 2への対応です。株式会社サイズの製品ページによると、APEX5はSwitch 1のHOMEボタンによるスリープ解除には対応しているものの、「Switch 2の対応は未定」と明記されています。VADER5 PROも「Switch 2の完全対応は未定」とされています。LEADJOYのXENO PLUS COMBOについては、Switch 2のスリープ復帰とCボタン(チャットボタン)には対応しないと注意書きがあります。ゲームパッドの場合、「Switchモードを搭載している」「Bluetooth接続できる」ということと、「Switch 2の全機能に正式対応する」ということは同じではありません。TGS 2026で新製品が発表された場合も、Switch 2対応をうたっているかだけでなく、Cボタン、スリープ復帰、ジャイロ、振動、NFCなど、どこまで対応するのかを確認した方がよいでしょう。
| 製品 | スティック方式 | Switch 2対応 |
|---|---|---|
| FLYDIGI APEX5 | ホールエフェクト(30〜100gf可変) | 未定 |
| FLYDIGI VADER5 PRO | ホールエフェクト(40〜100gf可変) | 完全対応は未定 |
| LEADJOY XENO PLUS COMBO | TMR(JS13 PROモジュール) | スリープ復帰・Cボタン非対応 |
※出典:株式会社サイズ公式製品ページ各製品仕様(2026年8月19日時点)。
日程TGS 2026は30周年、史上初の5日間開催
今回の東京ゲームショウ2026自体も例年とは少し違います。TGSは2026年に30周年を迎え、「史上最長、遊びづくしの5DAYS」をテーマに、9月17日から21日までの5日間、幕張メッセで開催されます。9月17日・18日はビジネスデイ、9月19日・20日は一般公開日、最終日の9月21日も一般公開という日程です。従来より会期が長くなったことで、ゲームタイトルだけでなく、ゲームパッドやモニター、PCパーツなど周辺機器メーカーにとっても製品をじっくりアピールしやすいイベントになりそうです。30周年の詳しい内容は、東京ゲームショウ2026・30周年記念の解説記事もあわせて確認してください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|TGS 2026で確認したいのは「1000Hzの次」
FLYDIGIとLEADJOYが、2026年9月17日から21日に開催される東京ゲームショウ2026へ出展します。FLYDIGIは10-C09、LEADJOYは08-N05にブースを構え、最新製品や新技術を展示します。FLYDIGIでは未発表の新製品が公開予定で、両ブランドとも日本初公開となる製品展示を予定しています。現在のFLYDIGIはAPEX5やVADER5 PROで既に1000Hzポーリングレート、ホールエフェクトスティック、追加ボタン、高度なトリガー機能を実現しており、日本市場へ本格参入したばかりのLEADJOYもXENO PLUSでTMRスティックや1000Hzポーリングレートを採用しています。
現在の高性能ゲームパッド市場は、スペック表だけでは製品同士の違いが分かりにくくなっています。「1000Hz対応か」「磁気センサーか」というチェックだけでなく、実測遅延・スティックのセンタリング精度・デッドゾーン・無線接続の安定性・トリガーの操作感・Switch 2への対応範囲まで含めて比較する必要があります。2026年8月19日時点でFLYDIGIの未発表製品の詳細は明らかになっていないため、TGS開幕までの追加発表と、実機を確認できるTGS会場での比較に注目です。



