ロジクール G304 X SUPERLIGHTは買いか|旧G304との違いと59g・8,000Hz対応を解説【2026年版】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
ロジクールGの定番ワイヤレスゲーミングマウス「G304」が、大幅に軽量化された「G304 X SUPERLIGHT LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス」として2026年7月16日に発売されました。従来モデルで支持されてきたコンパクトな形状を受け継ぎながら、重量を約99gから59gへ軽量化し、最大44,000DPIのHERO 44Kセンサー、USB Type-C充電、Bluetooth接続にも対応しています。
別売りのPRO LIGHTSPEEDレシーバーを組み合わせれば、最大8,000Hzのレポートレートも利用できます。一方、ロジクールオンラインストア価格は1万2,980円(Amazon.co.jp限定モデルは1万1,800円)で、従来のG304よりも大幅に高くなりました。単3形乾電池式から内蔵バッテリー式へ変更されたことで、公称駆動時間も最大250時間から約130時間へ短くなっています。
この記事では、G304 X SUPERLIGHTの特徴と旧G304との違いをスペック比較表で整理したうえで、8,000Hzを利用する際の注意点、マウスソールの評価まで、どのような人に向いているのかを解説します。
出典:ロジクール公式プレスリリース「G304 X SUPERLIGHT」にもとづきます(2026年8月時点)。
目次
総合判定結論|買い替えるべきか
- 旧G304の形状は気に入っているが重さに不満があった人
- ゲームと仕事用PCで1台のマウスを使い分けたい人
- 乾電池の購入・交換の手間を無くしたい人
- 価格の安さと電池持ちの長さを最優先する人
- 現在のG304の重さに特に不満がない人
- 手が大きく、かぶせ持ちを好む人
製品概要G304 X SUPERLIGHTとは|G304の形状を受け継いだ59gの軽量マウス
ロジクールオンラインストア価格は、2年間無償保証モデルが1万2,980円、1年間無償保証モデルが1万1,800円です。カラーはブラックとホワイトが用意されています。
最大の特徴は、従来のG304で親しまれてきた丸みのあるコンパクトな形状を残しながら、重量を59gまで軽くしたことです。旧G304は単3形乾電池を含めて約99gだったため、約40gも軽量化されたことになります。週刊アスキーの実機測定でも59gと、公称値どおりの重量が確認されています。最近のFPS向けゲーミングマウスでは60g前後の製品が増えていますが、旧G304は電池を含めると約100gあり、現在の基準ではやや重いモデルになっていました。
比較軸旧G304との違い|何が変わったのか
G304 X SUPERLIGHTは、単に旧モデルを軽くしただけではありません。センサー、接続方法、電源方式、最大レポートレートなども大きく変更されています。
| 項目 | G304 X SUPERLIGHT | G304(旧モデル) |
|---|---|---|
| 重量 | 59g | 約99g |
| センサー | HERO 44K | HERO |
| DPI | 100〜44,000DPI | 200〜12,000DPI |
| 最大速度 | 678IPS | 400IPS超 |
| 標準レポートレート | 1,000Hz | 1,000Hz |
| 最大レポートレート | 8,000Hz(別売りレシーバー必要) | 非対応 |
| 接続方法 | LIGHTSPEED・Bluetooth・USB有線 | LIGHTSPEEDのみ |
| 電源 | 内蔵充電式バッテリー | 単3形乾電池 |
| 公称駆動時間 | 約130時間 | 最大250時間 |
| 公式ストア価格 | 1万1,800〜1万2,980円 | 販売店により異なる |
旧G304は、最大12,000DPIのHEROセンサーとLIGHTSPEED接続を採用し、単3形乾電池1本で最大250時間使えることが特徴でした。新型は重量やセンサー性能、接続方法では大きく進化していますが、電池持ちと価格では旧型の方が有利です。そのため、G304 X SUPERLIGHTは旧G304を完全に置き換える低価格な後継機というよりも、G304の形状をベースに性能を高めた上位モデルと考えた方が分かりやすいでしょう。
重さの体感差約40gの軽量化がもたらす操作性の変化
マウスの重量は、FPSにおける振り向きやフリック操作だけでなく、細かなエイム調整にも影響します。特にローセンシで大きくマウスを動かすプレイヤーの場合、約99gから59gへの変化は体感しやすいと考えられます。軽量化と高精度センサーの組み合わせにより、細かな動きを正確に反映しやすくなった点は週刊アスキーの実機レビューでも評価されています。
旧G304では、単4形乾電池と変換アダプターを使って軽量化する方法も知られていましたが、乾電池を変更してもG304 X SUPERLIGHTほど軽くすることは難しく、重量バランスも純正状態とは変わってしまいます。G304の形状が気に入っているものの、重量を理由に別のマウスへ移行していたユーザーにとって、59gという軽さは大きな魅力です。
トラッキング精度HERO 44Kセンサーの実際の性能
G304 X SUPERLIGHTには、最大44,000DPIのHERO 44Kセンサーが搭載されています。最大速度は678IPS、最大加速は40Gです。ただし、最大DPIが高いからといって、実際のエイム精度が単純に約3.7倍高くなるわけではありません。多くのFPSプレイヤーは400〜3,200DPI程度を使用しており、44,000DPIをそのまま使うケースは限定的です。最大DPIの数字よりも、素早く動かした際の追従性やセンサーの安定性、入力遅延、重量、形状の方が実際の操作感に影響します。
海外の技術系メディアがG304 X SUPERLIGHTを使って『Counter-Strike 2』を検証したところ、センサーが途切れることはなく、射撃操作も問題なく行えたと評価しています。HERO 44Kセンサーは、44,000DPIを使うためというより、低感度から高感度まで安定したトラッキング性能を得るための強化と考えるのが適切です。
追加コスト最大8,000Hz対応だが別売りレシーバーが必要
1,000Hzでは、マウスの入力情報を理論上1秒間に1,000回、約1ms間隔でPCへ送信します。8,000Hzでは1秒間に8,000回、約0.125ms間隔になります。数値上は入力の更新間隔が細かくなりますが、すべての環境で違いを明確に体感できるとは限りません。8,000Hzの効果を活かすには、240Hzや360Hz、500Hzといった高リフレッシュレートモニターに加え、ゲーム側でも高いフレームレートを維持できるPC性能が必要です。高ポーリングレートはCPU負荷が増えることもあり、一部のゲームではフレームレート低下やカクつきにつながる場合があります。一般的な144Hzや165Hzモニターでゲームをプレイする場合は、付属レシーバーの1,000Hzでも十分で、G304 X SUPERLIGHTを購入したからといって、PRO LIGHTSPEEDレシーバーまで必ず買う必要はありません。
ワイヤレス運用接続方式とバッテリー|3方式対応と約130時間駆動
旧G304は、USBレシーバーを使ったLIGHTSPEEDワイヤレス接続が基本でした。G304 X SUPERLIGHTは、LIGHTSPEED、Bluetooth、USB有線接続を使い分けられます。ゲームでは低遅延のLIGHTSPEEDを使い、仕事用ノートPCやタブレットではBluetoothを使うといった運用が可能です。USB Type-Cケーブルを接続すれば、充電しながら有線マウスとしても使用できます。ただし、Bluetooth接続はLIGHTSPEEDより遅延が大きくなる可能性があるため、FPSやTPSなど入力速度が重要なゲームではLIGHTSPEEDを使い、Bluetoothは一般作業や持ち運び用として利用するのが適しています。
電源は単3形乾電池式から内蔵リチウムイオンバッテリー式へ変更され、公称駆動時間は約130時間です。仮に1日4時間使用すると、単純計算では約32日使えることになります。実際の駆動時間はレポートレート・LED設定・接続方法・使用環境によって変化し、特に8,000Hzで使用した場合は1,000Hzより消費電力が増える可能性があります。旧G304は単3形乾電池1本で最大250時間使えたため、電池持ちだけを比較すると旧モデルの方が優秀ですが、新型はUSB Type-Cケーブルで繰り返し充電でき、乾電池を購入する必要がありません。
外観と操作性形状・ボタン・RGBデザイン|G304からの継承点
G304 X SUPERLIGHTの本体サイズは、幅63.9mm、奥行117.3mm、高さ38.2mmです。旧G304と同様に、後部が丸みを帯びた左右対称に近い卵型形状を採用しています。サイドボタンは左側だけに搭載されているため、形状は左右対称に近いものの、基本的には右手用マウスです。コンパクトなサイズのため、手が小さめの人や、指先でマウスを操作するつまみ持ち、手のひらを少し浮かせるつかみ持ちと相性が良いと考えられます。海外の実機レビューでも、小さな手に適したサイズとしつつ、大きめの手でも不快には感じなかったと評価されています。ただし、手が大きい人がマウス全体を包み込むようにかぶせ持ちする場合は、奥行きや高さが不足すると感じる可能性があります。
ボタン数は6個で、左右クリック、ホイールクリック、左側面のサイドボタン2個、天面のDPI変更ボタンという、旧G304に近い構成です。最近の競技向け軽量マウスでは重量を抑えるためにDPI変更ボタンを底面へ移動したり省略したりする製品もありますが、G304 X SUPERLIGHTは天面にDPI変更ボタンが残っているため、ゲームや作業内容に応じて感度を切り替えやすい設計です。各ボタンの割り当てやDPIはLogicool G HUBから変更できます。加えてLIGHTSYNC RGBが搭載されており、本体後部付近の半透明パーツが発光します。旧G304は発光を抑えたシンプルな外観だったため、デザイン面でも違いがあります。
購入前の懸念注意点|価格の上昇とマウスソールの評価
G304 X SUPERLIGHTの最大の注意点は価格です。旧G304は低価格なワイヤレスゲーミングマウスとして人気を集めたモデルでした。新型は59gの軽量設計、HERO 44Kセンサー、Bluetooth、USB Type-C充電、最大8,000Hz対応など、スペックが大きく向上していますが、1万円を超える価格帯では国内外のさまざまな軽量ワイヤレスマウスが競合します。G304の形状にこだわりがない場合は、ほかの59g前後のモデルと価格やスイッチ、ソール、付属品、保証期間を比較した方がよいでしょう。
海外の実機レビューでは、マウスソールに対する否定的な評価も報告されています。あるレビューでは、ソールがマウスパッドへ引っかかるような抵抗感があり、軽量マウスとして期待するほど滑らかに滑らないと指摘されています。センサーや本体の剛性は評価する一方、このソールの滑りの悪さを弱点として挙げているのが実情です。ソールの滑りや音は使用するマウスパッドの素材や個体差によっても変わるため、すべての環境で同じ問題が発生するとは限りませんが、滑りの軽いマウスを好む人は注意が必要です。G304 X SUPERLIGHTは本体重量が軽いため、ソールの抵抗が強いと59gの軽さを十分に感じられない可能性があります。購入後に滑りが気になる場合は、対応する交換用ソールが販売されているか確認してから交換を検討しましょう。
適性チェック向いている人・向いていない人
FAQよくある質問
購入先G304 X SUPERLIGHT・8,000Hzレシーバーの入手先
本体だけならG304 X SUPERLIGHT単体で購入し、まずは付属レシーバーの1,000Hzで試すのがおすすめです。360Hz以上の高リフレッシュレートモニターを使っている競技志向のプレイヤーだけ、8,000Hz対応の別売りレシーバーを追加で検討してください。
総括まとめ|安さと電池持ちなら旧G304、軽さと最新性能ならX SUPERLIGHT
ロジクール G304 X SUPERLIGHTは、長年支持されてきたG304の形状を受け継ぎながら、重量を59gまで軽量化したワイヤレスゲーミングマウスです。HERO 44Kセンサー、LIGHTSPEED、Bluetooth、USB Type-C充電に対応し、別売りのPRO LIGHTSPEEDレシーバーを使用すれば最大8,000Hzでも動作します。
特に大きな進化は、最大DPIや8,000Hzではなく、旧G304から約40g軽くなったことです。G304の形状が好きで、重さを理由に買い替えを検討していたユーザーにとっては有力な選択肢になります。一方、公式ストア価格は1万1,800〜1万2,980円と旧モデルより高く、公称駆動時間も最大250時間から約130時間へ短くなりました。海外レビューではマウスソールの抵抗や擦れる音も指摘されているため、すべての面で旧モデルや競合製品を上回っているわけではありません。
安さと電池持ちを重視するなら旧G304、G304の形状を維持しながら軽さと最新性能を求めるならG304 X SUPERLIGHTがおすすめです。





