ASUS TUF Gaming 初音ミクマウスは買いか|通常版が無い65g・3モード機をコラボ4製品ごと検証【2026年版】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
通常版が存在しない65g・3モード機を、コラボ4製品ごと検証する
ASUSと初音ミクのコラボデバイスは、キーボード・マウス・マウスパッド・ヘッドセットの4製品が2025年6月20日に同時発売されました。マウスの市場想定価格は14,250円です。発売から1年以上が経ち、実売はその水準から動いています。
コラボデバイスを評価するときは、通常版との差額がいくらかを見るのが定石です。ところがこのマウスには、その比較対象がありません。ASUSのTUF Gamingマウス一覧に並ぶのはM3 Gen II、M4 Air、M4 Wireless、そしてこのMini Wireless Hatsune Miku Editionだけで、Mini Wirelessに通常カラーが用意されていないためです。
つまり「コラボ税がいくら乗っているか」という評価軸自体が使えません。そこで判断材料になるのは、単体のマウスとして中身が足りているか、そして4製品で揃える意味があるかの2つです。順番に見ていきます。
目次
結論デザインが目的なら成立する。競技用途なら情報が足りない
先に結論を書きます。初音ミクのカラーでデスクを組みたい人にとっては、実用スペックを落としていない点で成立する選択です。一方で、競技志向のFPS用マウスとして指名買いするには、公開されている情報が足りません。

スペック公式が公開している数字を並べる
ASUSの製品ページとテクニカルスペックに載っている項目を整理します。数字の出どころはすべて公式です。
| 項目 | 公称値 |
|---|---|
| 重量 | 65g |
| サイズ | 115×63.4×37.5mm |
| センサー | 12,000dpi 光学式 |
| 追従速度 | 最大300 IPS |
| 加速度 | 最大35G |
| 接続 | 有線USB / 2.4GHz RF / Bluetooth の3モード |
| Bluetooth同時登録 | 最大3台 |
| バッテリー | Bluetooth接続時 最大134時間 |
| スイッチ | 1億回耐久のメカニカルスイッチ |
| ライティング | ロゴとアンダーグロウ(Aura Sync対応) |
| 付属品 | ワイヤレスレシーバー、パラコード、グリップテープ、ステッカー |
| ポーリングレート | 公式は非公開 |

300 IPSはセンサーが追える移動速度、35Gは加速度の上限を示す値です。ローセンシで大きく振る使い方でも、この数字が壁になる場面はまず来ません。12,000dpiという上限値も、実際にその設定で遊ぶ人はほとんどいないため、単体では性能の指標になりません。
前提通常版が無いので、コラボの上乗せ額は計算できない
コラボデバイスの評価で最初にやることは、同じ中身の通常版との差額を出すことです。他社のコラボでは、通常版に数千円上乗せした価格が付くのが一般的で、その差額に納得できるかが判断の軸になります。
この機種では、その計算ができません。ASUSのTUF Gamingマウス一覧にあるのはM3 Gen II、M4 Air、M4 Wireless、そしてMini Wireless Hatsune Miku Editionで、Mini Wirelessの通常カラーは存在しないからです。
通常版があるコラボなら「上乗せ分にデザイン代を払うか」で決められます。この機種はコラボ版が唯一の選択肢なので、同価格帯の他社マウスと横並びで比べるしかありません。
裏を返すと、限定色が売り切れたら通常版で代替する、という逃げ道もありません。欲しい場合は在庫のあるうちに判断する必要があります。
重量65gは軽いが、ASUSの中でも最軽量ではない
ASUSが前面に出しているのが65gという重量です。一般的なマウスから乗り換えれば十分に軽く感じますし、FPSでも扱いやすい範囲に収まります。

ただし2026年の市場では40g台から50g台のワイヤレスマウスも珍しくありません。ASUS自身のラインナップを見ても、TUF Gaming M4 Airは公称47gです。有線という違いはありますが、同じTUF Gamingの中でも本機が最軽量ではないことは押さえておきたいところです。
本機が65gに落ち着いているのは、極端な軽量化より機能を残す方向に振っているためです。3モード接続、Aura Sync対応のライティング、専用グリップテープを載せたうえで65gなら、バランスの取れた設計といえます。軽すぎるマウスが苦手な人には、むしろ扱いやすい重量です。
注意ポーリングレートが公開されていない
競技用途で買うかどうかを決めるなら、ここが一番の引っかかりどころです。
ASUSの製品ページにもテクニカルスペックにも、この機種のポーリングレートは記載されていません。第三者のデータベースには数値を載せているところもありますが、メーカーが公表していない数字を根拠に性能を語ることはできません。
2026年は2,000Hz、4,000Hz、8,000Hzに対応する競技向けマウスが出そろっている時期です。その中で「公表されていない」という状態は、少なくとも高ポーリングレートを売りにした製品ではないと読むのが妥当でしょう。高リフレッシュレート環境で数値を詰めたい人は、公称値を明示している製品を選んだ方が確実です。
ゲームでは2.4GHz RFを使ってください。Bluetoothはバッテリー持ちと複数台の切り替えに向く一方、遅延の面ではRFに劣ります。ノートPCでの普段使いはBluetooth、ゲームは2.4GHzという分け方が無難です。
セット4製品で揃えると市場想定価格46,190円
このコラボの強みは、マウス単体で完結していないことです。2025年6月20日に4製品が同時発売されており、同じホワイト・ターコイズ・ピンクで周辺機器を統一できます。
| 製品 | 主な仕様 | 市場想定価格 |
|---|---|---|
| TUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition | 98キーの光学メカニカル。シリコンガスケットマウントとダンピングフォーム、IP57の防水防塵 | 16,980円 |
| TUF Gaming Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition | 65g・12,000dpi・3モード接続。最大300 IPS・35G、Bluetoothで最大134時間 | 14,250円 |
| TUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition | 40mmドライバーとバーチャル7.1サラウンド。TeamSpeak認定マイク | 11,400円 |
| TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition | 25.4×20.3cmのポータブルサイズ。防水表面とほつれ防止ステッチ | 3,560円 |
4製品を合計すると46,190円です。RGBデバイスをばらばらに買って後から色を合わせるより、最初から配色の決まったシリーズで組める点は、コラボモデルならではの価値といえます。
マウス本体も、色を変えただけの簡易的なコラボではありません。サイドボタンとDPIボタンにピンクを入れ、後部のTUF Gamingロゴも専用仕様で、グリップ部分にシルエットが入ります。ロゴとアンダーグロウはAura Syncに対応し、専用のグリップテープとステッカーも付属します。

選び方どれから買うかで迷ったら
4製品すべてを揃えるのが前提でないなら、優先順位は使用時間で決めるのが分かりやすいでしょう。
視界に入る時間が長いのはマウスパッドとキーボードです。デスクの見た目を変える効果はこの2つが最も大きく、マウスパッドは市場想定価格3,560円と手を出しやすい価格に収まっています。まず色味を確かめたいなら、ここから始める手もあります。
一方で、性能面で買い替えの意味が出やすいのはマウスです。有線のマウスから乗り換えるなら65gと3モード接続の恩恵をそのまま受けられます。すでに軽量ワイヤレスを使っているなら、乗り換えて得られるのは主にデザインの部分になります。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQASUS×初音ミクコラボに関するよくある質問
TUF Gaming Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition は、65gの筐体に12,000dpiセンサー、最大300 IPS・35G、有線とRFとBluetoothの3モード接続、1億回耐久のメカニカルスイッチを収めたマウスです。ロゴとアンダーグロウはAura Syncに対応し、専用グリップテープとステッカーも付属します。色を変えただけのコラボではありません。
評価が難しいのは、この機種に通常カラーが存在しない点です。ASUSのTUF Gamingマウス一覧にMini Wirelessの通常版は無く、コラボの上乗せ額という一般的な判断軸が使えません。同価格帯の他社マウスと横並びで比べるしかない製品です。
その前提で見ると、デザイン目的で選ぶ人には成立します。実用スペックを落としていないため、飾らずにメインのマウスとして使えますし、4製品を揃えればデスク全体の配色を最初から統一できます。一方で競技志向のFPS用として指名買いするには、ポーリングレートが公表されていないぶん判断材料が足りません。軽さだけを求めるなら、同じASUSに公称47gのM4 Airがあります。





