Thermaltake水冷キット3種は日本で買える?Pacific RL360の64mm厚・D5と簡易水冷の違い、価格と対応CPUの注意点
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64mm厚より先に、CPU対応と設置場所を確認
ThermaltakeのPacific Gaming RL360 D5、Pacific R360 D5、Pacific R240 D5は、CPUブロックやポンプ、ラジエーター、硬いPETGチューブを組み合わせるDIY水冷キットです。購入してそのまま取り付ける簡易水冷とは、組み立て方が違います。
日本の発売日・税込価格は要確認です(2026年11月5日時点)。選択の軸は、64mm厚のRL360、薄型360mmのR360、薄型240mmのR240という設置条件の違いです。
ゲーム用PCを手早く冷やしたいなら簡易水冷が選びやすく、配管の見た目や組み立てそのものを楽しむならDIY水冷が候補になります。ただし3キットとも、AM5・LGA1700・LGA1851で使う場合は、対応金具を含む適合確認が先です。

目次
日本発売と価格はどう考える?
国内の購入判断は、正式な販売条件が出るまで保留が妥当です。同じPacificでも、旧キットの国内価格やラジエーター単体の発売日を、今回の3型番の価格・発売日として使うことはできません。
探す際は製品名だけでなく、RL360は「CL-W199-CU00SW-A」、R360は「CL-W202-CA00TR-A」、R240は「CL-W201-CA00TR-A」で照合してください。個人輸入を選ぶ場合も、送料・税金・返品先・漏水時の保証対象まで含めた総額が必要です。
RL360は冷却液が付属しません。R360・R240はC1000 Pure Clear Coolant 1,000mlを含みますが、チューブを加工する工具、必要なファン、予備チューブや追加継手まで、構成に合わせて別に見積もる必要があります。
3モデルの違いはラジエーターと同梱品
3キットに共通するのは、PR22-D5ポンプ/リザーバーと、外径16mm・内径12mm・長さ500mmのPETGチューブ4本です。リザーバー容量は300ml。チューブを切断・曲げ加工し、継手で固定して冷却液を循環させます。
| モデル・型番 | ラジエーター | 主要な同梱品 |
|---|---|---|
| Pacific Gaming RL360 D5 CL-W199-CU00SW-A | 360mm/14FPI 402.5×129×64mm | W1 CPUブロック、120mmファン3基、銀色継手。冷却液は別売 |
| Pacific R360 D5 CL-W202-CA00TR-A | 360mm/17FPI 394×120×39.5mm | W3 CPUブロック、黒色継手、排水バルブ、透明冷却液1,000ml |
| Pacific R240 D5 CL-W201-CA00TR-A | 240mm/17FPI 273×120.7×39.9mm | W3 CPUブロック、黒色継手、排水バルブ、透明冷却液1,000ml |
寸法はラジエーターの外形で、ファンや継手を含みません。R360・R240を「薄型」と呼んでも、取り付け空間を28mmだけで計算しないでください。FPIは1インチあたりのフィン数であり、数字だけで冷却性能や静音性の順位は決まりません。
RL360は厚さ64mmとファン3基が特徴
RL360はW1 CPUブロックと、Riing Plus H12ファン3基を含む構成です。ラジエーター本体が64mmあるため、一般的な25mm厚ファンを片側に付ける仮定なら合計89mmになります。これは設置検討用の足し算で、実機の必要クリアランスを保証する値ではありません。
厚み方向だけでなく、402.5mmの全長、129mmの幅、端部の継手とチューブの曲がりも確認が必要です。「360mm対応」と書かれたケースでも、メモリやマザーボードのヒートシンクに干渉する可能性があります。
R360とR240は透明ブロックと保守用部品が特徴

R360・R240は透明PMMAカバーのW3 CPUブロックに、排水バルブや圧力調整用プラグなどを組み合わせた構成です。ラジエーターの設置場所を確保できるならR360、長さの制約が強いならR240が検討の出発点になります。
R360・R240のKit Contents欄にはファンの明記がないため、ファン込みの完成価格として計算しないでください。販売店の同梱一覧で必要枚数と付属の有無を確かめ、別売ならその費用も加えます。
対応CPUとケースで先に確認すること
新しいCPUで使うなら、対応金具まで確認してから購入する必要があります。3製品のCompatibility欄はIntel LGA2066・2011・1366・115x・775、AMD AM4・FM2・FM1・AM3系・AM2系を列挙しています。AM5・LGA1700・LGA1851はその欄に載っていないため、付属金具だけで取り付けられると考えないでください。
PR22-D5本体にも約310mmの高さがあります。ラジエーター用のファン穴だけでなく、ポンプを固定する場所、注水口へ手を入れる空間、排水しやすい位置を用意できるかが重要です。
- CPUソケットと、必要な固定金具の型番を確かめる。
- ラジエーターの外形にファン厚を足し、メモリ・GPU・配線との干渉を見る。
- リザーバーの固定場所と、注水・排水のための空間を確保する。
- チューブ加工工具、冷却液、ファン、予備部材を含めて総額を出す。
簡易水冷との違いは冷却性能より組み立てと保守
D5ポンプ搭載や64mm厚という仕様だけでは、簡易水冷より低温・静音になると判断できません。CPU、発熱量、ファン回転数、室温、取り付け方をそろえた比較が必要です。DIY水冷を選ぶ理由は、まず配管や部品構成を自分で決めたいかどうかです。
| 判断軸 | Pacific D5キット | 簡易水冷の例 Liquid Freezer III Pro 360 |
|---|---|---|
| 取り付け作業 | 配管加工、継手固定、注水、エア抜き・漏れの確認 | 組み立て済みの冷却回路とファンを取り付ける |
| CPU対応 | 付属金具と使用CPUの適合を事前確認 | AM5・AM4、LGA1851・1700を仕様表に記載 |
| 厚みの目安 | RL360は本体64mm+ファン等の空間 | 本体38mm、取り付けに最低63mmの空間を要求 |
| 選ぶ目的 | 配管の見た目、構成・保守を楽しむ | CPU冷却を少ない工程で導入する |
組み立て負担を抑えたいなら、ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360のように使用CPUに対応した簡易水冷と比較するのが先です。同製品でもケースには最低63mmの空間が必要で、簡易水冷なら必ず収まるわけではありません。画面付きの完成品なら、MAGCurve 360の価格と設置条件も比較対象です。国内の購入候補は、OB360と国内360mm簡易水冷の比較でも確認できます。
漏水対策と冷却液の管理まで引き受ける
DIY水冷は自分で接続部を作るため、組み立て後の漏れ確認が欠かせません。組み付け前の洗浄、ポンプの空運転防止、注水後のエア抜きを行い、漏れがあればPCを稼働させる前に対処する必要があります。
洗浄用の蒸留水と、運転に使う冷却液は区別してください。指定された防食性のある混合済み冷却液を使い、水道水や蒸留水をそのまま常用冷却液にしないことが注意事項に含まれます。部品を追加するときも金属素材と冷却液の適合を確認する必要があります。
国内のAmazonで買える関連のPacific製品
今回の3キットとは別に、国内のAmazonで販売されている同シリーズの製品があります。いずれもマーケットプレイスの出品なので、出品者と保証条件を確認してから選んでください。
よくある疑問
まとめ|DIYを楽しむ人向け、購入前はCPU適合を優先
厚型ラジエーターを置けるならRL360、360mmの長さを確保しつつ厚みを抑えたいならR360、長さの制約があるならR240が候補です。ただし、国内の販売条件、使用CPUの固定金具、追加費用がそろってから比較する必要があります。
ゲーム用CPUの冷却だけが目的なら、取り付けやすい簡易水冷を先に検討できます。配管作りと保守まで楽しめる人にとって、Pacific D5キットは自作の工程を増やせる選択肢です。
出典:Thermaltake Pacific Gaming RL360 D5 / Thermaltake Pacific R360 D5 / Thermaltake Pacific R240 D5 / アスク Thermaltake販売終了製品 / ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360(2026年11月5日確認)


