Phantom Blade Zeroは買い?レビュー90点・Steam好評93%の評価と、向く人・向かない人【2026年11月】
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Phantom Blade Zeroの評価は高く、海外のPC版レビューには90点を付けたものがあり、Steamのユーザーレビューは78,712件中93%が好評(11月6日時点)です。それでも「ソウルライクと聞いて身構えている」「中華風の世界観が合うか分からない」という理由で、購入を迷っている人は多いはずです。
結論は、剣や武器を使い分けるアクションが好きな人には買いです。評価が集中しているのは戦闘と探索で、ボスに何度も挑み直す苦行は想定されていません。逆に、死んで覚えるタイプの高難度やオープンワールドの自由度を求める人には、期待とずれる部分があります。
判断の分かれ目は、ボスの硬さ、物語を読む量、進行の自由度です。メモや記憶の花で語られるストーリーは量が多く、道順も地図の印でかなり案内されます。PC版は日本語UI・字幕に対応していますが、音声は英語と中国語(簡体字)です。

目次
評価評価の早見|点数・好評率・価格
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 海外レビュー | 90 / 100(PC版・一例) | Radeon RX 6800 XTのPCで検証。うまさより気持ちよさを評価 |
| 別の海外レビュー | 戦闘は高評価、ボスは硬いとの指摘 | 雑魚戦の爽快感は高く、ボス戦は削りが遅く単調になりやすいとの意見 |
| Steamユーザーレビュー | 好評93%(78,712件・非常に好評) | 11月6日時点。数は日々増える |
| Steam価格 | 通常版8,580円/デジタルデラックス9,980円 | 日本のSteamストア表示(11月6日時点) |
| 日本語 | UI・字幕は日本語に対応 | フル音声は英語と中国語(簡体字) |
| クリア時間 | 最終ボスまで30〜35時間/全要素で約50時間 | それぞれのレビュアーのプレイ時間 |
高評価評価が集まるのは「戦闘」と「探索」
最も評価が高いのは戦闘です。パリィや回避、赤く光る防御不能攻撃といった要素はありますが、ボスの攻撃を受け流しながら反撃を差し込める間合いがあり、押し引きの自由度が広いと評価されています。モーションキャプチャには武術家が参加し、香港映画のドニー・イェンがクリエイティブコンサルタントとして名を連ねています。
武器は通常のものが30種類あり、そのほとんどが広いマップの中で取り逃がしうる配置です。出血を溜める武器、酒瓶で「酔い」状態を起こす武器、盾を崩す武器など、1本ごとに癖があります。2本を持って切り替えると、防御や強攻撃で減るSha-Chi(気力ゲージ)がすぐに回復します。
もう一つの目玉が「Phantom Edge」で、遠距離攻撃や仲間の召喚といった、使用回数に制限のある副武器です。回数は休息で補充されます。一部は探索でも使え、最初は入れなかった場所に戻って新しい道を開けます。地図上の対象エリアは、使えるようになると自動で緑色に変わるため、寄り道の目的がすぐ分かります。
属性耐性、特定の敵への与ダメージ、HPの増加といった装飾品があり、組み替えるだけで戦いやすくなることがあります。武器を鍛え直す前に試す価値があります。
探索は、メインストーリーに戻る道筋が明確なうえ、脇道には必ず何かがあります。敵やボス、武器の強化素材、強力な武器の隠しボスなど、寄り道の報酬が手厚いのが特徴です。同じ場所を何周もするような作りではなく、無駄な空間が少ないと評価されています。
難易度ソウルライクではない|死んだときの扱いが違う
Steamのユーザータグには「ソウルライク」がありますが、レビューでは「ソウルライクではない」、あるいは「軽量版」という評価が複数あります。違いが出るのは、死んだときの扱いです。
| 場面 | 一般的なソウルライク | Phantom Blade Zero |
|---|---|---|
| 休息・復活後の敵 | 雑魚が復活する作品が多い | 敵はほとんど復活しない |
| 死んだときの通貨 | その場に落として取り戻す作品が多い | 残響(通貨)は失わない |
| ボスの第2形態で死亡 | 最初からやり直す作品が多い | 第2形態から再開する |
| 回復アイテム | 休息で補充する作品が多い | 復活のたびに補充される |
※「一般的なソウルライク」は作品ごとに異なる傾向の目安です。右列は複数のPC版レビューに基づきます。
そのぶん、挑み直しの負担は軽くなります。難しさを求める人には、最高難易度に「66回死ぬと進行がすべて消える」ハードコアの設定があります。主人公のSoulが残り66日しか生きられないという物語の設定に合わせたもので、ゲーム内の時間は特定のストーリー展開でしか進みません。
最終ボスを倒した時点では、真のエンディングではなくバッドエンディングを見たという報告があります。結末は寄り道や行き先で変わり、真のエンディングに関わる隠しボスはそれまでより難しさが段違いに上がるとされています。
弱点気になる点|物語の量と手厚い誘導
戦闘や探索に比べると、物語の評価は割れます。台詞やカットシーンに加えて、フィールドの至るところにメモが落ちていて、量が多すぎるという指摘があります。特に重要な「記憶の花(Memory Flower)」は、調べると主人公が立ち止まって数分間、声が流れ続けます。台詞は飛ばせますが、物語の核心とHP増加、強力なスキルの解放がここに結び付いているため、読み飛ばしにくい作りです。
ボス戦では評価が割れます。雑魚戦は爽快でも、ボスは体力が多く、パリィや回避に成功してもダメージの通りが遅いと感じた報告があります。弱点になる武器や副武器をゲームがはっきり示さないため、相性を探る手間もかかります。ボスの戦闘挙動は11月3日の更新でも調整されましたが、体感がどこまで変わったかは公表されていません。
道案内も手厚い部類です。クエストと地図の印が多く、秘密の場所でも見逃しにくいため、実際には一本道に近いという指摘があります。探索の発見そのものを楽しみたい人には、物足りなく感じる可能性があります。
不具合では、ボス戦の2か所で地形に引っ掛かり、避けようのないダメージを受けた報告があります。開発元は11月3日の更新で、プレイヤーが引っ掛かる環境の問題を修正したと告知していますが、報告された2か所と同じ内容かは公表されていません。更新内容は初パッチの変更点にまとめています。
向き不向き向く人・向かない人
| 観点 | 向く人 | 合わない人 |
|---|---|---|
| 戦闘 | 武器の切り替えやパリィで、派手に戦いたい | 赤い攻撃は回避、青い攻撃はパリィで崩す戦い方が好きではない |
| ボス戦 | 雑魚戦の爽快感と、挑み直しの軽さを重視する | 体力が多く長引くボス戦や、武器の相性探しが苦手 |
| 探索 | 寄り道の報酬があれば満足できる | 地図なしで道を見つける自由度が欲しい |
| 物語 | 武侠の世界観やメモを読むのが苦にならない | ストーリーはテンポよく進めたい |
1周目は最終ボスまでおよそ30〜35時間という報告があり、全要素と真のエンディングまで進めると約50時間かかったという報告もあります。通常難易度で終えると、武器や装飾品を引き継ぐニューゲーム+が遊べます。作品の世界観や基本システムはPhantom Blade Zeroの解説記事にまとめています。
PC版PCで遊ぶ条件|スペックと日本語
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| GPU | GeForce GTX 1660 6GB/Radeon RX 5500 XT 8GB | GeForce RTX 3060 Ti 8GB/Radeon RX 6700 XT 12GB |
| CPU | Core i7-8700K/Ryzen 5 3600 | Core i5-10600K/Ryzen 5 5600X |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| 目標 | 1080p・30fps(アップスケーリング有効) | 1440p・60fps(アップスケーリング有効) |
| ストレージ | 空き145GB・SSD必須 | 空き145GB・SSD必須 |
※Steamストアページの動作環境(2026年11月6日確認)。いずれもアップスケーリングを使うことが前提の目標で、ネイティブ解像度でのfpsを保証するものではありません。
Core i5 12400F・Radeon RX 6800 XT・32GBメモリの検証環境では、「かなり快適」に動いたとされています。ただし、雨のような粒子効果が多い戦闘では、フレームレートが大きく落ちる場面があったとしています。RX 6800 XTは推奨のRX 6700 XTより上のGPUです。また、レビューの情報欄ではSteam Deckは非対応です。
GPUごとの実測fpsは必要なグラボを解説した記事、VRAM 8GBのGPUで遊ぶ設定は8GB VRAMの記事にまとめています。発売直後にはNVIDIAドライバー621.01を避ける案内もあったため、購入前にドライバーの記事も確認してください。
おすすめPCが推奨に届かない人の入れ替え候補
手持ちのGPUが推奨のRTX 3060 Tiを下回るなら、ゲームを買う前に本体の入れ替えも選択肢になります。1440pで超解像を使う遊び方なら、RTX 5070クラスが最初の候補です。
FAQよくある質問
まとめまとめ|アクション重視なら買い、苦行を求めるなら要注意
Phantom Blade Zeroは、武器を切り替える戦闘と寄り道の報酬を楽しめる人には買いです。Steamでは日本語UI・字幕に対応し、通常版は8,580円です。物語の量と手厚い誘導、ソウルライクほどの苦行がない点は、好みが分かれます。
戦闘と探索を楽しみたいなら買い。ボスを何度も倒す苦行や、地図なしの探索を求める人は、物語の量と難易度の設計を確認してから選びましょう。
※出典:PC Gamer「Phantom Blade Zero review」、GamesRadar+「Phantom Blade Zero review」、Eurogamer「Phantom Blade Zero review」、Steamストアページ、公式パッチノート(2026年11月3日)。Steamの価格・好評率は2026年11月6日の表示です。


