CoD MW4(モダン・ウォーフェア4)PC版の推奨スペック|製品版の正式要件と容量115GB、144fpsに必要なGPUの目安
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製品版の正式要件・容量115GB・レイトレ要件まとめ
CoD MW4(Call of Duty: Modern Warfare 4)のPC版は、推奨スペックのRTX 3060 Ti・メモリ16GBを満たせば、マルチプレイを高設定・90fpsで遊べる設計です。Activisionは2026年9月29日に製品版の動作環境を最低・推奨・レイトレーシングの3段階で発表し、容量は115GB、SSDが必須と確定しました。
8月のベータ版と比べると、要求は全体に軽くなっています。最低メモリは12GBから8GBに、AMDの推奨GPUはRX 6700 XTからRX 6600 XTに下がりました。一方で、4Kでレイトレーシングを使う人向けに、RTX 5070 Ti・RX 9070 XTとメモリ32GBという上の段が加わっています。
手持ちのGPUで足りるかどうかは、タスクマネージャーでGPU名とVRAMを確かめ、推奨GPUとの性能差を見れば判断できます。RTX 3060(無印)は推奨のRTX 3060 Tiより約17%遅く、ノートPCはGPU名が同じでも要件の対象外になる場合があります。SSDに115GBの空きを確保し、TPM 2.0とSecure Bootを確認しておくと、性能以外の必須条件も満たせます。
動作環境MW4製品版の最低・推奨・レイトレーシング要件
製品版の動作環境は3段階です。最低はプレイできる下限、推奨はマルチプレイを高設定・90fpsで動かすための構成、レイトレーシング要件は4K(アップスケーリング使用)でレイトレーシング品質Highを動かすための構成です。
| 項目 | 最低 | 推奨 | レイトレーシング |
|---|---|---|---|
| 想定 | プレイできる下限(fpsの目標は記載なし) | マルチプレイを高設定・90fps | 4K(アップスケール)・レイトレ品質High |
| OS | Windows 10 64bit(最新アップデート) | Windows 11 64bit(最新アップデート) | Windows 11 64bit(最新アップデート) |
| CPU | Ryzen 5 1400 / Core i5-6600 | Ryzen 5 3600 / Core i7-8700K(サポートページはi7-8700) | Ryzen 7 3700X / Core i7-10700K |
| メモリ | 8GB | 16GB | 32GB |
| GPU(NVIDIA) | GeForce GTX 970 / GTX 1060 | GeForce RTX 3060 Ti(Steamの欄はRTX 3060) | GeForce RTX 5070 Ti |
| GPU(AMD) | Radeon RX 470 | Radeon RX 6600 XT | Radeon RX 9070 XT |
| GPU(Intel) | Arc A580 | Arc B580 | 記載なし |
| VRAM | 3GB | 8GB | 16GB |
| ストレージ | 115GB(SSD必須) | 115GB(SSD必須) | 115GB(SSD必須) |
製品版の動作環境はCall of Duty公式ブログとActivisionのサポートページの最低・推奨・レイトレーシング要件が基準です。TPM 2.0とSecure Bootなどの追加条件も満たす必要があります。
Core i7-8700(無印)は推奨を満たします。Activisionのサポートページは推奨のIntel CPUをi7-8700としており、公式ブログとSteamのストアページにあるi7-8700Kとは同じ6コア12スレッドのCPUです(最大クロックは4.6GHzと4.7GHz)。
RTX 3060(無印)は、推奨としては余裕が少ない側です。Steamのストアページは推奨のNVIDIA GPUをRTX 3060としていますが、公式ブログとサポートページはRTX 3060 Tiです。RTX 3060は一般的なゲームの平均でRTX 3060 Tiより約17%遅く、AMDの推奨のRX 6600 XTとほぼ同じ位置にあります(GPUの目安の表)。最近のゲームでのRTX 3060の実力と買い替え先はRTX 3060を2026年のゲームで検証した記事にまとめています。
- 推奨ドライバーは、AMDがAdrenalin 26.7.1、NVIDIAが616.56、Intelが32.0.101.8974です。NVIDIAは、後述するAdvanced Shader Deliveryに対応したドライバーを、日本では発売前日の10月22日(米国時間10月21日)に別途配布します。AMDは9月29日公開のAdrenalin 26.9.2で、MW4のキャンペーン早期アクセスに対応しました。
- Intel ArcはResizable BARの有効化が必須です。
- CPUはAVX命令に対応したIntel・AMD製のみが対象で、Arm版WindowsのPCは含まれていません。
- DirectX 12への対応とブロードバンド回線は全段階の前提です。
- 容量は115GBが基準で、必須アップデートのたびに追加の空きが必要になることがあります。
- TPM 2.0とSecure Bootが必須です(詳しくはセキュリティ要件の節)。
出典:Call of Duty公式ブログ「Call of Duty: Modern Warfare 4 PC Trailer, Tech Updates, and More」(2026年9月29日公開、10月13日に再確認)、Activisionサポート「PC System Requirements for Modern Warfare 4」(10月13日確認)、Steamストア「Call of Duty: Modern Warfare 4」(システム要件欄、10月13日確認)、Intel製品仕様「Core i7-8700」「Core i7-8700K」、AMD公式リリースノート「AMD Software: Adrenalin Edition 26.9.2」(2026年9月29日公開、10月2日確認)
推奨環境の条件は「マルチプレイを高設定で90fps」までで、解像度は書かれていません。WQHDや4Kで同じfpsを狙う場合は、推奨より上のGPUが要ると考えておくのが安全です。また、要件は発売時点のもので、今後のアップデートで改訂される可能性があります。
確認手順手持ちのPCが要件を満たすか確かめる|CPU・メモリ・GPU・空き容量の見方
CPU・メモリ・OSは設定アプリの「バージョン情報」、GPU名とVRAMはタスクマネージャーで分かります。どれもWindowsの標準機能だけで、数分あれば確かめられます。
| 確かめる項目 | 見る場所 | 推奨を満たす目安 |
|---|---|---|
| CPU・メモリ・OS | スタートを右クリック →「設定」→「システム」→「バージョン情報」。「デバイスの仕様」にプロセッサと実装RAM、「Windowsの仕様」にエディションとバージョンが出ます。「システムの種類」がx64ベースのプロセッサかも見ます | Ryzen 5 3600・Core i7-8700K(i7-8700)と同等以上、メモリ16GB、Windows 11 64bit(Windows 10は22H2以降) |
| GPUとVRAM | Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開き「パフォーマンス」→「GPU」。右上にGPU名、「専用GPUメモリ」の総量がVRAMです | RTX 3060 Ti・RX 6600 XT・Arc B580と同等以上、VRAM 8GB以上 |
| SSDの空き容量 | 「設定」→「システム」→「記憶域」。ドライブが複数あるときは「ストレージの詳細設定」→「他のドライブでの使用済みストレージ」で全ドライブの空きが並びます | インストール先のSSDに115GB以上の空き(HDDは不可) |
| TPM 2.0・Secure Boot | Windowsキー+Rでtpm.mscを開き「状態」と「仕様バージョン」、同じ手順でmsinfo32を開き「BIOSモード」と「セキュアブートの状態」を見ます | 「TPMは使用する準備ができています」で仕様バージョン2.0、BIOSモードがUEFI、セキュアブートの状態が有効 |
出典:Microsoftサポート「Find information about your Windows device」、Microsoft DirectX Developer Blog「GPUs in the Task Manager」、Activisionサポート「Trusted Platform Module and Secure Boot」(いずれも10月13日確認)
GPU欄が「GPU 0」「GPU 1」と2つ出るPCは、CPU内蔵のGPUと外付けのGPUを両方積んでいます。ゲームに使うのは外付けのGeForce・Radeon・Arc側なので、そちらの名前と専用GPUメモリを見てください。内蔵GPUの「専用GPUメモリ」は、メインメモリから一部を割り当てた分か、表示がないことがあります。
ストレージは空き容量だけでなく、インストール先がSSDかどうかも条件です。タスクマネージャーの「パフォーマンス」→「ディスク」で、各ドライブにSSDかHDDかが表示されます。
CPUは型番だけでは推奨より上か下かが分かりにくいので、ゲーミングCPUの性能ランキングで推奨のRyzen 5 3600・Core i7-8700Kと見比べてください。dxdiagでの確認や、ほかのゲームの推奨スペックと照らし合わせる手順は自分のPCスペックを確認する方法で詳しく扱っています。
Activisionのサポートページは、掲載している要件はデスクトップPC向けで、ノートPCのGPUは名前が同じでも別のモデルのことがあり、対応しない場合があるとしています。ノートPCのGeForceは、タスクマネージャーやデバイスマネージャーで「RTX 4060 Laptop GPU」のように名前の後ろに「Laptop GPU」が付きます。推奨と同じ型番に見えても、VRAMが8GBに届くかを専用GPUメモリで確かめ、発売後にゲーム内のベンチマークツールで実際のfpsを見てから設定を決めるのが確実です。ノート版RTX 50シリーズがデスクトップ版とどれくらい違うかはゲーミングノートPCのGPU別fps比較で確かめられます。
GPUの目安手持ちのGPUで足りるか|推奨のRTX 3060 Tiとの性能差で見る
推奨GPUを上回っているかは、一般的なゲームでの平均fpsを並べると分かりやすくなります。下の表は、11本のゲームの平均fpsでGPUを並べた階層表から、MW4の推奨・レイトレーシング要件に入るGPUと、現行の売れ筋GPUを抜き出したものです。MW4そのものの実測値ではありません。
| GPU | 1080p平均fps | RTX 3060 Ti比 | MW4での位置づけ |
|---|---|---|---|
| GeForce RTX 3060 12GB | 61.5 | 0.83倍 | Steamの推奨欄に記載(RTX 3060 Tiより下、VRAM 12GB) |
| Radeon RX 6600 XT | 62.7 | 0.85倍 | 推奨(AMD) |
| Intel Arc B580 | 71.5 | 0.96倍 | 推奨(Intel) |
| GeForce RTX 4060 | 71.5 | 0.96倍 | 推奨とほぼ同じ(わずかに下) |
| GeForce RTX 3060 Ti | 74.2 | 1.00倍 | 推奨(NVIDIA) |
| GeForce RTX 5060 | 88.5 | 1.19倍 | 推奨を上回る(VRAM 8GB) |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 98.3 | 1.32倍 | 推奨を上回る(VRAM 16GB) |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 105.2 | 1.42倍 | 推奨を上回る(VRAM 16GB) |
| GeForce RTX 5070 | 132.6 | 1.79倍 | 推奨を大きく上回る(VRAM 12GB) |
| GeForce RTX 5070 Ti | 155.4 | 2.09倍 | レイトレーシング要件(NVIDIA) |
| Radeon RX 9070 XT | 156.6 | 2.11倍 | レイトレーシング要件(AMD) |
出典:Tom’s Hardware「GPU Benchmarks Hierarchy」(2026年6月24日更新・10月1日確認)。ラスタライズ11タイトルの1080p Ultraでの幾何平均、テスト機のCPUはRyzen 7 9800X3D。倍率は表のfpsから算出。
推奨の3枚は同じ枠に並んでいますが、一般的なゲームの平均ではRX 6600 XTがRTX 3060 Tiより約15%遅い位置にいます。Steamの推奨欄に載っているRTX 3060(12GB)も約17%遅く、RX 6600 XTとほぼ同じ水準です。どちらかを使っている人は、90fpsの目標に対して余裕が少ない側と考え、発売後にゲーム内のベンチマークツールで確かめてから設定を詰めるのが確実です。
ただし、MW4のベータ版を測った海外の検証では、Radeonが一般的なゲームの平均より速く出ています。RX 9070 XTは、普段は互角のRTX 5070 Tiを上回ってRTX 5080より速い結果でした。測定はベータ版のキャンペーンで最も重い場面を最高設定で回したもので、推奨の「マルチプレイを高設定」より重い条件ですが、MW4ではRadeonが上の表の並びより有利に出る可能性があります。同じ検証では、最高設定のネイティブ1080pで快適に遊ぶ目安をRTX 4070・RX 9060 XT以上とし、RTX 5050やArc B580はアップスケーリングを使えば実用的なfpsに届くとしています。
出典:ITHardware「Test GPU w Call of Duty: Modern Warfare 4 beta」(2026年8月25日公開、10月13日確認。Ryzen 7 9800X3D、ベータ版キャンペーン、最高設定)
使っている人が多いRTX 4060は、推奨のRTX 3060 Tiとほぼ同じ位置です。現行世代なら、下位のRTX 5060でも推奨GPUを2割ほど上回ります。RX 9060 XT 16GBとRTX 5060 Ti 16GBは3〜4割上で、VRAMも推奨の8GBに対して倍の16GBあります。
解像度を1080pからWQHDに上げると、同じ階層表で平均fpsは約3割下がります(RTX 3060 Tiで74.2fpsから51.0fps)。WQHDでもRTX 3060 Tiの1080pと同じ水準を保てるのは、WQHD平均が73.4fpsのRTX 5060 Ti 16GBあたりからで、RTX 5070(96.4fps)なら余裕があります。
レイトレーシング要件の2枚は、どちらもRTX 3060 Tiの約2.1倍です。この段はGPUだけでなく、VRAM 16GBとメモリ32GBも条件に入っています。
144Hzモニターで144fpsを狙う場合
144Hzモニターで高設定のまま144fpsを狙うなら、単純計算で90fpsの1.6倍、つまり推奨GPUの1.6倍以上の性能が目安です。表ではRTX 5070から上がこれに当たり、RTX 5060 Ti 16GBやRX 9060 XT 16GBなら設定を一段下げる前提になります。fpsが上がるほどCPUの負荷も増えるため、ベンチマークツールでCPUとGPUのどちらが先に詰まっているかを見てから、買い替える部品を決めてください。
買い替えなくてよい人
- RTX 3060 Ti・RX 6600 XT・Arc B580と同等以上のGPUと、メモリ16GB以上のPCを使っている人
- 推奨級のGPUで1080pのマルチプレイを遊び、レイトレーシングは使わない予定の人
- RTX 5060・RX 9060 XT・RTX 5060 Ti以上の現行GPUをすでに使っている人
買い替えや増設を考えたい人
- GPUがGTX 970/1060・RX 470・Arc A580を下回る、またはVRAMが3GBに満たない人
- メモリが8GB未満の人、HDDにしか115GBの空きを作れない人
- 4Kでレイトレーシングを使いたい人(RTX 5070 Ti・RX 9070 XT級のGPUとメモリ32GBが目安)
変更点ベータ版から製品版で変わったこと|最低ラインとAMDの推奨GPUが下がった
8月19日に出たベータ版の動作環境と比べると、変わったのは次の6項目です。最低GPU、NVIDIAとIntelの推奨GPU、推奨メモリ16GB、VRAMの条件はベータ版と同じです。
| 項目 | ベータ版(8月19日) | 製品版(9月29日) |
|---|---|---|
| 最低CPU | Ryzen 5 1600 / Core i5-8400 | Ryzen 5 1400 / Core i5-6600 |
| 最低メモリ | 12GB | 8GB |
| 推奨CPU(Intel) | Core i7-8700 | Core i7-8700K(サポートページはi7-8700のまま) |
| 推奨GPU(AMD) | Radeon RX 6700 XT | Radeon RX 6600 XT |
| ストレージ | SSD必須(容量の記載なし) | 115GB(SSD必須) |
| レイトレーシング要件 | なし | RTX 5070 Ti / RX 9070 XT・メモリ32GB |
出典:Call of Duty公式ブログ「Call of Duty: NEXT and Modern Warfare 4 Beta: Early Intel, PC Specs, Pre-loading, and More」(2026年8月19日公開、10月1日に再確認)
最低ラインは一段と広がりました。メモリは8GBで足り、CPUは2017年発売のRyzen 5 1400や2015年発売のCore i5-6600まで対象に入っています。ベータ版の最低条件を満たせず参加を見送った人でも、製品版なら動作環境に入る可能性があります。
AMDの推奨GPUは、一般的なゲームの平均で約2割遅いRX 6600 XTに下がりました。NVIDIAのRTX 3060 Ti、IntelのArc B580はベータ版のまま据え置きです。
7月ごろに出回っていた予測スペック(最低RTX 2060・16GB、推奨Core i7-10700・RTX 3060 Ti)は、Battlefield 6の公式要件と同じ数値でした。推奨GPUこそ一致したものの、製品版の最低ラインはGTX 970・8GBまで下がっており、予測より大幅に軽い結果です。
発表の時期も過去作より早めでした。Modern Warfare III・Black Ops 6・Black Ops 7の3作は、いずれも発売の10〜11日前に製品版の動作環境を出していましたが、MW4は発売24日前の9月29日で、2週間ほど前倒しになっています。
準備発売までにやること|プリロードは10月16日午前1時から
PC版のプリロード(事前ダウンロード)は、日本時間の10月16日午前1時(太平洋時間10月15日午前9時)に始まります。対象はデジタル版を予約購入した人です。始まる前に、次の6つを済ませておくと発売日にすぐ遊べます。
- BIOSでTPM 2.0とSecure Bootを有効にする。製品版はどちらもプレイの必須条件で、ベータ版では満たしていないとオンラインのゲームモードを一切遊べませんでした。確認方法はベータ参加前の確認手順をまとめた記事で解説しています。
- SSDに115GB以上の空きを作る。アップデート分を考えると、少し多めに空けておくと安心です。
- GPUドライバーを更新する。Radeonは早期アクセスへの対応が入ったAdrenalin 26.9.2、GeForceは推奨の616.56以降、Intel Arcは32.0.101.8974以降です。NVIDIAは、日本で10月22日に出るAdvanced Shader Delivery対応版にも更新します。26.9.2で直った不具合と既知の問題はAdrenalin 26.9.2を入れるべきか整理した記事にまとめています。
- Intel Arcを使っているなら、BIOSでResizable BARを有効にする。
- Advanced Shader Deliveryを使うなら、遊ぶストアに関係なくXbox PCアプリを入れておく。
- Steam版で遊ぶなら、Steamアカウントに携帯電話番号を登録しておく。MW4のSteam版は、電話番号を登録していないSteamアカウントでは遊べません。Activisionアカウントとの連携も必要です。
デジタル版の予約購入者は、日本では10月17日(土)からキャンペーンを、10月21日(水)からDMZを先行プレイできます。ゲーム全体の発売は10月23日の午前0時(現地時間)です。
出典:Call of Duty公式ブログ(日本語版)「Modern Warfare 4 PC版トレーラー、技術アップデート情報などを紹介」、Call of Duty: Modern Warfare 4 日本語公式サイト、Steamストア「Call of Duty: Modern Warfare 4」(いずれも10月13日確認)
シェーダーAdvanced Shader Delivery|Shader Preloadingの後継、Xbox PCアプリを入れておく
ベータで「Shader Preloading」と呼ばれていた機能は、製品版でAdvanced Shader Delivery(ASD)に置き換わりました。コンパイル済みのシェーダーを前もって配信し、起動時のコンパイル待ちと、プレイ中のカクつきを減らす仕組みです。
用意するのはXbox PCアプリです。Battle.net版やSteam版で遊ぶ場合も含めて、発売前にXbox PCアプリを入れておくと、ゲームのインストール時とその後のアップデートのたびに、コンパイル済みのシェーダーが届きます。ASDを使わないなら、Xbox PCアプリを入れる必要はありません。
ASDはMicrosoftがXbox PCアプリ経由で提供している仕組みで、使えるPCには条件があります。OSはWindows 11 24H2以降です。GPUは10月1日の時点で、RadeonのRDNA 1〜4世代(RX 5000シリーズ以降、Adrenalin 26.6.1以降)とSnapdragon X2シリーズが対応済みで、名前にRTXが付くGeForceすべてと、Arc B570・B580、Core Ultra シリーズ2・3の内蔵GPUが10月後半に加わります。
MW4の最低OSはWindows 10ですが、ASDはWindows 11 24H2以降が条件です。最低GPUのRX 470、GTX 970/1060、Arc A580も、どれもASDの対象に入っていません。GeForce RTXは、日本ではMW4発売前日の10月22日(米国時間10月21日)に対応ドライバーが出ます。Intel ArcはB570・B580が10月後半に対象に入りますが、10月13日の時点で日付とドライバーの版数は発表されていません。
出典:Microsoft DirectX Developer Blog(10月1日)(10月3日確認)、Activisionサポート(MW4のPC動作環境と推奨ドライバー)(10月3日確認)、Microsoft DirectX Developer Blog「Advanced Shader Delivery expands Public Preview with AMD」(2026年6月11日追記分、10月1日確認)
ASDの仕組みとRadeonでの効果はForza Horizon 6で検証した記事で、ASDが使えない環境でのカクつき対策はシェーダーコンパイルのスタッター対処ガイドで詳しく扱っています。
起動まわりでは、ゲームの起動時にアップデートが入っても再起動が要らなくなりました。プレイ中にアップデートが配信された場合だけ、試合の合間に再起動が入ります。
グラフィックアップスケーラーとレイトレーシング|DLSS 4.5・FSR Redstone・XeSS 3に対応
レイトレーシングはキャンペーン・マルチプレイ・DMZの全モードで使え、反射・影・ライティングに効きます。アップスケーラーとフレーム生成は、GPUのメーカーごとに次の4つから選べます。
NVIDIAの機械学習アップスケーラーです。ベータ版のファイルからは、DLSS 4.5のRay Reconstructionの新しいビルドも見つかっています。
AMDのアップスケーリングとフレーム生成の機能群です。機械学習を使うアップスケーリング(FSR 4.1)はRX 9000シリーズ(RDNA 4)とRX 7000シリーズ(RDNA 3)が対象で、MW4のベータ版でもRX 7000シリーズで使えました。
Intelの機械学習アップスケーラーです。推奨GPUのArc B580で使う場合の第一候補になります。
初期設定のアンチエイリアスです。製品版では設定値が追加され、ジャギーの消し方を細かく選べます。
DLSS 4.5のRay Reconstructionの新ビルドがベータ版から見つかった経緯は、MW4ベータ版でDLSS 4.5のRay Reconstructionが見つかった件の記事で扱っています。
設定PC版で増えた設定|800項目超の設定とEnhanced FOV、ベンチマークツール
PC版の設定は、グラフィック・ゲームプレイ・入力デバイス・インターフェースなどを合わせて800項目を超えます。初回起動時にはハードウェアに合わせて自動で設定され、そこから好みに合わせて詰めていく流れです。新しく増えた主な項目は次のとおりです。
- Enhanced FOV(PC版のみ)は、画面中央の視野角を変えずに、レンズ効果で画面の端だけ視野を広げます。狭めのFOVで照準を大きく見たい人でも、周囲の状況を拾いやすくなります。
- 被写界深度は、背景側のWorld Depth of Fieldと、武器側のWeapon Depth of Fieldに分かれました。背景はくっきりさせたまま、構えたときの武器のボケだけ残せます。
- シャープネスのスライダーは、どのアップスケーラーを選んでも共通で効きます。あわせてシェーディング品質が新設され、画面空間反射・影のフィルタリング品質・オクルージョンと画面空間ライティングの設定も改良されています。
- HDR10+は、モニターの輝度設定に合わせてコントラストと明るさをリアルタイムで調整し、手動のスライダー調整が要りません。対応状況がGPUで分かれる点は32:9対応とHDR10+ Gamingの記事にまとめています。
- サブフレームのマウスポーリングで、エイム時のマウス入力の精度が上がります。ベータで出ていたマウス操作の違和感についてはMW4ベータ版のマウス入力の問題をまとめた記事で経緯を追っています。
撃つ瞬間の見え方も変わります。マズルフラッシュなどの発砲エフェクトは照準点の部分だけ自動で抑えられ、エフェクトの派手さを保ったまま敵が見えるようになりました。
設定はベンチマークツールの結果から決める
ゲーム内にはベンチマークツールがあり、マルチプレイを模したシーンを走らせて、平均fps・CPU・GPU・Ping・入力遅延をリアルタイムで表示します。終了後はエリアごとの内訳と、場面ごとに性能を上げるための設定の提案まで出ます。
推奨GPUぎりぎりの人や、1080pより高い解像度で遊ぶ人は、最初にこのツールを1回走らせ、90fpsに届かないエリアを確かめてから設定を下げていくと手早く決まります。
セキュリティ要件TPM 2.0とSecure BootはPC版で必須
MW4のPC版はTPM 2.0とSecure Bootが必須です。アンチチートのRICOCHETは、サーバー側の検出に加えて、TPM 2.0とSecure Bootを使うハードウェア側の保護を組み込んでいます。アカウント側でも、2段階認証とメール認証が導入されます。
要件を満たさないと、MW4はオンラインのゲームモードを一切遊べません。Black Ops 7やWarzoneは要件未達でもランク戦などの一部モードが制限されるだけですが、MW4はベータ版と同じくオンライン全体が対象です。Activisionは、ほかのセキュリティ対策が加わる可能性にも触れています。
古いCPUのPCは、TPMの条件を先に確かめてください。Activisionの案内は、TPM 2.0の条件を満たすCPUをIntel第8世代以降(Intel PTT)とRyzen 2000シリーズ以降(AMD fTPM)としており、ほかにマザーボードに別付けしたTPMチップも挙げています。MW4の最低スペックのCore i5-6600(第6世代)とRyzen 5 1400(1000シリーズ)はこのCPUの範囲より古いため、最低スペックを満たしていても、tpm.mscで仕様バージョン2.0のTPMが見えるかを必ず確かめてください。OSはWindows 10なら22H2以降、システムのディスクはGPT形式であることも条件です。
出典:Activisionサポート「Trusted Platform Module and Secure Boot」(2026年9月16日更新、10月13日確認)
TPM 2.0とSecure Bootは、BIOSの設定を一度も触ったことがないPCだと無効のままのことがあります。tpm.msc・msinfo32での確かめ方は確認手順の表、BIOSでの有効化と公式診断ツール「Secure Attestation Wizard」の使い方はTPM 2.0とSecure Bootの確認・有効化の手順にまとめています。RICOCHETがコンバーター(Cronus・XIM)をどう検出しているかはMW4のXIM・Cronus検出とBANの記事で解説しています。
基本情報発売日・価格・対応機種と開発体制
発売前に押さえておくこと
開発体制と舞台
開発の主体はInfinity Ward(コール オブ デューティ:モダン・ウォーフェアシリーズを手掛けてきたスタジオ)で、Treyarch・Sledgehammer Games・Raven Software・Demonware・High Moon Studios・Activision Shanghaiなど複数スタジオが協力する体制です。Nintendo Switch 2版の移植はDigital Legends Entertainmentが担当し、発売元はActivisionです。
PC版の開発をリードするのはBeenoxです。同スタジオは2018年のBlack Ops 4以降、CoDシリーズのPC版開発を担ってきました。今回もInfinity Wardと組み、幅広いPC構成で動くことと、高性能GPUでの画質の両方を狙っています。
舞台は朝鮮半島で、北朝鮮軍による全面侵攻を受けた韓国軍の若い部隊が最前線に立たされる物語です。主人公パクの人物像や新しいキャンペーン映像の内容は、主人公パクとキャンペーン映像を紹介した記事で詳しく解説しています。
発売日と先行プレイ
発売日はグローバルで2026年10月23日(各地域の午前0時)です。デジタル版を予約購入すると、日本ではキャンペーンを10月17日(土)から、DMZを10月21日(水)から先行プレイできます。海外の告知にある10月16日(金)・10月20日(火)は米国太平洋時間の日付です。Steamのストアページはリリース日を10月22日と表示しているため、Steam版で遊ぶ人は解禁の時刻をストアの表示でも確かめてください。
DMZは敵AIと他プレイヤーがいる戦場で物資を回収し、脱出して装備や拠点を強化するモードです。遊び方と購入判断はMW4のDMZでできることと出撃・回収・脱出の流れで確認できます。公式推奨の高設定90fpsはマルチプレイ向けで、DMZでの性能の目安ではありません。
出典:Call of Duty公式ブログ(日本語版)「Modern Warfare 4 PC版トレーラー、技術アップデート情報などを紹介」、Call of Duty: Modern Warfare 4 日本語公式サイト、Activisionサポート「Modern Warfare 4 Editions」(いずれも10月13日確認)
Game Passでは発売日に遊べません。Xboxの公式ストアでも、MW4は発売時点でGame Passの対象外です。PCで遊ぶなら、Battle.net・Steam・Xbox PCアプリのいずれかで購入する前提になります。
価格とエディション
通常版のDigital Standard Editionは70ドル(Steam日本版は9,800円)です。上位のVault Edition(Steam日本版の名称は秘蔵版)はデジタル専用で100ドル(日本版13,200円)。Hostile Alliance Operatorパック(Price・Valeria・Ghost・Blixの4名分のスキン、Price・Valeriaは各2バリアント)・Special Forces Operatorパック(4体)・Signature Weapon Collection(武器ブループリント5種)・BlackCellバトルパス1シーズン分・DMZ Deploymentボーナスが同梱されます。
すでにStandard Editionを所有している人向けに、Vault Editionへのアップグレード版(30ドル/日本版3,400円)も用意されています。Activisionが案内しているパッケージ版はPS5とXbox Series X向けで、PC版のパッケージ販売はありません。デジタル版の予約購入の特典は、キャンペーンとDMZの先行プレイ、Hunter Killer Operatorスキン、Gilded Pearl迷彩パック、Inner Circuit M4の武器設計図です。
対応プラットフォームと日本語対応
対応機種はPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Battle.net/Steam/Xbox PCアプリ)、Nintendo Switch 2の4系統です。PC版はXbox Play Anywhereに対応しており、Xbox PCアプリ版とXbox本体版でセーブデータ・実績を共有できます。PS4やXbox Oneといった旧世代機は非対応で、現行世代専用タイトルです。
日本語は音声・字幕・UIのすべてに対応します。
おすすめ推奨を余裕で超えるGPUと、レイトレーシング要件を満たすGPU
1080pのマルチプレイで90fpsに余裕を持たせたいなら推奨の1.3〜1.4倍の2枚、4Kでレイトレーシングを使いたいなら要件に名前が挙がっている2枚が候補です。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
パーツを組み替えるのが手間なら、メモリ32GBを積んだ完成品PCも選択肢です。
FAQよくある質問
まとめRTX 3060 Ti級とメモリ16GB、SSDに115GBの空きがあれば推奨を満たす
MW4のPC版は、製品版の動作環境が2026年9月29日に確定しました。推奨はRTX 3060 Ti・RX 6600 XT・Arc B580とメモリ16GBでマルチプレイを高設定・90fps、最低はGTX 970/1060とメモリ8GB、4Kのレイトレーシングを使うならRTX 5070 Ti・RX 9070 XTとメモリ32GBです。容量はどの段も115GBで、SSDが必須です。
要求はベータ版より軽くなり、現行のRTX 5060やRX 9060 XTなら推奨GPUを上回ります。発売前にやることは、TPM 2.0とSecure Bootの有効化、SSDの空き確保、ドライバーの更新、ASDを使うならXbox PCアプリの導入、Steam版なら電話番号の登録です。
MW4のPC版は、RTX 3060 Ti級のGPUとメモリ16GB、SSDに115GBの空きがあれば推奨を満たし、マルチプレイを高設定・90fpsで遊べる設計です。RX 6600 XTとRTX 3060(無印)は、一般的なゲームの平均ではRTX 3060 Tiより15〜17%遅いため、発売後にベンチマークツールで確かめてから設定を詰めてください。4Kでレイトレーシングを使うならRTX 5070 Ti・RX 9070 XTとメモリ32GBが目安です。プリロードは日本時間の10月16日午前1時に始まるので、それまでにTPM 2.0とSecure Bootの有効化とドライバーの更新を済ませておきましょう。








