ドラゴンズドグマ 2 PC版おすすめ設定ガイド【2026年版】|レイトレ全オフ・Frame Generation罠・街スタッターの正体
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レイトレ全オフでFPS+30〜60%、街のスタッターはCPU側の問題
ドラゴンズドグマ 2は「重いゲーム」の代名詞として語られますが、その重さの大半はレイトレーシングに起因しています。さらにDD2は、AMDのGPUがNVIDIAより速い珍しいゲームで、メッシュシェーダーの実装差がベンチマーク結果を逆転させます。
結論は、レイトレーシングを全項目オフにするだけでFPSが30〜60%改善し、多くの環境で快適にプレイできることです。そのうえでDLSS(RTX系)またはFSR 3(Radeon系)をバランスモードにし、ベース60fpsを確保してからFrame Generationを足します。
判断が分かれるのはヴァーンウォースなど大都市のスタッターです。原因はNPCのAI処理によるCPU負荷で、グラフィック設定を下げても解消しません。2026年9月のTU3.2でPC版(Steam)に「NPCの描画人数制御」が加わりましたが、公式が発表しているのは項目の追加のみで、改善幅は示されていません。必要スペックの最新情報はドラゴンズドグマ 2 PC必要スペックとおすすめ構成にまとめています。
目次
効果設定最適化だけでFPSはここまで変わる
以下はデフォルト設定(レイトレあり)から最適設定に変えた場合のFPS改善目安です。RTX 4070・フルHD環境を基準にしています。
| 設定変更 | FPSへの影響 | 補足 |
|---|---|---|
| Ray Tracing 全項目 → Off | +30〜60% | 最大のFPSボトルネック。RTX 4080でも30〜40%落ちる |
| DLSS バランス + Frame Generation | 表示FPS ×1.7〜2.0 | ベース60fps以上の環境で使用すること |
| Shadow Quality High → Low | +10〜15% | 屋外・フィールドでの効果が特に大きい |
| 全設定最適化後(RT Off込み) | +50〜80% | デフォルト(レイトレあり)との比較。フィールド環境基準 |
※RTX 4070・フルHD・フィールド環境を基準にした目安です。
① Ray Tracingは必ず全項目オフにすること。DD2のRT実装はREEngineのメッシュシェーダーと組み合わさることで非常に重く、特に「RT Reflections」と「RT Transparent Reflections」はRTX 4080でも30〜40%のFPS損失をもたらします。視覚的な改善はわずかで、ほぼすべてのプレイヤーにとってオフが正解です。設定メニューのRay Tracingマスタートグルをオフにするだけで個別設定も連動してオフになります。
② Frame Generationはベース60fps以下の環境で使うと逆効果になる。Frame Generationは「表示上のFPS」を倍増させますが、実際の応答性はベースFPSに依存します。ベース40fpsでFGを有効にすると表示は80fps相当になりますが、入力から画面反映までの遅延が体感できるほど増大します。FGはベースFPS 60以上が確保できた環境でさらにFPSを上乗せするために使用してください。
優先5選FPSを最も改善する「優先変更」設定5選
DD2は設定が多岐にわたりますが、FPS改善に最も直結する設定は明確です。
設定一覧全グラフィック設定 おすすめ値一覧
DD2の全グラフィック設定を一覧にしています。「快適プレイ(60fps安定)」と「高画質バランス(フレームレート余裕時)」の2パターンで推奨値を掲載します。
表示設定
| 設定名 | 快適プレイ(60fps安定) | 高画質バランス |
|---|---|---|
| Display Mode(表示モード) スタッター軽減。Borderlessよりスタッターが少ない | Fullscreen | Fullscreen |
| Frame Rate Limit(フレームレート上限) 安定化。FG使用時は上限を外してFGに任せる | 60(FG使用時は外す) | モニターHz |
| V-Sync(垂直同期) 遅延軽減。FG使用時もOffで問題ない | Off | Off |
レンダリング・アップスケーリング
| 設定名 | 快適プレイ(60fps安定) | 高画質バランス |
|---|---|---|
| Rendering Mode(描画モード) FPS +20〜40%。GPUに合わせて選択 | DLSS(RTX系)/ FSR(Radeon) | DLSS 品質(RTX系) |
| Quality Preset(品質モード) 画質調整。バランスでも動的解像度変化はほぼ気にならない | バランス | 品質 |
| Frame Generation(フレーム生成) 表示FPS ×1.7〜2.0。低FPS環境で使うと入力遅延が増大 | On(ベース60fps以上の場合のみ) | On |
| Ray Tracing(レイトレーシング) FPS +30〜60%。視覚的な恩恵に対してコストが高すぎる | Off(全項目) | Off(全項目) |
グラフィック品質
| 設定名 | 快適プレイ(60fps安定) | 高画質バランス |
|---|---|---|
| Image Quality(画像品質) 総合品質。アップスケーリング使用時はMediumでも十分 | Medium | High |
| Texture Quality(テクスチャ品質) VRAM依存。VRAM 8GB以上でHigh、12GB以上でHighest推奨 | High | Highest |
| Mesh Quality(メッシュ品質) FPS +3〜5%。キャラクター・建物のポリゴン数。Mediumで十分 | Medium | High |
| Foliage Quality(植生品質) FPS +5〜8%。フィールドの草・木の密度。屋外で効果が大きい | Low〜Medium | Medium〜High |
| Shadow Quality(シャドウ品質) FPS +10〜15%。RT Offの次に変えるべき設定 | Low | Medium |
| Ambient Occlusion(AO) FPS +5〜10%。洞窟・室内の陰影。フィールド主体ならSSAOで十分 | SSAO | HBAO |
| Screen Space Reflections(SSR) FPS +3〜6%。水面・床の反射。RT Offの代替としてOnでも軽い | Off | On |
| Motion Blur(モーションブラー) 視認性。アクションRPGでは視認性のためOffが無難 | Off | Low |
| Depth of Field(被写界深度) 影響極小。カットシーンの演出。ゲームプレイ中は差が少ない | Off | Low |
| Lens Distortion(レンズ歪み) 視認性。画面端の樽型歪み。競技でなくとも不快な場合はオフ | Off | Off |
| Film Grain(フィルムグレイン) 視認性。粒子ノイズエフェクト。オフでクリアな映像に | Off | Off |
| Vignette(ビネット) 視認性。画面周辺の暗化。オフで視野が広く感じる | Off | Off |
大都市ヴァーンウォースで発生するコマ落ち・スタッターはNPCのAI処理とパスファインディング計算が原因です。DD2は街に多数のNPCが配置されており、その全員の行動をリアルタイム計算しています。この処理はGPUではなくCPUで実行されるため、シャドウやテクスチャなど本表のグラフィック品質設定をどれだけ下げても改善しませんでした。後述するTU3.2の新設定「NPCの描画人数制御」が、この前提を変えうる唯一の変更です。効果が未検証の段階での根本対策は、引き続きCPUのアップグレード(Ryzen 7 9800X3Dが最も効果的)、またはゲームのプロセス優先度を「高」に変更することです。街でのスタッターに悩む場合はスペック記事のCPU選定基準を参照してください。
TU3.2で追加された新グラフィック設定(Steam版限定)
2026年9月2日配信のアップデート「TU3.2」で、Steam版限定でOptions→Graphicsに新しい設定項目が10個追加されました。PS5・Xbox Series X|S版への追加はエフェクト品質の項目1つのみで、今回のボリュームはPC版限定の変更です(カプコン公式アップデート告知ページで確認)。
Volumetric Fogの解像度/Cloudscapeの解像度/草密度/Groundの品質/レイトレーシングGIの品質/レイトレーシングGIのシェーディングの品質/エフェクトの反射/CPU省電力モード/NPCの描画人数制御/草揺れの品質。あわせてOptions画面に使用グラフィックスメモリ(VRAM)の表示機能も追加されています。
最も注目すべきは「NPCの描画人数制御」です。前述の通り、ヴァーンウォースのスタッターはNPCのAI処理によるCPU負荷が原因とされてきました。この設定は描画するNPCの数そのものを絞れるため、処理対象の母数を減らしてCPU負荷を軽減できる可能性があります。ただし公式が発表しているのは項目の追加のみで、具体的な改善幅を検証した第三者ベンチマークはまだ出ていません。ヴァーンウォースのスタッターに悩んでいる場合、まず一度Lowなど低めの値に設定して体感が変わるか試す価値はありますが、fps改善を保証するものではない点に注意してください。「CPU省電力モード」は名称からするとパフォーマンス最優先の設定ではなく省電力寄りの機能とみられるため、fps改善が目的ならOffのままにしておくのが無難です。
プリセット環境別 おすすめプリセット
GPU環境と目標フレームレートで、変えるべき設定は変わります。GPU別の詳しいフレームレート目安はドラゴンズドグマ 2 必要スペック記事が参考になります。
fps目安GPU別 フルHDフレームレート目安
DD2 は CPU 負荷と GPU 負荷の両方が高いゲームで、特に大都市ヴァーンウォースでは CPU ボトルネックがかかります。下の表はRyzen 7 9800X3D / DDR5-6000 / フィールド環境(街中ではない)/ フルHD / Ray Tracing 全Off・Shadow Medium・DLSS 品質を基準とした帯域目安です。街中では表中の値から30〜40%下振れすると考えてください。
ハイエンド帯(フィールド100fps級)
| GPU | ネイティブ | + Frame Gen |
|---|---|---|
| RTX 5090 32GB 余力大。4K高画質設定でも60fps確保しやすい | 120〜140fps | 200fps+ |
| RTX 5080 16GB 余力大。街中でも60〜80fps維持 | 100〜120fps | 180fps+ |
| RX 9070 XT 16GB AMD優位。メッシュシェーダー実装でRTX 5080匹敵 | 105〜125fps | 175fps+ |
| RTX 5070 Ti 16GB 高画質本命。4K+DLSSバランスで60fps圏 | 95〜115fps | 165fps+ |
ミドル帯(フィールド60〜100fps)
| GPU | ネイティブ | + Frame Gen |
|---|---|---|
| RX 9070 16GB AMD優位。RTX 5070と同価格でDD2は10〜15%速い | 85〜105fps | 150fps+ |
| RTX 5070 12GB 60fps安定。WQHDでもFG併用で快適 | 75〜95fps | 140fps+ |
| RTX 4070 12GB 60fps安定。5070と同等帯 | 70〜90fps | 130fps+ |
| RTX 5060 Ti 16GB 60fps圏。VRAM 16GBでテクスチャHigh安定 | 60〜78fps | 110〜130fps |
| RX 9060 XT 16GB 60fps圏。AMD系コスパ枠 | 62〜80fps | 110〜130fps |
エントリー帯(フィールド45〜60fps)
| GPU | ネイティブ | + Frame Gen |
|---|---|---|
| RTX 5060 8GB 60fps境界。設定下げ+FG前提で60fps | 48〜62fps | 85〜105fps |
| RTX 4060 8GB 60fps境界。Image Quality Medium必須 | 45〜58fps | 80〜100fps |
| RTX 3060 12GB 45〜60fps。FG非対応・DLSSパフォーマンス推奨 | 40〜52fps | 非対応 |
| RX 7700 XT 12GB 60fps圏。FSR3 FG併用で60fps | 50〜65fps | 85〜105fps |
| GTX 1660 Super / RX 5600 XT 30fps級。Image Quality Low+FSRパフォーマンス必須 | 25〜35fps | 非対応 |
同価格帯比較で RX 9070 XT は RTX 5070 Ti とほぼ同等、RX 9070 は RTX 5070 を 10〜15% 上回るケースが多く報告されています。原因は REEngine のメッシュシェーダー実装で、AMD の RDNA アーキテクチャが NVIDIA の Ada/Blackwell より該当処理を効率的に処理するためです。レイトレ非使用前提の DD2 では「メッシュシェーダー命のゲーム」として AMD を選ぶのが実利的です。逆に DLSS 4 のフレーム生成画質を重視するなら NVIDIA も選択肢に入ります。
DLSSDLSS 4 / 4.5 対応状況と上書き設定
ドラゴンズドグマ 2 のグラフィック設定メニューには NVIDIA DLSS、AMD FSR 3(フレーム生成対応版)、Intel XeSS のオプションが揃っています。標準で組み込まれているのは DLSS 3 系の Super Resolution + Frame Generation で、Capcom は 2025 年のアップデートで FSR 3 のフレーム生成にも対応しました。
RTX 50 シリーズ(および対応 RTX 40 系)ユーザーであれば、NVIDIA アプリの DLSS 上書き機能から DD2 を選択して DLSS 4 の Transformer モデルへアップグレードできます。CNN モデルより髪・葉の輪郭再構成が安定するため、Image Quality を下げて DLSS パフォーマンスを使う構成でも遠景の品質劣化を抑えられます。RT を全 Off にする方針と相性が良い設定変更です。
DD2 における Frame Generation の最適解は「ベース 60fps を確保してから上乗せ」です。RTX 50 系の DLSS 4.5 Multi Frame Generation(MFG 4X / 6X)にも対応していますが、シングルプレイ RPG であっても「歩く・剣を振る・カメラを動かす」のレスポンスはベース fps に依存するため、ベース 40fps の状態で MFG 4X をオンにすると入力遅延が体感できるほど悪化します。安全圏は MFG 2X までで、3X 以上を狙うならベース 80fps 以上が前提です。
① NVIDIA アプリを起動 → 左メニュー「Graphics」を選択
② インストール済みゲーム一覧から「Dragon’s Dogma 2」を選択
③ 「DLSS Override – Model Preset」で「Latest」または「Preset K(Transformer モデル)」を選択
④ 「DLSS Override – Super Resolution」で「DLSS 4」を選択
⑤ RTX 50 シリーズなら「DLSS Override – Frame Generation」で「Multi Frame Generation 2X」を選択(3X / 4X はベース 80fps 以上の環境のみ)
⑥ DD2 内設定で DLSS と Frame Generation を有効化
この設定で旧 DLSS 3 から最新 Transformer モデルに置き換わり、Image Quality を下げても髪・葉・遠景キャラの輪郭が崩れにくくなります。
TipsDD2特有のパフォーマンスTips
おすすめDD2を快適に遊ぶなら9800X3DとRX 9070 XTが軸
DD2はCPUの単スレッド性能(ヴァーンウォース対策)とGPUのメッシュシェーダー性能(フィールドのfps)の両方が効きます。AMD GPUがNVIDIAより速いタイトルなので、コスパで選ぶならRX 9070 XTが本命です。自作が不安な方は、同じ構成の完成品BTOも選べます。
パーツで強化する
※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
完成品BTOで揃える
フィールド100fpsクラスと街中60fpsクラスの2帯から、完成品BTOを2台選びました。9800X3Dで街中の天井を引き上げ、AMD GPUでフィールドのfpsを稼ぐ構成です。
まとめまずRay Tracingを全オフ、FGはベース60fpsを確保してから
DD2の設定最適化は明快です。まずRay Tracingを全項目オフにするだけで、30〜60%のFPS向上が見込めます。次にDLSS(RTX系)またはFSR(Radeon系)をバランスモードで有効にし、ベース60fpsを確保できたらFrame Generationを足すのが最も効果的な手順です。
Shadow QualityはLow〜Medium、Ambient OcclusionはSSAO以上を保つと、洞窟や室内の雰囲気も損なわれません。ヴァーンウォースのCPUスタッターはグラフィック設定では解決しないため、プロセス優先度を「高」、電源プランを「最高のパフォーマンス」にするのが現実的な対策です。TU3.2の「NPCの描画人数制御」は、第三者検証が出るまで試す価値がある、という位置づけにとどめてください。
必要スペックの確認はドラゴンズドグマ 2 必要スペックとおすすめ構成、ほかの重いタイトルとの比較は重いPCゲームの推奨スペック早見表【2026年版】が参考になります。








