『MARVEL Tōkon』PC版は重い?高CPU使用率とスタッターをアークシステムワークスが発売初日に修正へ【8月7日】
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高CPU使用率・スタッターをアークシステムワークスが発売初日に修正へ
問題が確認されたのは、2026年7月24日から27日まで実施されたオープンベータです。PC版をプレイした一部ユーザーからは、比較的新しいCPUやGPUを搭載したゲーミングPCでも60fpsを維持できない、起動時にCPU使用率が大幅に上昇する、Discordで画面共有すると極端に重くなるといった報告が寄せられました。
開発元のアークシステムワークスはPC版の問題を認め、発売初日からCPU負荷、スタッター、シェーダーコンパイル、OBS・Discordとの互換性などを改善する方針を明らかにしています。ただし、オープンベータで発生した問題が製品版ですべて解消されるかは、実際の発売後に確認する必要があります。
この記事では、オープンベータで報告された問題の内容と、開発元が発売初日に約束した具体的な修正項目を整理します。すでに設定変更で対処したい場合はPC版おすすめ設定ガイドにShader Warm-Upの手順などをまとめています。
実態オープンベータでは高いCPU負荷とスタッターが報告
『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』のオープンベータは、PS5、Steam、Epic Games Storeを対象に72時間実施されました。Steam版は最大同時接続者数が3万3,233人に達しており、ゲームそのものへの関心は非常に高かったことが分かります。
一方、PC版では動作の重さを訴えるユーザーが相次ぎました。特に目立ったのが、ゲーム起動時やメニュー画面でCPU使用率が上昇する問題です。Steamコミュニティでは、起動直後にCPU使用率がほぼ100%になった、ファンの回転数が急激に上がった、メニュー画面でもフレームレートが低下したという報告が確認されています。
問題は、単純にPCの性能が不足していたとは限らない点です。Ryzen 7 5700X3DとGeForce RTX 5070 Ti、Ryzen 7 9800X3DとRadeon RX 7800 XTなど、公式の推奨スペックを大幅に上回る構成でもスタッターやフレームレート低下を訴える投稿がありました。ただし、同じような高性能PCで正常に60fpsを維持できたという報告もあり、すべての環境で同じ問題が発生したわけではありません。このばらつきを考えると、GPU性能だけではなく、シェーダーコンパイル、常駐ソフト、画面キャプチャー、アンチチート、ドライバーなど、複数の要素が影響していた可能性があります。
検証傾向グラフィック設定を下げても改善しないケースが多数
PCゲームがGPUの性能不足で重くなっている場合は、解像度、影、ライティング、アンチエイリアスなどを下げることでフレームレートが上がるのが一般的です。ところが、オープンベータでは画質設定を下げても動作がほとんど変わらないという報告がありました。Steamコミュニティでは、GPU使用率が低いままCPU負荷だけが高くなった例や、FSRの設定を変更しても十分に改善しなかった例が報告されています。
このような状態では、GPUの描画性能を上げてもフレームレートが伸びません。ゲーム側のCPU処理、シェーダー処理、バックグラウンド処理などがボトルネックになっているためです。対戦格闘ゲームでは、通常のアクションゲーム以上に安定したフレームレートが重要です。『MARVEL Tōkon』の対戦中のフレームレートは60fps固定と案内されており、わずかな処理落ちでもゲーム全体の速度や入力感覚に影響する可能性があります。平均フレームレートが60fpsに近くても、瞬間的に55fpsや50fpsへ低下すれば、画面が引っかかるような感覚や入力遅延として認識されることがあります。
対応表明アークシステムワークスが発売初日に5項目を修正へ
開発チームはオープンベータ終了後、PCプレイヤーからの意見を受け取ったとして、製品版の発売初日から複数の改善を実施すると発表しました。
未確定要素断定できる原因はまだ少ない
アンチチート対策やデータ解析防止機能が重さの原因だとする推測も一部で広がりましたが、現時点で公式に確認された情報ではありません。原因が特定されるまでは断定を避ける必要があります。どの程度CPU使用率が低下するのか、オープンベータと製品版で具体的に何%変わるのかも明らかになっていません。
動作環境PC版の最低・推奨スペック
Steamに掲載されているPC版の最低スペックでは、CPUにIntel Core i5-8400またはAMD Ryzen 5 1600X、メモリに16GB、GPUにGeForce RTX 2060 6GBまたはRadeon RX 6600 XT 8GBが指定されています。推奨スペックは、Intel Core i7-8700またはAMD Ryzen 5 3600X、メモリ16GB、GeForce RTX 3070 8GBまたはRadeon RX 7600 XT 16GBです。必要なストレージ容量はいずれも27GBで、対応OSはWindows 11となっています。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 | Windows 11 |
| CPU | Core i5-8400/Ryzen 5 1600X | Core i7-8700/Ryzen 5 3600X |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| GPU | RTX 2060 6GB/RX 6600 XT 8GB | RTX 3070 8GB/RX 7600 XT 16GB |
| ストレージ | 27GB | 27GB |
最低スペックと推奨スペックのCPUには、数世代前の6コアCPUが含まれています。製品版が公式スペックどおりに最適化されれば、必ずしも最新のRyzen 7やCore Ultraが必要なゲームではありません。ただし、Steamの商品ページには、最低スペックと推奨スペックがどの解像度、画質設定、フレームレートを想定したものなのかが記載されていません。4Kの最高設定を利用する場合は、推奨されているRTX 3070やRX 7600 XTより高性能なGPUが必要になる可能性があります。反対にフルHDで60fpsを狙う場合は、発売初日のCPU最適化が正常に機能すれば、RTX 2060やRX 6600 XTでも動作する可能性があります。設定を個別に確認したい場合はPC版おすすめ設定ガイドにGPUクラス別の目安をまとめています。
発売時期日本での発売日は2026年8月7日
『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』は、海外では2026年8月6日にPS5とPC向けに発売されます。日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドでは時差の関係により、正式な発売日は2026年8月7日です。日本のPC版を購入する場合は、8月6日ではなく8月7日になる点に注意してください。
Steam版の商品データでは、協定世界時の2026年8月6日15時にリリースされる予定となっています。日本時間へ換算すると8月7日午前0時です。発売時点では20人のキャラクターが登場し、4人でチームを編成する4対4のタッグ制バトルを楽しめます。PC版は対戦中60fps固定となり、最高設定では4K表示にも対応します。
判断基準CPUやGPUの買い替えは発売後の検証を待ちたい
オープンベータで『MARVEL Tōkon』が重かったとしても、このゲームだけを理由にCPUやGPUを買い替える必要はありません。公式推奨スペックを大幅に上回るPCでも動作が不安定だった一方で、同程度の構成で問題なく60fpsを維持できたユーザーもいました。これは、純粋な性能不足よりも、ゲーム側の最適化やソフトウェアとの相性が影響していた可能性を示しています。
まずは発売初日のアップデートを適用し、CPU使用率、GPU使用率、フレームタイムを確認するのが適切です。複数のゲームでもCPU使用率が100%近くなり、GPU使用率が上がらない場合はCPU側の性能不足が考えられます。『MARVEL Tōkon』だけで問題が起きる場合は、ゲームのアップデートやドライバー対応を待った方が費用を抑えられます。対戦格闘ゲームは60fpsを安定して維持することが前提になるため、単に平均60fpsが出ているかではなく、瞬間的なフレームレート低下やフレームタイムの乱れがないかも確認したいところです。
FAQよくある質問
総括まとめ|発売後の製品版ベンチマークを確認したい
『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』のPC版オープンベータでは、高いCPU使用率、スタッター、フレームレート低下、シェーダーコンパイル、OBSやDiscordとの互換性など、複数の問題が報告されました。
開発チームは問題を認識しており、発売初日からCPU使用率の軽減、フレームレート低下とラグの修正、不要なシェーダーコンパイルの解消、OBS・Discordとの互換性改善、ロールバックネットコードとクロスプレイの調整を実施する予定です。ただし、修正後の具体的なCPU使用率やフレームレートはまだ公開されていません。
オープンベータが重かったからといって、発売前にCPUやGPUを買い替えるのは早いでしょう。日本で発売される2026年8月7日以降に、製品版のベンチマークやユーザー報告を確認してから判断するのがおすすめです。


