LG 25G590B-Bは買いか|17.9万円の1000Hzモニター、活かせるGPU・CPUと240〜500Hzからの買い替え判断
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17.9万円の1000Hzを活かせるPCと、買い替えて得をする人
25G590B-Bを買って得をするのは、Counter-Strike 2やVALORANTなどの競技FPSで500fps以上を安定して出せるPCを持ち、24.5型フルHDの画面に不満がない人です。1000Hzでの出力をLGが確認しているGPUはRadeon RX 7700 XTとGeForce RTX 5090で、海外の実機レビューもRTX 50シリーズかRX 7000シリーズ以降を条件に挙げています。
1000Hzは1秒間に1000回画面を更新し、更新1回の間隔は1msです。ただし、ゲームが毎秒1000枚のフレームを作れなければ、すべての更新で映像が新しくなるわけではありません。その実機レビューでも、第14世代Core i9搭載機のCounter-Strike 2は400fps台後半、VALORANTは500〜800fpsで、1000fpsには届いていません。
240Hzのモニターからなら、更新間隔は約3.17ms縮みます。一方、480〜540Hz級からでは差は1ms前後で、同じレビュアーは540Hzの有機ELモニターのほうが動きを鮮明に見られると評価しました。17.9万円を払う価値が出るかを、GPU、CPUとゲーム、今使っているモニターの3つの条件で見ていきます。

目次
発売10月1日に発売、LG公式オンラインショップは17万9,000円
25G590B-Bは2026年10月1日に発売されました。価格はオープンで、LGが8月の国内リリースで案内した予想実売価格は17万9,000円前後(税込)です。2026年10月2日時点で、LG公式オンラインショップの価格は17万9,000円で、Amazon.co.jpでもLGの直営ストア「LG ダイレクトショップ」が販売しています。予約期間中に案内されていた10%オフのクーポン(9月30日まで)はすでに終了しています。
日本向けの公式製品ページは最大リフレッシュレートを1000Hz、VRRの対応範囲を48〜1000Hzと記載しています。海外向け情報にある1100Hzのオーバークロック動作を、国内仕様として前提にすることはできません。
仕様24.5型FHD IPSで、DisplayPort 2.1とHDMI 2.1を搭載
| 項目 | 25G590B-Bの国内仕様 |
|---|---|
| パネル | 24.5型 IPS、1920×1080(フルHD) |
| リフレッシュレート | 最大1000Hz、VRR適用時48〜1000Hz |
| 応答速度 | 1ms GTG、MBR Pro対応 |
| 映像入力 | DisplayPort 2.1 UHBR20×1、HDMI 2.1×2 |
| 同期・HDR | NVIDIA G-SYNC Compatible、AMD FreeSync Premium、VESA DisplayHDR 400 |
1000Hzであることだけが特徴ではありません。DisplayPort 2.1 UHBR20とHDMI 2.1を備え、G-SYNC CompatibleとFreeSync Premiumにも対応します。一方、残像低減機能のMBR Proを有効にするとVRRは使用できません。フレームレートが大きく揺れるゲームではVRR、fpsを高く安定させられる競技タイトルではMBR Proというように、用途で選ぶ設計です。
必要なGPU1000Hz出力の目安はRTX 50シリーズかRX 7000シリーズ以降
1000Hzで表示できるかは、まずGPUの映像出力で決まります。LGは製品ページで、Radeon RX 7700 XTとGeForce RTX 5090を使い、HDMIとDisplayPortのどちらの接続でも「1000Hz@フルHD」を達成したと公表しています。
| GPU | 映像出力 | 1000Hz@フルHD |
|---|---|---|
| RTX 50シリーズ | DisplayPort 2.1、HDMI 2.1 | LGがRTX 5090で確認 |
| RX 9000・7000シリーズ | DisplayPort 2.1、HDMI 2.1 | LGがRX 7700 XTで確認 |
| RTX 40・30シリーズ RX 6000シリーズも同じ | DisplayPort 1.4a、HDMI 2.1 | LGの確認なし。レビューではDisplayPort 1.4は850Hzまで |
ただし、海外の実機レビューは、1000Hzをフルに出せるのはDisplayPort 2.1接続だけで、DisplayPort 1.4では1080pで850Hzまでだと説明しています。そのうえで、NVIDIAならRTX 50シリーズ、AMDならRX 7000シリーズ以降が必要だとしています。HDMIで1000Hzが出るかはLGの公表とレビューで食い違うため、確実なのは付属のDisplayPortケーブル(1.8m)でDisplayPort 2.1対応のGPUにつなぐ方法です。
RTX 4070やRTX 4090などのRTX 40シリーズは、LGの動作確認の対象に含まれていません。GPUを買い替えずに使うなら、1000Hzではなく850Hz前後で使うことになる可能性を織り込んでおく必要があります。GPUごとの接続規格とDSC(映像圧縮)の関係も、GPUを買い替える前に確認してください。
LGが「1000Hz@フルHD」を達成したと挙げるタイトルは、RX 7700 XTではOverwatch 2、PUBG: BATTLEGROUNDS、League of Legendsなど、RTX 5090ではFortnite、Battlefield、The Witcher 3などです。いずれも特定のPC構成で接続と動作を確認したもので、画質設定・平均fps・1% Lowは示されていません。LG自身も、社内の検証環境での結果で、利用環境での再現は保証しないと注記しています。
フレームレート必須ではない。ただし1000Hzを最大限生かすなら近いfpsが必要
「1000Hzモニターを買うなら、必ず1000FPSを出さなければならない」というわけではありません。たとえば500FPSでゲームが動いていても、25G590B-Bは500Hz級の高い更新を利用できます。VRRを使う場合は、対応範囲内でゲーム側のフレームレートに合わせてリフレッシュレートが変わります。
ただし、1000Hzの更新すべてに新しいゲームフレームを1枚ずつ渡すには、理想的には1000FPS近くが必要です。固定1000Hzで500FPSなら、同じフレームが複数回表示される場面があります。1000Hzは低fpsを1000FPSへ引き上げる機能ではなく、高fpsを表示へ無駄なく反映しやすくする土台です。
| リフレッシュレート | 1回の更新間隔 | 1000Hzとの差 |
|---|---|---|
| 240Hz | 約4.17ms | 約3.17ms |
| 360Hz | 約2.78ms | 約1.78ms |
| 500Hz | 2.00ms | 1.00ms |
| 600Hz | 約1.67ms | 約0.67ms |
| 1000Hz | 1.00ms | — |
500Hzから1000Hzで縮む更新間隔は1msです。240Hzから500Hzへ移るときより差は小さく、ゲーム処理・GPUの描画キュー・入力機器・フレームタイムのばらつきも体感に影響します。数字だけで勝敗が決まる製品ではありません。
実機レビューでは、1000fpsの前にCPUが頭打ちになった
競技FPSでは、1000fpsに近づけるかはGPUよりCPUで決まりやすくなります。海外の実機レビューでは、競技FPSの代表格であるCounter-Strike 2でも1000fpsには届きませんでした。
| ゲーム | 環境 | フレームレート |
|---|---|---|
| Counter-Strike 2 | 第14世代Core i9搭載のレビュー機 | 400fps台後半 |
| Counter-Strike 2 | Ryzen 7 9800X3D、1080p・中設定(レビュアーの見立て) | 600fps前後 |
| VALORANT | 同じレビュー機 | 500〜800fps(画面の状況による) |
Counter-Strike 2では、レビュアーが最速と見る定格のRyzen 7 9800X3Dでも600fps前後です。1000fpsを超えた例として挙げられているのは、Core i9を液体窒素で冷やして8GHzまで引き上げた特殊な環境だけでした。描画の軽いVALORANTでも、画面内の動きが増える場面では500fps前後まで下がります。
同じレビューは、1000Hzを使い切ろうとすると、CPUの冷却やメモリのタイミング、NVIDIA Reflexの有効化まで効いてくると指摘しています。マウスのポーリングレートも、8000Hzまで上げるとCPUへの割り込みが増えるだけで得がないとしています。GPUを上位へ替えるだけでは解決せず、普段のタイトルで平均fpsと1% Lowがどこまで出ているかを先に確かめるのが順序です。
動体視認性1000Hzのもう一つの価値はモーションブラーの低減
1000Hzは入力遅延を縮めるためだけの指標ではありません。動いている物体をどれだけくっきり視認できるかにも関わります。液晶やOLEDの多くは「サンプル&ホールド方式」で、1回の更新で表示したフレームを次の更新まで静止させたまま保持します。人の目は動く物体を追いかける際に眼球自体を動かし続けるため、1回の更新の最初と最後で目の位置がずれ、その分だけ映像が網膜上でにじんで見えます。これが高リフレッシュレートのディスプレイでも発生する「サンプル&ホールドぼやけ」です。
動体視認性の研究で知られるBlur Bustersは、この現象を「Blur Busters Law」という関係式で説明しています。GtG応答速度が理想的に0msだと仮定した場合、1msの表示時間(persistence)につき、1,000ピクセル/秒で動く物体に1ピクセル分のモーションブラーが生じるという内容です。サンプル&ホールド方式のディスプレイでは、この表示時間はおおむね1フレームの表示間隔(=1/リフレッシュレート)と一致するため、fpsとHzを揃えて引き上げるほど、理論上のモーションブラーは直線的に小さくなります。Blur Bustersが示す試算では、1,000ピクセル/秒で動く物体のブラー量は60fps/60Hzで約16.7ピクセル、240fps/240Hzで約4.1ピクセル、1000fps/1000Hzでは1ピクセルまで縮小するとされています。
つまり1000Hzは「操作から表示までの待ち時間を1msにする技術」というより、「敵を目で追いかけたときの見た目のにじみを、理論上の最小値である1ピクセル分まで詰める技術」と捉える方が正確です。入力遅延の詰めと動体視認性の向上は別の効能であり、1000Hzモニターの価値を測るときはどちらの観点で語っているのかを分けて考える必要があります。
ただし、理論どおりににじみが減るのは、画素の応答が1msの更新に追いつく場合です。同じレビューでは、動きの鮮明さを見るテスト(UFO Test)では500Hzを超えても1000Hzのほうが見やすくなったものの、ゲーム中は480Hzのパネルと比べて劇的に鮮明には感じなかったとしています。IPSの応答速度で1000Hzを生かし切れているかには疑問が残り、液晶で500Hzを超える部分の鮮明さは効果が小さくなっていくという評価です。
買い替え240Hzからは検討の余地あり、480Hz級からは差が小さい
買い替える価値は、今のモニターのリフレッシュレートと、普段のゲームで出ているfpsの組み合わせで決まります。レビュアーは、遅延の短さは「ゲームエンジンに直結しているよう」と感じるほどで、1000Hzに慣れたあとは360Hzがわずかに後退に感じられ、500Hzでもそう感じるかもしれないと書いています。一方で、500Hzにはすぐ慣れ直せるとも書いており、得られるのは「よくてもごくわずかな差」だと結論づけています。
- 240Hz以下から 更新間隔は約3.17ms縮み、差はもっとも大きくなります。ただし、そのうち約2.17msは500Hzまでで得られる分です。普段のゲームで500fps以上を出せないなら、1000Hzの上限を使う場面は少なくなります。
- 360Hzから 縮む更新間隔は約1.78msです。NVIDIAと米Worcester Polytechnic Instituteの研究では、主観的な滑らかさは500fpsまで改善が続いた一方、成績のような客観的な指標は約90fpsで頭打ちでした。差に17.9万円を払えるかは、競技にどこまで打ち込むか次第です。
- 480〜600Hz級から 縮むのは1ms以下です。特に有機ELから乗り換える意味は小さく、同じレビュアーは540Hz有機ELのソニー「INZONE M10S II」のほうが動きの鮮明さもコントラストも上で、競技用にもこちらを選ぶと評価しています。
買いか17.9万円の価値が出るのは、500fps以上を出せる競技FPSプレイヤー
17.9万円前後なら、4KやWQHDの高リフレッシュレート有機ELも候補になる価格帯です。25G590B-Bのコントラスト比は1,000:1、HDRはDisplayHDR 400で、実機レビューも、リフレッシュレート以外のほぼすべての点で同価格帯のモニターに劣ると評価しています。24.5型・フルHDという仕様は、画質より、遅延の短さと高いfpsの出しやすさを優先した選択です。
- Counter-Strike 2やVALORANTなどで、すでに500fps以上を安定して出せている人
- RTX 50シリーズかRX 7000シリーズ以降のGPUを使っている人
- 240Hz以下のモニターから、遅延の短さを最優先して乗り換えたい人
- RTX 40シリーズ以前のGPUを、当面買い替える予定がない人
- 480〜540Hz級、特に有機ELのモニターをすでに使っている人
- WQHDや4K、有機ELの画質・HDRで普通のゲームも楽しみたい人
1000Hzで遅延を詰めるなら25G590B-B、500fps前後で動きの鮮明さと画質も欲しいなら、価格の近い540Hz有機ELのINZONE M10S IIが比較相手になります。
SamsungのOdyssey G6は、QHD 600Hzに加え、低解像度モードで1100Hzをうたう別方向の製品です。1000Hzという数字だけで比べず、ネイティブ解像度・普段のゲーム・出せるfpsを揃えて選ぶことが重要です。
動向Acer・AOCも参入。1000Hz級はLG一社の実験ではなくなった
Acerは2026年9月2日、24.5型FHD・ネイティブ1000Hzのゲーミングモニター「Predator XB253Q U1」を発表しました。応答速度はVRB Pro有効時0.3ms、DisplayPort 2.1とHDMI 2.1を備え、G-SYNC CompatibleとFreeSync Premiumに対応します。北米価格は1,099.99ドルで、発売はEMEA・中国を含め2027年第1四半期を予定していますが、日本での発売・価格については2026年9月3日時点で言及がありません。
AOCのゲーミングブランドAGONも2026年9月30日、24.5型FHDの「AGON PRO AGP257FT」を欧州で正式発表しました。中国では2026年5月にBOEとの共同発表の場で先に披露されたモデルで、パネルはBOE製のネイティブFHD 1000Hzパネルです。AOCはこれを「オキサイド(酸化物)ベース」のFast IPSと呼んでいます。FHDのままネイティブ1000Hzで動作し、DisplayPort 2.1またはHDMI 2.1の接続ではオーバークロックで1050Hzまで上げられます。欧州の発表での応答速度は0.3ms(GtG・最小値)と0.1ms(MPRT)で、残像低減機能「MBR+」、G-SYNC Compatible、DisplayHDR 400、20分割のローカルディミングに対応します。発売は2027年第1四半期の予定で、欧州の価格も発売が近づいてから地域ごとに発表するとしています。10月2日には日本語のプレスリリースも配信されましたが、日本での発売日と価格は示されておらず、AOCの日本向けサイトにも製品ページはまだありません。日本での発売・価格は2026年10月2日時点で未発表です。

3機種を並べると、24.5型・FHD・IPS・ネイティブ1000Hz、DisplayPort 2.1とHDMI 2.1という基本構成はほぼ同じです。応答速度はAcerが0.3ms(VRB Pro)、AOCが0.3ms(GtG・最小値)、LGが1ms(GTG)と公称していますが、測定条件が異なるため単純比較はできません。AOCは製品ページで、オーバードライブ時の標準的なGtGを1msと別に載せており、最小値ではなく標準値で並べると数字の上ではLGと同じ1msです。日本語のプレスリリースが前面に出す「0.1ms」はMPRT(動画応答時間)の値で、画素が色を切り替える速さを示すGtGとは別の指標です。ここで重要なのは数値の優劣より、ネイティブ1000Hz・FHD維持というカテゴリに複数メーカーが参入し始めたという事実です。同じ1000Hz級でも、SamsungのOdyssey G6はQHD 600Hzを主軸にDual Modeで低解像度1100Hzへ切り替える別方式であり、LG・Acer・AOCの「解像度を維持したままネイティブ1000Hz」とは設計思想が異なります。
競技シーンでも超高Hzモニターの採用が進んでいます。NVIDIA公式発表によると、2026年5月に上海で開催された賞金総額100万ドルの「Counter-Strike 2 2026 CS Asia Championship」では、出場チームが使用する120台のPCすべてにGeForce RTX 5080と610Hz対応の「AGON CS24A」24型モニター(Counter-Strike 2エディション)が採用されました。NVIDIAはRTX 5080が600fps超で安定動作することとNVIDIA Reflexによる最大42%のレイテンシ低減をアピールしており、1000Hz級はまだ市販の最前線ですが、600Hz級はすでに国際大会の標準機材になりつつあります。
国内でも、アイ・オー・データ機器がTGS 2026で展示したコンセプトモデルに、24.5型フルHDでネイティブ1000Hzという構成のモデルが含まれていました(参考出展・発売時期と価格は未公表)。LG・Acer・AOCの製品発表とは段階が異なりますが、国内メーカーの実機展示という点で、1000Hz級が実験段階から一歩進みつつあることを示しています。
| 機種 | リフレッシュレート | 応答速度(公称) | 発売・価格 |
|---|---|---|---|
| LG 25G590B-B | ネイティブ1000Hz | 1ms(GTG) | 2026年10月1日発売・17.9万円前後(国内) |
| Acer Predator XB253Q U1 | ネイティブ1000Hz | 0.3ms(VRB Pro) | 2027年第1四半期予定・北米1,099.99ドル、日本未定 |
| AOC AGON PRO AGP257FT | ネイティブ1000Hz(OC時1050Hz) | 0.3ms(GtG最小)、1ms(GtG標準)、0.1ms(MPRT) | 2027年第1四半期予定(欧州)・価格未発表、日本未定 |
AGP257FTの1050Hzは、更新間隔にすると1.00msから約0.95msへの短縮で、差は約0.05msです。240Hzから1000Hzへ上げたときの差(約3.17ms)と比べると60分の1以下で、体感できる差を見込める数字ではありません。AGP257FTで目を引くのは速度よりも装備です。DC調光のフリッカーフリー、ハードウェア方式のブルーライト低減、TÜV Rheinland認証の円偏光に加え、150mmの高さ調整と目盛り付きのスタンド、大会会場へ持ち出すためのクイックリリース、設定を切り替えるQuickSwitchキーパッド、5Gbps×3のUSBハブを備えます。
GPUとの組み合わせでは、AOCはAGP257FTで1000Hz・1050Hzの表示を確認したGPUをまだ公表していません。1050Hzのオーバークロックが使えるのはDisplayPort 2.1かHDMI 2.1で接続したときで、DisplayPort 2.1を備えるのはRTX 50シリーズとRX 7000シリーズ以降です。発売前で実機のレビューもないため、RTX 40シリーズ以前(DisplayPort 1.4a・HDMI 2.1)でどこまで出せるかは分かりません。また1050Hzを新しいフレームで埋めるには1050fps前後が必要ですが、前述の実機レビューでは1000fpsの手前でCPUが頭打ちになっていました。OCで増える50Hz分を描画で使い切れる場面は限られます。
今すぐ購入できるのは、2026年10月1日に国内で発売されたLG 25G590B-Bです。Acer Predator XB253Q U1とAOC AGON PRO AGP257FTはどちらも2027年第1四半期の発売予定で、日本での発売・価格は2026年10月2日時点で発表されていません。速さの面では、1050HzのOCは更新間隔で約0.05msの差、GtGの標準値はLGと同じ1msです。AGP257FTを待つ選択が合うのは、少なくとも2027年第1四半期まで今のモニターで困らず、1000Hzに加えてローカルディミングや目の負担軽減をうたう機能にも価値を感じる人です。日本で発売されるか、価格がLGより安くなるかは、まだどちらも分かりません。2機種の仕様表を1行ずつ並べた比較と、残像低減機能MBR+とMBR Proの仕組みの違いは、AOC AGP257FTとLG 25G590B-Bの比較にまとめています。
FAQよくある質問
まとめ買いなのは、500fps以上を出せるPCで240Hz以下から乗り換える人
LG 25G590B-Bは、2026年10月1日に発売された24.5型フルHD・ネイティブ1000Hzの競技FPS特化モニターで、LG公式オンラインショップの価格は17万9,000円です。1000Hzで使うにはRTX 50シリーズかRX 7000シリーズ以降のGPUが目安になり、さらに1000fpsに近づけるかはCPUとゲームで決まります。実機レビューでは、Counter-Strike 2は第14世代Core i9搭載機で400fps台後半、最速クラスのRyzen 7 9800X3Dでも600fps前後という見立てでした。
買い替えて得をするのは、240Hz以下のモニターを使っていて、普段のゲームで500fps以上を安定して出せる人です。480〜540Hz級、特に有機ELのモニターをすでに使っているなら、縮む更新間隔は1ms以下で、動きの鮮明さではむしろ有機ELに分があります。
1000Hzの価値は入力遅延の短縮だけではありません。Blur Busters Lawが示す通り、fpsとHzを揃えて引き上げるほど動体のモーションブラーも理論上の最小値へ近づきます。競技シーンでも、NVIDIA公式が伝えるCS Asia Championshipの610Hzモニター採用のように、超高Hz化はすでに大会機材の水準まで進んでいます。
Acer Predator XB253Q U1とAOC AGON PRO AGP257FTの発表、そして国内ではアイ・オー・データ機器がTGS 2026で24.5型フルHD・ネイティブ1000Hzのコンセプトモデルを展示したことにより、このカテゴリはLG一社の実験的な製品から複数メーカーが並ぶ市場へ移りつつあります。ただし日本で今すぐ選べるのは、発売済みの25G590B-Bだけです。他社機の日本発売・価格は2026年10月2日時点で未定です。
出典:LG公式製品ページ「25G590B-B」、PC Gamer「LG UltraGear 25G590B review」(2026年9月17日)、PC Gamer「Sony Inzone M10S II review」(いずれも2026年10月2日確認)、LG Electronics Japan公式リリース(2026年8月27日)、Acer公式発表「Predator XB253Q U1」(2026年9月2日)(2026年9月3日確認)、AOC公式発表「AGON PRO AGP257FT」(2026年9月30日)、AOC公式製品ページ「AGP257FT」、AGON by AOC日本語プレスリリース(2026年10月2日)(いずれも2026年10月2日確認)、AOC中国公式リリース(2026年5月21日)(2026年10月1日確認)、Blur Busters「Blur Busters Law」、NVIDIA公式ブログ「CS Asia Championship」(2026年5月19日)、アイ・オー・データ機器公式リリース(2026年9月18日)(いずれも2026年9月20日確認)にもとづきます。






