『ホグワーツ・レガシー』続編をワーナーが株主レターで公式確認|発売時期は未定、マルチプレイ対応の噂とPC版情報も整理します
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発売時期・マルチプレイ・PC版情報を整理
出典:Dexerto「Hogwarts Legacy sequel officially confirmed by Warner Bros. Discovery」、VGChartz(2024年CFO発言)、Insider Gaming(求人情報)、PlayStation Universe(2026年2月幹部発言)にもとづきます。本記事の情報は2026年8月13日時点のものです。
『ホグワーツ・レガシー』の続編について、これまでも経営幹部の発言や開発元の求人情報を根拠にした噂は繰り返し出てきました。しかし今回は少し重みが違います。WBDが自社のゲーム事業の現状と見通しを株主に説明する文書の中で、具体的なタイトルとして続編の名前を挙げたためです。
2026年8月6日付の株主向けレターでWBDは、ゲーム事業の収益貢献が今後さらに大きくなっていく理由として、パイプラインの拡大を挙げ、その一例に『ホグワーツ・レガシー』の第2弾を明記しました。「続編を検討している」という将来的な希望ではなく、現在のゲーム事業を説明する具体的な材料として名前が挙がった点が、これまでの噂と異なります。
この記事では、今回の株主レターで実際に何が確認されたのかを整理したうえで、2024年のCFO発言、2025年12月に明らかになった開発元の求人情報、2026年2月の幹部発言まで時系列でたどり、発売時期・マルチプレイ対応・PC版の見通しについて、確定している情報と推測の情報を分けて解説します。
WBDは2026年8月6日付の株主向けレターで「パイプラインが拡大するにつれて、『ホグワーツ・レガシー』続編を含むゲーム事業がより意味のある形で収益に貢献していく」という趣旨を明記し、続編の存在を公式に認めました。ただし発売時期・正式タイトル・対応機種はいずれも未発表です。2024年9月にはCFOが続編を「数年後の最優先事項のひとつ」と発言、2025年12月には開発元Avalanche Softwareがオンラインマルチプレイ向けのバックエンドエンジニアを募集していたことが判明していますが、この求人が続編のものと公式に確認されたわけではありません。2026年2月には別の幹部が「2027〜2028年に主要フランチャイズへ回帰する」という趣旨の発言をしていますが、これは続編単体の発売時期として示されたものでもありません。
目次
概要株主レターで続編をパイプラインとして明記
今回のポイントは、WBDがゲーム事業の将来について説明する中で、『ホグワーツ・レガシー』続編を具体的に挙げたことです。2026年8月6日付の株主向けレターでWBDは、次のように述べています。「Games remains an important growth lever as we work toward our long-term Studios segment goals. We expect Games to more meaningfully contribute to segment profitability going forward as our pipeline expands, including the second installment of Hogwarts Legacy(ゲーム事業は当社の長期的なスタジオ部門目標に向けた重要な成長要因であり続けます。パイプラインが拡大するにつれて、『ホグワーツ・レガシー』続編を含むゲーム事業が、今後より意味のある形で部門収益に貢献していくと見込んでいます)」。
WBDはこの株主レターの中で、ゲーム事業のラインナップを大型フランチャイズ4本に絞り込み、より少数の確信度の高いタイトルへ投資を集中させる方針もあわせて示しています。『ホグワーツ・レガシー』続編は、こうした選択と集中の対象として名前が挙がった格好です。発売時期・正式タイトル・対応機種・ストーリー内容については、この株主レターの時点で一切明らかにされていません。
名称正式タイトルは『ホグワーツ・レガシー2』ではない
注意したいのがタイトル表記です。現時点でWBDが正式タイトルとして『ホグワーツ・レガシー2』を発表したわけではありません。株主レターで確認されたのは、あくまで『ホグワーツ・レガシー』の「第2弾(second installment)」に相当する作品です。
そのため本記事でも検索時に分かりやすいよう『ホグワーツ・レガシー2』とも表記していますが、ナンバリング作品になるとは限りません。初代のストーリーをそのまま引き継ぐのか、別の主人公や年代を描くのか、ゲームシステムを大幅に変えるのかも明らかになっていません。正式名称が発表されるまでは、「ホグワーツ・レガシー続編」あるいは「第2弾」と考えておくのが正確です。
経緯2024年の「最優先事項」発言から今回まで
『ホグワーツ・レガシー』続編の存在そのものは、今回が初出ではありません。2024年9月4日、バンク・オブ・アメリカ主催のメディア・通信・エンターテインメントカンファレンスで、WBDのCFOグンナー・ヴィーデンフェルス氏は続編について「Obviously, a successor to Hogwarts Legacy is one of the biggest priorities in a couple of years down the road(明らかに、ホグワーツ・レガシーの後継作は、数年後における最優先事項のひとつです)」と発言していました。
この時点ではあくまで経営幹部の発言にとどまっていましたが、2026年8月の株主レターでは、WBDという企業自体が現在のゲーム事業パイプラインの一部として続編を挙げています。「続編は本当に作られているのか」という段階から、「パイプラインに存在する具体的な計画」という段階へ一歩進んだと言えます。
マルチプレイ求人情報から浮上した噂、公式発表ではない
続編をめぐる情報の中で特に注目されているのが、オンラインマルチプレイへの対応です。2025年12月22日、『ホグワーツ・レガシー』を開発したAvalanche Softwareが、オンラインマルチプレイRPG向けの「シニアソフトウェアエンジニア(バックエンド)」を募集していることが海外メディアで報じられました。
求人内容では、プレイヤーデータの永続化、マッチメイキング、ロビー、サーバーインフラの設計・実装・保守が業務内容として挙げられています。求人ページの紹介文には「話題の大ヒット作『ホグワーツ・レガシー』を手がけたチームに加わる」という趣旨の記載がありますが、求人そのものに『ホグワーツ・レガシー』続編という名称が明記されているわけではありません。Avalanche Softwareが別のオンラインゲームを並行して開発している可能性も残っています。
初代『ホグワーツ・レガシー』は基本的にシングルプレイ専用の作品です。今回の株主レターでも、続編がオンラインマルチプレイに対応するとは説明されていません。現段階では「マルチプレイ対応が確定」ではなく「開発元の求人情報からマルチプレイ対応説が出ている」という位置づけが正確です。
初代『ホグワーツ・レガシー』はどんなゲームだったか
初代『ホグワーツ・レガシー』は、「ハリー・ポッター」の世界を舞台にしたオープンワールドアクションRPGです。原作小説・映画と同じ時代を直接描いた作品ではなく、舞台は1800年代の魔法界。プレイヤー自身がホグワーツ魔法魔術学校の生徒となり、ホグワーツ城だけでなくホグズミードや周辺の森まで自由に探索できる点が最大の特徴でした。
現在はPlayStation・Xbox・PC・Nintendo Switchに加え、Nintendo Switch 2版も展開されています。PC版はSteamおよびEpic Games Storeで販売されています。続編にとっての課題は、単に同じホグワーツをもう一度作ることではなく、「自分がホグワーツへ入学し、魔法界を自由に探索する」という初代の体験をどう発展させるかにありそうです。
タイミング「2027〜2028年」説は続編単体の発表ではない
2026年8月13日時点で、続編の発売時期は発表されていません。一方で注目されているのが2027年から2028年という時期です。2026年2月26日、WBDでストリーミング・ゲーム事業を統括するJB・ペレット氏は、決算に関連する説明の中で「the real fruits will start coming in ’27-’28 when we return to some of our biggest franchises(27〜28年になって、最大級のフランチャイズへ回帰する中で、本当の成果が出始めるでしょう)」という趣旨の発言をしています。
ペレット氏はこの中で、2025年をIPを広げすぎた反省を踏まえた「リセットの年」と位置づけ、2026年には『レゴ バットマン:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』や『ゲーム・オブ・スローンズ:ドラゴンファイア』が控えていること、そして今後はDC・ゲーム・オブ・スローンズ・ハリー・ポッター・モータルコンバットという主要フランチャイズに集中する方針を説明しています。
ここは明確に区別しておく必要があります。ペレット氏の発言はWBDのゲーム部門全体について示された時期であり、「『ホグワーツ・レガシー』続編を2027年または2028年に発売する」と個別に発表されたわけではありません。『ホグワーツ・レガシー』はペレット氏が挙げた主要フランチャイズのひとつであるため有力候補とは考えられますが、2027〜2028年発売は注目材料であって確定情報ではない、という位置づけが正確です。
PC版対応は未発表、初代は公式MODにも対応
PCゲーマーにとって気になる対応プラットフォームですが、現時点で続編のPC版は正式発表されていません。そもそもPS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch 2を含め、対応機種自体がまだ明らかになっていないためです。
ただし初代はPCへも展開されており、現在もPlayStation・Xbox・PC・Nintendo Switch・Nintendo Switch 2向けに案内されています。さらにPC版は発売後も独自の展開が続いており、WB GamesはSteam版・Epic Games Store版向けに公式MOD機能「Hogwarts Legacy Creator Kit」を提供し、クエストやダンジョン、キャラクター関連コンテンツを制作できる環境を用意しています。この公式MOD対応はコンソール版ではなくPC版が対象です。こうした初代の展開を踏まえると続編でもPC版を期待する理由はありますが、正式に対応機種が発表されるまでは「PC版発売決定」とは言えません。
整理今後どこに注目すべきか
『ホグワーツ・レガシー』続編について調べていると、「2027〜2028年にオンライン対応の続編が登場する」という一つの確定情報のように見えてしまうかもしれません。しかし実際には、それぞれ別の情報源による別々の話です。2027〜2028年という時期はWBDゲーム部門全体の再編成果として語られたもの、オンラインマルチプレイはAvalanche Softwareの求人情報が根拠、そして今回正式に確認されたのはWBDの今後のゲームパイプラインに続編が含まれているという点にすぎません。3つをつなげれば予想はできますが、WBDがこれをセットで発表した事実はない点に注意が必要です。
今後の正式発表では、単純な発売時期だけでなく、シングルプレイ体験がどう扱われるか、そしてPCゲーマーにとっては対応プラットフォーム・推奨スペック・アップスケーリング技術への対応・MODサポートの継続有無などが注目ポイントになりそうです。
- WBDが2026年8月6日付株主レターで続編をゲーム事業パイプラインの一部として明記
- 2024年9月にCFOが続編を「数年後の最優先事項のひとつ」と発言済み
- WBDのゲーム事業は主要4フランチャイズへ投資を集中する方針へ転換
- 初代はPC・PS5・Xbox・Switch・Switch 2で展開中、PC版は公式MOD対応
- 正式タイトル・発売日・対応機種はいずれも未発表
- オンラインマルチプレイ対応(開発元の求人情報から浮上した推測にとどまる)
- 2027〜2028年発売(WBDゲーム部門全体の見通しであり続編単体の発表ではない)
- PC版の展開そのもの(初代の実績からの期待にとどまる)
FAQよくある質問
今回最も重要なのは、『ホグワーツ・レガシー』続編についてWBDが2026年8月6日付の株主向けレターで具体的に言及したことです。2024年には続編が「数年後の最優先事項のひとつ」とされ、2025年12月には開発元がオンラインマルチプレイRPG関連の人材を募集し、2026年にはWBDの今後のゲームパイプラインとして続編が明示されました。時系列で見ると、『ホグワーツ・レガシー』が一作限りではなく、WBDにとって今後も展開していく重要なシリーズになっていることがうかがえます。
一方で2026年8月13日時点では、発売日・発売年・正式タイトル・対応機種・PC版・マルチプレイ対応はいずれも正式発表されていません。特に「2027〜2028年発売」と「オンラインマルチプレイ対応」は、それぞれ別の文脈で語られた情報であり、確定事項ではない点に注意が必要です。初代が「ホグワーツを自由に歩ける」という体験をゲームとして実現した作品だっただけに、続編がその体験をどの方向へ発展させるのか。次の正式発表を待つ段階に入ったと言えそうです。



