『Halo: Campaign Evolved』先行アクセス開始|初代Haloの全10ミッションをUE5で再構築、新規ミッション3本も追加
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初代Halo(ヘイロー)をUE5で再構築、新規ミッション3本も追加
出典:XBOX Wire Japan/Haloサポート・Steamストア等の一次情報を中心に、海外レビュー・海外メディアの報道も一部参照。
『Halo: Campaign Evolved』は日本時間2026年7月29日午前0時に発売予定ですが、一部のユーザーはすでに5日早くプレイを始めています。対象になるエディション、追加料金の金額、Game Pass加入者の扱いは分かりにくく、始める前に確認しておきたいポイントが複数あります。
本作は、2001年発売の初代『Halo: Combat Evolved』のキャンペーンをUnreal Engine 5で作り直したフルリメイクです。プレミアムエディションまたはプレミアムアップグレードの購入者を対象に、日本時間2026年7月24日午前0時から先行アクセスが始まりました。全10ミッションの再構築に加え、マスター・チーフとジョンソン軍曹が登場する新規ミッション「Operation: METEORITE」も3本収録されています。
気になるのは、追加料金を払ってまで早く始める価値があるかどうか、そして先行アクセス開始直後から報告されている起動トラブルやPC版の既知の不具合ではないでしょうか。エディションごとの価格差、Game Pass加入者の対応、初代『Halo: Combat Evolved Anniversary』との違いも順番に確認していきます。
先行アクセス日本では7月24日から最大5日間先行プレイ可能
『Halo: Campaign Evolved』の通常発売日は、米国時間2026年7月28日、日本時間では7月29日午前0時です。プレミアムエディションの購入者、またはプレミアムアップグレードの購入者は、この通常発売より最大5日早い、日本時間7月24日午前0時から先行プレイできます。先行アクセスはすでにXbox Series X|S、Windows PC、Steam、PlayStation 5で始まっており、Xbox Cloud Gamingでの提供、およびGame Pass Ultimate・PC Game Passでの提供は通常発売日からとなります。
国内で販売されているエディションと価格は次の通りです。
| エディション | 価格 | プレイ開始日 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| スタンダードエディション | 7,900円 | 7月29日 | ゲーム本編、予約特典 |
| プレミアムエディション | 10,900円 | 7月24日 | 本編、先行アクセス、アーマー・武器スキン、デジタル特典 |
| プレミアムアップグレード | 3,000円 | 7月24日 | Game Pass版などを所有している場合にプレミアム化 |
プレミアムエディションには、マスター・チーフ用のアーマースキン5種類と武器スキン6種類をまとめた「Alpha Halo Armory Pack」が付属します。このほか、デジタルアートブック、短編小説『Halo: Hungry Buzzards』、初代Xbox版のマニュアルを意識したデジタルマニュアルも収録されています。
また、いずれかのエディションを通常発売前に予約すると、2001年版を再現したMark Vアーマーとアサルトライフルのスキン、金基調のアーマー・武器スタイルを収録した「Foundry Armory Pack」も入手できます。
Game PassGame Pass加入者は3,000円のアップグレードで先行プレイ可能
Xbox Game Pass UltimateまたはPC Game Passに加入している場合、追加料金なしで7月29日からスタンダード版相当をプレイできます。先行アクセスしたい場合は、Xbox/PC向けの「プレミアムアップグレード」(3,000円)を別途購入する必要があります。
プレミアムアップグレードは、Game Pass加入中のプレイに対する先行アクセス権とデジタル特典を追加するものです。Game Passの契約を終了した場合、続けてプレイするには本編を別途購入するか、Game Passへ再契約する必要があります。
Steam版では、先行アクセス期間中にスタンダード版からプレミアム版へ直接変更するアップグレード商品が用意されていません。スタンダード版をすでに予約している場合、先行アクセスに参加するにはSteamサポート経由で返金を申請し、プレミアム版を購入し直す必要があります。Steam向けのプレミアムアップグレード単体販売は、通常発売日の7月28日から開始されます。
リメイクの中身初代『Halo』の全10ミッションを作り直したフルリメイク
本作は、2001年発売の初代『Halo: Combat Evolved』が持つ10本のキャンペーンミッションをすべて収録しています。ただし、2011年に発売された『Halo: Combat Evolved Anniversary』のように、オリジナルの構造へ新しいグラフィックを重ねただけのリマスターではありません。レベルデザイン、経路案内、戦闘エリア、シネマティック、アニメーション、音響までを作り直したフルリメイクです。

Halo Studiosは、原作の物語や雰囲気を維持しながら、現代のプレイヤーが迷いやすい場所やテンポが悪くなりがちな区間を改善したとしています。例えばミッション「The Library」では、移動経路の分かりやすさを高めたほか、AIキャラクター「343 Guilty Spark」による新規の案内音声や補足会話が追加されています。
開発手法Unreal Engine 5と初代Haloのコードを組み合わせて開発
映像面はUnreal Engine 5を使用しており、景観、コヴナントの建築物、キャラクター、エフェクト、シネマティック、アニメーションを作り直した上で4Kに対応します。音楽もリマスターされ、サウンドデザインや主要キャストの音声も刷新されました。
一方で、ゲームプレイのすべてをUnreal Engine 5に置き換えたわけではありません。新しい映像や新規コンテンツの下には、過去のHaloシリーズから引き継いだコードやシミュレーションシステムが存在しており、敵AI、物理挙動、武器や乗り物の操作感を原作に近づけるため、旧来の技術と新しい描画技術を組み合わせて開発されています。
新要素エネルギーソードなど9種類の武器とスプリントを追加
本作には、後のシリーズ作品で登場した武器が9種類追加されています。判明しているものだけでも、エネルギーソード、バトルライフル、ニードルライフルなどが挙げられ、初代では敵専用だった一部の武器もプレイヤーが使用できるようになりました。
乗り物敵車両を奪い、レイス戦車も操縦可能
敵の車両へ飛び乗って奪う「ハイジャック」ができるようになりました。初代では操作できなかったコヴナントの戦車「レイス」も使用可能です。ワートホグをはじめとする原作象徴の乗り物も続投しており、最大4人のオンライン協力プレイに対応したことで、乗り物を使った戦闘や広域マップの攻略にも変化が生まれています。
新規ミッション新作前日譚「Operation METEORITE」を収録
本作には、3本の新規ミッションで構成される「Operation: METEORITE」が収録されています。時系列としては『Halo: Combat Evolved』の約1年前にあたり、マスター・チーフとジョンソン軍曹が、コヴナントの研究艦へ潜入する極秘UNSC作戦に参加する内容です。
当初は短時間の目標物奪取作戦として計画されていましたが、艦内で予想を超える事態に遭遇し、任務が複雑化していきます。公開されている映像では、UNSC兵士との共闘、コヴナント支配地域への侵入、宇宙空間での戦闘、新たな敵「ブルート・バーサーカー」などが確認できます。
脚本は、Halo関連小説を複数執筆してきたSF作家トロイ・デニング氏と協力して制作されました。プレミアム版に付属する短編小説『Halo: Hungry Buzzards』は、この「Operation: METEORITE」につながる物語です。なお、この新規ミッションはスタンダード版を含む全エディションに収録されています。
マルチプレイ最大4人のオンライン協力プレイとクロスプレイに対応
キャンペーン全体を、ソロまたは最大4人のオンライン協力プレイで進行できます。Xbox Series X|S、Windows PC、Steam、PlayStation 5の間でクロスプレイに対応しており、進行状況やチェックポイント、収集物、スカル、カスタマイズはクロスプログレッションで共有されます。
プラットフォームを問わず、MicrosoftアカウントとGamertagが必須です。Steam版やPS5版では、初回起動時に各プラットフォームのアカウントとMicrosoftアカウントを連携する手順が必要になります。コンソール版は2人での画面分割協力プレイに対応していますが、PC版は画面分割プレイに対応していません。
なお、公式に案内されているマルチプレイ要素はキャンペーンの協力プレイのみです。従来シリーズにあった対戦型のマルチプレイヤーモードは、本作の収録内容として案内されていません。
リプレイ性スカルで武器や敵をランダム化できる「Campaign Remix」
繰り返しプレイ向けの要素として「Campaign Remix」が用意されています。各ミッションでスカルを有効にすると、武器・敵・環境が変化する仕組みで、Halo Studiosはシリーズの中でも最多となるゲームプレイ変更型のスカルを収録しているとしています。
複数のスカルを組み合わせて最高難度に挑む「LASO」も収録されています。ただし、Campaign RemixとLASOは開始時からすべて使えるわけではなく、キャンペーンを進めて必要なスカルを発見することで解放されます。
PC版スペックPC版の最低ラインはRTX 2060 SUPER、4K最高はRTX 4080
PC版の最低動作環境は、1080p・60fpsを想定した内容です。CPUはRyzen 5 3600またはCore i7-10700K、GPUはRTX 2060 SUPER、RX 6600、Arc A580のいずれか、VRAM8GB、メモリ16GB、ストレージはSSDの空き容量100GBが必要です。
一方、4K・60fpsを想定した推奨環境ではRTX 3080 TiまたはRX 9070、メモリ32GBが求められ、最高設定のUltraではGeForce RTX 4080とVRAM16GB、CPUはRyzen 9 7900XまたはCore i9-13900Kが指定されています。全ティア共通で、SSDの空き容量は100GB必要です。
なお、SteamストアのOS欄はWindows 11のみの表記ですが、Haloサポートが公開している詳細なスペック表ではWindows 10 22H2にも対応すると説明されています。中間ティアも含めたGPUクラス別の目安は、PC版推奨スペックの記事で詳しく解説しています。
アップスケーリングDLSS 4、FSR 4、XeSS、TSRに対応
PC版は複数のアップスケーリング技術に対応しています。それぞれの対応状況は次の通りです。
GeForce RTX 20シリーズ以降で利用できます。フレーム生成はGeForce RTX 40シリーズ以降が対象で、DLSS 4.5のマルチフレーム生成には現時点で対応していません。
FSR 3は幅広いGPUに対応しています。Radeon RX 9000シリーズでは、より新しいFSR 4が自動的に有効になります。
Intel製以外のGPUでも使用できますが、Steam版限定の機能です。Xboxアプリ版・Microsoft Store版では選択できません。
特定メーカーの技術を使いたくない場合は、Unreal Engine標準のTSRも選択できます。
ROG Xbox AllyやSteam Deckなどの携帯型PCには、「Very Low」プリセットが追加されています。安定性を優先する目的で、機種によってはHigh・Ultraプリセットが非表示になる場合がありますが、これは最低動作環境を下回るPCでの動作を保証する設定ではありません。快適な設定を探している場合は、おすすめ設定ガイドもあわせてご確認ください。
ユーザー評価Steamレビューは発売直後から「賛否両論」
先行アクセスの開始直後からユーザーレビューの投稿が可能になっており、記事確認時点(2026年7月24日)の評価は「賛否両論」です。全言語表示で530件中313件が好評、217件が不評となっています。この件数と評価は、今後の追加プレイによって変動する可能性があります。
海外レビューでは、Unreal Engine 5による映像表現、フラッド登場後のホラー演出、スプリント追加による移動の改善、原作を尊重したレベル再構築などを評価する声が上がっています。

一方でSteamレビューには、Microsoftアカウントのログイン、接続エラー、パフォーマンス、クラッシュに関する不満も投稿されています。Steam版でも、シングルプレイを含めMicrosoftアカウントとの連携が必須になっている点が影響しているとみられます。発売から日が浅いため、評価の傾向は今後大きく変わる可能性があります。
既知の不具合PC版には複数の既知の不具合が残る
Halo Studiosは、先行アクセスの開始に合わせて既知の不具合を公開しています。全プラットフォーム共通の問題として、ディスプレイのリフレッシュレートが30の倍数でない場合、シネマティックがカクつくことがあるとされています。回避策として、60/120/240Hzなどへのリフレッシュレート変更、TVのゲームモード有効化、VRRの無効化が案内されています。
AMD Software 26.6.2または26.6.4を使用し、かつFSRを有効にした状態で「The Maw」の冒頭映像をスキップすると、クラッシュする可能性が報告されています。回避策として、映像を最後まで見る、FSR以外のアップスケーリングへ変更する、フレーム生成を有効にする、ドライバを26.6.1へ戻すといった対応が案内されています。
GeForce RTX 50シリーズでは、ドライバ610.47・610.62・610.74の使用時に「Keyes」や「The Maw」でクラッシュする可能性が報告されています。NVIDIAはこの問題を修正したHotfixドライバ610.82を公開済みで、詳しい導入手順や対処法はGeForce Hotfixドライバ610.82の記事で解説しています。
このほか、XeSSのフレーム生成をゲーム内の最大フレームレート制限と併用すると、画面がほぼ停止する問題や、シネマティック中に表示が乱れる問題も確認されています。先行アクセスでプレイする場合は、GPUドライバとフレーム生成設定を事前に確認しておくとよいでしょう。
起動トラブル先行アクセス開始直後には起動できないとの報告も
先行アクセスの開始直後、XboxやGame Passでプレミアムアップグレードを購入した一部ユーザーから、ゲームを起動できないとの報告が上がっています。プレミアム特典自体は所有しているにもかかわらず、通常発売日までプレイできない表示になるケースが伝えられています。
全ユーザーに発生している問題ではなく、ストア側のライセンス反映やアクセス権の認証に関係している可能性があります。起動できない場合は、ゲーム本体・追加コンテンツのインストール状態、Microsoftアカウント、ストアの購入履歴を確認し、Halo SupportやXbox Supportの最新情報を参照してください。
初見でも大丈夫初代『Halo』を知らなくてもプレイ可能
本作はシリーズ第1作の物語を描いているため、過去作を未プレイでも問題なく始められます。謎のリング状人工天体「Halo」に不時着したマスター・チーフが、AIコルタナとともにコヴナント軍と戦い、Haloの秘密を追う物語です。
原作を経験している人にとっては、単純な高解像度化ではなく、新武器、乗り物、スプリント、協力プレイ、新規ミッション、スカルなどを含む再構築版という位置づけになります。初代で使用できなかった武器や車両が使える点、最大4人で全キャンペーンを攻略できる点が、過去のリマスター版との大きな違いです。
判断基準先行アクセスのために追加料金を払うべきか
スタンダード版とプレミアム版の価格差は3,000円です。プレミアム版の本編はスタンダード版と同じ内容で、新規ミッション「Operation: METEORITE」も通常版にすでに収録されています。プレミアム版だけで遊べる専用のストーリーやステージはありません。
価格差で得られるのは、最大5日間の先行アクセス、アーマー・武器スキン、デジタルアートブック、短編小説、ゲームマニュアルです。先行アクセス開始直後には起動や認証に関するトラブルの報告があり、PC版にも複数の既知の不具合が残っている点は踏まえておく必要があります。
- 少しでも早く本編をプレイしたいシリーズファン
- アーマー・武器スキンやデジタル特典を集めたい人
- 短編小説『Halo: Hungry Buzzards』などの付属コンテンツに興味がある人
- キャンペーンだけ遊べれば十分な人
- Game Passで無料プレイできれば問題ない人
- 起動トラブルやPC版の不具合が収まってから始めたい人
キャンペーンだけ遊びたい場合、7月29日からスタンダード版やGame Passで始めても内容に差はありません。安定性を優先するなら、正式発売日と最初の修正アップデートを待つという判断もあります。
周辺機器協力プレイを快適にする周辺機器
本作は最大4人のオンライン協力プレイに対応しているため、ボイスチャット用のヘッドセットと、Xbox/PC間でクロスプレイする際に扱いやすいコントローラーがあると快適です。


まとめ初代の原点を作り直したフルリメイク
『Halo: Campaign Evolved』は、初代『Halo: Combat Evolved』の全10ミッションをUnreal Engine 5で作り直し、3本の新規ミッション「Operation: METEORITE」、後のシリーズから追加された武器やシステム、最大4人の協力プレイを収録したフルリメイクです。長年Xboxを象徴してきた『Halo』が、今回初めてPlayStation 5にも登場する点も見どころです。
先行アクセスは日本時間7月24日午前0時に始まりましたが、開始直後には起動トラブルの報告があり、PC版にも複数の既知の不具合が残っています。急いで先行プレイする必要がなければ、通常発売日の7月29日や、最初の修正アップデートを待って始めるのも選択肢です。
『Halo: Campaign Evolved』は、初代『Halo: Combat Evolved』の全10ミッションをUnreal Engine 5で再構築し、新規ミッション「Operation: METEORITE」、新武器・スプリント、最大4人協力プレイを追加したフルリメイクです。プレミアム版とスタンダード版の価格差は3,000円で、得られるのは最大5日間の先行アクセスとデジタル特典のみ。キャンペーンの内容自体に違いはないため、急がないなら7月29日の通常発売やGame Passでの開始を待っても問題ありません。PC版は先行アクセス開始直後の起動トラブルや、GPUドライバに関連する既知の不具合も報告されているため、安定性を優先する場合は最初の修正アップデートを待つ判断もあります。



