『ゴーストリコン』新作は開発中とUbisoftが確認|25周年で判明したことと、Project OVRの噂で未確認のまま残った点
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25周年で判明したことと、Project OVRの噂で未確認のまま残った点
公式告知:Ghost Recon公式X、および25周年発表の内容をまとめたSteam公式告知。記事内の「確定」「未確認」は2026年8月13日時点の公開情報にもとづきます。
2019年の『Ghost Recon Breakpoint』以降、シリーズでは7年近く完全新作が出ていません。その間、次回作については海外メディアの報道が先行し、何が事実で何が推測なのか見分けにくい状態が続いてきました。
2026年8月6日、シリーズ25周年に合わせてUbisoftがまとめて発表を行い、状況が一歩進みました。新作が開発中であることが初めて公式に確認され、プレイテストの募集も始まっています。一方で、タイトル名も視点も対応機種も発売時期も、いまだ何ひとつ公表されていません。
本記事では、8月6日の発表で確定した内容と、コードネーム「Project OVR」として報じられてきた未確認情報を切り分けたうえで、Ubisoftの中期計画や開発体制から読み取れる次回作の位置付けまで整理します。旧作『Wildlands』側の大型アップデートについては、確定情報をまとめた「Last Rites」配信記事で個別に解説しています。
目次
確定した内容公式に認められたのは「新作が開発中である」ことまで
- シリーズ新作が開発中であること
- プレイテスト参加者の募集が始まったこと
- ライブプロデューサーが方向性を語ったこと
- 旧作『Wildlands』に大型無料アップデートが配信されたこと
- 新作のタイトル名
- 視点(一人称か三人称か)
- 対応機種と発売時期
- 映像・スクリーンショットの類
Ubisoftのライブプロデューサーを務めるIrina-Gabriela Popa氏は、次回作について「タクティカルアクション、大規模な作戦、説得力のある軍事描写、そしてゴーストユニットという、ゴーストリコンを形づくるすべてに忠実でありながら、楽しく新鮮な体験」と説明しています。方向性は語られたものの、具体的な仕様には踏み込んでいません。
公表されたのは開発中である事実とプレイテストの募集までで、タイトル・視点・対応機種・発売時期はいずれも明かされていません。映像やスクリーンショットも公開されていないため、正式なお披露目は今後あらためて行われるとみられます。
25周年発表の内容:Steam公式の開発元告知「Tom Clancy’s Ghost Recon turns 25」を2026年8月13日に確認。
最も具体的な手掛かり『Ghost Recon Wildlands Definitive Edition』が公式ストアに掲載
新作とは別に見逃せないのが、『Ghost Recon Wildlands Definitive Edition』の動きです。Ubisoft Storeの製品ページには、発売日として2026年7月6日が記載され、基本ゲーム、Season Pass、Year 2 Passに加えて、4つのコンテンツパックを収録すると案内されています。
| 収録内容 | 公式ストアで確認できる情報 |
|---|---|
| 基本ゲーム | 『Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands』 |
| 既存コンテンツ | Season Pass/Year 2 Pass/Quick Start Pack/Deluxe Pack |
| 追加パック | Nightfall Protocol Pack/Cold Eye Pack |
| 追加パックの時期 | 2026年8月6日に配信済み(新オペレータースキンなどのコスメティックDLC。単体購入も可能) |
| 掲載プラットフォーム | PC(デジタル)/PS4(デジタル)/Xbox(デジタル)/Steam |
製品構成:Ubisoft Store「Ghost Recon Wildlands Definitive Edition」/Steam日本語ストア。Steam日本語ストアでもDefinitive Editionの購入欄と2026年8月実装予定の2パックを確認できます。実際の販売価格はアクセス地域や販売時期によって変わる可能性があるため、購入画面でご確認ください。
公式Xが「一部の人はアップデートを見ただろう」と触れた時期と、Definitive Editionの情報がストア上で確認された時期は重なります。8月6日の情報公開では、少なくともこのエディションや追加パックについて説明される可能性があります。
海外では、Xboxのダッシュボードに表示された告知画像を根拠として、4K・60fps対応や新ミッション「Last Rites」を含む大型アップデートが報じられています。VGCの報道によると、この画像には大型アップデート、新ミッション、4K・60fps対応が記載されていました。ただし、Ubisoft Storeの現行ページではこれらの仕様を確認できず、Ubisoftの正式発表もまだありません。本稿では4K・60fpsと新ミッションを未確認情報として扱います。
8月6日、Ubisoftは無料アップデート「Last Rites」の配信を正式発表し、PS5・PS5 Pro・Xbox Series X|Sでの4K・60fps対応と新ミッションの内容が確定しました。新たな敵La Lloronaの登場やPredatorミッションの復活も含まれます。詳細は「Last Rites」配信後の確定情報まとめで解説しています。
25周年に合わせた施策も同時に実施されました。『Wildlands』と『Breakpoint』は8月10日まで無料で開放され(すでに終了)、Ubisoft Connectにログインすると2012年発売の『Ghost Recon Future Soldier』を8月13日まで無料で受け取れます。加えてシリーズ全体が最大95%オフのセール対象になっており、2026年8月13日時点でも『Wildlands』は330円、『Breakpoint』は462円で販売されています。セールの終了日は公表されていないため、購入するなら早めにストアを確認しておくのが無難です。
中期計画Ubisoftは2027年度以降の主要ブランドにGhost Reconを明記
Ubisoftが2026年5月に公開した2025-26年度の決算資料では、2027-28年度と2028-29年度にコンテンツ供給を大幅に強化し、その対象となる主要ブランドとして「Assassin’s Creed」「Far Cry」「Ghost Recon」を挙げています。
Ubisoftの会計年度に沿えば、計画の範囲は2027年4月から2029年3月末までです。したがって、何らかのGhost Recon作品が中期ラインアップに含まれていることは公式資料から確認できます。ただし、資料はタイトル名や発売日、ゲーム内容を示していません。8月6日の発表でも、この中期計画と新作を結び付ける説明はありませんでした。
中期計画:Ubisoft 2025-26年度決算資料(PDF)(5ページ目「FY2027-28 & 2028-29」)。
未確認情報次回作は一人称視点のタクティカルシューターとの報道
シリーズ次回作をめぐっては、Insider Gamingが開発コードネーム「Project OVR」とされるプロジェクトを報じています。同メディアは2025年6月、社内アルファが同年秋に予定されていると伝えていました。その後、2026年7月20日付の記事では、予定していた社内アルファへ到達できず、一部機能が削減または再調整され、現在は2026年11月までのベータ移行を目指していると報じています。
同メディアの過去の報道では、一人称視点を中心とする部隊ベースの軍事シューターで、架空の「Naiman War」を舞台にするとも説明されています。
「Project OVR」「一人称視点」「部隊ベース」「現実志向の戦闘」「2026年11月までのベータ移行目標」は、いずれもInsider Gamingの報道によるものです。公式サイト、公式X、決算資料では製品仕様や開発スケジュールとして発表されていません。
2019年の『Ghost Recon Breakpoint』以降、シリーズでは約7年間にわたり完全新作が発売されていません。8月6日の発表で開発中であることは確認されましたが、Ubisoftはコードネームも視点も認めていません。ここに挙げた報道内容が次回作の実像と一致するかどうかは、正式なお披露目を待つ必要があります。
未確認情報の出所:Insider Gaming(2026年7月20日)/Insider Gaming(2025年6月30日)。いずれもUbisoftの公式発表ではありません。
開発体制Ghost Reconは競争・協力型作品を担う「Creative House 2」へ
Ubisoftは2026年7月1日、再編後の「Creative House 2」をChristoph Hartmann氏が率いると発表しました。同部門は、競争型・協力型の戦場体験を扱い、「The Division」「Ghost Recon」「Splinter Cell」「March of Giants」を担当します。
Hartmann氏は2K Gamesの共同創業者・元社長で、直近ではAmazon Gamesのバイスプレジデントを務めていました。25周年の発表は就任から約1か月後にあたりますが、両者の直接的な関係は説明されていません。現段階で言えるのは、Ghost Reconが新体制でも独立した主要ブランドとして位置付けられていることです。
組織再編:Ubisoft公式「Creative House 2の新責任者」。
答え合わせ事前に注目していた3点は、どこまで明らかになったか
総括新作は存在が確定、それでも中身は何も分かっていない
2026年8月6日の25周年発表で、シリーズ新作が開発中であることが初めて公式に確認されました。プレイテストの募集も始まっており、開発が実体を伴って進んでいることは間違いありません。
ただし公表されたのはそこまでで、タイトル名も視点も対応機種も発売時期も未発表です。映像すら出ていません。「Project OVR」「一人称視点」といった報道はいずれもUbisoftが認めておらず、依然として未確認情報のままです。中期計画ではFY2027-28以降にGhost Reconが含まれているため、正式なお披露目までにはまだ時間がかかる可能性があります。
いま動けることがあるとすれば、旧作側です。『Wildlands』には大型無料アップデートが入り、シリーズ全体が最大95%オフになっています。『Future Soldier』の無料配布は8月13日までです。



