『紅の砂漠』PC版スペック確定——推奨GPUはRTX 2080で意外と優しい。では4K/60fpsには何が必要なのか

(更新: 2026.5.10)
『紅の砂漠』PC版スペック確定——推奨GPUはRTX 2080で意外と優しい。では4K/60fpsには何が必要なのか

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速報 — 2026年3月10日発表
公式PCスペック公開。
推奨はRTX 2080——意外と優しい数字だった
発売:3月19日(木)開発:Pearl Abyssエンジン:BlackSpace

Pearl Abyssが2026年3月10日、『紅の砂漠』のPC版システム要件を公式発表しました。最低GTX 1060から最高RTX 5070 Tiまでの5段階構成。「推奨」(1080p/60fps)がRTX 2080 / RX 6700 XTというのは、このクラスの重量級タイトルにしては手が届く数字です。一方でUltra(4K/60fps)にはRTX 5070 Ti / RX 9070 XTを要求するなど、求める体験によって必要なスペックは大きく変わります。

UPDATE
2026年3月19日に紅の砂漠は発売開始済みです。本記事は2026年3月10日の公式スペック発表時点の情報をまとめたものです。発売後に40GPU実機ベンチマークと推奨設定ガイドの続報を公開しています。最適な画質設定を確認したい人は 紅の砂漠 推奨設定ガイド を、自分のGPUで何fps出るかを知りたい人は 紅の砂漠 GPU別ベンチマーク(40モデル実測) を参照してください。
目次

公式スペック——最低から最高まで全5段階

Pearl Abyssが公式サイトで公開した要件は以下の通りです。ストレージはすべてのティアで150GB SSD必須、RAMは16GBで統一されています。

ティアGPUCPU性能目標
最低GTX 1060
RX 5500 XT
i5-8500
Ryzen 5 2600X
アップスケール1080p
30fps
GTX 1660
RX 6500 XT
i5-8500
Ryzen 5 2600X
ネイティブ1080p
30fps
推奨RTX 2080
RX 6700 XT
i5-11600K
Ryzen 5 5600
1080p / 60fps
または 4K / 30fps
RTX 4070
RX 7700 XT
i5-12600K
Ryzen 5 7600X
1440p / 60fps
(RT有効)
UltraRTX 5070 Ti
RX 9070 XT
i5-13600K
Ryzen 7 7700X
4K / 60fps
(RT有効)
NOTE

共通要件:150GB SSD必須(HDD不可)、RAM 16GB、OS Windows 10 64-bit 22H2以上、DirectX 12 / Shader Model 6.0必須。

「推奨スペックでGTX 1080 Ti以上が必要」という噂も出ていましたが、公式発表はRTX 2080 / RX 6700 XTという2018〜2021年世代のミドルハイ。RTX 3060やRTX 4060があれば、1080p/60fpsはほぼ射程圏内と判断できます。

ただし「推奨=すべての設定で快適」ではない点に注意が必要です。公式の定義はあくまで「ネイティブ1080p / 60fps」。画質設定を上げれば負荷は増すため、推奨ティアでも設定の詰め方で体験は変わります。

推奨(RTX 2080相当)

RTX 3060 / RTX 4060が概ねこの帯域に入ります。フルHDなら本作を十分楽しめる水準で、現役ミッドレンジユーザーには朗報です。

Ultra(RTX 5070 Ti必須)

4K/60fps + レイトレーシングを狙うには2026年のトップクラスGPUが必要です。詳細なベンチマーク予測は4K/144fps挑戦記事を参照してください。

見落とせない3つの要件

GPUとCPU以外にも、見落とすと発売日に遊べない落とし穴があります。事前に確認しておきたい3点をまとめました。

1
Windows 10 22H2以上 + DirectX 12必須古いWindowsやDX11環境では起動できません。Windows 10を使用している場合はバージョンを確認し、22H2より古いビルドは事前にアップデートが必要です。Windows 11は問題ありません。
2
150GB SSD必須——HDDは完全非対応全ティア共通でHDDインストールは不可。容量も150GBとかなりの規模で、専用のSSDスペースを確保しておく必要があります。空き容量の確認は発売前に済ませておきましょう。
3
レイトレーシング + DLSS 4.5対応HighおよびUltraティアではRTGI・RTシャドウが有効になります。DLSS 4.5(超解像 + Ray Reconstruction)はRTX 20以降の全世代で対応。マルチフレーム生成はRTX 50シリーズ専用です。AMDはFSR Redstoneをサポートしています。

今持っているGPUで遊べるか?

主要な現行GPUが公式スペックのどのティアに相当するか、目安を整理します。

RTX 5050 8GB / RX 9060 8GB
低〜推奨
1080p / 設定詰めで60fps圏内
RTX 3060 12GB / RX 6700 XT
推奨相当
1080p / 60fps が狙えるライン
RTX 4060 / RX 7600 XT
推奨〜高
1080p快適、1440pも視野に
RTX 4070 / RX 7700 XT
高相当
公式「高」ティア、1440p / 60fps
RTX 5070 Ti / RX 9070 XT
Ultra
4K / 60fps + レイトレーシング
1080p Cinematic設定での実測fps(発売後ベンチマーク)
RTX 5070 Ti
120 fps
RX 9070 XT
105 fps
RTX 4070
68 fps
RTX 5060 Ti
60 fps
RTX 4060
60 fps
RX 9060 XT
52 fps

※ 1080p Cinematic設定(最高画質)・アップスケーリングなしのネイティブ計測値。FSR 4 / DLSS 4.5 Quality使用で18〜25%上乗せ可能。RTX 4060は一部設定をHighに落とした値。詳細は紅の砂漠 GPU別ベンチマーク(40モデル実測)を参照。

4K/144fpsという極限に挑む場合や、RTX 5070 Tiでどこまで出るかの詳細は別記事で解説しています。ここでは「そもそも動くか」の判断材料に留めます。

公式推奨BTO PC——動作検証済みのAMD構成が登場

2026年3月24日、パソコンSHOPアークのBTOブランド「arkhive」が『紅の砂漠』の動作検証を行った推奨PCを2機種発売しました。いずれもAMD構成(Ryzen + Radeon)で、Pearl Abyssによる実機確認済みのモデルです。

スタンダード
GN-A5R96M
フルHD(1080p)プレイを想定
CPURyzen 5 7500F
GPURX 9060 8GB
メモリDDR5-4800 16GB
SSD1TB
電源650W Bronze
ハイエンド
GN-A7R97R
4K(2160p)プレイを想定
CPURyzen 7 9850X3D
GPURX 9070 XT 16GB
メモリDDR5-5600 32GB
SSD2TB
電源850W Gold
NOTE

スタンダードモデルのRX 9060は現在DIY向けの単品販売がなく、BTOを通じてのみ入手できるGPUです。このモデルはRX 9060搭載PCとして数少ない購入経路のひとつです。

Verdict

フルHDゲーマーには朗報。
4K / RTを目指す人は覚悟を

RTX 2080 / RX 6700 XTという推奨スペックは、超重量級タイトルにしては良心的です。RTX 3060〜4060世代があれば1080p/60fpsでの快適プレイはほぼ確保できるでしょう。150GB SSDの確保と、Windows 10のバージョン確認は事前に済ませておきたいところです。

一方で4K + レイトレーシングを狙うには、RTX 5070 Ti / RX 9070 XTというトップクラスの1台が必要になります。GPUの品薄・高価格が続く2026年の市場で今すぐ揃えるか待つかは悩ましいところ。発売は3月19日——まずは手元のGPUで動かしてみて、じっくり判断するのが得策かもしれません。

情報ソース:Pearl Abyss公式サイト(crimsondesert.pearlabyss.com)、複数の海外ゲーム情報メディア(2026年3月10日発表内容に基づく)。パソコンSHOPアーク(ark-pc.co.jp、2026年3月24日受注開始情報)。価格・仕様は予告なく変更される場合があります。
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