ゲームのファイアウォール許可を拒否したときの戻し方|Windows 11のプライベート・パブリックと実行ファイルを確認【2026年版】

ゲームのファイアウォール許可を拒否したときの戻し方|Windows 11のプライベート・パブリックと実行ファイルを確認【2026年版】

本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。

TROUBLESHOOT / 2026-10
ゲームのファイアウォール許可を拒否したときの戻し方
ブロック規則を消して、プロファイルとexeを合わせて許可し直す
Windows 11で「キャンセル」を押した後に残るブロック規則の探し方と、プライベート・パブリックの選び方、撤回の手順です。
Windows 11ファイアウォール許可の撤回まで

ゲームや専用サーバーの初回起動で出る「Windows セキュリティの重要な警告」を、確認せずに「キャンセル」で閉じてしまうことがあります。その後、フレンドが入れない、LAN内でサーバーが見えないといった症状が出ても、同じ警告はもう出てきません。

キャンセルすると、そのアプリを止めるブロック規則がWindowsに作られます。Microsoftの資料では、管理者権限のあるユーザーが「いいえ」またはキャンセルを選ぶとブロック規則が作られ、TCPとUDPで2つ作られるのが一般的とされています。規則が残る限り、警告は再び出ません。戻すには、そのブロック規則を探して削除し、ネットワークプロファイルと実行ファイル(exe)を合わせて許可し直します。

ブロック規則は許可規則より優先されるため、後から許可のチェックを入れても効かないことがあります。一方で、すべてのゲームに例外ルールが必要なわけではなく、接続できない原因がファイアウォールとは限りません。ルーターのポート転送とも別の設定です。ファイアウォールを無効にしたり、全プロファイルを許可したりせず、必要なexeと範囲だけを開けます。

目次

仕組みキャンセルで何が起きて、なぜ警告が再び出ないのか

Windowsのファイアウォールは、外から入ってくる通信(受信)を既定でブロックします。許可する規則がないアプリが初めて通信を待ち受けると、許可するかどうかを尋ねる警告が出ます。MicrosoftのWindows Firewall rulesには、この警告の扱いが次のように書かれています。

管理者がキャンセルした場合管理者権限のあるユーザーが「いいえ」またはキャンセルを選ぶと、ブロック規則が作られます。TCPとUDPで1つずつ、計2つが一般的です。
管理者でないユーザーの場合警告が出ても、どちらを選んでもブロック規則が作られます。標準ユーザーでゲームを起動していると、許可を押しても通りません。
規則が残っている間警告は再び出ず、通信はブロックされたままです。規則を削除すると、次の起動で警告が再び出ます。

通知が無効になっている場合は、許可規則が作られないまま既定のブロックが働きます。ゲームのインストーラーが許可規則を自分で登録することもあるため、警告が一度も出ないのに通る場合は、その規則が働いています。

切り分けファイアウォールが関係するのはどんな症状か

受信を許可する必要があるのは、他のPCから自分のPCへ接続してくるゲームです。自分のPCをホストにするマルチプレイ、専用サーバー、LAN内の対戦、P2P接続が代表例です。サーバーへ接続するだけのゲームは、送信側の通信が中心です。Microsoftの資料も、多くの環境では送信を既定で許可する運用を勧めています。そのため、すべてのゲームで例外ルールが必須とは限りません。

症状ファイアウォールを疑う度合い先に見る場所
自分がホストで友達が入れない高い。警告をキャンセルした覚えがあるなら特にこのページの手順
LAN内の別PCから専用サーバーが見えない高いサーバーのexeの受信規則とプロファイル
自宅外のフレンドだけが入れない低い。LAN内からは入れる場合ルーターのNAT・ポート転送・CGNAT
ログイン自体ができない低いサーバー障害・DNS・回線。送信側のブロック規則を自分で作っていない限り別の原因

上の表の「自宅外のフレンドだけが入れない」「ログイン自体ができない」のような症状は、ファイアウォールの設定を直しても変わりません。ルーター側の原因はNATタイプがStrictになる原因で切り分けられます。Windowsの許可とルーターのポート転送は、通信が通る別々の関門であり、片方を直しても、もう片方が閉じていれば通りません。

手順1現在のネットワークプロファイルを確認する

許可の範囲は、ネットワークの種類(プロファイル)ごとに決まります。Microsoftの説明では、ドメイン(職場)・プライベート(信頼できる)・パブリック(信頼できない)の3種類があり、違いは「同じネットワーク上の他のデバイスが、自分のデバイスを見たり接続したりできるか」です。MicrosoftのWindows セキュリティのファイアウォールとネットワーク保護の画面には、現在つながっているネットワークの種類が表示されます。

  1. スタートメニューから「Windows セキュリティ」を開き、「ファイアウォールとネットワーク保護」を選びます。
  2. 現在つながっているネットワークの種類が表示されます。
  3. 画面で確認しにくいときは、PowerShellで Get-NetConnectionProfile を実行し、NetworkCategory の値を見ます。
NetworkCategoryプロファイル想定されるネットワーク
Privateプライベート自宅や職場など、接続する人とデバイスを把握しているネットワーク。他のPCから見つけられる設定です
Publicパブリック空港や喫茶店のように不特定多数が使うネットワーク。他のデバイスから隠れます
DomainAuthenticatedドメインドメインに参加した職場のネットワーク

分類の定義はMicrosoftのGet-NetConnectionProfileにあります。自宅のLAN内で遊ぶのに「パブリック」と判定されている場合は、許可を広げる前にネットワーク自体の種類を見直します。設定アプリの「ネットワークとインターネット」でWi-Fiまたはイーサネットの接続中のネットワークを開くと、ネットワークプロファイルの種類でパブリックとプライベートを切り替えられます。切り替えてよいのは、自分が管理する自宅や、利用者を把握しているネットワークだけです。

!
外出先のWi-Fiをプライベートにしない

喫茶店やホテルのWi-Fiをプライベートにすると、同じネットワークにいる他人のデバイスから自分のPCを見つけられる状態になります。ホスト用の許可が必要なのは、自宅や、利用者を把握できる場所だけにとどめます。

手順2許可の対象にする実行ファイル(exe)を特定する

ファイアウォールの規則は、アプリのexeのパスに結び付いています。アプリ規則にワイルドカードは使えず、完全なパスで作ります。同じゲームでもランチャー、ゲーム本体、専用サーバーで別のexeが動くため、許可すべきものを取り違えるとブロックが残ります。

ゲーム本体タスクマネージャーの「詳細」タブでゲームのプロセスを右クリックし、「ファイルの場所を開く」を選ぶと、実際に動いているexeのフォルダーが開きます。
警告を出したexeどのexeが警告を出したかは、警告ダイアログの「名前」と「パス」に出ます。ランチャーではなく、ゲーム本体のexeが出す場合もあります。
専用サーバーゲーム本体とは別のexeで動く場合があります。サーバー用のフォルダーにある、実際に起動しているexeを確認します。

ゲームをほかのドライブへ移した、アップデートでフォルダー名が変わったといった場合は、古いパスの規則が新しいexeに当たりません。許可し直すときは、現在動いているexeのパスで確認します。

手順3キャンセルで作られたブロック規則を探して削除する

  1. スタートメニューで「wf.msc」と入力し、「セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール」を管理者として開きます。
  2. 左の「受信の規則」を選びます。
  3. 「操作」列が「ブロック」で、「プログラム」列が対象ゲームのexeのものを探します。列の見出しをクリックすると並べ替えられます。
  4. 該当する規則を右クリックして「規則の無効化」または「削除」を選びます。TCPとUDPで2つあるときは両方を処理します。

画面で探しにくいときは、管理者のPowerShellで次を実行すると、有効な受信ブロック規則のうち、プログラムのパスに指定した文字を含むものだけを一覧にできます。ゲームのフォルダー名 の部分は、手順2で確認したフォルダー名に置き換えます。

Get-NetFirewallRule -Direction Inbound -Action Block -Enabled True |
  ForEach-Object {
    [pscustomobject]@{
      Name    = $_.DisplayName
      Profile = $_.Profile
      Program = ($_ | Get-NetFirewallApplicationFilter).Program
    }
  } | Where-Object { $_.Program -like '*ゲームのフォルダー名*' } | Format-List

コマンドの仕様は、MicrosoftのGet-NetFirewallRuleで確認できます。見つかった規則は、名前とプログラムのパスを控えてから Disable-NetFirewallRule -DisplayName "規則名" で無効にできます。同じ表示名の規則がすべて対象になるため、他のアプリの規則と名前が重ならないかを一覧で確認してから実行します。

!
削除してよいのは、対象ゲームのexeを指す規則だけ

WindowsやMicrosoft製品、ほかのゲームのブロック規則は、目的が違うため残します。パスが一致しない規則を、名前が似ているという理由で消さないでください。

無効化なら、後から元に戻せます。ただし、警告をもう一度出して許可したい場合は、規則を削除してから起動します。Microsoftの資料でも、警告を再び出すには作られた規則を削除する必要があるとされています。

手順4必要なプロファイルだけ許可し直す

許可し直す方法は2つあります。どちらも、手順1で確認したプロファイルと、手順2のexeを合わせて行います。

方法A 警告をもう一度出して許可する

  1. 手順3で規則を削除したら、ゲームまたは専用サーバーを起動します。
  2. 警告が出たら、パスが手順2のexeと一致することを確認します。
  3. 自宅のネットワークなら「プライベート ネットワーク」にチェックを入れ、「アクセスを許可する」を選びます。「パブリック ネットワーク」にはチェックを入れません。

方法B 設定画面から許可の一覧に追加する

  1. 「Windows セキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」→「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」を開きます。
  2. 「設定の変更」を選び、管理者の確認を通します。
  3. 一覧に対象のアプリがあればチェックを入れ、なければ「別のアプリを許可する」で、手順2のexeのパスを指定して追加します。
  4. 行の「プライベート」「パブリック」の列で、使うネットワークの種類にだけチェックを入れ、「OK」を押します。

手順はMicrosoftのRisks of allowing apps through Windows Firewallに書かれています。同じ資料では、ポートを開くより許可するアプリの一覧に加えるほうが安全だとされています。ポートは閉じるまで開いたままですが、許可したアプリは必要なときだけポートを開くためです。

遊ぶ場所チェックを入れる列理由
自宅のLAN
プライベートに設定済み
プライベートホストに必要な範囲に絞れる
自宅だがパブリック判定先にプロファイルをプライベートへ見直すパブリックを広く許可する前に、判定のほうを直す
外出先・共有Wi-Fi入れない他人のデバイスから見える範囲を広げない
会社・学校(ドメイン)個人で変更しない管理者のポリシーが優先される

優先順位許可にチェックを入れても通らないときの確認

Microsoftの資料では、受信規則の優先順位は次のとおりです。

  1. 明示的に定義した許可規則は、既定のブロックより優先される。
  2. 明示的なブロック規則は、競合する許可規則より優先される。
  3. より具体的な規則は、あいまいな規則より優先される。ただしブロック規則がある場合を除く。

つまり、同じexeに許可規則とブロック規則が両方あると、ブロックが勝ちます。許可の一覧でチェックを入れ直しても直らないときは、手順3の「受信の規則」に、ブロック規則が残っていないかを再確認します。許可を入れたものとは別のプロファイルにブロックが残っているときも、そのネットワークではブロックが働きます。

ルーターとの違いWindowsの許可とポート転送は別の関門

項目Windowsのアプリ許可ルーターのポート転送
設定する場所PC内のファイアウォールルーターの管理画面
役割PCに届いた通信を、アプリごとに通すか決めるインターネットから来た通信を、どのPCへ渡すか決める
初回警告を拒否した影響受ける。ブロック規則が作られる受けない
設定しても届かないとき許可と規則を確認しても通らなければ、ルーター側を調べるCGNATや二重NATでは、設定しても届かない

自分で立てた専用サーバーに外部から入れる状態にするには、両方が必要になる場合があります。必要なポートはゲームごとに違い、サーバー側の手順はEnshroudedの専用サーバーの立て方のような個別の記事で確認できます。根拠のないポート範囲を一括で開放するのではなく、ゲームの公式資料にあるポートとexeに絞ります。

見るのは受信の規則が基本ですが、自分で「送信の規則」にブロックを作った覚えがあれば、そちらも確認します。

変更できない設定が管理されていて変更できないとき

「設定の変更」が押せない、または管理者の資格情報を求められても通らない場合は、次を確認します。

標準ユーザーで操作している管理者のパスワードを求められます。警告のダイアログは標準ユーザーでは選択にかかわらずブロック規則になるため、管理者アカウントで操作します。
職場・学校のPCMicrosoftの案内では、組織が管理するデバイスではポリシーによりファイアウォールの設定を変更できないことがあります。その場合は組織の管理者に依頼します。
ローカル規則の統合が無効管理者がローカルポリシーの統合を無効にしていると、アプリが自分で作る規則は反映されません。この場合も管理者による配布が必要です。

最後の手段として、Windows セキュリティの「ファイアウォールを既定値に戻す」があります。購入時の状態に戻せますが、ほかのアプリの許可規則も一緒に消え、組織のポリシーは再適用されます。ほかのアプリで警告が出るようになることがあるため、ほかの方法を試してから使います。

確認と撤回変更後に通るかを確かめて、不要になったら戻す

  1. 手順3のPowerShellコマンドをもう一度実行して、対象のexeを指す有効なブロック規則が出なくなったことを確認します。
  2. ゲームまたはサーバーを再起動し、同じLAN内の別PCから接続できるかを試します。
  3. LAN内から接続できても外部から入れないときは、ファイアウォールではなくルーター側を疑います。

許可が不要になったとき、または試しに開けただけのときは、撤回します。「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」で対象アプリのチェックを外して「OK」を押すか、受信の規則で該当の許可規則を無効化・削除します。ゲームをアンインストールしても規則が残る場合があるため、使わなくなったexeの許可も確認します。ポートを開いた場合は、受信の規則で「規則の無効化」を選べば閉じられます。

避けること一律に勧められない設定

  1. ファイアウォール自体を無効にしない。接続できない原因の切り分けにはなりますが、そのまま遊ぶのは危険で、恒久的な対処にはなりません。
  2. パブリックを含む全プロファイルを許可しない。外出先のネットワークでも対象のアプリが受信できる状態になります。
  3. 根拠のないポート範囲を開放しない。Microsoftは、ポートは閉じるまで開き続けるため、必要なときだけ開くよう案内しています。
  4. 見覚えのないアプリを許可しない。Microsoftは、認識できないアプリを許可しないよう求めています。

FAQよくある質問

警告をキャンセルしたゲームの警告が、二度と出ないのはなぜですか
キャンセルでブロック規則が作られ、規則が残っている間は警告が出ないためです。受信の規則で対象exeのブロックを探して削除すると、次の起動で警告が再び出ます。
プライベートとパブリックはどちらにチェックを入れればよいですか
自宅のネットワークで遊ぶなら、プライベートだけが基本です。自宅がパブリックと判定されているなら、先にネットワークの種類を見直します。外出先のWi-Fiは入れません。
ファイアウォールを一時的に無効にして試すのはだめですか
原因の切り分けには使えますが、遊びながらの運用は避けます。無効にして直るなら、ファイアウォールが原因と分かるだけです。戻した後に、手順どおり対象のexeだけ許可します。
許可したのに、フレンドが入れないままです
ブロック規則の残り、プロファイル違い、exeの取り違えを確認してください。それでも変わらないときは、ルーターのNATやCGNATなど、ファイアウォールの外側が原因です。

まとめキャンセルの影響は、ブロック規則の削除とexeの照合で戻せる

警告をキャンセルすると、ブロック規則が作られて警告も出なくなります。現在のプロファイルを確認し、動いているexeを特定して、「受信の規則」の中から対象のブロックを探して削除します。そのうえで、使うネットワークの種類にだけチェックを入れて許可し直します。ファイアウォールの無効化、全プロファイルの許可、根拠のないポート開放は使わず、不要になったら撤回します。

2026 BEST BUY — GPU 部門
ASRock Challenger Radeon RX 9060 XT 16GB OC (RX9060XT CL 16GO/AX)
16GB VRAM

RX 9060 XT 16GB

Amazon
玄人志向 Radeon RX 9070 XT 16GB(RD-RX9070XT-E16GB/TP)
WQHD高画質

RX 9070 XT 16GB

Amazon
MSI GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OC
WQHD定番

RTX 5070 12GB

Amazon
MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OC
ミドルハイ

RTX 5070 Ti 16GB

Amazon
Amazon PICK UP — ゲーマー必携アイテム
SHURE SE215SPE-PL-A 有線イヤホン スペシャルエディション
有線イヤホン

SHURE SE215 SPE

Amazon
HyperX Cloud III ゲーミングヘッドセット 有線 53mmドライバー DTS空間オーディオ
定番ヘッドセット

HyperX Cloud III

Amazon
CORSAIR RS120-R ARGB 120mm PWMファン 3個スターターキット
ARGB定番

CORSAIR RS120-R ARGB

Amazon
HyperX QuadCast S スタンドアロンマイク RGBライティング USBコンデンサー
配信マイク定番

HyperX QuadCast S

Amazon
Samsung T7 Shield 2TB 防水防塵ポータブルSSD USB 3.2 Gen2
防水防塵

Samsung T7 Shield 2TB

Amazon
Writer
管理人アバター

ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。