PS5のSSDネジが固い・回らないときの対処法|カバー側と固定側の見分け方、工具の選び方、ネジ山をなめる前に作業を止める目安
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固いのは「カバー側」か「SSD固定側」か、まず見分ける
PS5にM.2 SSDを増設しようとして、拡張スロットのネジが固くて回らない。ドライバーの先が滑りそうで、これ以上力を入れてよいか迷う場面です。
まず、固いネジが「拡張スロットカバーのネジ」なのか「SSDを固定するネジ」なのかを分けます。工具はPlayStation公式がプラスドライバーと案内しており、米国版の手順は「#1」と番手まで指定しています。ネジ穴にぴったり収まる工具を垂直に当て、ゆっくり回してください。
十字穴の角が丸くなり、工具が空転し始めたら、その時点で作業を止めます。接着剤や電動工具で外そうとするのは避け、PlayStationのサポートへ相談するのが安全です。
出典:PlayStation公式 M.2 SSDの取り付け・取り外し・PlayStation公式(米国)Install M.2 SSD・PlayStation公式 カバーの交換・PlayStation公式 型番の確認・iFixit なめたネジの外し方ガイド・PlayStation公式 サポート窓口
目次
見分け方外すネジは「カバー側」と「SSD固定側」の2種類があります
PS5のM.2 SSD増設では、外装カバーを外したあと、拡張スロットを覆う金属のカバーと、その中のSSD固定ネジを順に扱います。固いと感じるネジがどちらかで、次にやることが変わります。
型番がわからないときは、先にPlayStation公式の型番確認ページで確かめます。公式の手順は「CFI-1000 model group」と「CFI-2000 / 7000 model group」の2つに分かれており、カバーの外し方が違います。
作業前電源を切って熱を冷まし、ケーブルをすべて外してから始めます
固いネジに力をかける前に、作業の土台を整えます。公式の手順では、PS5の電源を切り、本体からすべてのケーブルとデバイスを取り外し、PS5の熱が冷めるまで待つよう案内されています。使用直後は本体が高温になっていることがあります。
- 明るい部屋と作業用のテーブル、プラスドライバーを用意します。小さな懐中電灯は任意です
- 作業の前に、身の回りの金属に触れて静電気を逃がします
- ネジやスペーサーなどの小さな部品を、本体内部に落とさないようにします
- カバーを外した状態で、電源を入れたりゲームをプレイしたりしません
落ち着いて作業できる環境でないと、ドライバーが滑ったときの被害が大きくなります。ネジの周りが暗くて見えないまま回すのは避けてください。
工具公式が指定するのはプラスドライバー、米国版は「#1」まで書かれています
日本語の公式手順の準備物は「プラスドライバー」です。米国版の手順では「A #1 Phillips or cross-head screwdriver」と、十字の番手が書かれています。#1は十字の大きさを表す番号で、ネジ穴に対して小さすぎても大きすぎても、先端が浮いて滑りやすくなります。
固いネジで工具が滑るとき、まず疑うのは力不足よりも、先端とネジ穴の合い方です。次の点を確かめてください。
日本語版は番手を書いていないため、手元のドライバーで迷うときは、米国版の#1を目安に、実際にネジ穴へ当てて収まりを見るのが確実です。
回し方垂直に押し当て、最初のひと回しで空転しないかを見ます
- ドライバーをネジ穴に対して垂直に当て、先端が奥まで入っていることを確かめます
- ドライバーの軸方向へ押し込む力を保ったまま、反時計回りにゆっくり回します
- 最初のひと回しで「ゴリッ」と滑る感触が出たら、そこで止めて先端とネジ穴を見直します
- 動き出したら、同じ角度と押し込みを保ったままゆっくり回し続けます
先端が浮くとネジ穴の角を削りやすくなるため、押し込む力を保つことが大切です。ただし、力任せに押し込みながらひねる回し方は、スロットカバーや周囲の部品に先端が当たったときに本体を傷めかねません。ドライバーが滑ったときに先端が向かう先に、基板や端子がないかも確認しておきます。
取り付けのときに固いなら、SSD側の干渉を疑う
外すときではなく、SSDを固定するネジを締めるときに固い場合は、ネジ以外が原因のことがあります。公式の手順は、SSDの基板がスペーサーの上で平らになっていることと、放熱構造がネジの邪魔をしていないことを確認するよう案内しています。SSDが正しく奥まで挿入されていない状態で進めると、端子やPS5が破損する原因になると、公式は注意しています。
- スペーサーをSSDの長さに合う溝へ移動させたか
- SSDの端が、拡張コネクターのノッチに合わせて最後まで差し込まれているか
- ヒートシンクの出っ張りが、ネジの位置にかぶっていないか
拡張スロットカバーがしっかり閉まらない場合は、SSDの放熱構造がサイズ要件を超えている可能性があると、公式は説明しています。ネジを強く締めて閉じようとせず、SSDとヒートシンクの組み合わせを見直してください。
空転したら十字穴が残っている間だけ、別の工具か薄いゴムを試せます
工具が滑りはじめても、十字穴の形が残っているうちは打つ手があります。iFixitのなめたネジの外し方ガイドは、最初の手段として別のサイズのドライバーを試し、次に輪ゴムを使う方法を挙げています。
この2つは、成功を約束する方法ではありません。十字穴の溝がほとんど残っていない、先端が浮いてまったく引っかからない状態なら、どちらも期待できません。
避けたい対処接着剤・電動工具・加熱は、PS5の内部では勧められません
iFixitのガイドには、ネジ頭に瞬間接着剤をつける方法や、回転工具で溝を切る方法も載っています。ただしPS5の公式手順には、固いネジに対するこうした対処は載っていません。
- 接着剤は、垂れたり飛んだりして基板や端子に付着する危険があります
- 電動工具は、削りくずが拡張スロットや内部に入り込みます
- 加熱や潤滑剤、打撃も、同じく内部の部品に影響する危険があります
PS5の内部は、SSDの端子や基板が近い位置にあります。元に戻せない損傷になるうえ、誤った使い方での破損は保証の対象外となる可能性があります。
止める目安次のどれかに当てはまったら、作業を止めてサポートに相談します
無理に続けるより、状態を保ったまま相談したほうが、結果的に早く片づきます。
- 十字穴の角が丸くなり、ドライバーを押し込んでも噛まずに空転する
- ネジ頭の金属が削れて、粉が出ている
- ネジを外せず、SSDも取り出せない状態になった
相談する前に、型番(CFI-から始まる番号)と、外せないネジの位置(カバー側か固定側か)、ここまで試した工具をメモしておくと説明が早く済みます。問い合わせはPlayStation公式のサポート窓口から行えます。
保証については、公式のFAQが次のように案内しています。要件を満たしたM.2 SSDを使い、正しい手順で取り付けた場合は、基本的にメーカー保証に影響しません。正しく使用しなかった場合は、本体の破損につながるおそれがあり、保証の対象外となる可能性があります。
Q&Aよくある質問
まとめまとめ|固いネジは、2種類を見分けて工具を合わせ、空転したらすぐ止める
PS5のSSDネジが固いときは、カバー側のネジとSSD固定ネジのどちらかを見分け、公式が指定するプラスドライバーを垂直に当ててゆっくり回します。外すときに限らず、締めるときに固いなら、スペーサーの位置とヒートシンクの干渉を見直します。
工具が空転して十字穴が崩れ始めたら、接着剤や電動工具に進まず、作業を止めてPlayStationのサポートに相談してください。


