XPG「RIFT」「APERTURE」発表|34型UWQHD 200Hz・27型WQHD 210Hzは価格次第【2026年9月】
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34型UWQHD 200Hz・27型WQHD 210Hzは価格次第
出典:VideoCardz、TechPowerUp、Guru3D、XPG公式製品ページ、HDMI Licensing Administrator、VESA、国内通販サイトの最安値(2026年9月17日時点)にもとづきます。
ADATAのゲーミングブランド「XPG」が、台北での発表でゲーミングモニターのラインアップを拡充しました。新シリーズ「RIFT」と「APERTURE」計4モデルで、なかでも34型UWQHD・200HzのRIFT R34WXCと、27型WQHD・210HzのAPERTURE A27Q1が目を引きます。
ただし2026年現在のゲーミングモニター市場では、「200Hz」という数字だけで高性能モデルを名乗れる状況ではありません。日本では34型UWQHD・180〜240Hz級が3万円台から、27型WQHD・200Hz級は2万円台から購入できるようになっており、XPGの新モデルが国内で成功できるかは価格設定がかなり重要になりそうです。
4モデルの仕様だけでなく、国内の競合モデルとの違い、R34WXCで200Hzを使うために必要なGPU性能、DisplayPortとHDMIの注意点まで確認していきます。

目次
概要XPGが「RIFT」「APERTURE」計4モデルを展開
XPGが今回展開するゲーミングモニターは、大きくRIFTシリーズとAPERTUREシリーズに分かれます。発表資料では、RIFTは広い画面による没入感を重視し、APERTUREはQHDや高リフレッシュレートを重視するシリーズと位置付けられています。4モデルすべてが1ms MPRTとAdaptive Syncに対応します。
| モデル | サイズ・パネル | 解像度/リフレッシュ/映像入力 |
|---|---|---|
| RIFT R34WXC | 34型 VA・1500R湾曲 | 3440×1440・200Hz/HDMI2.0×2・DP1.4×2 |
| APERTURE A27Q1 | 27型 Fast IPS | 2560×1440・210Hz/HDMI2.0×2・DP1.4×2 |
| APERTURE A27F4 | 27型 IPS | 1920×1080・240Hz/HDMI2.0×1・DP1.4×1 |
| RIFT R24F4 | 23.8型 IPS | 1920×1080・144Hz/HDMI1.4×1・DP1.4×1 |
XPG公式仕様によると、R34WXCは93% DCI-P3、A27Q1・A27F4・R24F4は99% sRGBの色域に対応します。A27Q1のみ表示色が10.7億色(8bit+Hi-FRC)で、残る3モデルは8bit・1670万色です。4機種を並べると単純な上下関係ではなく、R34WXCは没入感、A27Q1は解像度と速度の両立、A27F4は高fpsの競技ゲーム、R24F4はエントリー用途という分け方が分かりやすいでしょう。
目玉①RIFT R34WXCは34型UWQHD・200Hz
今回の4モデルで最も特徴的なのがRIFT R34WXCです。34型・21:9・3440×1440のUWQHD解像度で、画面は1500Rで湾曲しています。パネルはVAで、最大200Hz・1ms MPRT・Adaptive Syncに対応。最大輝度350nits、コントラスト比4000:1、色域93% DCI-P3です。VAらしくコントラスト比が高く、暗部を含むゲームや映画との相性を意識した仕様と考えられます。
特に面白いのが画素密度です。34型・3440×1440を計算すると約109.7ppiとなり、27型・2560×1440の約108.8ppiとほぼ同じです。つまりR34WXCは、27型WQHDを横方向へ広げたような見え方にかなり近いモニターです。34型だから文字やゲーム画面が粗くなるわけではなく、27型WQHDと同程度の精細感を保ったまま横方向の表示領域を増やせます。レースゲーム、フライトシミュレーター、オープンワールドゲームとの相性が良いのはもちろん、ブラウザとエディタを横に並べる作業用途でも使いやすい構成です。
ただしUWQHD・200Hzを生かすGPU負荷は軽くない
「4KではないからGPU負荷も軽い」と考えるのは少し注意が必要です。3440×1440は約495万画素あり、一般的なWQHD(2560×1440・約369万画素)より約34%多くのピクセルを描画する必要があります。4Kの約829万画素よりは少ないものの、200Hzを生かそうとすると話が変わります。3440×1440を200fpsで描画した場合、単純な画素数では1秒あたり約9億9,100万ピクセル、4K・144fpsの約11億9,400万ピクセルに迫る規模です。実際のGPU負荷はゲームエンジンやレイトレーシング、CPU性能で大きく変わるためこの数字だけで単純比較はできませんが、UWQHDで200fps近くを狙う環境はイメージほど軽量ではありません。R34WXCは「ミドルクラスGPUで高画質ゲームを200fps固定するためのモニター」というより、軽量なFPSでは高リフレッシュレートを活用し、重量級ゲームではAdaptive Syncを使いながら100fps前後以上を狙う、という使い方の方が現実的でしょう。
価格比較R34WXCの最大の課題はスペックではなく価格
R34WXC単体を見ると、34型UWQHD・200Hzは十分魅力的です。問題は、2026年の日本市場では同カテゴリーの価格がかなり下がっていることです。
| 製品 | 仕様 | 国内最安値 |
|---|---|---|
| RIFT R34WXC | 34型・VA・1500R・200Hz・1ms MPRT・4000:1 | 未発表 |
| Philips EVNIA 34M2C3500L | 34型・Fast VA・1500R・180Hz・0.5ms | 約33,800円(2026年9月17日時点) |
| AOC CU34G4Z | 34型・Fast VA・1500R・240Hz・0.3ms MPRT・高さ調整 | 約53,600円(2026年9月17日時点) |
| Xiaomi G34WQi 2026 | 34型・VA・1500R・180Hz・400nits・DCI-P3 95% | 約39,980円 |
200Hzまで条件をそろえると、AOC CU34G4Zは240Hz・0.3ms MPRT・高さ調整付きで約5万3,600円まで下がっています。R34WXCが謳う200Hz・1msを、AOCはすでに上回る仕様で提供している格好です。Philips EVNIAやXiaomi G34WQi 2026のように、180Hzクラスなら3万円台前半〜後半という選択肢も揃っています。つまりR34WXCの「UWQHD+200Hz」という仕様そのものは、もはやプレミアム機だけのものではありません。R34WXCが日本で4万円前後まで下がれば、200Hzと4000:1の高コントラストを武器に有力な選択肢になりそうです。一方で5万円台後半以上になると、高さ調整・HDR・USBハブ・USB Type-C・KVM・PBPなどを持つ競合とも比較されるようになります。現時点のXPG公式仕様表にはUSB Type-C、USBハブ、KVM、スピーカー、HDR認証の記載がなく、これらが最終的に搭載されないのであれば5万円を大きく超える価格では厳しい競争になりそうです。
200Hzを生かすにはDisplayPort 1.4が実質必須
R34WXCにはHDMI 2.0が2ポート、DisplayPort 1.4が2ポート搭載されています。ここで気になるのが200Hz利用時の接続方法です。3440×1440・200Hz・RGB 8bitの場合、アクティブ画素だけで計算しても映像データ量は約23.8Gbpsになります(実際にはブランキング期間なども必要で、さらに帯域を要します)。HDMI 2.0世代の最大伝送帯域は18Gbpsで、HDMI Licensing Administratorも同様に規定しています。一方、DisplayPort 1.4で使用できるHBR3は32.4Gbps、オーバーヘッドを除いた映像データ帯域は25.92Gbpsです(VESA仕様)。そのためPCで3440×1440・200Hzを最大限使うなら、基本的にはDisplayPort 1.4で接続する前提で考えた方がよさそうです。XPGは現在の製品ページで「HDMI接続時は何Hzまで」という入力別の上限を掲載していないため、国内販売が始まった場合は購入前に取扱説明書でHDMIとDisplayPortそれぞれの最大解像度・最大リフレッシュレートを確認したいところです。
目玉②APERTURE A27Q1は27型WQHD・210Hzの王道構成
R34WXCより万人向けなのがAPERTURE A27Q1です。27型のFast IPSパネルで、解像度は2560×1440、リフレッシュレートは210Hz。1ms MPRT、Adaptive Syncに対応します。輝度は300nits、コントラスト比1000:1、99% sRGB、表示色は10.7億色(8bit+Hi-FRC)です。HDMI 2.0を2ポート、DisplayPort 1.4を2ポート搭載します。27型WQHDはゲームだけでなく通常のデスクトップ作業にも使いやすく、34型ウルトラワイドより設置場所を選びません。しかしA27Q1は、R34WXC以上に価格競争が厳しいカテゴリーへ投入されます。

価格比較27型WQHD・200Hz級はすでに2万円台
2026年9月現在、日本では27型WQHD・200Hz級モニターの低価格化がかなり進んでいます。
| 製品 | 仕様 | 国内最安値 |
|---|---|---|
| APERTURE A27Q1 | 27型・Fast IPS・210Hz・1ms MPRT・10.7億色 | 未発表 |
| MSI MAG 274QF E20 | 27型・RAPID IPS・200Hz・0.5ms GTG・10.7億色 | 約29,300円(2026年9月17日時点) |
| GIGABYTE G27Q20T | 27型・SuperSpeed IPS・200Hz(OC210Hz)・0.5ms GTG・HDR10 | 約27,480円 |
| JAPANNEXT JN-IPSB27G260Q | 27型・IPS BLACK・260Hz・コントラスト比2000:1 | 約27,385円(2026年9月17日時点) |
MSI MAG 274QF E20は27型RAPID IPS・2560×1440・200Hz・10.7億色表示で約2万9,300円。GIGABYTE G27Q20TはSuperSpeed IPS・通常200Hz(オーバークロック時210Hz)・0.5ms GTG・HDR10・94% DCI-P3という構成で約2万7,480円です。さらにJAPANNEXT JN-IPSB27G260QはWQHDながら260Hz・IPS BLACK・コントラスト比2000:1・DCI-P3 95%に対応し、約2万7,385円で購入できます。こうして比べると、A27Q1の210Hzだけでは差別化が難しいことが分かります。国内価格が2万円台ならかなり面白い存在ですが、3万円台後半に入る場合は、画質調整機能、スタンド、保証内容、可変リフレッシュレートの認証など、仕様表には現れていない部分で競合との差を作る必要があります。
A27Q1も210HzならDisplayPort接続を優先したい
A27Q1でも映像端子には少し注意が必要です。2560×1440・210Hz・RGB 8bitを単純計算すると、アクティブ画素だけでも約18.6Gbpsです。HDMI 2.0の18Gbpsという総帯域をすでに超えているため、210Hzを最大条件で利用する場合はDisplayPort 1.4を使うのが無難です。実際に競合製品でも、HDMIでは最大リフレッシュレートが制限され、DisplayPort接続時だけ最高リフレッシュレートを利用できる製品は珍しくありません。たとえばJAPANNEXT JN-IPSB27G260QはDisplayPort接続で260Hz、HDMIでは最大144Hzと公式に明記しています。A27Q1についてもXPGは現在のところ入力別上限を公開していないため、この点は国内発売時に確認したいポイントです。
残り2機種A27F4はフルHD・240Hz、R24F4は入門モデル
APERTURE A27F4は27型IPS、1920×1080、240Hzという競技ゲーム寄りのモデルです。1ms MPRT、Adaptive Sync、99% sRGBに対応し、輝度300nits、コントラスト比1000:1。HDMI 2.0とDisplayPort 1.4を1ポートずつ備えます。240Hz自体はFPS用途で十分高速ですが、27型で1920×1080という点は好みが分かれます。画素密度を計算すると約81.6ppiしかなく、23.8型フルHDの約92.6ppiよりも低くなります。ゲーム中に少し離れて見るなら問題になりにくいものの、ブラウザや文章作成まで1台で行うなら、27型WQHDのA27Q1の方が文字や細部をシャープに表示できます。A27F4は「27型の大画面を低解像度で軽く動かし、240fpsを狙いたい」という用途に向いたモデルと言えそうです。
なおA27F4は今回が初公開ではありません。XPGは2026年5月のCOMPUTEX 2026で、コーエーテクモゲームスと共同展開した『仁王3』の体験エリアにAPERTURE A27F4を使用するとすでに発表していました。今回の発表は、COMPUTEXで存在を見せていたモニターを含め、RIFTとAPERTUREというシリーズとして本格的に製品ラインを整えたものと見る方が正確でしょう。XPGはメモリ・SSD・PCケース・電源・CPUクーラー・キーボード・マウス・ヘッドセット・ゲーミングチェアなどをすでに展開しており、そこへモニターが加わることでPCパーツからディスプレイまでXPGブランドで揃えられるようになります。
RIFT R24F4は今回の4機種でもっともベーシックです。23.8型IPS、1920×1080、144Hz、1ms MPRT、99% sRGBという構成で、輝度300nits、コントラスト比1500:1。HDMIは1.4、DisplayPortは1.4を各1ポート備えます。23.8型フルHD・144Hzという仕様は現在では完全にエントリークラスで、性能面で競合との差を作るのは難しいでしょう。その分、価格を抑えて登場すれば、初めてゲーミングPCを購入するユーザー向けのセット販売などで使いやすそうです。逆に2万円台になると180Hzや200Hz以上の格安モデルとも競合するため、R24F4も価格設定が重要になります。
4モデルはいずれも1ms MPRTをうたっていますが、MPRTは動画の残像感を表す指標で、パネルそのものの画素遷移速度を表すGTGとは測定方法が異なります。特にR34WXCはVA、A27Q1はFast IPSなので、実際のオーバードライブ特性や暗部の応答速度は異なる可能性があります。VAパネルで発生しやすい暗部の残像を200Hz動作時にどこまで抑えられているか、Adaptive Sync使用時のフレームレート変動への追従性は、公称スペックから判断できず国内販売後の実測レビューを待ちたい部分です。
注意点HDRを重視するなら現時点では様子見
今回の製品ページで気になるのがHDRです。XPG公式仕様ではR34WXCを含めて輝度や色域は掲載されていますが、DisplayHDRなどのHDR認証は確認できません。R34WXCは最大350nits、A27Q1は300nitsなので、少なくとも輝度だけでHDR性能を売りにしたモデルではなさそうです。2026年にはMini LEDやOLEDの価格も下がってきており、HDR画質を最優先する場合は別カテゴリーの製品まで含めて比較した方がよいでしょう。反対にSDR中心のPCゲームで高リフレッシュレートを重視するなら、HDR機能を削って価格を下げる設計は十分合理的です。結局ここでも重要なのは販売価格です。
結論R34WXCは4万円前後、A27Q1は3万円未満なら面白い
現時点ではXPGから日本向けの正式価格や発売日は発表されていません。海外メディアが報じた段階でも、4モデルの価格と地域別発売時期は未定とされています。競合状況から考えると、注目したい境目はR34WXCが4万円前後、A27Q1が3万円未満です。R34WXCが4万円程度なら、34型UWQHD・200Hz・4000:1という基本性能だけでも十分競争力があります。A27Q1も2万円台なら、27型WQHD・Fast IPS・210Hzという使いやすい構成なので、ゲーミングPC用の定番候補になれる可能性があります。反対にR34WXCが6万円近く、A27Q1が4万円近くになる場合は、すでに国内で販売されている競合製品と比べて慎重に選ぶ必要があります。USB Type-C、KVM、高さ調整、HDR、スピーカーなどの付加価値が少ないのであれば、リフレッシュレートだけで高い価格差を正当化するのは難しいでしょう。
- XPG製のメモリ・SSD・PCケースなどでPCを統一しているユーザー
- 新モデルのデザインが気に入った場合
- R34WXC=4万円前後、A27Q1=3万円未満という価格で登場した場合
- 「34型UWQHD・200Hz」「27型WQHD・200Hz以上」という条件だけで選びたい人(国内に選択肢が豊富)
- 価格・発売日が未定な製品を待つリスクを取りたくない人
- USB Type-C・KVM・高さ調整など付加機能を今すぐ確認して選びたい人
今回の4モデルに近いスペックの製品は、すでに日本で購入できます。34型UWQHDでは3万円台の180Hzモデルから5万円台の240Hzモデルまで選択肢があり、27型WQHD・200Hz以上では2万円台のモデルも増えています。そのため「34型UWQHD・200Hzが欲しい」「27型WQHDで200Hz以上欲しい」という条件だけなら、XPGの国内販売を待たなければならない理由はありません。
選ぶなら今すぐ買える同クラスのREGZAモデル
XPGの国内価格・発売日は未発表のため、今すぐ購入できる近いスペックの選択肢としてREGZAの2モデルを挙げておきます。
FAQよくある質問
2026年9月17日時点で正式な日本価格・発売日は発表されていません。競合状況から見ると、4万円前後なら国内の200Hz級UWQHDモデルと十分競争できる水準です。
横方向の広い視野やレースゲーム・フライトシミュレーターを重視するなら34型UWQHDのR34WXC、設置場所を選ばず通常のデスクトップ作業にも使いやすい構成を求めるなら27型WQHDのA27Q1が向いています。
3440×1440・200fpsの描画負荷は4K・144fpsに近い規模です。軽量なeスポーツタイトルなら200Hzを活かせますが、重量級タイトルで200fps付近を安定して出すには相応のGPU性能が必要で、Adaptive Syncを使いながら100fps前後を狙う使い方が現実的です。
DisplayPort 1.4での接続が実質必須です。HDMI 2.0の最大伝送帯域は18Gbpsですが、3440×1440・200HzやWQHD・210Hzの映像データ量はこれを上回るため、HDMI接続では最大リフレッシュレートを利用できない可能性があります。
できます。34型UWQHD・200Hz級、27型WQHD・200Hz以上のクラスは、すでに国内で複数の選択肢が販売されています。XPGの国内価格・発売日を待つ必要は必ずしもありません。
まとめまとめ|XPGの最大の未知数は性能ではなく価格
XPGが展開するRIFT/APERTUREの4モデルでは、34型UWQHD・200HzのRIFT R34WXCと、27型WQHD・210HzのAPERTURE A27Q1が特に注目モデルです。R34WXCは3440×1440・1500R・VA・200Hz・4000:1というバランスの取れた仕様で、34型ながら画素密度は約109.7ppiと27型WQHDとほぼ同じため、精細感を維持しながら横方向の作業領域とゲーム画面を広げられます。一方でUWQHDはWQHDより約34%描画画素数が多く、200fps付近まで出そうとするとGPUへの要求も低くありません。
A27Q1は27型Fast IPS・WQHD・210Hzという使いやすい構成ですが、日本では同クラスがすでに2万円台まで下がっています。4モデルとも公称1ms MPRTとAdaptive Syncに対応するものの、2026年の市場ではリフレッシュレートだけで大きな差別化を図ることは難しくなっています。
XPGの新モニターで最大の未知数は、性能ではなく価格です。R34WXCが4万円前後、A27Q1が3万円未満で国内投入されるなら、現在販売されている人気モデルと十分競争できるでしょう。逆に高価格帯になる場合は、スタンド機能、保証、HDR、USB Type-C、KVMなど、現在の公式仕様表からは見えない付加価値がどこまで用意されるかが重要になります。
XPGが発表したゲーミングモニター新シリーズ「RIFT」「APERTURE」は、34型UWQHD・200HzのR34WXC、27型WQHD・210HzのA27Q1、27型フルHD・240HzのA27F4、23.8型フルHD・144HzのR24F4の計4モデルです。いずれも1ms MPRT・Adaptive Sync対応ですが、日本向け価格・発売日は2026年9月17日時点で未発表です。競合となる34型UWQHD・200Hz級(AOC CU34G4Zなど)はすでに5万円台前半、27型WQHD・200Hz級(MSI MAG 274QF E20・GIGABYTE G27Q20T・JAPANNEXT JN-IPSB27G260Qなど)は2万円台後半で購入できるため、R34WXCは4万円前後、A27Q1は3万円未満なら有力な選択肢になりそうです。200Hz級のリフレッシュレートを最大限使うにはDisplayPort 1.4接続がほぼ必須で、HDMI 2.0の18Gbpsでは帯域が不足します。今すぐ同クラスのモニターが必要な場合、国内にはすでに複数の選択肢があるためXPGの発売を待つ必要はありません。





