PS5純正27型ゲーミングモニターが発売|DualSense充電フック付きで4万9,980円、数量限定・PC240Hz対応も検証
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DualSense充電フック付きで4万9,980円、数量限定・PC240Hz対応も検証
PS5とゲーミングPCを両方使っていると、モニターを2台用意するか、入力切り替えの手間を我慢するかで悩むことがあります。PlayStation自身が27型モニターを出したと聞けば「PS5専用機だろう」と思いがちですが、実際の仕様を確認すると事情はもう少し複雑です。
「27"ゲーミングモニター DualSense充電フック付き」は、27型QHD(2560×1440)のIPSパネルに、DualSense・DualSense Edgeを立て掛けて充電できる専用フックを組み合わせた製品です。PS5・PS5 Proでは最大120Hz、PC・Macに接続した場合は最大240Hzに対応し、価格は4万9,980円(税込)。2026年8月27日から全国のPlayStation取扱店やソニーストア、Amazon.co.jpなどで順次発売されています。
ただしPlayStation公式は本製品を「数量限定にて販売予定」と明言しており、米国向けの公式ページにも在庫終了を前提にした注記があります。本記事ではPlayStation公式発表・製品ページを一次情報として仕様を確認したうえで、同価格帯で27型・240Hzを実現するMSI「G274QPX」、MAXZEN「MGM27IC06-Q240-WH」、JAPANNEXT「JN-IPSM27G240Q-HSP」と比較し、どんな人に向くか、急いで検討すべきかを整理します。
※本記事はPlayStation公式発表・製品ページなどの一次情報を基にした製品紹介・購入検討記事です。実機を使用したレビューではありません。
目次
スペック27型QHD・IPSにDualSense充電フックを内蔵

本機は27型のIPSパネルに2560×1440(QHD)の解像度を組み合わせたゲーミングモニターです。最大リフレッシュレートはPS5・PS5 Proに接続した場合は120Hz、PC・Macに接続した場合は240Hzとなります。主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27型 |
| パネル | IPS |
| 解像度 | 2560×1440(QHD)・16:9 |
| 最大リフレッシュレート | PS5・PS5 Pro接続時120Hz/PC・Mac接続時240Hz |
| 輝度 | 350cd/m² |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 色域 | DCI-P3 95% |
| HDR | HDR対応(PS5・PS5 ProはAuto HDR Tone Mapping対応) |
| 可変リフレッシュレート | HDMI VRR・AMD FreeSync Premium |
| 映像入力 | HDMI(Ver2.1)×2(最大2560×1440・240Hz・FRL・VRR対応)、DisplayPort(Ver1.4)×1(最大2560×1440・240Hz・DSC対応) |
| USB | Type-B×1(5Gbps・アップストリーム)、Type-A×2・Type-C×1(いずれも5Gbps・ダウンストリーム) |
| 音声 | ステレオスピーカー(3W×2)内蔵・3.5mmヘッドホン端子 |
| スタンド | チルト-5度〜22度・高さ調整140mm、VESAマウント100×100mm対応 |
| 本体寸法(スタンド込み) | 約614×534×214mm |
| 重量 | スタンド込み約6.2kg・スタンドなし約3.6kg |
| 価格 | 4万9,980円(税込) |
注目したいのは、HDMI(Ver2.1)側も240Hzに対応している点です。27型・240Hzクラスのモニターは「DisplayPort接続時のみ240Hz、HDMI接続時は144Hzまで」という制限を設けている製品が多く、後述するMSIやJAPANNEXTの製品も同様です。本機はHDMI・DisplayPortのどちらで接続しても240Hzに到達できるため、入力端子を選ぶ必要がありません。ただしHDMI・DisplayPortケーブルは同梱されていないため、別途用意する必要があります。
本体背面にはDualSense・DualSense Edge(いずれも別売り)を立て掛けて充電できる充電フックのほか、OSDメニューを操作するためのジョイスティック、ケーブルをまとめるための収納フックも備えています。USBポートはPlayStation Linkアダプターの接続にも対応しますが、Type-A×2とType-C×1をハブとして使うにはType-Bポートに機器を接続する必要があり、Type-B未接続の状態ではハブとして機能しない点は公式サポート情報にも明記されています。
公式の仕様表には、応答速度の具体的な数値(ms)の記載がありません。マーケティング上は「高速な応答性能でブレやゴーストを抑える」という説明にとどまっており、GtoGやMPRTの実測値は明らかにされていません。競技性の高いFPSで数値上のスペックを重視する場合は、この点を踏まえて判断してください。
価格4万9,980円は27型・240Hz市場で妥当か
27型前後・240Hzクラスのゲーミングモニターは、2026年時点で4万9,980円前後に集中しています。同価格帯のMSI「G274QPX」、MAXZEN「MGM27IC06-Q240-WH」、JAPANNEXT「JN-IPSM27G240Q-HSP」と並べると、本機の立ち位置が見えてきます。
27"ゲーミングモニター DualSense充電フック付き(CFI-ZDM1J)
- パネルIPS(QHD・2560×1440)・16:9
- リフレッシュレートPS5/PS5 Pro 120Hz・PC/Mac 240Hz(HDMI/DPとも)
- 輝度・コントラスト350cd/m²・1000:1
- スタンドチルト-5度〜22度・高さ調整140mm
- 価格・発売4万9,980円(税込)・2026年8月27日、数量限定
MSI G274QPX
- パネルRAPID IPS(WQHD・2560×1440)
- リフレッシュレートDisplayPort1.4aで240Hz・HDMI2.0bは144Hzまで
- 応答速度1ms(GTG)
- 特徴DisplayHDR400・G-SYNC Compatible・USB Type-C(65W PD)
- 価格発売時実売5万円台、価格.com追跡は販売中止表記
MAXZEN MGM27IC06-Q240-WH
- パネルOLED(WQHD・2560×1440・26.5型)
- リフレッシュレート240Hz(HDMI2.1×2・DisplayPort1.4×2)
- 応答速度0.03ms(GtoG)
- 特徴コントラスト比1,500,000:1・昇降/チルト/スイーベル/ピボット対応
- 価格4万9,980円
JAPANNEXT JN-IPSM27G240Q-HSP
- パネルIPS+Mini LED(WQHD・2560×1440)
- リフレッシュレートDisplayPort1.4で240Hz・HDMI2.1は144Hzまで
- 応答速度1ms(GTG・OD時)
- 特徴HDR1000相当(ピーク輝度1000cd/m²)・昇降式多機能スタンド・PS5 WQHD:120Hz対応
- 価格4万9,980円(直販)
4製品はいずれも4万9,980円前後で横並びですが、パネル自体の実力ではMAXZENのOLED、JAPANNEXTのMini LEDが本機を上回ります。本機の強みは価格でも画質でもなく、PS5との公式な統合(DualSense充電フック・Auto HDR Tone Mapping)と、HDMI・DisplayPortのどちらでも240Hzに達する映像入力の素直さにあります。なおMSI G274QPXは2024年発売のモデルで、価格.comの追跡では販売中止の扱いとなっており、Amazon.co.jpでも新品在庫は乏しく、2026年8月時点では中古出品が中心になっています。
数量限定公式が明言する「数量限定」の実態
PlayStation公式ブログは2026年6月2日付の記事で、本製品について次のように明言しています。
「27"ゲーミングモニター DualSense充電フック付きは、希望小売価格49,980円(税込)で、数量限定にて販売予定です。本製品の予約受付は、全国のPlayStation取扱店(※)にて、6月5日(金)から順次開始します。」
米国向けの公式製品ページにも同様の注記があり、「2026年8月27日から、direct.playstation.com(米国のみ)および米国・日本の一部取扱店にて、在庫がなくなり次第終了する形で発売する」という趣旨の英文が明記されています。数量限定である旨は日本・米国どちらの公式情報にも共通しているため、再入荷を前提にした情報ではないと考えたほうが安全です。
2026年8月29日時点でソニーストアの購入ページを確認したところ、4万9,980円(税込)・当日出荷の表示になっており、Amazon.co.jpでも在庫ありの状態でした。発売直後のこの時点ではまだ購入できる状態でしたが、数量限定モデルである以上、この状態がいつまで続くかは分かりません。気になっているなら、値下がりや再入荷を待つのではなく、早めに検討したほうが良いモデルです。
PS5PS5・PS5 Proは最大120HzとVRRに対応
PS5・PS5 Proに接続した場合、最大リフレッシュレートは120Hzです(対応するゲームに限ります)。VRR(可変リフレッシュレート)にも対応しており、フレームレートの変動によるティアリングやスタッタリングを軽減します。加えて、PS5・PS5 Pro接続時には「Auto HDR Tone Mapping」機能が働き、HDR設定を自動で最適化します。
一方で見落としやすい注意点もあります。PlayStation公式のFAQによると、PS5の拡張ストレージとしてフォーマットしたUSBストレージは、本機のUSBポート経由では利用できません。PS5の拡張ストレージは、PS5本体に直接接続する必要があります。本機のUSBポートは、PlayStation Linkアダプターなど別の用途で使う前提と考えてください。
PC/Mac240Hzで使うなら知っておきたいこと
PC・Macに接続した場合、HDMI(Ver2.1)・DisplayPort(Ver1.4)のどちらでも最大240Hzに対応します。QHD(2560×1440)・240fpsを安定して出すには相応のGPU性能が必要になるため、負荷の高いタイトルではDLSSやFSRなどのアップスケーリング機能を使い、フレームレートと画質のバランスを取る必要があります。軽量なタイトルやeスポーツ系ゲームであれば、240Hzに近いフレームレートを狙いやすくなります。
公式の仕様表に記載されているVRR規格は、HDMI VRRとAMD FreeSync Premiumの2つです。NVIDIA G-SYNC Compatible認証への言及は見当たりません。NVIDIA製GPUの環境でVRRを使う場合、HDMI 2.1のVRR規格自体には対応しているため動作する可能性はありますが、公式に認証を取得したG-SYNC Compatibleモデルとは扱いが異なる点は理解しておいてください。
注意点スイーベル・ピボットはなし、付属品にも制限
本機のスタンドは、チルト(-5度〜22度)と高さ調整(140mm)には対応しますが、公式仕様にスイーベル(左右首振り)やピボット(縦回転)についての記載は見当たりません。画面の向きを変えたい場合は、100×100mmのVESAマウントに対応したモニターアームへの取り付けが選択肢になります。前述のMAXZEN・JAPANNEXTの製品は、いずれも昇降・チルト・スイーベル・ピボットに対応した多機能スタンドを備えており、この点では本機よりも柔軟です。
付属品にも注意が必要です。DualSense・DualSense Edgeのワイヤレスコントローラーはいずれも別売りで、充電フックはコントローラーを掛けて充電するための機構のみを提供します。HDMI・DisplayPortケーブルも同梱されていないため、別途用意してください。
結論CFI-ZDM1Jが向いている人・向いていない人
本機は、画質やスペックの数字でMAXZENやJAPANNEXTに勝つ製品ではありません。強みは、PS5・PS5 Proとの公式な統合と、HDMI・DisplayPortのどちらで接続しても240Hzに達する素直な入力仕様にあります。
- PS5とゲーミングPCの両方を1台のモニターでカバーしたい
- DualSense・DualSense Edgeを机の上で充電しながら飾りたい
- HDMI・DisplayPortのどちらで繋いでも240Hzを使いたい
- PS5・PS5 Pro側でAuto HDR Tone Mappingなど純正の最適化を重視したい
- 数量限定モデルが気になっていて早めに確保したい
- PS5専用で使う予定で、有機ELやMini LEDの画質を優先したい
- PC専用の240Hzモニターを探していてPS5を持っていない
- スイーベルやピボットで画面の向きを変えたい
- USB Type-Cでのモニター給電(PD)がノートPCの必須要件になっている
- 応答速度をGtoG基準の具体的な数値で比較したい
よくある質問CFI-ZDM1Jに関するFAQ
本機はPS5とPCを両方使うユーザーには有力な候補になりますが、公式が数量限定と明言している以上、気になっているなら早めの検討をおすすめします。画質面を優先したい場合は、比較対象に挙げたJAPANNEXT製モデルも選択肢になります。
総括まとめ|PS5とPCの二刀流ユーザーに向いた数量限定モデル
「27"ゲーミングモニター DualSense充電フック付き」(CFI-ZDM1J)は、27型QHD・IPSパネルにDualSense充電フックを組み合わせ、PS5・PS5 Proでは120Hz、PC・Macでは240Hzに対応する製品です。価格は4万9,980円(税込)で、2026年8月27日に発売されました。
同価格帯のMAXZEN「MGM27IC06-Q240-WH」やJAPANNEXT「JN-IPSM27G240Q-HSP」は、有機ELやMini LEDによって画質面で優位に立ちます。本機の価値は画質競争ではなく、PS5との公式な統合と、HDMI・DisplayPortどちらでも240Hzに達する入力仕様にあります。
PS5とPCを両方使うユーザーには有力な候補です。1台のモニターでPS5の純正機能とPC・Macの240Hz出力を両立できる点は、他の27型・240Hzモニターにはない強みです。一方でPS5専用・PC専用として使うつもりなら、それぞれの用途に特化した他の選択肢と比較したほうが満足度は高くなる可能性があります。PlayStation公式が「数量限定」と明言している以上、値下がりや再入荷を待つメリットは薄く、気になっている場合は早めの検討をおすすめします。





