NTE(ネバエバ)の焦点距離(描画距離)は下げるべき?最低にして増えるfpsと遠景・ポップインの変化【2026年10月】
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最高→最低でも66fps→70〜71fps。先に下げる設定は別にあります
NTE(ネバエバ)のグラフィック設定には「焦点距離」という項目があります。写真の焦点距離を連想しますが、ここで変わるのは遠景を描き込む範囲で、海外の検証記事ではView Distance(描画距離)と呼ばれる設定に当たります。
海外メディアGameGPUの計測では、焦点距離を最高側から最低側へ下げても66fpsが70〜71fpsになっただけで、増えたのは4〜5fps(6〜8%)でした。同じ計測でLumenを切ると80fpsが105fps、反射をSSRにすると72fpsが100fpsに増えており、遠景の設定はfpsを稼ぐ手段としては効きが弱い部類です。
下げると遠くの建物や植生が簡略化され、最低側では物が目の前に現れるポップインも目立ちます。fpsが足りないときは先にLumenと反射を見直し、焦点距離は高めのまま残すのが基本です。
目次
設定の意味焦点距離は遠景の描き込み範囲を決める設定
ここで扱うのはグラフィック設定の焦点距離です。撮影画面のカメラ設定にある焦点距離とは別の項目で、設定を開く場所も異なります。グラフィック設定の焦点距離は、マテリアルや植被率と同じ品質系の項目です。カメラの画角を変える設定ではなく、遠くの建物・木・小物をどこまで細かく描くかを段階で選びます。
GameGPUは、焦点距離の段階ごとの見え方を次のように記録しています。
| 段階 | fps | 遠景の見え方 |
|---|---|---|
| ウルトラ/高 | 66fps | 背景の建物の輪郭が崩れず、遠くの木や小物も細部が残る |
| 中 | 67fps | 遠くの物から細部が減り、一部の装飾が早めに簡易版へ切り替わる |
| 低/最低 | 70〜71fps | 遠くの建物や森の細部が大きく減り、最低では街の地平線が疎になる。ポップインも目立つ |
出典:GameGPU「Neverness to Everness: graphics settings comparison」。測定機はRyzen 7 9800X3D・GeForce RTX 4070 Ti 12GB・DDR5-6200 32GB。画像は2K解像度で、この項目で使ったアップスケーリングは記載がありません。
中は高との差が1fpsしかなく、見た目だけが先に落ちます。下げるなら中を挟む意味は薄く、使うなら低か最低です。
fpsへの効きLumen・反射・マテリアルと比べると効きは小さい
同じGameGPUの計測では、反射・Lumen・マテリアルを軽くした増加率が焦点距離の数倍です。各設定は別の場面で測られているため、fpsの絶対値ではなく増加率で比べてください。
| 設定 | 変更前→変更後 | 増加率 |
|---|---|---|
| 反射 | Lumen 72fps → SSR 100fps | +39% |
| グローバルイルミネーション | Lumen オン 80fps → オフ 105fps | +31% |
| マテリアル | ウルトラ/高 66fps → 最低 85fps | +29% |
| 焦点距離 | ウルトラ/高 66fps → 低/最低 70〜71fps | +6〜8% |
| 植被率 | ウルトラ/高 59fps → 最低 61fps | +3% |
出典:GameGPU(上記と同じ計測)の掲載fpsから算出。増加率は小数点以下を四捨五入しています。
焦点距離を最低にしても、反射をSSRにした場合の6分の1ほどしか増えません。VRAM使用量も約10,000MBが9,925MBに減る程度で、VRAM不足の対策にもなりません。fpsが足りないときは、この表の上から順に手を付けたほうが画質の損失に対する見返りが大きくなります。軽くする設定全体の順番はNTEのおすすめ設定ガイドにまとめています。
この数値は4070 Tiでの結果です。RTX 3060などでは、GPUが律速なら差はさらに小さく、CPUや読み込みが律速なら別の傾向になる可能性があります。同じ数字が出る前提にはできません。
判断下げてよい人・残したほうがよい人
| 状況 | 焦点距離 | 理由 |
|---|---|---|
| fpsを稼ぎたい | そのまま(高以上) | +4〜5fpsに対し、遠景の簡略化とポップインの損のほうが大きい |
| 他を調整済みで不足 | 低に下げて様子を見る | 最後の数fpsを詰める手段として残る。効き目は環境ごとに確かめる |
| 街の景色や撮影を楽しみたい | 高〜ウルトラ | 遠景の建物と地平線の密度は、この項目が左右する |
公式の推奨環境は、Core i7-12700とGeForce RTX 3060またはRadeon RX 6700相当以上です。この水準のGPUで重さを感じるときも、遠景より先にLumenと反射が候補になります。
確かめ方自分のPCで効果を測る手順
- 街の見通しがよい場所(高所や大通り)に立ち、視点を動かさない。
- FPS表示を出し、焦点距離が最高側の状態で10秒ほどのfpsを控える。
- 焦点距離だけを最低側に変え、同じ場所・同じ向きで同じ時間のfpsを控える。
- 差が3fps以内なら、画質を戻して別の設定へ進む。
解像度・アップスケーリング・フレーム生成・時間帯・周囲のNPC数が前後でそろっていないと、焦点距離の差か分からなくなります。走りながら測ると場所ごとの負荷の差が混ざるため、立ち止まって測るのが確実です。
おすすめ設定を詰めてもfpsが足りないときの買い替え候補
最低の遠景設定で数fps稼ぐより、GPUを一段上げたほうが画質を落とさずに済みます。NTEはLumenを使うため、RTX 3060より上のクラスだと選択の余裕が出ます。
FAQよくある質問
まとめまとめ|焦点距離は最後に触る設定
焦点距離を最低にしても増えるのは4〜5fpsで、遠景の簡略化とポップインを受け入れる代わりとしては割に合いません。Lumenと反射を見直してから、それでも足りないときに低へ下げる順番がおすすめです。
fps目的なら焦点距離は高以上のまま、先にLumenと反射。最後の数fpsを詰めたいときだけ低に下げる。




